著者
井手 佑翼 出口 祥之 五藤 巧 Armin Sarhangzadeh 渡辺 太郎
雑誌
研究報告自然言語処理(NL) (ISSN:21888779)
巻号頁・発行日
vol.2022-NL-253, no.18, pp.1-5, 2022-09-22

既存の典型的な文法誤り訂正モデルは各入力文を独立に扱うため,文脈を考慮した訂正を行えない.この問題に対して先行研究では,訂正対象の文だけでなく,先行する文脈をモデルに入力する手法が提案されてきた.本研究は,これに加えて後続の文脈または前後両方の文脈を入力した場合に訂正性能がどのように変化するか,定性分析を交えて調査する.
著者
石川 なつ美
出版者
東京女子大学言語文化研究会
雑誌
東京女子大学言語文化研究 (ISSN:09187766)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.21-35, 2016-03-01

It is thought that the Japanese adjective kawaii is a very popular word among young women in Japan. However, its clear definition remains to be seen. The purpose of this study is a discussion about what kawaii represents these days. Kawaii is related to the user’s values, and analyzing this adjective can reveal evidence that helps us to know changes in people’s values, surroundings, and culture.
著者
宮島 衣瑛
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.61, no.8, pp.837-841, 2020-07-15

CoderDojo は子どものためのプログラミング学習コミュニティである.2020年4月現在,世界110カ国・2,000カ所,日本国内では205以上の CoderDojoが日々活動している.子どもたちの参加は完全に無料で,誰でも参加できることが特徴のひとつだ.また,共通のカリキュラムなどはなく,子どもたちの興味関心に基づいて自ら創造的に学んでいくことを大切にしている.子どもから大人まで世代を超えてコンピュータやプログラミングという共通の趣味を楽しむコミュニティは,プログラミング教育がブームとなっている今だからこそ必要だと言える.
著者
谷村 要 Kaname TANIMURA
出版者
大手前大学
雑誌
大手前大学論集 = Otemae Journal (ISSN:1882644X)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.63-80, 2022-07-31

近年のコンテンツツーリズム研究では、物理的場所をメディアとみなし、メディア形式を横断した「コンテンツ化」=コンテンツの「物語世界の展開・拡張プロセス」の事象としてコンテンツツーリズムの場(「聖地」)を捉える議論がある。本稿では、この議論を踏まえ、なぜ/どのように「コンテンツ化」が発動するのか、という問いからメディアミックスやキャラクターに関する先行研究を検討し、「コンテンツ化」を駆動させるリアリティの源泉として、「キャラ」の集合知の存在を指摘する。「キャラ」の集合知は、多様なメディア参加者によるコンテンツの受容・解釈・共有・編集・創造によって更新される。これらのメディア実践と集合知の同期がコンテンツツーリズムおよび「コンテンツ化」のダイナミズムを支えている。
著者
後藤 致人
雑誌
岩手県立大学盛岡短期大学部研究論集 = Bulletin of Morioka Junior College Iwate Prefectural University (ISSN:13489720)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.57-68, 2000-03-26

Although it is generally said that the Emperor Showa did not engage in politics in the post-World War II period, this widespread view is grounded not on the verification of the actual political form but on the argument which derives from an interpretation of the Constitution of Japan. In recent years several important records and diaries have been published, for example The Diary of Mamoru Shigemitsu, The Diary of Hitoshi Ashida, The Diary of Eisaku Sato and The Diary of Sukemasa Irie. These writers were at the center of the postwar politics. In this paper, using the documents cited above I demonstrated that both "naiso" and "gokamon" were frequent between the Emperor and the cabinet even in the postwar period. Based on this demonstration, I considered the following: 1) why "naiso" and "gokamon" were able to continue in the postwar politics, given the Emperor's intervention in politics, and 2) how they influenced the postwar politics. Furthermore, I examined the position of the Emperor Showa in the post-World War II politics.
著者
古郡 鞆子
出版者
中央大学商学研究会
雑誌
商学論纂 (ISSN:02867702)
巻号頁・発行日
vol.55, no.3, pp.95-117, 2014-03-01
著者
中町 剛
出版者
京都市立芸術大学
巻号頁・発行日
2018-03-23

平成29年度
著者
石井 倫子
出版者
日本女子大学国語国文学会
雑誌
国文目白 (ISSN:03898644)
巻号頁・発行日
no.49, pp.27-35, 2010-02-28