著者
八文字自笑
出版者
富田屋七兵衛
巻号頁・発行日
vol.[2], 1743
著者
辻田 光雄 桜井 進
出版者
The Japanese Society of Sericultural Science
雑誌
日本蚕糸学雑誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.33, no.6, pp.447-459, 1964

1. 色素顆粒を構成する蛋白は可溶性蛋白と不溶性蛋白とに分けられる。前者は顆粒の内方にあり, 後者は顆粒の外周を包む膜状物あるいは外殻を形成するものである。<BR>2.可溶性蛋白はDEAEセルローズに吸着させた後pH8.0のリン酸緩衝液で溶出し, 次の3分画に分けられた。<BR>i) 第1分画には褐色色素と結合した蛋白が集まる。ii) 正常型の第2分画にはsky-blueの蛍光を示す物質と結合する蛋白が含まれる。黄体色, 淡黄体色蚕試料ではsepiapterinと結合する蛋白がこの分画に集められる。iii) 第3分画には尿酸と結合する蛋白, isoxanthopterinと結合する蛋白が集められる。<BR>3.クエン酸ナトリウム-塩酸緩衝液中に色素顆粒の可溶性蛋白を入れると, ある範囲のpHの緩衝液中では, 結晶状沈澱物を生ずるが, pHの値により異なる分画の蛋白が沈澱してくるように考えられる。<BR>4. 顆粒内の可溶性蛋白ばかりではなく, 顆粒の周囲の外殻にも相当多量の尿酸およびisoxanthopterinが検出された。<BR>5. 色素顆粒は幼虫皮膚の油蚕性を支配する主要な要素と見做される。<BR>6. 多くのいわゆる油蚕遣伝子は色素顆粒の形成に直接的あるいは間接的に関与しているものと考えられる。
著者
杉本 つとむ
出版者
早稲田大学図書館
雑誌
早稲田大学図書館紀要 (ISSN:02892502)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.1-19, 1968-03-20
著者
XIONG Qian KITAGUCHI Saori SATO Tetsuya
出版者
日本感性工学会
雑誌
International Journal of Affective Engineering
巻号頁・発行日
vol.16, no.3, pp.203-211, 2017
被引用文献数
4

This paper investigated and analyzed the distribution, frequency and transformation of clothing color of five representative luxury brands (Louis Vuitton, Hermes, Gucci, Chanel and Prada), through measuring the color of digital pictures of Ready-to-Wear Collections held from 2006 to 2015. Color features of each brand and in common were discussed and summarized. They were also compared with fast fashion brands to understand the similarities and differences in color between these two different fashion styles. As a result, luxury brands tended to use more vivid and bright colors in the spring-summer seasons, and more dull and dark colors in the autumn-winter seasons. These tendencies were similar to fast fashion brands. However, the color changes of luxury brands between two seasons were larger than those of fast fashion brands. Different characteristics of color selections and changes were also found between luxury brands.
著者
高橋 辰伍 板野 健太郎 中本 圭一
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.83, no.856, pp.17-00249-17-00249, 2017 (Released:2017-12-25)
参考文献数
13
被引用文献数
1

Agile manufacturing that can rapidly machine advanced materials or creative shapes is expected as an important key to realize mass customization of industrial products. Most of high-value-added workpieces have three dimensional and complex shapes. Thus, the workpiece shape and stiffness vary greatly according to cutting procedure during a rough machining operation. The induced displacement of workpiece strongly affects machining accuracy and tool life. However, it is difficult to automatically determine the process planning in commercial CAM system because of a large number of combinations. Therefore, the process planning has been designed by skillful experts to achieve complex parts machining. In order to realize future high efficient machining, it is necessary to obtain these tacit knowledges and to formulate the implicit machining know-how owned by skillful experts. As the first step, a method is proposed to decide workpiece shapes during a rough machining operation to ensure the workpiece stiffness based on topology optimization in this study. Topology optimization that is known as one of the highly flexible structure optimization methods enables to deal with the target configuration and shape. By introducing changeable fixed design domain and discretized characteristic function, an optimization problem can be converted to a problem of material distribution. In this study, the topology optimization is applied to decide workpiece shapes during a rough machining operation. As a purpose of minimizing their mean compliance, the optimized workpiece shape is calculated depending on applied loads at each machining step. By using the calculated workpiece shapes, a case study of complex parts machining is conducted. From the result, it is confirmed that a rough machining operation of complex parts can be achieved according to the decided workpiece shapes.

1 0 0 0 OA 嚶鳴集 9編

著者
竹内素子行 編纂
出版者
臥雲樓 (藏板)
巻号頁・発行日
vol.[8], 1859
著者
富田 浩章 柴山 守 荒木 義彦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告人文科学とコンピュータ(CH) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1996, no.42, pp.7-12, 1996-05-17
参考文献数
5
被引用文献数
4

ワークステーション()上での古文書のビデオ静止画像における画像処理による文字のセグメンテーションとパターン字書作成の手法を提案する。古文書では続け字が多く、文字毎のパターン字書は作成することが困難である。そこで画像処理、特に2値化処理により文字の特徴、ならびに文字の分割を明確にし、文字毎のパターン字書を得る。また、2値化レベルの変動にともなうセグメンテーションの変化についても検討、考察する。We propose a method of character segmentation and pattern dictionary using image processing in a static video image of "Komonjo" on the workstation. In the "Komonjo" there are many characters connecting with others, so it is difficult to construct a pattern dictionary of every character. So using binary level control, characteristics of character and character segmentation become clear and we get the pattern dictionary of every character. We examine segment variation by a change in binary level.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1049, pp.28-33, 2000-07-10

東京・渋谷の街を睥睨へいげいする真新しい高層ビル「渋谷マークシティウエスト」。シースルーエレベーターで21階まで昇ると、広いフロアの一隅にガラスで仕切った社長室がある。上着から靴まで「グッチ」でかためた若者がパソコンの前に座っていた。今年3月に東京証券取引所の「マザーズ」に上場したインターネット広告代理店、サイバーエージェントの藤田晋社長だ。
著者
真塩 紀人 平林 弦大 梅津 聡 小山 裕司
出版者
公益社団法人日本理学療法士協会
雑誌
日本理学療法学術大会 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.2004, pp.G1148-G1148, 2005

【目的】近年、在宅での吸引に関してヘルパーや家族が医療行為を行う事に対する可否が問われる中、病院の臨床でも我々リハビリスタッフ(以下、スタッフ)は、吸引に限らず日々患者の体調急変などの問題に直面する。そこで今回、医療安全管理の観点から、現場の声として如何にスタッフがこれらの不安要素を感じながら仕事をしているのかに着目し、また他職種への要望を含めアンケート調査を行ったので以下に報告する。<BR>【対象・方法】当院スタッフ50名を対象とし、経験年数も考慮した。無記名選択記述方式にて以下のアンケート調査を実施。1.呼吸リハビリなどをリハ室でも行いたいが、吸引の頻度が多い為病棟で実施している。2.糖尿病患者のリハ中、低血糖症状に遭遇したことがあるか。対応して不安はあるか。3.リハ室でバイタルサインの変化に苦慮したことがあるか。DrやNrsに助けて欲しいと思ったことはあるか。4.講習会など開いて欲しい事。Nrsなど他職種に教えて貰いたい事はあるか。<BR>【結果】有効回答率は96.0%。「はい」と回答した人数は、1.病棟で実施せざるを得ない7名(14.0%)であった。2.低血糖症状に遭遇し、不安はある14名(28.0%)であった。3.バイタルサインへの苦慮は、28名(56.0%)。また、職種別に見てもPT、OTに関しては25名(50.0%)で全体の半数であった。経験別に見ると1年目のスタッフに関して「はい」と回答したものが、1・2の項目で13.3%(2/15)と少数であった。経験2,3年目でも同様に1~2の項目に関して25%以下の結果となった。それに比し、4年目では項目3.で57%。5年目以上では1・2の項目で25%、3.で75%であった。<BR>【考察】日頃のリハビリ業務の中で、スタッフが苦慮している事が前述のアンケート結果から推察される。着目すべき点は、1.に関してはリスクを背負うより、病棟のDrやNrsの元でリハビリを行いたいという意見もあり、現状としてNrsに吸引などの医療処置に関して依頼せざるを得ないことが伺える。また、3.に関してはバイタルサイン(特に血圧)の変化に苦慮した経験があり、DrやNrsの指示を必要としている。また職種・経験年数に関係なく、一応に経験している。結果、全体の半数以上28名(56.0%)であった。一方、項目1・2に関しては経験年数が上がるごとに「はい」の回答が多い。当然、患者に接している期間・人数の差によると考えられる。他職種への要望としては、点滴関連・痰の吸引・人工呼吸器・急変時のリスク管理が主たる要望であった。今回の結果を通して、日常我々は職種・経験を問わず共通する意見や不安を抱えている事が分かる。しかしながら、業務として必要に迫られても施行可能な範囲に限定があるのも事実である。今後、リスク管理も含め知識の習得が必要と思われる。
著者
真塩 紀人 平林 弦大 吉田 真一 梅津 聡 沼澤 律子 高橋 佳子 篠塚 也寸
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2005, pp.G0951-G0951, 2006

【目的】近年、医療事故や医療過誤が増える中、院内はもとより科内でもリスクマネージメントに日々取り組んでいる。我々理学療法業務に携わるスタッフの日常業務において、安全管理に配慮しながらも様々なインシデント・アクシデントは避け難い現状にある。当科ではインシデント・アクシデント発生後にレポートの記載を行っているが、その中で件数を占めた「確認ミス」「体調急変」「転倒・転落」「チューブ関連」項目に焦点を当て、その背景に関しスタッフの意識調査を実施し、傾向と関連性を把握して再発防止につながる対策案を検討したので、以下に報告する。<BR>【対象・方法】平成16年10月から平成17年10月までのスタッフからのインシデント・アクシデント報告書をまとめ、項目別分析(確認ミス、体調急変、転倒・転落、チューブ関連)、職種、経験年数のデータから関連性を検討した。また、スタッフに対して各項目ごとに今までの関与の有無、原因に加え、意識調査を無記名選択記述方式及び自由記載にて実施した。<BR>【結果】有効数は121件。PT関連は58%(70件)を占め、全体の経験年数では1年目が最も多く(38件;31%)、次いで2年目(24件;20%)、3年目(22件;18%)、4・5年目(各14件;各12%)、実習生(4件;3%)、以下6年目以上となり1年目から3年目で70%近く、経験の浅いスタッフの報告の比率が高い。項目別で最多数は、体調急変 26件(21%)、次いで確認ミス20件(17%)、転倒・転落19件(16%)。転倒に至らなかった9件を含め28件(23%)、チューブ関連16件(13%)。以上の項目で、スタッフが居ながら生じた事例によるものは、「確認ミス」19件、「チューブ関連」11件、「転倒・転落」21件であり、「体調急変」では待ち時間やリハ中に突如生じたケースが殆どである。<BR>【考察】当リハ科スタッフのインシデント・アクシデントの背景に共通した要素として、「危険回避および予見能力の不足によるもの」と、「突発な体調不良といった予見不可能なもの」とに分類された。特に注目すべきは各項目ごとに1から3年目のスタッフの占める比率が高く70%を超えており、実習生からの報告もある。「確認ミス」においては、スタッフ自身が事前に防げた事例が半数以上で、患者自身に拠る事は少ない。「チューブ関連」では、移乗動作時に管を抜去する事例が殆どである。「転倒・転落」に関しては、側を離れた、階段練習時、移乗時で発生頻度が高い。背景に、経験不足により患者の身体特性・能力の把握や観察不足が関わっていると考える。更には、経験如何に関わらず不可抗力的なものもあると考える。危うい状況を察知し、患者の日々の状態変化を見て事故を未然に防ぐ能力を身に付けることは、経験により養われることが多いと考えられる。そこでスタッフへリスクを重視した十分な教育を行ない、個々のリスク管理に対する意識・対応能力を高める事が望ましいと考える。<BR>
著者
聖聡
出版者
巻号頁・発行日
vol.[7],