著者
長岡 和則 佐藤 昭二 山中 武 大西 由子
出版者
日本保健物理学会
雑誌
保健物理 : hoken buturi (ISSN:03676110)
巻号頁・発行日
vol.44, no.1, pp.66-71, 2009-03-01
参考文献数
20
被引用文献数
2

In order to estimate the environmental radiation dose rate level, measurements of the terrestrial gamma ray dose rates and cosmic ray ionizing components were conducted in public places such as park, street and train in Tokyo area. Measurements for 10 s with a NaI(Tl) scintillation spectrometer were repeatedly carried out with walking. Terrestrial gamma ray dose rate ranges from 10 nSv/h in a train to 80 nSv/h on the stone road. Although cosmic ray ionizing component was constantly 30 nSv/h in the outdoor, reductions by shielding effect were observed at underground and in the concrete building. Influence of radiopharmaceutical was measured in the stations where so many people exist. This shows that the same effect may occur in the environmental radiation monitoring.
著者
柳原 敬 佐藤 昭二 多田 善一 大島 寛一
巻号頁・発行日
vol.34, no.2, pp.130-132, 1998 (Released:2012-08-07)
著者
佐藤 昭夫
出版者
公益社団法人 全日本鍼灸学会
雑誌
自律神経雑誌 (ISSN:03870952)
巻号頁・発行日
vol.27, no.4, pp.351-354, 1981-03-01 (Released:2011-05-30)
参考文献数
22
著者
佐藤 昭宏
出版者
北海道大学大学院教育学研究院
雑誌
北海道大学大学院教育学研究院紀要 (ISSN:18821669)
巻号頁・発行日
vol.117, pp.147-170, 2012-12-26

困難な状況にあるとされる教員を如何に支援するかを考えるにあたり,これまでの先行研究の蓄積の結果,職員室という環境が注目を集めることが多くなってきた。しかしこれまで,職員室を,実際にその場を構成する当事者である教員の立場から検討しようとする研究はほとんど見られなかった。 そうした状況を鑑み,本論文においては,当事者である教員が職員室という場を如何に意味づけているかということを検討することの意義について,まず論じた。そしてその意味づけを考察するにあたっては,教員による「語り」,「言葉」を研究対象とすべきことを,言葉を,それを語る者の「世界の見方」としたBakhtin の言語論,更にMoos による社会的風土概念から示した。 本論文は,今後の職員室研究が如何に進展すべきかを,先行研究のレビューを基に理論的に検討したものである。
著者
佐藤 昭子 寺尾 通徳 石橋 美也子
出版者
Japanese Society for Food Hygiene and Safety
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.63-67_1, 1993-02-05 (Released:2009-12-11)
参考文献数
27
被引用文献数
2 4

液体培地及び魚肉 (アジ, カツオ) ホモジネート中における V. parahaemolyticus に対するニンニク抽出液の抗菌作用を検討した. ニンニク抽出液を20, 10及び5%添加した培地に供試菌を約105/ml個接種し, 経時的に生菌数を測定した結果, 15分, 30分及び1時間以内に供試菌は死滅した. 同濃度のニンニク抽出液を添加した無処理のアジ魚肉ホモジネートに, 供試菌を約105/g個接種した場合, 30分後の生菌数は約102, 104及び104/g個であった. カツオの魚肉ホモジネートを用いて同様の実験を行った結果, アジ魚肉に比べ抗菌効果はやや低下したが抗菌作用が認められた. ニンニク抽出液を-20, 4, 25及び37°で120時間保存し, 抗菌活性を測定した結果, 4°以下では安定していたが, 25°以上では24時間後, 活性は徐々に減弱した.
著者
長岡 和則 古渡 意彦 佐藤 昭二 虻川 成司 樋口 英雄 中村 尚司
出版者
Japan Health Physics Society
雑誌
保健物理 (ISSN:03676110)
巻号頁・発行日
vol.39, no.4, pp.352-361, 2004 (Released:2010-08-05)
参考文献数
28
被引用文献数
4 6

Field measurements of the cosmic-ray neutron dose rate on the ground using the neutron dose-equivalent counter developed by Nakamura were conducted in order to allow an understanding of neutron dose rate distribution in Japan. The effects of altitude, geomagnetic latitude, snowfall and rainfall on the neutron dose rate were confirmed from the results of the field measurements. Altitude variation can be fitted to an exponential function (eαZ), where Z is altitude (km). The α value for the neutron dose rate increased with increasing geomagnetic latitude, 0.6-0.8(km-1) at latitudes 20°-40°. Roughly, α=0.01×L+0.4 (for Z under 2km), where L is the geomagnetic latitude(°). The effect of geomagnetic latitude on the neutron dose rate was approximately 2% per degree(°) at latitudes 20°-40° Reductions in neutron dose rate due to snowfall and rainfall are caused by a decrease in component backscattering from wet ground surfaces. The neutron dose rate (H*(10)) at sea level at a geomagnetic latitude near 25° in 2002 was approximately 4nSv/h, and the neutron dose rate obtained from the neutron energy spectrum up to 400MeV with the Bonner sphere counter developed by Uwamino was 5.7nSv/h. This difference may by due to the low sensitivity of the dose-equivalent counter to neutrons with energies above 15MeV.
著者
佐藤 昭雄 加藤 督介
出版者
一般社団法人 国立医療学会
雑誌
医療 (ISSN:00211699)
巻号頁・発行日
vol.40, no.5, pp.390-393, 1986-05-20 (Released:2011-10-19)
参考文献数
9

dopamine receptor-blocking drug metoclopramideを投与して, 甲状腺機能異常症における下垂体Prolactin分泌にご及ぼす内因性dopamineの抑制作用を評価することを試みた.1. 甲状腺機能亢進症ではTRHに対しては低反応であつたが, MCP投与後PRLは有意に上昇した.2. 原発性甲状腺機能低下症ではPRL値は高値でTRHに過大反応がみられたが, MCPに対してはさらに過大反応がみられた.以上のことより甲状腺ホルモンの高値は視床下部のdopamine分泌を刺激し, 甲状腺ホルモンの低値は抑制しているものと思われる.
著者
佐藤 昭子 寺尾 通徳 本間 ゆかり
出版者
Japanese Society for Food Hygiene and Safety
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.31, no.4, pp.328-332_1, 1990-08-05 (Released:2009-12-11)
参考文献数
16
被引用文献数
5 6

主な食中毒菌及び腐敗細菌23菌種25株を供試し, ニンニク抽出液の抗菌作用を検討した. その結果, 大部分の供試菌に対するニンニク抽出液のMICは, 0.62~1.25%の範囲で, 強い抗菌作用を有することが認められた. なお, 検液1mlはニンニク0.5g水抽出液に相当する. 次に, 抗菌活性の安定性について, 加熱及びpHによる影響について検討した. その結果, 抗菌活性は加熱による影響が顕著で, 100°10分間の加熱で半減し, 20分間加熱で完全に失活した. また, pH 6.0~7.0付近の抗菌活性は最も強く安定していたが, pH 5.0やpH 8.0以上では減少することが認められた.