著者
永田 治人 赤木 克実 成田 誠之助
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1995, no.1, 1995-03-27

現在、多くのマルチメディアデータベースが公表されているが、画像の検索時には、蓄積されている画像データに文字情報をリンクし、その文字情報をキーとして検索するものがほとんどである。そこで我々は、画像処理を用いて画像そのものから特徴量を抽出し、その特徴量によって画像を検索するというデータベース(GDbase)の開発に取り組んできた。画像の特徴量および類似度の比較には様々な形式や方法がある。GDbaseはそれらをシステム本体に依存しないように実装する。本稿では、GDbaseの構成について述べ、どのようにして多様な形式・方法を実装し、拡張性をもたせているかについて説明する。
著者
河村 晃好 黒武者 健一 佐藤 亮一 芥子 育雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. DE, データ工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.192, pp.9-16, 2001-07-11

膨大な量のデジタルコンテンツが蓄積されるようになり, ユーザが興味を持っている情報を選択的に探し出すのは困難になってきている.ユーザが欲しい情報を得るためには, 検索についての専門的な知識や技術も必要になってくる.そのため, ユーザの嗜好を学習し, 嗜好に合致した情報だけを推薦するリコメンダシステムが注目されている.本論文では, 簡単なアンケートを元にユーザグループを決めた後, グループ嗜好モデルを利用して検索キーワードを拡張するコンテンツの検索方式と視聴履歴による検索とを融合した嗜好類推型検索方式を提案する.さらに, ユーザにお薦めコンテンツを推薦する検索サーバのプロトタイプについて紹介する.
著者
篠原 亮太 堀 悌二 古賀 実
出版者
公益社団法人日本分析化学会
雑誌
分析化学 (ISSN:05251931)
巻号頁・発行日
vol.27, no.7, pp.400-405, 1978-07-05
被引用文献数
2

環境中に残留する微量のo-,m-, p-ターフェニルの分析法を抽出,クリーンナップ,マスフラグメントグラフィー(MF)による分離について検討し,この分析法が実際試料に適用しうることを確認した.水からの抽出はn-ヘキサンによる液-液抽出法を用い,底質からはn-ヘキサンを抽出溶媒とした連続抽出法を用い,それぞれ定量的な回収率を得た.妨害物質の除去はn-ヘキサン;ベンゼン(4:1)を溶離液としてシリカゲルカラムクロマトグラフィーで行った.微量のターフェニル異性体のMFにおける分離は,1%OV-101に0.1% Bentone 34を混合したもの,2%OV-101に1% BMBTを混合した2種の液相が満足できる結果を与えた.MFにおける検出限界は,水(200ml)の場合o-, m-, p-はそれぞれ0.007ppb,0.025ppb,0.05ppbであり,底質(10g)の場合はそれぞれ0.14ppb,0.5ppb,1.0ppbであった.これらの分析法を用いて北九州地方の海水,河川水とその底質について検察した結果,水はすべて不検出,底質からはo-, m-, p-はそれぞれ(0.8〜390)ppb, (1.1〜210)ppb, (1.7〜180)ppbの範囲で検出された.
著者
高橋 三郎 塩入 俊樹
出版者
医学書院
雑誌
精神医学 (ISSN:04881281)
巻号頁・発行日
vol.45, no.2, pp.153-159, 2003-02
被引用文献数
2
著者
鵜飼 孝典 三末 和男
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2002, no.31, pp.25-30, 2002-03-22
被引用文献数
1

インターネットユーザの多くが,良くアクセスするURLを自分のブラウザにブックマークとして保存している.しかしながら,URLは変化が激しく,すぐに陳腐化するという問題がある.本稿では,ブックマーク内のURLを新鮮で有効なものに保つことを目的とするブックマーク管理システムについて報告する.本システムのアイデアは協調フィルタリングをベースとし,Yahoo!やOpenDirectory Projectのような大規模ディレクトリを一ユーザとして扱うというものである.評価実験により,ユーザ数が少なくても有効なURLの推薦が可能だとわかった.Most Internet users keep URLs that they are going to access often in their browsers as the bookmarks. Bookmarks in the browser are easy to be obsolete. In this article we describe a bookmark maintenance system that supports to keep users' bookmarks fresh and useful. The system recommends the useful URL to users with social filtering the users and large directory like Yahoo and the Open Directory. The collaboration of users and such large-scale directory enable useful recommendation to the small number users.
著者
竹内 誠
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 : 映像情報メディア (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.55, no.6, pp.846-852, 2001-06-20

海外文献集録・海外文献紹介欄では, これまで海外で発表された最新の情報を会員の皆様に提供するため, 発刊されて間もない海外文献誌や開催されて間もない国際学会のプロシーディング等から論文を選び, 前者では数行で, 後者ではそれよりも詳細な抄訳をして紹介してきた.しかし, これらの集録・紹介の記事の中には, 専門分野以外の方にとっては多少わかりにくかったり, 日本国内ではあまりなじみのないキーワード・用語が含まれていることがあった.海外文献の中には優れたチュートリアル論文が多数ある.そうした論文を抄訳し紹介することによって, 技術のアウトラインをつかむとともに, 原典に触れていただくきっかけになることを期待して, 発表の時期が多少古いものも含め, 海外文献紹介の1つとして年に何回か取上げて紹介していくことにした.初回は, 最近の海外文献集録に何回か登場し, 応用分野も広い技術である「遺伝的アルゴリズム(Genetic Algorithm)」を取上げた.なお, これまで海外文献集録・紹介欄で取上げた抄訳の中に出てきたキーワード・用語で, この欄で取上げたら良いと思われるものがあれば, 当学会のホームページにある「会誌アンケート(学会誌読者アンケート)」ページ(URLは以下)等を利用してご提案していただきたい.
著者
瀧野 修 元田 敏活 川崎 隆二
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.53, pp.385-386, 1996-09-04

インターネット上で、電子メールや、データベースアクセスや情報掲示板など、情報共有作業を支援するアプリケーションの事例が多く報告されている。これらの作業は、開始から終了までの間に他の作業者との情報交換や協調を行う必要がないよう実装されている。このような実装のアプリケーションを個人作業支援アプリケーション(個人用AP)と呼ぶ事にする。個人用APは小規模な業務支援を対象としている。一方インターネット上で広域の業務支援システムを構築するためには、ワークフロー管理機能が有効である。そこで個人用APを逐次的に連結し、ワークフロー管理を行う構成法を明確にする必要がある。 本研究では、個人用APを逐次的に連結したワークフローを対象とする。本研究の前提を次に示す。(1)ユーザがWWWのブラウザから実行できる複数サーバ上に分散した個人用APのURLは既知とする。(2)ワークフローは有限の条件分岐パターンが業務実行前に確定した定型的なものとする。本論文では、まずワークフロー処理系の構成について議論する。次にこれの試作によって判明した問題点について考察する。
著者
石川 博 久保田 和己 金政 泰彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. DE, データ工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.201, pp.19-23, 1999-07-21

XMLデータはWeb情報システムやEC/EDI応用で広く使われていくことが予想されるが、そのような応用では大量のXMLデータを通常対象とする。そのためには利用者がサーチ条件を指定できるようにして本当に必要なXMLデータのみを検索できるようにすることと、複数のXMLデータソースを統合利用できるようにすることが必要である。このためにXQLというXMLデータの問い合わせ言語を提案する。XQLは従来のデータベース標準(SQLやOQL)との整合性を考慮して設計されている。本稿ではXMLデータの問い合わせ言語の要件と機能について説明し、XML問い合わせ処理システムxQuesのためのXQLの実装について触れる。
著者
片山 和男
出版者
愛知学院大学
雑誌
愛知学院大学論叢. 心身科学部紀要 (ISSN:18805655)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.101-106, 2007-03-31

強迫性障害は,強迫観念・強迫行為が反復・持続し,時間の浪費や回避行動のために日常生活や人間関係が困難になることを特徴とする精神障害である.治療については,薬物療法と行動療法の有効性がわかっている.行動療法では,エクスポージャーが用いられることがある.本稿では行動療法を中心とした症状軽減を目指す立場から,確認の強迫症状などの生活に支障をきたす安全確保行動を,どのように生活に支障をきたさない新しい適応的な安全確保行動に置き換えることができるか,事例を通して検討した.治療目標としては,行動面の「ひとりで外出する」と感情面の「情緒の安定」の二つを設定した.まず信頼的な治療者患者関係を構築したうえで,行動面は段階的なエクスポージャーを用いた行動的アプローチにより,強迫症状が改善した.感情面は,筋弛緩法,自律訓練法と具体的検討に基づいたフィードバックが奏功した.さらに過程が進むにつれて自尊感情が高くなった.
著者
水平 敏知
出版者
医歯薬出版
雑誌
医学のあゆみ (ISSN:00392359)
巻号頁・発行日
vol.149, no.13, pp.p907-911, 1989-06-24
被引用文献数
4
著者
Tanaka Osamu Takimoto Atsushi
出版者
一般社団法人日本植物生理学会
雑誌
Plant and cell physiology (ISSN:00320781)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.27-34, 1977-02
被引用文献数
3 15

Cultures of Lemna paucicostata 6746 were exposed to a single 96-hr dark period followed by continuous illumination at 24±1℃. Flowering percentage increased to a maximum 3 days after the end of the dark period and then fell off to 0% on the 5th day. Among 20 amino acids and 2 amides tested, addition of asparagine, aspartate, glutamate, α-alanine, glycine and serine clearly increased the flowering percentages and retarded the regression of floral buds by 2-3 days. These substances given after the end of the long dark period were more effective than those given during the dark period, suggesting that they favored the flower-producing process following the inductive dark process. On the other hand, if the above amino acids or amide were applied under repeated light-dark cycles, they shortened the critical dark period by 1-2 hr and almost completely nullified the light-break effect. They seem to promote the flower-inductive dark process, too. Glutamate, for instance, was effective even at 5 μM, while this amino acid is found in the plant body in large quantities. The mechanism of flower promotion by these amino acids and amide remains unknown.
著者
富井 光一
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.34, no.12, pp.1099-1108, 1992

ニューメディアは,検索,加工などコンピュータによる便利な付加機能をもつが,高い。法人は採算や効率を考えて,必要と判断すれば金額が大きくても購入するが,個人が払う金額には一定の限度がある。データベース等のオンラインサービスは法人向けには普及しつつあるが,まだ個人が払える「価格水準」になっていない。ビジネス情報を中心に個人でも利用したいというニーズは出てきており,提供方法,価格体系などで提供者側の工夫が必要である。一方,コミュニケーションの手段としてパソコン通信が急成長しており,新しいネットワークとして注目される。