著者
毛利 裕昭 久保 幹雄 森 雅夫 矢島 安敏
出版者
公益社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会
雑誌
Journal of the Operations Research Society of Japan (ISSN:04534514)
巻号頁・発行日
vol.39, no.3, pp.372-388, 1996-09
被引用文献数
6

配送路問題(Vehicle Routing Problem -VRP-)は、「デポ(配送拠点)から配送先のノードに商品等を配送する最小コストのルートを求める」という問題である。この問題は古くから研究がさかんに行なわれており、標準的VRPの基本的な条件としては、以下のものが挙げられる。第1に1つのルートでの積載量が車両の容量を超えないこと、第2に車両数(ルートの数)が上限を超えないこと、第3に配達先のノードは1台の車両で1度だけ配送が行なわれること等である。本論文ではVRPの基本条件である第3の条件を緩和した「分割配送路問題」と呼ばれる複数の車両によるノードの配送を許す問題を考える。このような条件を考えることにより車両の積載効率が上り、必要な車両の数(固定費用)を減少させる可能性が高まる。この分割配送路問題に関する研究は少なく、本論文では新たな定式化を行ない、Fisher and Jaikumarのアイディアにしたがって問題を、車両が配送を行なうノードおよびその配送量を決定する問題と担当ノードが決定した段階で各車両の配送経路を決定する問題に分解することにより数理計画べースの新たな解法を与えている。
著者
儀部 牧人
出版者
法政大学
雑誌
日本文學誌要 (ISSN:02877872)
巻号頁・発行日
vol.60, pp.79-88, 1999-07-10
著者
水谷 洋一
出版者
賢明女子学院短期大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:02881187)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.108-96, 1995-03-01

1 0 0 0 OA 都々逸 翻刻

著者
菊池 真一
出版者
甲南女子大学
雑誌
甲南女子大学研究紀要. 文学・文化編 (ISSN:1347121X)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.A17-A83, 2006-03-18

This is a presentation of dodoitsu (Japanese limericks). Dodoitsu is a song sung to the accompaniment of a shamisen (samisen). It was popular in the Edo, Meiji, Taisho and Showa periods.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.931, pp.80-82, 1998-03-09

米国の喫茶店チェーン、スターバックス・コーヒー(以下、スターバックス)のハワード・シュルツ会長兼最高経営責任者(CEO)は、大きなカップを手放さない。 シュルツにとって「コーヒー」は切っても切れない存在だ。1日中、コーヒーのことを考えているという。実際、スターバックスの成長はすさまじく、新しい仕事が次々とわいてくる。
著者
ディ・ペルシア レアンドロ 大田 健紘 柳田 益造
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.686, pp.53-58, 2006-03-21
被引用文献数
9

本稿では,周波数領域独立成分分析に基づく手法によりブラインド音源分離を行った際に問題となる周波数ビン間で信号の並び順を揃えるパーミュテーション問題の解決法を提案している.これまでに,パーミュテーション問題の解決法としては,各周波数の指向特性を基に解決する方法や,分離信号の周波数間での相関に基づいた方法,さらには音声信号の調波性に基づいた方法などが提案されているが,完全な解決には至っていない.そこで,筆者らはパーミュテーション問題を回避する手法を提案している.従来の周波数領域ICAは,各周波数ビンを時間-周波数の行列として扱い分離処理を行っていたため,パーミュテーション問題と対峙する必要があった.しかし,提案法では,各周波数ビンを連結し1つのベクトルとして扱い分離処理を行っている.これにより,全周波数ビンが同時に入れ替わる可能性はあるが,各周波数ビンが他のチャネルに入れ替わることはない.
著者
池田 諭史 大橋 一輝 山本 和英
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告情報学基礎(FI) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.93, pp.161-168, 2004-09-17
被引用文献数
1

新幹線の電光掲示板で使用されるニュース記事は冗長度の少ない高密度表現となっている。また、体言や格助詞で終るといった独特の文末表現をしている。そこで本稿ではこのような高密度文の文末に着目し文末が体言や格助詞で終る形に整形することによる要約を試みた。整形はパターンマッチを用いて行ない、結果として文末の要約率は52%であり1 文当たり2.50文字の削除ができた。また、人が判断した正解率は95%であった。The electrical bulletin board news consists of high density expressions. The end of the sentence is unique shape that is nouns or case particles. This paper focuses on expressions of the sentence end, and attempt to summarize them by forming them into nouns or case particles. We summarize the news sentence by pattern matching approach. Our evaluation illustrates that our summarizer reduces 2.50 characters on average; the summarization ratio of sentence ends is 52%. We also show that the correctness of reduction is 95%.