著者
Han Lee-Long Lin Chun-Ming Shih Yih-Shiun
出版者
公益社団法人 日本金属学会
雑誌
Materials transactions (ISSN:13459678)
巻号頁・発行日
vol.54, no.5, pp.833-838, 2013-05-01
参考文献数
14
被引用文献数
6

This study compared cryogenic treatment, ultra-cryogenic treatment, and high-low temperature tempering treatment using ASSAB Stavax ESR, and conducted the following analyses of the prepared specimens: (1) analysis the structure by X-ray diffraction, (3) analysis of the texture of the processed specimens by optical microscopy, (2) using a hardness tester to analyze the changes in hardness of specimens processed by cryogenic and heat treatment, (3) analyzing the hydrophilicity and hydrophobicity by the water contact angle test, and (4) analyzing corrosion resistance by the corrosion resistance test. The experimental results showed that cryogenic temperature affects the amount and shape of the carbides, which are significantly reduced in cases of high-temperature tempering. The water contact angle test analysis showed that the coating film’s water contact angle performance is the best, followed by specimens of ultra-cryogenic treatment, specimens of cryogenic treatment, and specimens of traditional heat treatment. It was found that cryogenic treatment can increase polishability, and empower the specimens with good mold release performance. The coating-film corrosion resistance test showed that ultra-cryogenic treatment and cryogenic treatment can improve corrosion resistance; however, the performances of specimens by traditional heat treatment were the worst.
出版者
日経BP社
雑誌
Nikkei robotics (ISSN:21895783)
巻号頁・発行日
no.21, pp.10-13, 2017-04

農業分野で自動運転の取り組みが加速してきた。農機業界で国内最大手のクボタが2017年6月、他社に先駆けて自動運転の無人トラクターを試験販売する。自動車メーカーなどが手掛ける通常の自動運転車と同じく、自動運転農機も…
著者
野中 ともよ
出版者
集英社
雑誌
すばる (ISSN:03876381)
巻号頁・発行日
vol.19, no.8, pp.184-187, 1997-08

1 0 0 0 OA 諸宗葬礼次第

著者
山崎正秀 編
出版者
山崎正秀
巻号頁・発行日
1924
著者
北条 雅章
出版者
千葉大学
雑誌
千葉大学園芸学部学術報告 (ISSN:00693227)
巻号頁・発行日
vol.55, pp.123-153, 2001-03-31
被引用文献数
2

実験1ではトマト"桃太郎"をNH_4-N添加比について3水準で,養液栽培NFTにより栽培した.生育は,NO_3-N濃度が最も高い区で最も劣った.NH_4-N濃度が高い区では,トマト果実の尻腐れ果が激発し,その結果収量は最低となった.しかし,NH_4-N濃度が高くなると果実の糖度は高くなる傾向にあった.培養液中にNH_4-Nが添加されると,CaとMgの吸収抑制が認められた.植物体中のN含有率は,NH_4-N濃度が高い区ほど高くなる傾向があった.一方,Ca,Mg含有率はNH_4-N濃度が高い区ほど低くなる傾向があった.実験2では培養液中のNO_3-N:NH_4-N比を3段階とし,それぞれに2段階の培養液濃度を組みあわせて栽培試験を行なった.NH_4-N比の上昇により茎葉,根の生体重が増加し,栄養生長が促進された.高濃度処理区では,NH_4-Nの添加によりCaとMgの吸収量が低下した.また高濃度処理のNH_4-N添加区で尻腐れ果の発生が多く,上物収量の低下が顕著であった.トマトの養液栽培における培養液へのNH_4-Nの添加比率としては,8:2程度が限界であると考察した.Ca濃度と窒素形態がトマトの生育,収量,品質に及ぼす影響を検討するためNFTで半促成のトマト栽培を行なった.Ca濃度を3処理(2,4,6me・liter^<-1>),NO_3-N:NH_4-N濃度比を2段階(10:0, 8:2)として半促成NFT栽培を行なった.トマトの収量に及ぼす影響では,Ca濃度が濃くなるに従い,増収となった.尻腐れ果は各処理区とも発生したが,Ca処理6me・liter^<-1>の10:0区で2.8%と低く,逆にCa処理2me・liter^<-1>の8:2区で34.7%と高くなった.Brixについては,Ca濃度の影響がNO_3-N:NH_4-Nの比率との関係で逆転し,NH_4-N無添加の10:0処理ではCa濃度が上がるに従い低下し,NH_4-Nの8:2処理では上昇する傾向が認められた.トマトの葉身中の無機成分含有率については,Ca濃度の上昇は葉身中のCa濃度を上昇させたが,MgについてはCaと逆にCa濃度が高くなると低下する傾向にあった.Ca吸収量は,培養液中のCa濃度が高くなるに従いが増加したが,NH_4-Nを添加した8:0区での増加の程度は低かった.またNH_4-Nを添加するとMg吸収が抑制される傾向があった.果実の肥大は,水ストレスが強くなるに従って抑制されたが,糖度と糖濃度は高くなった.果汁のECと各種イオン濃度は,水ストレスが強くなるに従い高くなる傾向があり,カリウムイオンの占める割合が最も高かった.果実中のイシベルターゼ活性は,果実の生育ステージが進むにつれて高くなった.また水ストレスが強くなるに従い活性が高くなった.インベルターゼ活性と還元糖濃度との間には,完熟期の果実で有意な正の相関が認められた.さらに1果実あたりの還元糖含量に占める,1果実当たりのインベルターゼ活性の割合は,水ストレスが強くなるに従って高くなった.培養液の浸透圧が高くなるに従い果実の肥大は抑制されるが,糖度,糖濃度,果汁のEC及びイオン濃度は上昇する傾向にあった.果実中のインベルターゼ活性は,浸透圧が高くなると上昇した.果実の糖度と糖濃度は培養液の濃度が上がると,上昇する傾向にあった.果汁のECとカリウムイオン濃度は,培養液濃度が高くなると,上昇する傾向が認められた.半促成NFTトマトにおいて,生育段階に応じた培養液濃度変化が生育,収量,品質および生理的特性に及ぼす影響について調査した.処理は,培養液濃度と,濃度を変化させる時期を組み合わせて行なった.濃度はEC値1.2 (Low), 1.8 (Mid.), 3.0dS・m^<-1>(High)の3水準とし,これらの濃度を変化させる時期を(1):第1段果房果実肥大期,(2):第1段果房収穫期(摘心時)とした.処理区はI:Low-Mid.-(High), II:Low-Mid.-Mid., III:Mid.-Mid.-Mid., IV:High-Mid.-Mid., V:High-High-(High)の5区とした.地上部生体重は,LowまたはMid.で処理を開始した区では差がなく,HighからMid.に下げた区で低くなった.摘心時の光合成,蒸散速度は,Highで処理を開始した区で低下した.吸水速度および無機成分吸収速度は,Highから濃度を下げた区で低くなり,特にCa吸収速度の低下が顕著であった.Highで処理を開始した区と収穫期に濃度を上げた区で尻腐れ果発生率が高かった.特にHighかMid.に濃度を低下させた区で高かった.果実の糖度,酸度は,Highで処理を開始した区と,収穫期にHighにした区で増加する傾向にあった.培養液のECを急激に変化させた場合には,収量,品質,生理的特性に大きな影響が現れることが判明した.NFTトマト(品種:ハウス桃太郎)栽培において生育段階を変えて培養液にNaClを添加した場合の生育,収量,品質に及ぼす影響を検討したまず,園試処方均衡培養液をEC電気伝導度で2段階(EC=1.8, 3.0dS・m^<-1>)に設定した.ついで,低濃度処理区に対してNaCl無添加,EC値で0.6, 1.2dS・m^<-1>相当のNaCl添加を行いそれぞれ定植7日,30日,60日後から処理を開始した.NaCl添加区と高濃度区では,第1段果房の収穫期の草丈が高く葉色が濃くなった.一方,総収量はこれら生育の早まった処理で減少した.収量の低下は,生育期間を通じたNaCl添加により抑制された.尻腐れ果の発生は高濃度処理区で生育の後半にNaClを添加した区で多くなった.果実のBrix値は,培養液にNaClを添加することによりかなり上昇し,培養液を高濃度にした場合と同様の傾向を示した.水分の吸収は,高濃度およびNaCl添加により抑制された.NaCl添加により,陽イオンのうちK,Mg, Caの吸収が抑制された.

1 0 0 0 OA 玉川上水留

出版者
巻号頁・発行日
vol.[4] 玉川上水赤坂柳堤田町三丁目より五丁目并溜池端通共樋枡御普請一件 天保四巳年二月より同五午年八月迄 御普請方 分冊ノ三,
著者
喜多 明 下村 彰男
出版者
社団法人 日本造園学会
雑誌
日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録
巻号頁・発行日
vol.2012, pp.26, 2012

マスメディアに掲載される地域の写真は,ものの見方が反映され,複数の観賞者に共有された地域像として定着する。しかし、景観保全には、地域像の歴史的・文化的な形成過程を考慮する必要がある。本研究は、京都北山杉を対象に,森林の変容を踏まえ,森林写真と掲載された記事の話題から森林像の変遷を明らかにし,実体としての森林とものの見方としての森林像との関係を考察した。森林の実体やその変化が正確に見られるのではなく、ものの見方を通して受け入れられていた。相似する森林に対し、時代によって異なるものの見方が付与されていた。今後、住民が森林像をどのように捉えるかを議論した上で、森林の形態や施業方法が検討されることが望ましい。
著者
明何孟春撰
巻号頁・発行日
vol.[3], 1528
著者
林 正樹 Bachelder Steven 中嶋 正之 濁川 武郷
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.38, pp.91-94, 2014

T2Vはテキスト台本をテレビ番組的なCGアニメーションにリアルタイムで変換する技術である。我々は、ゲームエンジンUnityにT2Vの仕組みを実装し、SDKとして一般ユーザーに提供する環境の開発を行った。これにより、ゲームプラットフォームからT2V機能を呼び出し、さまざまなインタラクティブコンテンツを開発することができる。本SDKの概要に加え、SDKによるニュース自動生成、インタラクティブクイズ番組生成などのサンプルアプリを紹介する。
著者
山中 愛梨 高木 裕美 小原 謙一
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement
巻号頁・発行日
vol.2014, 2015

【はじめに,目的】中腰姿勢は立位姿勢と比較して,重心線から体幹長軸および下肢関節軸位置が逸脱しているため不安定な姿勢と言え,転倒との関連性が推測される。転倒に関連する重心動揺についてWatanabeら(2010)は,指先での壁面軽接触が重心動揺を減少させ得ると報告している。そこで本研究は,中腰姿勢における重心動揺を減少させ得る指先以外の軽接触部位を検討することで,中腰姿勢での日常生活動作時における上肢活動(例:排泄後の清拭動作)を安定して行えるようにする方法を考案するための基礎的資料とすることを目的に実験を行った。【方法】対象は,若年健常成人40名(年齢:20.5±0.7歳,男性20名,女性20名)とした。実験条件である軽接触部位は,肩峰部,大転子部,大腿骨外側顆部とし,コントロール条件として軽接触なし条件を加えた4条件で実験を行った。これらの接触部位は,解剖学的構造上の突出部位であり,かつ側方からの軽接触が行いやすい部位であるという理由から選出した。高さの異なる各部位に軽接触を行うために,先端にスポンジを装着した棒を身長計のヒット部に固定した器具を使用した。重心動揺の測定には重心動揺計(アニマ社製GP-7)を使用した。中腰姿勢が不安定となる状況を想定し,その代表的な例として片麻痺者を挙げ,その片脚荷重量を参考(朝山,1991)とし,実験前に体重の83%の右下肢への荷重練習を中腰姿勢で行った。その後,対象者には,測定肢位である中腰姿勢(股関節屈曲90度,膝関節屈曲60度,体幹傾斜角度は対象者の任意)を重心動揺計上でとるように指示し,重心動揺が安定したことを確認した後に測定を開始した。測定時間は30秒間とし,各条件につき3回ずつ施行し,平均値を統計学的解析に採用した。測定結果の抽出項目は,総軌跡長と矩形面積とした。統計学的解析は,4条件間の比較のために,一元配置分散分析とBonfferoni法の多重比較を用い,危険率5%未満をもって有意とし,危険率10%未満をもって傾向があると判断した。【結果】()内に重心動揺測定値を軽接触なし,肩峰接触,大転子接触,大腿骨外側顆部接触の順に示す。総軌跡長(cm)は,(66.1±10.7,47.4±11.9,55.0±15.7,57.5±12.0)であり,肩峰接触と大転子接触は,接触なしと比較して有意に低値を示し(p<0.05),肩峰接触は大腿骨外側顆部接触と比較して低値を示す傾向であった(p<0.10)。矩形面積(cm2)は,(9.8±3.5,3.4±1.7,4.9±2.1,6.8±2.6)であり,接触なしは他の条件と比較して有意に高値を示した(p<0.05)。肩峰接触は大腿骨外側顆部接触よりも有意に低値を示し(p<0.05),大転子条件は大腿骨外側顆部接触よりも低値を示す傾向が認められた(p<0.10)。本研究結果より身体部位,特に肩峰での軽接触で重心動揺が軽減することが示唆された。【考察】軽接触なしと比較し,軽接触ありの他の条件で有意な減少が認められたことから,手指以外の部位での軽接触による感覚入力は,重心動揺を減少させ得ると考える。また軽接触3条件の各部位における触覚受容器の分布を調べるため,予備実験を行ったところ,2点識別閾値の平均値は肩峰部40mm,大転子部48mm,大腿骨外側顆部27mmであり,統計学的解析により,大転子部と比較し,大腿骨外側顆部では有意に低値を示していた。これらの結果より,感覚入力の情報量として,大腿骨外側顆部が他の2つの部位よりも多いことが考えられる。一方で,本研究結果では肩峰への軽接触が中腰姿勢の重心動揺をより減少させていた。さらに,総軌跡長において,触覚受容器が多く分布する大腿骨外側顆部は接触なしと比較して有意な減少が認められなかった。力学的有利性の観点から,支点の近くに作用させることにより力はその効果を失い,同じ力を支点から離れたところに作用させることによって,力学的有利性の効果を得る。足部を支点においた場合,支点からの距離が最も離れている肩峰での接触が力学的に有利であり,その他の部位よりも安定性が高いと考えられる。これらのことから,手指以外の部位での軽接触による中腰姿勢の安定には,感覚的要因に加えて力学的要因が関与していること示唆された。【理学療法学研究としての意義】中腰姿勢が不安定で,さらに片側上肢の使用が困難なうえで上肢による支持が必要な人の清拭動作の安定性の向上を図っていく一助として,一般家屋もしくは医療機関において,トイレ個室内の手すりの配置や形状を肩峰へ接触できるような環境設備が示されたことは,転倒予防の観点から意義がある。