1 0 0 0 OA 禪學札記

著者
衣川 賢次
雑誌
花園大学文学部研究紀要
巻号頁・発行日
vol.48, pp.87-142, 2016-03
著者
兼村 智也
出版者
学校法人松商学園松本大学
雑誌
松本大学研究紀要 = The Journal of Matsumoto University (ISSN:13480618)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.9-29, 2015-01-31

長野県は地方圏のなかで海外進出する企業が多い地域である。その大半は中小企業であるが、これら企業の進出の契機となったのは取引先である県内大企業の進出がある。したがって、こうした企業の海外・国内生産の動向を把握することは中小企業の進出を考えるうえで有益である。そこで本稿では海外事業活動にかかるデータ入手が可能な県内上場企業14社を対象に、それら企業の国内外の生産動向とその関連性について検証した。その結果、海外生産を行う一方、国内生産を減少させる大企業が14社中10社確認された。このうち4社はまさに海外生産増加による影響である。ところが残りの6社は海外生産も減少していることから、その影響ではなく、個別企業の経営上の問題であることが明らかになった。一方、海外も国内の生産も増加する企業は4社確認されたが、これらの企業には市場、製品、供給方法、分業などに特性があることが明らかになった。
著者
笹島 雅彦
出版者
跡見学園女子大学
雑誌
跡見学園女子大学文学部紀要 = JOURNAL OF ATOMI UNIVERSITY FACULTY OF LETTERS (ISSN:13481444)
巻号頁・発行日
no.55, pp.A75-A92, 2020-03

米中対立は、21世紀型の覇権争いの様相を見せており、長期化する見通しだ。トランプ政権が中国を「現状変更国家」と位置付けたことで、米中の「大国間競争」は、先端科学技術競争の側面が強くなり、大学機関、研究機関など学術界にも及んでいる。トランプ政権と米連邦議会は、米国の大学と中国企業との産学連携や、増加する中国人研究者、留学生にも矛先を向けている。このため、米連邦捜査局(FBI)は、中国への技術流出を担う研究者や大学生の取り締まりを急速に強化している。ただ、行き過ぎた規制強化となると、中国系の優秀な頭脳を遮断することにつながり、大学の競争力、米企業への人材供給にも悪影響を及ぼしかねない。学術界では、開放性と成果の公表が産学連携の原則として認識されており、研究成果が秘密にされることなく、広く公表され、「知の共有」が進むこ とを当然視してきた。そこに、知的交流、人的交流や研究資金への制限が課せられることに戸惑いを隠せない状況だ。こうした現象から、米国の研究機関、大学における中国人研究者、留学生の動向と、その学術交流、人的交流が肯定的評価から否定的評価へと転換しているジレンマについて探っていく。
著者
神田 穣太 河野 博 川辺 みどり 工藤 貴史 鈴木 清一
出版者
江戸前ESD協議会
雑誌
江戸前の海学びの環づくり瓦版
巻号頁・発行日
no.5, pp.1-8, 2008-11-15

「水が汚いってどういうこと?」~きれいで汚く豊かで貧しい東京湾~ / 神田穣太
著者
八木 聖弥 Seiya Yagi
出版者
京都府立医科大学医学部医学科(教養教育)
雑誌
Studia humana et naturalia = Studia humana et naturalia (ISSN:03856755)
巻号頁・発行日
no.53, pp.1-20, 2019-12-25

京都府立医科大学医学部医学科人文・社会科学教室
著者
青木 秀貴 處 雅尋 本川 敬子 五百木 伸洋 齋藤 拡二
雑誌
情報処理学会研究報告計算機アーキテクチャ(ARC)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.80(2004-ARC-159), pp.109-114, 2004-07-31

SR11000モデルH1が採用するPOWER4+はハードウェアによるデータプリフェッチをサポートするが,多数のロードストリームを含むループでは,ハードウェアですべてのストリームをプリフェッチすることができず,性能が低下する。本稿では,この問題を解消するソフトウェアプリフェッチ手法について紹介する。評価の結果,本手法の適用により,ストリーム数が増えた場合にも安定して高い性能を実現できることを確認し,ストリーム数を考慮したループ分割が不要なことを明らかにした。SR11000モデルH1向けの日立最適化FORTRAN90コンパイラは,本手法によるコード生成が可能である。
著者
中村 友洋 高山 恒一 青木 秀貴 松居 昭宏 助川 直伸
雑誌
情報処理学会研究報告計算機アーキテクチャ(ARC)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.119(2003-ARC-155), pp.69-74, 2003-11-27

共有メモリ型計算機において高い並列実効性能を実現するには,並列処理の起動終結時のバリア同期オーバーヘッドを低減することが重要である。ノードを構成する複数のマイクロプロセッサを一斉にしかも高速に起動させる協調型マイクロプロセッサ機構により高い並列実効性能を達成したスーパーテクニカルサーバSR8000の後継シリーズの初代モデルであるSR11000モデルH1は,キャッシュシステムを利用したソフトウェアによるバリア同期方式により,高速なバリア同期処理を実現することで,高い並列実効性能を達成する。本稿では高速バリア同期方式の概要とその高速化手法について述べ,SR11000モデルH1による性能評価結果を紹介する。
著者
青木 秀貴 高山 恒一 中村 友洋 松居 昭宏 助川 直伸
雑誌
情報処理学会研究報告計算機アーキテクチャ(ARC)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.119(2003-ARC-155), pp.75-80, 2003-11-27

POWER4+プロセッサによる8CPU超のSMPノードでは,各CPUがL2キャッシュミスを起こした際に発行するスヌープ要求同士の競合により,性能低下が発生する。このスヌープ競合の影響を評価した結果,スヌープ競合の発生しない8CPU構成と比べ,24CPU構成/32CPU構成ではアプリケーション実行時にそれぞれ平均20%/27%の性能低下を起こすのに対し,16CPU構成では平均10%の性能低下にとどまり,CPU数に対する高い性能スケーラビリティを実現できることがわかった。この結果に基づき,SR11000モデルH1のノードを16CPU構成とした。
著者
松居 昭宏 助川 直伸 高山 恒一 青木 秀貴 中村 友洋
雑誌
情報処理学会研究報告計算機アーキテクチャ(ARC)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.119(2003-ARC-155), pp.81-86, 2003-11-27

大規模な科学技術計算アプリケーションは,一般に高いメモリ性能を要求する。これに対し,スーパーテクニカルサーバSR11000モデルH1では,高性能なメモリシステムの設計を行った。新しい設計における同機のアプリケーション特性を知るため,メモリに対する負荷を定量化する性能分析手法を開発した。SR11000モデルH1における評価の結果,本手法によりアプリケーション特性を高精度に定量化することが可能であり、また、得られた特性がアプリケーションのチューニング指標としても有効であることを確認した。
著者
高橋 英之 島谷 二郎 小山 虎 吉川 雄一郎 石黒 浩
雑誌
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) (ISSN:21888760)
巻号頁・発行日
vol.2018-HCI-176, no.21, pp.1-4, 2018-01-15

自分があらかじめ記述した考えをロボットが代わりに述べ,それを論破するという自己客観視システムを構築した.このシステムを用いた予備実験から,一定数の被験者がロボットを通じた自分自身との対話を通じて考え方や価値観を変化させることが示された.本研究ではこのようなシステムが持つ意義について考察したい.