著者
田村 すず子
出版者
早稲田大学語学教育研究所
雑誌
アイヌ語音声資料
巻号頁・発行日
vol.8, pp.11-118, 1993-03

KOTAN SITCIRE(コタン シッチレ) MOSIR SITCIRE(モシリ シッチレ) 2 村焼き国焼き2 ; 1959年11月2日 平賀サダ(サダモ)

1 0 0 0 OA 月下の光景

著者
山田 眞史
出版者
小樽商科大学
雑誌
小樽商科大学人文研究 (ISSN:0482458X)
巻号頁・発行日
vol.85, pp.275-340, 1993-03-31
著者
橋本 敬 稲邑 哲也 柴田 智広 瀬名 秀明
出版者
日本ロボット学会
雑誌
ロボット学会誌 (ISSN:02891824)
巻号頁・発行日
vol.28, no.4, pp.407-412, 2010-05-15

社会的生物であるヒトが持つ社会的知能とはどのようなものか,それはいかにしてできたかという問いは,人間や生命の謎に挑む新しい総合科学である「ロボティック・サイエンス」の中でも最重要な問いの一つである.すでに,この問いを追求する科学として社会的知能発生学(sociointelligenesis)の研究が進められている.社会的知能発生学の目標は,社会的知能を理解したい,社会的知能をそれ自体だけではなくその発生から理解し,究極的には社会的知能発生学の理論を作るということである.また,社会的知能を持った人工物のデザインと実装は,目標の一つでもあり,理解へ至る手段としても用いられる.すなわち,社会的知能発生学では,構成を通した理解である構成論的アプローチが重要な位置を占める.この構成論的な社会的知能理解を推し進めるため,近年,SIGVerseという新たなシミュレーション・プラットフォームを開発する動きがある.本稿では,このSIGVerse を科学の方法に位置づけるための議論を行う.以下では,社会的知能発生学を,ひいては,ロボティック・サイエンスを「科学」として確立するため,科学の考え方について知識進化プロセスの視点からまとめる.その上で,リアリスティック・シミュレーションと構成論的シミュレーションという2 タイプのシミュレーションを対比させることを通して,構成論的アプローチを科学的知識進化の中に位置づける.続いて,社会的知能発生シミュレータSIGVerse を紹介し,SIGVerse が社会的知能発生学という「科学」の進展にどのような役割を担うのかを論ずる.
著者
山田 斗志希 遠山 和大
出版者
富山大学総合情報基盤センター
雑誌
富山大学総合情報基盤センター広報 (ISSN:21883181)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.43-49, 2020-12

本稿では,筆者(山田)が制作した講演会のポスターについて,制作に使用したソフトウェアをどのように使用したのか,これについて制作過程を交えて具体的に解説する。
著者
小曽根 淳
出版者
Research Institute for Mathematical Sciences, Kyoto University
雑誌
数理解析研究所講究録別冊 (ISSN:18816193)
巻号頁・発行日
vol.B50, pp.109-123, 2014-06

"Study of the History of Mathematics". August 27~30, 2012. edited by Tsukane Ogawa. The papers presented in this volume of RIMS Kôkyûroku Bessatsu are in final form and refereed.
著者
中村 洋仁
出版者
首都大学東京
巻号頁・発行日
pp.1-84, 2017-03-25

首都大学東京, 2017-03-25, 修士(理学)
著者
桂野 文良 山下 公司 石崎 滉介 岡田 智
出版者
北海道大学大学院教育学研究院附属子ども発達臨床研究センター
雑誌
子ども発達臨床研究 (ISSN:18821707)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.59-68, 2019-03-25

WISC-Ⅳの解釈については、因子分析研究から得られた4指標による解釈モデル(WISC モデル)と、CHC 理論に基づく解釈モデル(CHC モデル)がある。また、4指標によるWISC モデルを拡張したGAI・CPI による解釈モデル(GAI モデル)も提案されている。本研究では、WISC モデル、GAI モデル、CHC モデルによるWISC-Ⅳの解釈を2事例に対して適用した。そして、この事例研究を通して、GAI またはCHC モデルによる解釈が、通級指導教室を利用している子どもの認知特性の把握と支援に有効であることを確認した。WISC-Ⅳの解釈にあたっては、事例によって最適な解釈モデルを選択していく必要があると考えられた。
著者
白﨑 愛里 並木 崇浩 山根 倫也 小野 真由子
出版者
関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床センター
雑誌
関西大学心理臨床センター紀要
巻号頁・発行日
vol.12, pp.93-103, 2021-03-15

本稿は、Schmid(2001)の"Acknowledgement: The art of responding. Dialogical and Ethical Perspectives on the Challenge of Unconditional Relationships in Therapy and Beyond" の紹介とそれに基づく考察である。Schmidは無条件の肯定的関心を、対話や出会いの哲学、社会倫理の視点に基づいて「承認」として再提起した。承認とは、他者の、具体的で、特徴的な、独自のあり方に開かれることを意味する。他者とは、同一化もコントロールもできない、私とは本質的に異なる存在である。それゆえ他者を知ること(knowledge)はできない。他者の他者性を破壊せず関係を結ぶには、ただ共感し、承認すること(acknowledge)である。また理解し得ない謎を含んだ、無限の他者こそが、自己の限界を克服する。他者に出会うには、何よりもまず、他者が真に「向こう側に立っている」と理解する必要がある。反対側に立たずして出会いはない。この隔たりが、他者を、自立的な価値ある個人として尊重する。Schmidの言う承認に基づくセラピーでは、セラピストは、自身の内的照合枠を脇に置くどころか、クライエントの影響を受けて自己を問いただしながら応答することになる。これはセラピー関係の中にTh自身を投入し、Th自身が変化することであり、まさに勇気が問われる在り方といえる。またSchmidは、「(承認が重要なのは)承認が実現傾向を育てるから、というだけではない。これこそがパーソン・センタードという在り方の表れなのだ」と述べ、パーソン・センタード・アプローチの本質にも迫っている。
著者
中田 行重 今林 優希 岡田 和典 川崎 智絵
出版者
関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床センター
雑誌
関西大学心理臨床センター紀要
巻号頁・発行日
vol.6, pp.79-88, 2015-03-15

Person‒Centered Therapy(以後PCT と略す)において非指示性(Nondirectiveness)は重要であるが、同じPCT の内部においても、その重要さに関する考え方に違いがある。ここでは2 人の論客Cain, D. J. とGrant, B. との間で起こった論争を紹介する。まずCain が、クライエント(以後Cl と略す)の中には心理的成長の上でセラピスト(以後Th と略す)の非指示性が促進的でない場合にまで非指示性に拘るのはパーソン・センタードとは言えない、と論じる。それに対してGrant が、非指示性には道具的なそれと、原理的なそれとがあり、道具的非指示性がCain のようにCl の成長促進の道具として非指示性を活用するものであるのに対し、原理的非指示性はCl を尊重しているかどうかが焦点であり、原理的な方こそ、Client‒Centered Therapy(以後CCT と略す)の中心的な意義である、と主張する。それに対しCain は、Grant の言う原理的非指示性におけるCl への尊重という考え方は、Th という、いわば外側からの仮説に過ぎず、それが本当にCl にとって良いものかどうかは分からない、と批判する。これらの議論は、Cl の成長になるようにTh が対応を変えて対応すべきという主張と、Cl の成長をTh が判断するのではなく今のCl をそのまま尊重すべきという主張のぶつかり合いであり、CCT/PCT の本質を問うものである。両者の議論からは、こうした問いがPCT の今後も続く哲学的な大きな課題であろうことが示唆される。
著者
葛原 力三
出版者
關西大學法學會
雑誌
關西大學法學論集 (ISSN:0437648X)
巻号頁・発行日
vol.70, no.2-3, pp.359-399, 2020-09-17

岡本哲和教授還暦記念論文集
著者
杉原 達
出版者
關西大学經済學會
雑誌
關西大學經済論集 (ISSN:04497554)
巻号頁・発行日
vol.39, no.1, pp.57-100, 1989-04-30
著者
松瀬 憲司
出版者
熊本大学
雑誌
熊本大学教育学部紀要 (ISSN:21881871)
巻号頁・発行日
vol.65, pp.65-72, 2016-12-19

In English there are pairs of semantically related words in which the one has gone through both palatalization and assibilation (Palatal Softening), while the other has not: for example, speech vs. speak, Old English giefan vs. give, etc. Among the conditions that trigger both sound changes, the existence of front vowel(s) before or/and after the /k/ or /ɡ/ sound involved and what we call i-Umlaut are very crucial. In addition, the reason why the palatalized and assibilated /ɡ/ in Old English giefan has been replaced by the original /ɡ/ in Present-Day English give cannot be accounted for by a sound change theory, but by a sociolinguistic point of view; give, a word borrowed from Old Norse, has been adopted into the standard variety of English instead of the native word giefan.And we also find tush, which has changed the original /sk/ sound of Proto-Germanic tunþskaz, as a dialectal variant in tandem with tusk, which has not and was taken into the standard English. This fact suggests that it just happened in the history of English that the former is regarded as a vernacular form and the latter a standard one; it just depends upon our selection whether they become a standard variety or not.