著者
江夏 由樹
出版者
大阪大学文学研究科片山剛研究室
雑誌
近代東アジア土地調査事業研究ニューズレター
巻号頁・発行日
vol.4, pp.116-118, 2009-03

平成20年度科学研究費補助金 基盤研究(A)1930年代広東省土地調査冊の整理・分析と活用(課題番号 17251006)研究成果報告書
著者
岩本 貴光 神田 智浩 阿部 淳
出版者
別府大学短期大学部
雑誌
別府大学短期大学部紀要 (ISSN:02864991)
巻号頁・発行日
no.34, pp.179-184, 2015-02

本稿は、筆者らが2014年8月12日から8月22日までの期間、「カナダ国バンクーバー市で剣道の普及・発展」を目的として、外国人(主にカナダ国バンクーバー市)が剣道を志す上での基礎的修練の在り方を実証的に明らかにしたものである。本派遣後の2015年5月に第16回世界剣道選手権大会が東京都の日本武道館にて開催されることが決定しており、本は見地のバンクーバー市からも代表選手を多数輩出していることから、剣道の競技力向上と普及活動は大切なものとして位置づけられていた。本事例では、カナダ国バンクーバー市を中心に、日本の伝統文化である剣道を正しく伝えるための活動を行った経緯を明示し、剣道のグローバル化に資する一資料として提示する。
著者
染矢 聡 岡本 孝司 飯田 将雄
出版者
社団法人 可視化情報学会
雑誌
可視化情報学会誌 (ISSN:09164731)
巻号頁・発行日
vol.26, no.Supplement1, pp.117-118, 2006-07-01 (Released:2009-07-31)

Any wind instrument can sound due to the vibration of the air, expiration flow inside of the wind instrument. In case of a trumpet or a clarinet, a mouth or a reed helps to sound variable tones. In case of a flute, there is no mechanical vibration. We would like to investigate more detail about the flow and the vibration with sound inside or outside of the flute, in order to understand the mechanism of the wind instrument and to aid in the manufacture of the good instrument. In this report, a Japanese traditional bamboo flute was used in the experiment. The dynamic PIN technique was applied to measure the vibration. 2 kinds of experiments were done. The Argon-gas flow with different tone inside/outside of the bamboo flute was measured using a high frequency pulse laser. Oil mist was used as the tracer particles. Then, we also tried to measure the flow in bamboo flute when a human player played, using a CW-laser and the water-mist as the tracers. We successfully measured that the periodical flow near a hole of the bamboo flute went out from and came into the flute at 200-500Hz dependent on the tone.

1 0 0 0 OA 大成武鑑

出版者
出雲寺万次郎
巻号頁・発行日
vol.[5], 1867
著者
杜預 集解
出版者
森本太助等
巻号頁・発行日
vol.第1,2, 1882
著者
花月庵鶴友 著
出版者
大文館
巻号頁・発行日
vol.上巻, 1931
著者
百田宗治 著
出版者
明治図書
巻号頁・発行日
1954
著者
斎藤円子 編
出版者
大倉書店
巻号頁・発行日
vol.上, 1900
著者
佐藤 深雪
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.46, no.10, pp.34-41, 1997-10-10

寛政改革を主導した松平定信の一風変わった堕胎・間引き対策は、幕府と藩による巧妙な出産管理であり、人口資源としての子どもの所有である。一方、改革によって弾圧される側の代表であった山東京伝も多くの堕胎・間引きを描き、母による子どもの所有という方向を指し示した。しかし、堕胎・間引きを避けえない母の無力さをも京伝は露にした。京伝の読本を素材にして、一八世紀の子どもの受難を論じた。
著者
茅野 千春 丸山 隆久 小林 武司 相澤 孝夫 武井 学
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.33, no.9, pp.719-724, 2001-09-15 (Released:2013-05-24)
参考文献数
7
被引用文献数
3

向精神薬の長期服用中に,著明な低酸素血症と肺高血圧症を呈した慢性血栓塞栓性肺高血圧症を経験した.症例Iは58歳,女性.分裂病で抗精神薬の長期服用歴あり.平成8年より労作性の息切れ,呼吸困難が出現.動脈血酸素分圧47.4mmHg,肺動脈圧75/28(45)mmHg.肺血流シンチで両側肺野に多発性に集積低下,欠損像を認め,右下肢深部静脈血栓症も認めたことより,慢性血栓塞栓性肺高血圧症と診断した.下大静脈フィルターの留置,抗凝固療法,在宅酸素療法,t-PAの静脈内投与を行った.平成10年3月右心不全で死亡.診断後約1年6カ月の経過だった.剖検で肺動脈内に血栓閉塞と再疎通所見,血栓の器質化による血管腔の狭小化,著明な右室肥大(500g)を認めた.症例IIは63歳,女性.トリアゾラムの長期服用歴あり.平成10年に顔面の浮腫で発症.動脈血酸素分圧38.1mmHg,肺動脈圧97/40(62)mmHg.肺血流シンチで両側肺野に集積低下,欠損像を認め,肺動脈造影で主幹部の拡張と末梢での途絶,消失像を認めた.下肢静脈瘤あり.平成12年1月呼吸不全で死亡.発症約2年の経過だった.ともに小太りの初老の女性で,下肢の静脈異常を有し,向精神薬の長期の服用歴があった.発症に向精神薬の関連が示唆された.
著者
松浦 知史 森 健人 金 勇 友石 正彦
雑誌
研究報告インターネットと運用技術(IOT) (ISSN:21888787)
巻号頁・発行日
vol.2016-IOT-32, no.27, pp.1-8, 2016-02-25

大学内のログ情報を扱う組織において構築した小規模な仮想化基盤について紹介する.少額の投資から始められ,段階的に機器を導入する事が可能な構成を目指した.ベースはHP ProliantおよびHDDエンクロージャとし,その他に実験用マシン(Mac mini)を組み合わせて初期段階の構成とした.現段階ではvSphere 5.5および仮想マシンのバージョン10という組み合わせが安定運用に適していることが分かった.環境構築に当たってはソフトウェアのバージョンの組み合わせで不具合が発生することも多く,その様な失敗談も踏まえて環境構築の過程を記す.
著者
松田規 伊藤隆 柴田秀哉 服部充洋 平野貴人
雑誌
マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2013論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, pp.2067-2074, 2013-07-03

Bonehらによって公開鍵暗号に基づく検索可能暗号が提案されて以来,AND/OR検索や範囲検索などの高機能化を図った成果が提案されている.しかし,検索時に,暗号化した文書に添付された検索用のタグを順次チェックする必要があるため,検索時間が文書数に比例するという欠点がある.一方,Bellareらによって提案された確定的暗号に基づく方式は,検索時間は文書数のlogオーダに抑えられるが,キーワードのエントロピーがBrute Force攻撃に対して安全であるほど大きくなければならないという制約があり実用的ではない.本論文では,はじめに安全性と高速性のバランスを調整可能な検索可能暗号方式を提案する.本方式は,タグから数ビットの情報漏れを許容することで,サーバ側で索引生成が可能となり,検索の高速化が可能となる.次に,提案方式をWebアプリケーションに適用する方式を提案する.本方式では,データベースのユーザ定義関数として検索可能暗号を実装し,またブラウザにて暗号・復号を行う構成をとることで,Webアプリケーションで復号のための秘密鍵を一切管理する必要がなくなり,利用者自身が機密情報のセキュリティをコントロールすることが可能となる.