著者
増田 繁夫
出版者
佛教大学国語国文学会
雑誌
京都語文 (ISSN:13424254)
巻号頁・発行日
no.23, pp.34-49, 2016-11-26

六条御息所が物の怪となり葵上に取り憑くほどの忿怒をおぼえたのは、葵上が車の所争いで御息所の存在を無視してふるまい、誇り高い御息所の自尊心を打ち砕いたことによる。十世紀に入ったころから貴族社会に物の怪が広く跳梁するようになるが、それはこの時期になって人々が内面世界を深くしてきたことによるものである。その結果、人々は理と非理、善と悪などの倫理的観念を発達深化させてきた。物の怪の顕現には、物の怪を見る側の人の「おびえ」や「後ろめたさ」の感覚がの発達が不可欠である。そしてこの「後ろめたさ」は「良心」の萌芽と考えられる。
著者
前田 豊
出版者
歴研
雑誌
歴史研究 (ISSN:02875403)
巻号頁・発行日
vol.58, no.12, pp.50-54, 2016-12
著者
光延 真哉
出版者
東京女子大学
雑誌
東京女子大学紀要論集 (ISSN:04934350)
巻号頁・発行日
vol.67, no.1, pp.91-123, 2016-09
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1642, pp.26-29, 2012-05-21

再生を語る前に、3社の中枢で何が起こっていたのか、もう一度振り返る必要がある。 「シャープを何とかしてほしい」。町田勝彦シャープ会長(現相談役)が沈痛な面持ちで香港に降り立ったのは2011年6月初めのことだった。極秘裏に設定された会談相手は台湾の電子機器受託製造大手、鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘董事長だ。
著者
安達 公 蛯原 有男 八木 英憲 二見 俊郎 塚本 行男
雑誌
骨折 (ISSN:02872285)
巻号頁・発行日
vol.19, no.2, pp.598-602, 1997-05-01
被引用文献数
1