著者
佐藤 千晶 斉藤 公男 宮腰 尚久 島田 洋一
出版者
秋田医学会
雑誌
秋田医学 = AKITA JOURNAL OF MEDICINE (ISSN:03866106)
巻号頁・発行日
vol.46, no.1, pp.39-42, 2019-06-30

Sternal segment dislocation is rare in children, with only several cases reported in the literature. We present a case of sternal segment dislocation in a six-year-old boy. He was initially treated with closed reduction, however, complete re-dislocation occurred a week later. Although rotation of the dislocated segment was 58°, the segment was stable with sonography. Then, he was treated conservatively. A year after the injury, remodeling of the dislocated segment was achieved.
著者
烏力吉図
出版者
新潟大学大学院現代社会文化研究科
雑誌
現代社会文化研究 = 現代社会文化研究 (ISSN:13458485)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.215-232, 2002-07

内蒙古大草原的沙漠化已引起了周围国家的注目。2002年的春天,从内蒙古沙漠地区掀起的黄沙越过大海,刮到了日本列岛。日本各新闻媒体相继报道了有关情况。古称“天苍苍野茫茫,风吹草地现牛羊”的内蒙古大草原为什么变成了无边的沙海,这不得不让人沉思。本论文从经济史的观点上,探讨了内蒙古大草原的沙漠化形成原因,从地区和时间上可分为以下三个内容:阿拉善高原:从汉到唐时期的开垦和沙漠化。鄂尔都斯高原:两汉时期的开垦和三大沙漠的形成;清・民国时期的开垦和三大沙漠的扩大。察哈尔地区和科尔沁大草原:清・民国时期的开垦和沙漠化。
著者
崔 文婕
出版者
北海道大学大学院文学院
雑誌
研究論集 (ISSN:24352799)
巻号頁・発行日
vol.21, pp.123-140, 2022-01-31

本論は,映画監督・脚本家の大和屋竺が独自に構築し,J ホラーにも影響を与えた「恐怖映画論」の背景についての研究である。彼の書いたもの(体系的ではない)を縦断して得られる「恐怖映画」の認識は一見,同時代の日本映画批評と同じ土壌にありながら,大和屋自身の経験(たとえば本土から離れた北海道出身であること,インドでの流浪体験など)と,思想(西洋思想に影響されるのではなく,自分の実体験に基づく思考)によって,独自の寓喩性に向かう進展を見せた。基本にあったのは,現代美術の「オブジェ」を捉える着眼,さらにはアヴァンギャルディズムとドキュメンタリズムに関わる見解で,彼の述懐では,日活へ入社して具体的に映画作家の道に入る前に,花田清輝と松本俊夫から影響を受けている。また,オブジェに関する見解もほぼ松本俊夫を踏襲している。ところがその後の大和屋自身の奔放な映画評論,あるいは師匠・鈴木清順の「非連続」の美学への接近により,さらに本質的・前衛的な恐怖映画観が生まれた(それを,J ホラーブームを牽引したひとり高橋洋らに継承される)。本論は大和屋の映画理論の源流の探求を目的に,彼の実作活動と批評活動に照明を当て,松本俊夫のアヴァンギャルド理論との相違点を明らかにする。第一節では,大和屋のオブジェ論を中心に,松本俊夫のシュルレアリスム=ドキュメンタリズムを特徴づける「オブジェ」から,大和屋の見解がいかに離反していったかを検証する。従来も映写機,ダッチワイフなど,大和屋が作品に頻用するオブジェは,彼の作品の大きな特徴として認識されてきた。これらは明らかに松本俊夫のオブジェ論の影響下にあるとされてきたが,実際は作家が「ものを見つめる」主体的な発見よりオブジェが各状況内に変貌していく「ダイナミズム」がそこに加味されることで,松本理論からの超越も図られている。第二節では,「凝視」における松本俊夫のアヴァンギャルド理論と大和屋の映画理論との相違性を分析することで,松本俊夫の理論の重点である作家の主体性からどのように大和屋が宣言したインパーソナルなエロダクション運動になり代わったかを明らかにし,大和屋の映画理論における作家の問題を解明する。第三節では,大和屋と同時代に書かれた松本俊夫の「状況」の概念と大和屋が多用する評論用語「地獄」との同質性を分析することで,両者の関連性をさらに確定する。特に,松本の状況論における早期の主体論からの転向が,「オブジェ」,「凝視」における大和屋の超越と同質化していったことを解明し,大和屋の理論の重要性を明らかにする。
著者
立石 浩史
出版者
首都大学東京
巻号頁・発行日
pp.1-35, 2016-03-25

首都大学東京, 2016-03-25, 修士(社会学)
著者
二階堂 善弘
出版者
関西大学大学院東アジア文化研究科
雑誌
東アジア文化交渉研究 = Journal of East Asian cultural interaction studies (ISSN:18827748)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.251-263, 2022-03-31

This report examines the origin of the immortals that appeared in Fengshen Yanyi. The authors of FengshenYanyi did not understand Taoist and Buddhist scriptures, so they compiled the book based on folk literary works such as popular novels and drama scripts. Immortals such as Taiyi Zhenren and Guangchengzi often appear in the drama.
著者
永田 憲史
出版者
關西大學法學會
雑誌
關西大學法學論集 (ISSN:0437648X)
巻号頁・発行日
vol.70, no.2-3, pp.429-462, 2020-09-17

岡本哲和教授還暦記念論文集
著者
相沢 直樹
出版者
北海道大学スラブ研究センター
雑誌
スラヴ研究 (ISSN:05626579)
巻号頁・発行日
vol.37, pp.43-83, 1990
著者
河上 繁樹 Shigeki Kawakami
雑誌
人文論究 (ISSN:02866773)
巻号頁・発行日
vol.62, no.4, pp.1-27, 2013-02-10
著者
浜渦 辰二
出版者
静岡大学人文学部
雑誌
人文論集 (ISSN:02872013)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.53-101, 2000-01-31