著者
斎藤 毅
出版者
一般社団法人 日本数学会
雑誌
数学 (ISSN:0039470X)
巻号頁・発行日
vol.53, no.4, pp.337-348, 2001-10-30 (Released:2008-12-25)
参考文献数
40
著者
斎藤 毅
出版者
一般社団法人 日本数学会
雑誌
数学 (ISSN:0039470X)
巻号頁・発行日
vol.51, no.2, pp.161-174, 1999-04-28 (Released:2008-12-25)
参考文献数
53
著者
大久 長範 鈴木 直樹 斎藤 毅 畑中 和成 佐々木 準哉 西川 正純
出版者
一般社団法人 日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会誌 (ISSN:13411535)
巻号頁・発行日
vol.46, no.4, pp.287-291, 2013 (Released:2013-10-18)
参考文献数
19

高電圧マイナスイオン発生器を油フライヤーに使用したときの油の酸化劣化を評価した。500nmにおける吸光度,トランス脂肪酸の生成は高電圧マイナスイオン発生器を作動させると進行が抑制された。食パンの揚げ試験において,対照に比べ高電圧マイナスイオン発生器の使用では有意に水分含量の低下が認められた。高電圧マイナスイオン発生器の使用により14種の油臭成分が半減することが示された。高電圧マイナスイオン発生器を作動させると槽内の温度が速やかに低下する傾向があり,槽内の油の流動が高まっていると考えられた。
著者
桂 利行 斎藤 毅 斎藤 毅 寺杣 友秀 向井 茂 金銅 誠之 中村 郁 石井 志保子 石田 正典 G. van der Geer
出版者
法政大学
雑誌
基盤研究(S)
巻号頁・発行日
2007

代数多様体は、いくつかの多項式の共通零点として定義される図形であり、数学の基本的な研究対象である。本研究では、標数がp>0の世界で、代数多様体を研究し、a-数、b-数、h-数という不変量を定義して、それらの間の関係を明らかにし、応用を与えた。また、標準束が自明であるK3曲面という代数多様体を標数2、3で考察し、超特殊と言われる場合に、その上の非特異有理曲線の配置の様子を解明し、格子の理論と関係を明らかにした。
著者
田口 雄一郎 服部 新 栗原 将人 斎藤 毅 玉川 安騎男 安田 正大 平之 内俊郎
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

ガロア表現のモジュライ空間の構成やその性質について研究し、幾つかの基本的な成果を得た。また、これに関連して、ガロア表現についての幾つかの結果を得た。即ち、(1)かなり一般の完備離散附値体のガロア表現のガロア固定部分空間の消滅定理(今井の定理の一般化)とその岩澤理論への応用、(2)ガロア表現の合同に関する結果とその Rasmussen-玉川型の非存在定理への応用、(3)代数体の幾何学的なガロア表現のヘッケ体が、多くの(例えば或る場合には密度1の)有限素点について、そのフロベニウスの跡で生成される事の証明、(4)ガロア表現の像のザリスキー閉包の連結成分の個数の上からの評価、等を得た。
著者
斎藤 毅憲
出版者
経営史学会
雑誌
経営史学 (ISSN:03869113)
巻号頁・発行日
vol.10, no.2, pp.49-77,3, 1975-10-10 (Released:2009-11-06)

In this paper I tried to investigate into an aspect of the American management movement up to the 1920s, from a viewpoint of the development of collegiate business education. Accordingly, the rise of business management could be treated so far as it became to be a subject of business education.A concrete study I make first is how management was introduced into the curriculum in the first half of the 1910s. The second point is the fact that the management was not regarded to be the most important subject in business school in the 1920s, in spite of its increasing and diverse advancement in the business world.
著者
斎藤 毅
出版者
The Association of Japanese Geographers
雑誌
Geographical review of Japan, Series B (ISSN:02896001)
巻号頁・発行日
vol.61, no.1, pp.74-77, 1988-05-31 (Released:2008-12-25)
参考文献数
20
被引用文献数
2 1

この小論は,わが国の地理教育の方法論的発達のうち,発生的認識論に基づく方法論について,特に人文主義的地理学の立場から展望し,その問題点を指摘しようとするものである。 地理教育論は必ずしも応用地理学の一分野ではなく,地理学を中心に,教育学,現象学的哲学,児童心理学,文化人類学,自然科学教育論などとの境界領域に,一つの認識の体系として形成されるべきものとするのが筆者の立論の立場である。 1970年代の初頭以来,文化地理学や人文主義的地理学の発展に伴って,こうした理念のもとに,わが国においても地理教育の方法論が発達してきた。 そこでは《世界像》の概念が導入されたが,これは世界観の視覚的表象であり,ピアジェの児童世界観の概念を地理学的視点から発展させたもので,誰しもが記憶の発達と共に,様々な場所的体験によって構築していくものと考えられている。《世界像》の概念が新らしい地理教育論で重視されるのは,これが人々の空間的行動の基礎となり,発達と共に次第に変容するものだからである。児童世界観に基づく世界像の構造と,それが科学的世界観に依拠する世界像,すなわち近代地理学の描き出すものに変容する過程については,なお仮説的部分が少くない。従って,その実証的研究が必要であるが,わが国においても,すでにハートの方法論を援用して,多方面にわたり研究が進められている。 この様な方法論を《発生的地理教育論》として概念づけると共に,今後,多くの実証的研究によって一層体系的に発展させることが期待されている。
著者
斎藤 毅
出版者
東京大学出版会
雑誌
UP (ISSN:09133291)
巻号頁・発行日
vol.38, no.10, pp.20-26, 2009-10

1 0 0 0 化学

著者
斎藤毅野元成晃著
出版者
医歯薬出版
巻号頁・発行日
1984
著者
斎藤毅[ほか]編
出版者
学建書院
巻号頁・発行日
1999

1 0 0 0 審美

著者
斎藤毅[ほか]編
出版者
医歯薬出版
巻号頁・発行日
1992
著者
斎藤毅 松本光吉編集
出版者
医歯薬出版
巻号頁・発行日
1988
著者
黒川 信重 中村 博昭 斎藤 毅 大島 利雄 砂田 利一
出版者
東京大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1992

ゼータ関数の研究を数論的側面と幾何学的側面から行った。数論的側面では,ゼータ関数や三角関数を拡張した多重ゼータ関数や多重三角関数を構成し,ゼータ関数やエル関数の特殊値の表示を得,セルバーグ・ゼータ関数のガンマ因子を決定した。さらに代数多様体のゼータ関数の関数等式を明確にするために,代数多様体のエル進コホモロジーの研究を行った。とくに行列式表現を研究し,定数係数の場合には,それがド・ラム・コホモロジーの判別式で表せることがわかった。また,層係数の場合には相対標準類とヤコビ和の定める代数的ヘッケ指標を使って表す公式を得た。類似の問題として局所体上の代数多様体のコホモロジーのイプシロン因子について研究し,ド・ラム・コホモロジーの判別式で表せることを示した。これらにより,代数多様体のゼータ関数の関数等式の構造が明確になった。また,関連する研究として,代数的基本群に関して幅有限群としての研究を行った。一方,幾何学的側面からは非コンパクトなリーマン多様体のゼータ関数の零点および極の研究を行った。これはスペクトルの問題に言いかえられる。今までに知られていたことはほとんどがコンパクトなリーマン多様体に帰着されることであったが本研究においては,非コンパクトなリーマン多様体の場合に古典的な周期的シュレジンガー作用素をモデルとして無限次元ユニタリ表現の構造と磁場から定まる群環の構造との関連を明らかにし,スペクトルの幾何学的構造への反映の仕組みを明確にした。このようにして,ゼータ関数の数論的側面および幾何学的側面からの相補的成果を得た。