著者
Yoko Miyasaka
出版者
日本循環器学会
雑誌
Circulation Journal (ISSN:13469843)
巻号頁・発行日
vol.77, no.7, pp.1681-1683, 2013 (Released:2013-06-25)
参考文献数
15
被引用文献数
2 2
著者
古内 博行 フルウチ ヒロユキ Hiroyuki Furuuchi
出版者
千葉大学経済学会
雑誌
経済研究 (ISSN:09127216)
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.239-285, 2013-09

This paper aims to clarify the contents and historical significance of a new CAP reform initiative. The European Commission is offering a view of having the new CAP reform in place from 1st January 2014. In preparing the reform implementation, the European Commission presented on 18 November 2010 a Communication on "The CAP towards 2020" which outlined policy option for the future CAP. Following public debates on Common Agricultural Policy's future, the Commission presented on 12 October 2011 a set of legal proposals. This paper examines a Communication and legal proposals in detail. Its analysis takes place from the price policy, direct payment system and rural development policy. The former two is the first pillar of CAP, and the latter one is the second pillar of CAP. In the new CAP reform, the simplification of the first pillar of the CAP will be come into force and the rural development policy should be core of the CAP. This is a basic feature of the new CAP reform. It is orienting greening of the CAP, because the WTO green box compatible reform is needed. In addition to its cause, the budget reducing pressure also is to larger extent increasing. Due to the two serious constraints the new CAP reform would be a critical compilation of a series of historical agricultural policy reforms since the Mac-Sharry reform of 1992.欧文抄録: p.185
著者
電気日本社 編
出版者
電気日本社
巻号頁・発行日
1943
著者
吉野 成美
出版者
近畿大学
雑誌
生駒経済論叢 (ISSN:13488686)
巻号頁・発行日
vol.4, no.3, pp.431-448, 2007-03-25

19世紀初頭のイギリスにおいて古典派経済学の大衆化に貢献した人物として,女性著述家であるジェイン・ハルディマンド・マーセットとその著書の一つ『経済学対話』を取り上げる。女子高等教育の制度が整っていなかった当時において,この著書は特に女性読者にとって経済学を学習する上で大きな役割を果たした。本論では,その貢献を,マーセットのジェンダー意識や文学テクストへの言及に顕著な作品内の様々なレトリックに注目し,それらを精読・分析しながら,当時の女性読者を「感傷的」文学の世界から,いかにして経済学といういわゆる「科学的」学問の世界に導くことに成功したかを考察する。
著者
森田 健太郎
出版者
産業医科大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2013-08-30

1型糖尿病患者は現在増大しており、その原因の1つに環境因子が考えられている。日本では2000年以降黄砂の飛来が急増している。黄砂は浮遊粒子状物質であり、大気環境基準物質に指定されているが、糖尿病発症の環境因子になりえるかどうかは未だに不明である。そこで、本研究では、発症機序の異なる2種類の1型糖尿病モデルマウスの系を用いて黄砂が1型糖尿病に及ぼす影響を検討した。その結果、黄砂は1型糖尿病モデルマウスの系に依存して増悪因子とも抑制因子ともなりえることが示唆された。しかし、どのようなメカニズムによってこのような相反する結果が生じたのかは不明であり、今後さらなる検討が必要である。

1 0 0 0 OA 枕草紙通釈

著者
武藤元信 著
出版者
有朋堂書店
巻号頁・発行日
vol.下, 1911

1 0 0 0 OA 欧羅巴

著者
池辺義象 著
出版者
金港堂
巻号頁・発行日
1902

1 0 0 0 OA 朝日時局読本

出版者
東京朝日新聞社
巻号頁・発行日
vol.第5巻, 1938
著者
鶴見 佳子 水野 孝彦
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.244, pp.64-68, 2005-01

1953年大阪府生まれ。87年に日本アシストを設立。「ナニワの再建請負人」として知られる。04年4月に経営コンサルタント会社、桂経営ソリューションズを設立。
著者
中澤 篤志 加藤 博一 井口 征士
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.41, no.10, pp.2895-2906, 2000-10-15
被引用文献数
5

本論文は,複数のカメラエージェントの協調によって広域環境中の人物位置検出を行う「分散カメラシステム」について述べたものである.カメラエージェントは各々1台の固定カメラを持つ画像処理コンピュータで,リアルタイムで複数の人物を追跡できる.またそれらはネットワークを通じて他のエージェントと通信を行うことができる.カメラエージェントは環境中のさまざまな位置に設置されており,互いの観察領域は重なっていたり離れていたりすることがある.さらに一部のエージェントの動作停止や新たなエージェントの追加といったイベントに対処する必要がある.このような問題に対し本論文では,各エージェントが与えられた環境マップと互いの観察領域から人物の追跡プランを動的に生成することで,複数のエージェント間で連続的に人物を追跡・位置検出する手法を提案する.実験では,追跡軌跡の評価実験およびエージェントの追加や動作停止実験を行い本手法の有効性を確認した.This paper proposes the ``Distributed Camera System''that can detect human position in a wide area.This system is constructed of many ``camera agents'' and achieves a task due to cooperation.Camera agents consist of a camera and an image processor and a computer network connects them.They are placed in a real environment and their viewing areas are either overlapping or separated.Each camera agent makes plans using an environmental map and the viewing information of the agent.Using these plans,the system can continuously track a person across all the viewing areas of camera agents.In addition, this system is robust with respect to agent's failure.We tested this system in two aspects: the detected trajectories and the system's robustness.In this paper,we present the results of these evaluations, confirming the efficiency of our system.
著者
河野 守夫 牟田 弘 三浦 一朗 中嶋 鴻毅 杉戸 清樹 大山 玄
出版者
神戸市外国語大学
雑誌
重点領域研究
巻号頁・発行日
1992

1.聞き取り(listening)のメカニズムについて(1)聞き取りを行う際に、発話の流れを聞き手は一定の単位で区切って極く短い期間一時的に記憶する(echoic memory)と考えられている。この単位をperceptual sense unit(PSU)と名付ける。これについて脳梁損傷者、1才6ケ月から9才0ケ月の幼児、健常な成人を含む、1000名以上の被験者を動員して20回以上の実験を繰り返した結果、perceptual sense unitとは「聞き手が一気に(holistically)に知覚することが出来る7つ(±2)以内の長さを基準の長さとする音節群が伝える1つの意味単位」であることがつきとめられた。(2)人間はある音節群をholisticallyに知覚するためには各音節が互いに300ms以内の短い間隔で結ばれていなくてはならない。Holisticallyに一気に知覚できる音節の数は大体7±2が限度である。一方、500ms以上間隔があくと各刺激を予想と検証の作業によって追跡する分析的知覚に切り替わる。両者は神経心理学に異質だが、listeningにはともに必要で、前者はPSUの形成に、後者はいくつかのPSU間の文法的意味関係を探る作業に深くかかわるuniversalな現象である。(3)Hosticallyに知覚された音節群は、分析的に知覚された音節群よりも有意に長く、echoic memoryに格納される。2.Productive sense unitについてPSUと同類とみられる単位が、吃および発話失行症患者の発話に、一定のprosody上の特徴を伴って、観察される。特に、後者の発話にはPSUに見合うproductive sense unitが存在する確たる証拠がある。3.拍・音節と言語のリズムについて(1)1才6ケ月の幼児の発話にみられるリズム現象を規定する要因は、拍ではなくて音節である。(2)言葉のリズムのlanguage specificな現象は各言語の音節構造と深い関係がある。4.ジェスチャ-と言葉の知覚・認識について(1)lconixから談話の意味をとる作業は言語能力と高い相関関係がある。(2)ジェスチャ-の単位は上記のPSUとほぼ、一致する。(3)ジェスチャ-は発話と同期するか、それより早い目に生起する。この順を機械的に逆にして、ジェスチャ-を発話より1秒遅らせると、発話を理解する作業は有意に阻害される。(4)母国語よりも外国語の発話でジェスチャ-が多用される。(5)英米人は所作がおおげさだが、ジェスチャ-の使用率は日本人と変わらない。
著者
黒川 雅幸
出版者
福岡教育大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2010

もったいないと感じることには、価値の損失、価値あるものの未発揮、再利用・再生利用可能性の消失、投資分の未回収、無駄な出費、の 5 つの生起先行条件があることが明らかになった。また、もったいないと感じることによって、もったいないと感じないようにその後の行動の改善が動機づけられることが示唆された。最後に、価値の損失や再利用・再生利用可能性の消失によってもったいないと感じやすいことは環境配慮行動を説明した。

1 0 0 0 子守学校

著者
菅生浩作 池田源英絵
出版者
ポプラ社
巻号頁・発行日
1980