著者
佐々木 利廣
出版者
日本マネジメント学会
雑誌
日本経営教育学会全国研究大会研究報告集
巻号頁・発行日
no.63, pp.13-16, 2011-06-17

マルチステイクホルダーシステムは、既成の縦割組織の硬直性や閉鎖性から脱皮し、異質な他者との出会いと共同作業による自由で創造的発想を重視し、対等性を基盤にした合意形成のための意思決定への参画を重視するような仕組みとプロセスである。企業とNPOと行政の三者が、一方向的支援・批判・評価から双方向の創造的相互作用過程へと進化しながら主体の意識や戦略も進化していくような仕組みとプロセスをマルチステイクホルダーシステムと考えると、とりわけソーシャルビジネスの領域でマルチステイクホルダーシステムをどのようにデザインし運用するかが今後ますます重要になると思われる。報告では、主に新庄市のヨコタ東北を中心にした食品トレーリサイクルシステム、福島県いわき市のNPO法人ザ・ピープルを中心にした古着リサイクルシステム、神奈川県のNPO法人WE21ジャパンを中心にした古着リサイクルシステムをもとに、企業・NPO・行政の協働によるリサイクル事業をマルチステイクホルダーシステムの視点から分析する。
著者
佐々木正人著
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
2015

1 0 0 0 OA 英語作文教本

著者
佐々木文美 著
出版者
有朋堂
巻号頁・発行日
vol.下巻, 1904
著者
織田泰輔 阿萬裕久 佐々木隆志 川原稔
雑誌
研究報告ソフトウェア工学(SE)
巻号頁・発行日
vol.2014-SE-186, no.3, pp.1-8, 2014-11-06

本稿は静的解析ツールで検出可能なコーディング規約違反に着目し,実際のオープンソース開発においてどういった規約違反が多く検出され,その中でどういった規約違反は結果的に解消されていくのか,あるいは逆に解消されずにそのまま残っていくのかを調査している.調査としては,Java 言語で開発されている 2 種類のオープンソースソフトウェアに対して,それらのリポジトリへのコミットごとに静的解析ツール Checkstyle を適用し,Sun Java コーディング規約に対する違反情報を収集している.分析の結果,二つのソフトウェアにおいて六つの違反項目が共通して多く検出されることが分かり,それらの変化 (改善) の傾向から開発の過程でプログラマがどういった点に注意を払っていたかを考察している.
著者
辻本 元 阪口 雅弘 増田 健一 大野 耕一 平原 一樹 佐々木 伸雄 白石 明郎
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2000

本研究においては、DNAワクチンによるアレルギー性疾患の根治的治療法を確立するため、アレルギー性疾患の自然発症犬および実験的感作犬を用いて、in vitroにおけるアレルギー反応の基礎的解析、さらにそれを応用してin vivoにおける臨床有効性の検討を行なった。最初に、スギ花粉抗原に感作されたアトピー性皮膚炎のイヌを対象としてスギ花粉抗原に対するアレルギー反応を解析した。すなわち、スギ花粉主要抗原のひとつであるCry j 1に感作された症例が多いことを明らかとし、それら症例においてはCry j 1に対するIgE産生がスギ花粉飛散時期と一致していることを解明した。さらに、これら症例においてCry j 1のオーバーラッピングペプチドを用いてT細胞エピトーブ部分を同定した。また、Cry j 1DNAワクチンの治療試験を4頭の症例を用いて実施し、治療群においてはいずれの症例もアトピー性皮層炎症状の改善とともに、スギ花粉粗抗原を用いた皮内反応の陰性化およびスギ花粉に対する末梢血リンパ球の芽球化反応の低下を認めた。一方、スギ花粉を実験的に感作した犬において、スギ花粉抗原気道内曝露によってスギ花粉特異的な気道過敏性を誘導することが可能であった。これを用いてCry j 1DNAワクチンによる治療試験を行なったところ、治療群においては、IgE値やリンパ球の芽球化反応においては顕著な変化は認められなかったが、スギ花粉抗原に対するin vivo反応性においては皮内反応の陽性閾値の上昇、気道過敏性反応の閾値の上昇が認められた。さらに、肺の組織においても、対照群と比較して肥満細胞の数が有意に低下していた。以上のことから、DNAワクチンはアレルギー性疾患の臨床症状をコントロールすることができる根治的治療法であることがわかった。
著者
益淵 正典 山下 優毅 田中 俊憲 林 鷹治 重田 征子 小埜 和久 佐々木 美枝子 新見 治
出版者
広島文教女子大学短期大学部
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
1995

『ホヤ喘息』や『ダニアレルギー』の治療用抗原に関して蓄積してきた知見を基にスギ花粉症治療薬の研究を行った。まず、スギ花粉蛋白質の抽出法の検討を行った。NaHCO_3抽出(CJP-N)ではF画分にCryj1、J画分にCryj2の溶出がみられ、Crij1とCryj2の精製に適していたがPBS抽出(CJP-P)ではよりアルカリ性の弱い画分に様々にアルカリ性度の異なるCryj1,Cryj2、その分解物及び主要抗原以外の抗原の溶出がみられた。次にスギ花粉中のCryj1,Cryj2以外の抗原の存在と、アレルゲンとしての寄与を検討した。CJP-PのSDS-PAGEブロット後のIgE染色では分子量の異なる10個のバンドがみられ、これらは全てCryj1,Cryj2とは異なっていた。Cryj1,Cryj2はSDSで変性を受けてIgEと全く反応しなかった。患者血清を主要抗原で中和後、患者IgEと反応した抗原量を見積った。実験は15人のスギ花粉症患者血清すべてで、主要抗原以外の抗原と反応した。反応は患者による個人差があった。これらの結果を基に、減感作治療用抗原の検索を行い、アレルゲン性が強く、抗体IgGを作る能力が高く、粘膜反応性(結膜反応)をもたず、分子量が1万から10万の間にある抗原、CJP-PのC画分がノミネートされた。この画分は主要画分を含んでいない。今後、主要画分との混合などを検討して、さらに有用なワクチン開発の工夫が必要である。一連の抗原検索中に、イオン交換で分画したCJP-P画分のSDS-PAGE後の、蛋白質のN-末端側のシークエンスを分析した結果、Cryj1のN末端側の分解物(p15)とC末端側の分解物(p29)を発見し、p29が発症抗原である可能性を示唆した。今回我々はスギ花粉ワクチン用抗原を得るために様々な検索を行い、ノミネートされた蛋白質は出てきたがまだ特定するには至っていない。今後、これらの蛋白質の中からさらに効果的なワクチンを開発する方向に向けて研究していく予定である。

1 0 0 0 OA 医科器機目録

著者
佐々木安則 編
出版者
佐々木商店
巻号頁・発行日
1913
著者
多賀 登喜雄 石田 未央 佐々木 牧
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.231, pp.7-12, 2002-07-18
被引用文献数
6

降雨の影響を強く受ける準ミリ波帯以上の無線回線の設計に必要な1分降雨強度分布につき、国内外の回線設計で使用されている標準的な評価法を示し問題点を明らかにする。また既存の22の1分降雨強度分布推定法につき、異積分時間変換によるもの,気候パラメータを用いるもの,統計理論に基づくもの等に分類すると共に、その主な方法につき、東京都区内4地点における2年間の雨滴計数型雨量計による降雨データに基づき比較,検証する。その結果、実測データを最もよく近似できる推定法は条件付M分布に基づく方法であることを示しその有効性を確認する。さらに今後全国的な降雨設計値の見直しにも対応できるよう、長期間のAMeDAS1時間積分雨量データによる条件付M分布を用いた1分降雨強度分布の推定例を示す。
著者
橋本 瑛子 落合 信靖 佐々木 裕 山口 毅 木島 丈博 山崎 博範 松木 圭介
出版者
日本肩関節学会
雑誌
肩関節 (ISSN:09104461)
巻号頁・発行日
vol.38, no.3, pp.779-783, 2014 (Released:2014-11-21)
参考文献数
14

近年,肝臓等で報告があるIDEAL法は脂肪と水を分離して描出でき,定量評価可能なMRI撮像法である.本研究の目的は,IDEAL法,単純T2強調像,単純CT像からの腱板筋脂肪変性を比較し,大・広範囲腱板断裂の一次修復の可否を検討することである.IDEAL法を撮像した47例50肩を対象とした.IDEAL法では,斜位矢状断で各腱板筋にROIを設定し,In Phase,Fat Imageの信号値から脂肪を定量した.同撮像面で単純T2強調像,単純CT像から腱板筋脂肪変性の割合を算出した.IDEAL法と単純T2強調傍矢状断像から分類したGoutallier分類は解離し,単純T2強調像での脂肪変性評価はIDEAL法に比較し過小評価する傾向を認めた.また,大・広範囲腱板断裂の一次修復不能群ではIDEAL法での棘上筋実質部成分・棘下筋の脂肪含有率と単純T2強調像での棘下筋の脂肪含有率が有意に高値で,一次修復可否の判断材料となり得た.
著者
久保田 啓義 佐々木 俊介 石田 広幸 高木 相
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.113, no.260, pp.113-118, 2013-10-17

電気接点を熱平衡状態が保てる範囲で微速度開離すると回路が切断する前に数ミクロンないし数十ミクロンの光らない金属ブリッジ(ダークブリッジ)ができる。このブリッジの電圧一電流特性(V-1特性)は非線形となり、あるところからは負性抵抗も発生することが鉄接点での実験で明らかになった。本文はこの研究の研究目的と実験並びに今後の課題等について述べる。
著者
「化学と生物」編集委員会 佐々木 貴都 丹羽 元樹 姫野 航
出版者
Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.50, no.9, pp.696-697, 2012-09-01

本研究は,日本農芸化学会2012年度大会(開催地 京都女子大学)での「ジュニア農芸化学会」において発表され,銀賞を表彰された.融点18℃をもつグリセリンが冷蔵庫で凍っていなかった事実との遭遇から,「なぜ?」という疑問をもち,グリセリンの結晶化条件の検討や過冷却状態での安定性について丹念に調べている.
著者
佐々木 享
出版者
技術教育研究会
雑誌
技術と教育
巻号頁・発行日
no.100, pp.3-4, 1976-01 (Released:2013-02-20)
著者
佐々木 隆
出版者
吉川弘文館
雑誌
日本歴史 (ISSN:03869164)
巻号頁・発行日
no.395, pp.p57-74, 1981-04