著者
山田治夫著
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
1969
著者
吉谷 環
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.379, pp.94-98, 2007-01

「お城山」と呼ばれる松山城の麓に、お好み焼きで地域一番店と評判の「すみれ」がある。片道2車線の幹線道路沿いだが、周りにはパチンコ店、民家、ホームセンターなどがあるだけで、中心街からも離れた立地。ところが、黒塗りの外観に「sumile」の文字が浮き立つ店の前には、寒空にもかかわらずウエイティングのお客がいる。
著者
西岡 和恵 瀬口 得二 村田 雅子 石川 武人
出版者
Western Division of Japanese Dermatological Association
雑誌
西日本皮膚科 (ISSN:03869784)
巻号頁・発行日
vol.60, no.4, pp.520-523, 1998

平成3年7月から平成8年12月までの5年6ヵ月間に山口赤十字病院皮膚科で薬疹と診断した症例のうち, 原因薬剤が再投与試験, 皮膚反応, DLSTのうちの1種類以上の方法で確認できた確実例について検討した。薬疹と診断した全症例は121例あり, うち65例が確実例であった。このうち多剤に反応を示した例が2例あり, 皮疹型, 原因薬剤および皮膚反応陽性例の検討に際してののべ症例数は68例となった。皮疹型では播種状紅斑型が37例と最も多く, ついで蕁麻疹型が8例, 紅皮症型および固定疹型が各7例, 光線過敏症型4例, その他5例であり, また原因薬剤としては, カルバマゼピン6例(播種状紅斑型および紅皮症型), アモキシシリン(播種状紅斑型および紅皮症型)およびアリルイソプロピルアセチル尿素(固定疹型)各5例が多かった。確実例のうち, 再投与試験施行例は68例中42例(61.8%)であり, 皮膚反応の陽性例は63例中34例(54.0%)であった。
著者
栗林 典代 永山 博敏 遠藤 秀治 新海 浤
出版者
Western Division of Japanese Dermatological Association
雑誌
西日本皮膚科 (ISSN:03869784)
巻号頁・発行日
vol.62, no.5, pp.642-643, 2000
被引用文献数
1

30歳の男性。市販の鎮痛薬ニューカイテキZ<sup>®</sup>を内服後に口唇·手指·陰茎に紅斑が出現。固定薬疹と考え,患者の同意を得て内服テストを施行した。成分の一つであるアリルイソプロピルアセチル尿素で皮疹が再燃。薬疹カードを手渡したが,数ヵ月後近医で同成分を含むトーワサール<sup>®</sup>顆粒を処方され内服した。前回よりも紅斑が重症化し,口腔粘膜疹も出現し,潰瘍化。ステロイド内服にて2週間後に略治。再投与により重症化した固定薬疹の1例を報告した。
著者
稲葉 豊 金澤 伸雄 古川 福実
出版者
Meeting of Osaka Dermatological Association/Meeting of Keiji Dermatological Association
雑誌
皮膚の科学 (ISSN:13471813)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.26-30, 2013

34歳,女性。頭痛に対して鎮痛薬を使用したところ口唇の腫脹を生じた。数ヶ月後に別の鎮痛薬を使用したところ,上下口唇と手背の水疱および手指の紅斑を生じ,色素沈着を残した。両薬剤に共通な成分であるアリルイソプロピルアセチル尿素 (Allylisopropylacetylurea,AIAU),イブプロフェン,無水カフェインのいずれかによる固定薬疹を疑い,これらの成分に対して無疹部でのクローズドパッチテストを行ったがすべて陰性であった。そのため上下口唇の色素沈着部に AIAU とイブプロフェンをそれぞれ20%含有するワセリンを単純塗布すると,5分後に紅斑が出現した。また無水カフェインの口唇色素沈着部への,AIAU の手背色素沈着部への単純塗布はそれぞれ陰性であった。本症例は皮膚粘膜移行部の固定薬疹であり,同部でのオープンパッチテストは結果が早く得られ,安全で有用性の高い検査法であった。(皮膚の科学,12: 26-30, 2013)
著者
宇宿 一成
出版者
金原出版
雑誌
皮膚科の臨床 (ISSN:00181404)
巻号頁・発行日
vol.48, no.5, pp.645-647, 2006-05
被引用文献数
1
著者
脇坂 ちひろ 飯豊 深雪
出版者
一般社団法人 日本アレルギー学会
雑誌
アレルギー (ISSN:00214884)
巻号頁・発行日
vol.54, no.6, pp.569-571, 2005

アリルイソプロピルアセチル尿素(以下AIAU)は緩和な睡眠鎮痛作用をもつモノウレイド系の薬剤で多数の一般医薬品に配合されている. 今回我々は月経痛の度に内服していたイブA(R)に含まれていたAIAUによる固定薬疹の一例を経験したので報告する. 症例:46歳, 女性. 初診:2003年8月4日. 既往歴家族歴:薬剤アレルギーはない. 現病歴:約5年前より月経の度に口唇, 陰部, 手指に水疱, びらんが出現. これまで数件皮膚科を受診し単純性疱疹の診断でアシクロビルを投与されていた. また, 月経痛のため月経時にイブA(R), テプレノンを, 鉄欠乏性貧血のため時々クエン酸第一鉄ナトリウムを内服していた. 皮疹が肛囲や四肢にも広がってきたため, 症状出現の約3日後に当科受診. 現症:口唇に水疱, びらんを伴う発赤, 腫脹があり, 陰部, 肛囲, 両手指, 右前腕, 右臀部, 右大腿部後面, 左足関節部にも周囲に紅量を伴う水疱やびらんを認めた. また, 全身倦怠感もみられた. 病理組織像(右大腿部後面の水疱):表皮内に壊死した角化細胞が多数あり真皮表皮境界部は著明な空胞変性のため表皮下水疱を形成していた.
著者
原藤 玲 畑 康樹
出版者
医学書院
雑誌
臨床皮膚科 (ISSN:00214973)
巻号頁・発行日
vol.57, no.13, pp.1160-1162, 2003-12
被引用文献数
2