著者
四倉 清志
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.56, no.4, pp.197-207, 2013

英国においては1992年の大学制度改革以降,研究資金の配分がアセスメントに基づく競争的な方法に大きく変化した。それに伴い研究,研究者の客観的評価の重要性が広く認識されるようになり,各大学ではそのための研究マネジメントの強化が図られてきた。研究者個人や研究プロジェクト単位ではなく組織としての自己分析による研究戦略を立案・遂行していくことが求められるような状況へと変化してきている。本稿では英国における制度の変遷を概観し,研究情報管理の現場で広く使用されているツール(ソフトウェア)について解説しそれが管理側,研究側双方の中でどのように受容され普及してきたかを紹介する。
著者
河口秋次 著
出版者
尾崎三郎
巻号頁・発行日
1908
著者
中野 由章 米田 貴
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SITE, 技術と社会・倫理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.113, no.355, pp.59-67, 2013-12-07

「LINE外し」のロールプレイングをオフラインで行ない,それによっていじめや人権等に対する意識を向上させることで,情報社会に参画する態度の育成を試みた。以前ならば小さな衝突で済んでいたと思われる生徒間のトラブル事案でも,SNSやLINE等のコミュニケーションツールを介してやり取りをすることにより,問題が急速に拡大・悪化することがある。そこで,「LINE外し」をロールプレイすることで,生徒の倫理観を向上させ,情報社会に参画する態度の育成をめざした筆者らのその指導内容について報告する。
著者
中野 由章 米田 貴
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.113, no.355, pp.59-67, 2013-12-14

「LINE外し」のロールプレイングをオフラインで行ない,それによっていじめや人権等に対する意識を向上させることで,情報社会に参画する態度の育成を試みた。以前ならば小さな衝突で済んでいたと思われる生徒間のトラブル事案でも,SNSやLINE等のコミュニケーションツールを介してやり取りをすることにより,問題が急速に拡大・悪化することがある。そこで,「LINE外し」をロールプレイすることで,生徒の倫理観を向上させ,情報社会に参画する態度の育成をめざした筆者らのその指導内容について報告する。
著者
[松平定信] [編]
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
vol.印章追加 一, 1900
著者
中村 涼 吉見 真聡 三木 光範
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CPSY, コンピュータシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.398, pp.129-134, 2012-01-18

近年,画像処理用のハードウェアとして用いられてきたGPUが汎用計算へと利用されるようになり,GPUを用いた多くのソフトウェアの開発や研究が盛んに行われるようになってきている.GPUによる汎用計算向けの開発環境は多数提供されているが,並列計算は高度なプログラミング技術や専門知識を要し,開発コストが高いという課題がある.また,最近では高性能なGPUを提供するホスティングサービスが増えていることから,ネットワーク上の複数のノードのGPUを利用するための枠組みが強く求められている.そこで我々は,GPGPUによる並列プログラミングを容易に実現するため,Rubyを用いたフレームワーク『ParaRuby』を開発した.ParaRubyにより,Rubyプログラム中からGPU向けのプログラムを呼び出し,リモートノード上にて処理を行うことが可能になる.このフレームワークを利用して2つのアプリケーションの実装を行い,フレームワークの性能を評価した.
著者
Hitomi ODA Akihiro MORI Peter LEE Kaori SAEKI Toshiro ARAI Toshinori SAKO
出版者
公益社団法人 日本獣医学会
雑誌
Journal of Veterinary Medical Science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
pp.13-0590, (Released:2014-06-16)
被引用文献数
2

Sitagliptin is a dipeptidyl peptidase-4 inhibitor aimed at treating Type 2 diabetes mellitus (T2DM) and T1DM, by increasing blood levels of Glucagon-like peptide 1 (GLP-1) and insulin. The objective of this preliminary study is to characterize Sitagliptin’s ability for glycemic control, in healthy dogs under an oral glucose tolerance test (OGTT) environment. Overall, Sitagliptin did not result in any significant changes to temporal glucose and insulin concentrations. However, a ~55% increase in median total GLP-1 AUC0–120min was observed, as compared to baseline control in healthy dogs (n=5), thus indicating a similar mode of action of Sitagliptin between healthy dogs and humans. Future studies to validate the use of Sitagliptin with dogs suffering from insulin independent diabetes are warranted.
著者
村山 敏泰
出版者
社会技術研究会
雑誌
社会技術研究論文集 (ISSN:13490184)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.85-90, 2003 (Released:2009-08-19)
参考文献数
12

SPOCシステムは会話エージェントによるマルチメディア, 議論の趨勢, 情報処理・分析などを織り交ぜた会話型コンテンツの作成・提供を目指したシステムである. 会話型コンテンツの作成・提供を目指したシステムにはPOCシステム・EgoChatがありSPOCのコンセプトは基本的に両システムを継承する. POCシステム・EgoChatのコンテンツは画像と100文字程度のテキストからなるPOCカードと呼ばれるカードによって構成される。本論文では会話型コンテンツを構成するカードの要素にWebサービスを導入することによってシームレスに情報処理・分析を織り交ぜた会話型コンテンツの作成, 提供を行うSPOCシステムの提案を行う.
著者
Hermann Feldmeier Osuke Komazawa Kazuhiko Moji
出版者
日本熱帯医学会
雑誌
Tropical Medicine and Health (ISSN:13488945)
巻号頁・発行日
pp.2014-S15, (Released:2014-05-27)
被引用文献数
1 3

This article summarizes observations made in Northern Uganda and a lecture given at the Nodding Syndrome Workshop in Nagasaki September 2013. The objective of the manuscript is to summarize the current knowledge on nodding syndrome and to provide an agenda for investigations into the epidemiology, pathophysiology, diagnosis and care management of nodding syndrome in Uganda.
著者
福重博
出版者
防衛省
雑誌
戦史研究年報
巻号頁・発行日
no.13, 2010-03-31
著者
亀谷 勝昭 松村 年郎 内藤 光博
出版者
公益社団法人日本分析化学会
雑誌
分析化学 (ISSN:05251931)
巻号頁・発行日
vol.41, no.7, pp.337-341, 1992-07-05
被引用文献数
4 5

雨水, 河川水, 水道水中のヨウ化物イオン及びヨウ素酸イオンの分離定量法を検討した.ヨウ化物イオンの定量は, これを陰イオン交換樹脂に吸着させ, 過マンガン酸カリウムを含むアルカリ溶液でヨウ素酸イオンとして分離溶出し定量した.ヨウ素酸イオンの定量は, 亜硫酸でヨウ化物イオンに還元し, もともと存在するヨウ化物イオンと併せて定量し, この値からヨウ化物イオンの値を差し引いて求めた.ヨウ化物イオンの比色定量は, 高感度であるロイコクリスタルバイオレット法を応用した.雨水, 河川水, 水道水には, ヨウ化物イオン及びヨウ素酸イオンを含むが, 特に水道水のヨウ素は, ほとんどすべてがヨウ素酸イオンとして存在することを明らかにした.