1 0 0 0 OA 腹式呼吸

著者
二木謙三 著
出版者
文星堂[ほか]
巻号頁・発行日
1911
著者
杉山 健
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.53, no.5, pp.248-252, 2003-05-01

プロジェクト管理を単なるシステム開発上の手法,技術であると考えていないであろうか。プロジェクト管理という言い方は正しくないかもしれない。本当に必要なのは「プログラム管理」である。今多くの組織で陥っている課題にスポットをあて,最新の考え方に従って「あるべき姿」を想像してみることで,プロジェクトを成功に導くためのヒントを見つけていただきたい。また,筆者の現職での経験をもとに,多くの読者には謎の深い開発ベンダー側の舞台裏についても紹介してみる。
著者
神藤 学 乾 伸雄 小谷 善行
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.52, pp.91-92, 1996-03-06

人は立体迷路を解いたり人に道を教えたりするときに「認知地図」[1]という知識を利用する。これは今スタート地点からどちらの方向に進んでいるか、どれくらいの距離にいるか、以前に通ったことのある道か、などのまとまった知識の総称である。本稿では人の認知地図を生成する過程でも特に重要視されると思われる「方向感覚」と「距離感覚」に着目し、様々な環境で実験を行うことによってこれらの感覚がどのように認知地図生成に影響を与えているかを調べることを目的としている。また、実験の環境には自然に基づいた仮想空間を使用した。自然迷路とはプリミティブがランダムに配置された、たとえば自然の洞窟のような迷路を指すもので、従来の迷路に比べれば比較的現実空間に近い仮想空間を作り出すことができ、現実空間での人の認知モデルをより深く追求する手がかりになると考えられる。
著者
小野田 恭久 今村 昌子
出版者
日本農薬学会
雑誌
日本農薬学会誌 (ISSN:03851559)
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.101-105, 1980-02-20
被引用文献数
2

茶浸出液中の残留農薬分析操作に, 塩基性酢酸鉛による除タンニン操作を加え, 各農薬の抽出法を検討し, 以下のような結果を得た.1) 茶浸出液と抽出溶媒間のエマルジョンの生成が抑制され, 分離が良好となり, 脱水操作も短時間に行なうことができ, 告示法にくらべ高回収率を得ることができた.また, このとき大部分の色素類も同時に除去され, ガスクロマトグラム上の夾雑ピークの数も減少するなど, 茶浸出液中の残留農薬分析において, 塩基性酢酸鉛による除タンニン操作はきわめて有効な手段であった.2) メソミルの抽出溶媒は酢酸エチルがよく, 告示法の操作を省略できた.3) 告示法では, DMTP, イソキサチオン, PAP, ホサロン, TPNで抽出精製法がすべて異なっているが, 本試験の結果, 同一溶媒による同時抽出が可能となり, 操作の省略や抽出溶媒の種類を少なくすることができるなど, 分析試料の調整法が簡便となった.
著者
五島 洋行 増田 士朗
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 A (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.J90-A, no.3, pp.190-200, 2007-03-01

本論文では,後続ジョブとの資源非競合を考慮したオンラインスケジューリング方法に関する提案を行う.検討対象はMIMO-FIFO型で繰返し処理を行う離散事象システムとする.このようなシステムの挙動は,MPLシステムと呼ばれるmax-plus代数系での線形な方程式で記述できる.従来のMPL表現は,前のジョブとの資源非競合を考慮した定式化を行うもので,途中工程での最早開始時刻が求められる.しかし実用的なスケジューリングを行うには,工程の余裕度の把握や,ジョブの進捗に応じてスケジューリング結果をオンラインで更新する必要があり,各工程の余裕時間やシステムの内部状態の変化まで把握できることが望ましい.最近我々は,単一ジョブの場合についての計算方法を提案したが,後続ジョブとの資源非競合までは考慮されておらず,一度に多くのジョブを処理する場合などには,最適な結果を与えないこともあり得る.そこで本研究では,後続ジョブとの非競合性も考慮した,最遅開始時刻を求めるMPL表現の一般形を導出し,更に,加工開始後にシステムのパラメータに変化が発生したときの,効率的な再スケジューリング方法についても考察する.
著者
松本 雅義
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会誌 (ISSN:1345031X)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.10-15, 2006-04-15

オープンアーキテクチャの広がりに伴い,ITに対する社会の要求が厳しくなる中で,SIプロジェクトは難易度を増し,プロジェクトマネージャに対する期待感が高まっている.しかし,この領域でのプロジェクトマネージャは不足しており,早急な育成が求められている.本稿では,オープン系SIプロジェクトに携わるプロジェクトマネージャの育成について,システムエンジニアとしての技術力とマネジメント能力の両面を捉える.SIプロジェクトの特性と,それに求められる技術力やマネジメント能力との関係を整理し,双方をバランスよく習得するためのポイントや具体的な取り組みについて考察する.
著者
松尾 健志 石原 楷輔 菊池 三郎
出版者
社団法人日本産科婦人科学会
雑誌
日本産科婦人科學會雜誌 (ISSN:03009165)
巻号頁・発行日
vol.43, no.6, pp.603-610, 1991-06-01
被引用文献数
1

妊娠中期に超音波検査で前置胎盤と診断される症例の頻度が分娩時に比し異常に高いといわれ, その理由はいまだ不明な点も多い. そこで経腹・経直腸および経腔の各走査法で本症診断の基本となる頚管像検出能を比較検討し, さらに妊娠中期に前置胎盤と診断された症例の超音波所見について経時的検討を行ない上記理由の解明を試みた. 1. 各走査法による頚管像検出能 : 1) 頚管像の検出率は, 妊娠12〜23週では経腹走査法52.0〜62.5%に比し経直腸・経腔走査法ではそれぞれ85.7〜87.5%, 100%であつた. 2) 経腹走査法では子宮峡部を同定できなかつた. 2. 前置胎盤と診断された症例における超音波所見の経時的変化 : 1)経直腸走査法による観察 (1) 妊娠16〜20週において, 経腹走査法で胎盤位置を診断した965例のうち低置, 前置とされた64例, 12例は, 経直腸走査法では低置43例 (4.5%), 前置4例 (0.4%)と診断された. (2) 前置と診断された4例は以後分娩時までその位置診断に変更がなく帝切時に前置胎盤と確認された. (3) 低置から正常位へ診断が変更された症例の頻度は妊娠32週未満では79.1%で, それ以後の11.1%に比し有意に高かつた (P<0.05). 2)経腔走査法による観察 (1) 妊娠13〜20週において胎盤位置を診断し, 261症例のうち低置および前置はそれぞれ18例 (6.9%), 13例 (5.0%)で前置は全例に峡部像を認めた. (2) 峡部が全例消失した妊娠22週までには前置は2例 (0.8%)のみとなり, 以後分娩時までその位置診断に変更はなく帝切時に前置胎盤が確認された.(3) 低置18例のうち分娩時までに診断が変更された症例の頻度は88.9%であつた. 以上より, 妊娠中期に前置胎盤と診断される症例の多くは, 頚管像検出能が低い経腹走査法により, 子宮下節伸展に伴い内子宮口との位置関係が変化しやすい低置胎盤を前置胎盤と誤認した症例であり, 一部に子宮峡部消失前の診断例も含まれていたと考えられた.
著者
下平 隆 新村 正明 不破 泰
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OFS, オフィスシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.435, pp.17-22, 2001-11-12

Webアプリケーションによるスケジュール管理システムにおいて, 効率的にスケジュールデータを管理するためのデータ管理モデルを提案する.このデータ管理モデルでは, 複数のグループ化構造や個人レベルのスケジュール管理に対応するため, グループ・組織等の階層構造をもつデータをスケジュールデータから分離し, 階層構造をもつデータの効率的な管理が可能であるLDAPを用いて管理を行うこととした.また, このデータ管理モデルの具体的な適応例としてLDAPとの連携を行うための関数群を利用し、当試験場で開発・運用を行ってきた「予約システム」「行事予定管理システム」を統合した「スケジュール管理システム」の開発を行った。
著者
山本 彬人 栗山 武雄 佐藤 康則
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.33, pp.2391-2392, 1986-10-01

ソフトウェア開発が成功するか否かはプロジェクトリーダの管理能力によって決まる。また管理能力は経験によってしか身につかないと言われてきた。我々は,第一線のSE部門と協力し、プロジェクトの推進を体験できるシミュレータを開発した。そしてこれを使い教育によるプロジェクトリーダの養成を可能にした。本稿では、シミュレータの仕組みとその適用及び効果について述べる。
著者
Joyce Terry
巻号頁・発行日
2002

Thesis (Ph. D. in Psychology)--University of Tsukuba, (A), no. 2756, 2002.3.25
著者
斎藤 毅 大嶋 哲 湯村 守雄 飯島 澄男
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.62, no.8, pp.591-595, 2007-08-05
被引用文献数
1

単層カーボンナノチューブの合成手法である直噴熱分解合成(DIPS)法において,分解温度の異なる複数の原料を組み合わせて用いることによってSWNTの生成反応場の精密制御ができることを発見し,生成物の結晶性(グラファイト化度)を大幅に向上し,従来の量産技術と比較して不純物濃度と構造欠陥を10分の1以上低減するとともに,生成物純度が97.5%まで向上した合成技術の開発に成功した.