著者
吉田 篤夫
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
衛生化学 (ISSN:0013273X)
巻号頁・発行日
vol.38, no.2, pp.110-120, 1992-04-30

The mechanism for the international regulatory control of drugs of abuse under the Single Convention on Narcotic Drugs and the Convention on Psychotropic Substances is outlined. A historical overview of the substances which have been added to the list of controlled drugs is presented, focusing on the review of dependence-producing substances by the World Health Organization (WHO) for international control decisions.
著者
山元 俊憲 寺田 賢 吉田 武美 吉村 三郎 黒岩 幸雄
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
衛生化学 (ISSN:0013273X)
巻号頁・発行日
vol.27, no.5, pp.326-330, 1981-10-31
被引用文献数
3

Sympathomimetic amines, amphetamine and methamphetamine, were determined as trifluoroacetyl derivatives by gas chromatography (GC) equipped with a flame-thermionic detector (FTD). Resolution of these derivatives was carried out in a glass column (3 mm×1 m), packed with 1.5% SE-30 on Chromosorb W (AW-DMCS) at 110℃, with helium at a flow rate 50 ml/min. Detection limit of these amines was 0.1 ng. In a case of the autopsy samples from 4.5 month-postmortem suspected the intoxication of methamphetamine, we could detect the amine by FTD-GC, and the content was calculated to be 12.5 μg per g wet weight liver.
著者
門石 明浩 原 良昭 吉田 正樹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.401, pp.15-18, 2004-10-27

本研究では,等尺性随意収縮時に測定される筋音図(MMG)を時間一周波数解析の手法の1つであるMatching Pursuit(MP)法を用いて解析する.上腕二頭筋を最大随意収縮力(MVC)の10〜90%まで一定の割合で力を増加させた時のMMGを測定し,MP法により詳細な時間周波数分布を求めた.30%MVC未満は20Hz前後の周波数成分にエネルギが集中していた.30〜60%MVCの範囲では%MVCの増加と共に高周波成分も増加した.60%MVC以上では特徴的な周波数成分の変化は確認されなかった.本結果より,30%MVC未満では遅筋線維が動員され,30%MVCから速筋線維の動員が開始されることが示唆された.
著者
吉田 春夫
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.53, no.5, pp.690-693, 1990-02-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。Symplectic integators are numerical integration schemes for Hamiltonian systems, which conserve the sysmplectic 2-form exactly. For small value of the integration time step γ, there is no secular change of the error of energy. This comes from the fact that the obtained mapping describes the time evolution of a slightly perturbed Hamiltonian system exactly.
著者
辻河亨 吉田 稔 中川 裕志
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告自然言語処理(NL) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.1, pp.155-162, 2004-01-14
被引用文献数
4

文書中から用語抽出を行う手法としては様々なものが提案されているが,多くはコーパスにおける用語候補の使用における統計量を利用するものであった。本稿では,これまで光が当てられていなかった用語を構成する語基間の関係について,そのグラフ構造に着目する。まずグラフにおける局所的ないし大域的構造を反映する用語抽出の指標を新たに提案し,その上で提案した用語抽出のいくつかの指標,およびそれらの組み合わせを,複数のコーパスを用いて実験的に評価した結果について報告する。Many methods to evaluate termhood of word sequences extracted from documents have been proposed. The majority of them use the statistics of term candidates appearing the corpus. The ignored side, however, is the graph structure whose nodes are basic terms that consist of complex terms. That is exactly what we focus on in this paper. We propose term extraction algorithms which utilize this graph structure. More precisely, the proposed methods assume the whole set of compound terms as a graph and applies web mining method to term extraction. The nodes are element words, the edges coincide with modifying relations between words in the definition of graph, and the importance of terms are ones used to find web communities or in ranking pages by Web search engines. Finally we experimentally evaluate the proposed algorithms with terminology dictionaries on Web.
著者
吉田 稔 杉浦 隆博 山田 剛一 増田 英孝 中川 裕志
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.23, 2009

本発表では、テキストに記述された数値情報を、その属性名とともに抽出し、複数記事間の数値情報を関連付けることにより、自動的にグラフを作成するシステムを紹介する。数値情報どうしの関連付けのさい、(属性、数値)のペアについてクラスタリングを行う。また、入力された属性名に対して、生成されたグラフから自動的に適切なグラフを選択し提示する手法についても述べる。
著者
吉田 忠行 赤間 清 宮本 衛市
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌数理モデル化と応用(TOM) (ISSN:18827780)
巻号頁・発行日
vol.41, no.7, pp.12-22, 2000-11-15

問題解決において,正しく,かつ効率的に問題を解くプログラムを作成するのは重要なことであるが,同時に困難なことでもある.本論文では,正しく効率的なプログラムを自動的に作成するための新しい方法を提案する.本論文では,文字列領域における問題の1つとして言語認識問題を取り上げる.一階述語論理表現を用いて定式化した問題仕様から,問題を高速に解くためのプログラムを生成する.ただし,本方法によって生成されるプログラムは,有限オートマトンに相当する単純なプログラムに限定している.本論文では,問題仕様とプログラムを従来の理論よりも一般的な形で関係づけている,等価変換に基づく計算モデル(等価変換モデル)を採用する.等価変換モデルでは,プログラムは等価変換ルールの集合である.本論文のプログラム生成では,問題仕様から等価変換ルールを次々に生成し,その中から効率的なルールだけを選別する方法を用いる.ルール生成は「メタ計算」と呼ばれる計算によって行い,効率的なルールの評価基準に基づき,生成されたルールを選別する.本論文の提案する方法により,一階述語論理表現を用いて自然な形で記述された言語仕様から,その言語に関する認識問題を効率的に解くプログラムを得ることが可能になる.It is very important but not easy to write correct and efficient programs for solving problems. In this paper, we propose a new method for automatic generation of correct and efficient programs. We assume that we are given a language recognition problem that is Formalized by using first-order logical expressions. Correct and efficient programs are then generated from the problem specification. The class of programs generated by the proposed method correspond to the one of finite automatons. In this paper we adopt a computation model based on equivalent transformation (ET model), which formalizes the relation between specifications and programs more generally than other existing models. In the ET model, a program consists of equivalent transformation rules (ET rules). We generate many ET rules from a given specification represented by first-order logical expressions and select ``efficient'' rules among them. We generate ET rules by ``meta computation'' and select efficient rules based on an evaluation function. We can obtain correct and efficient programs to solve language recognition Problems from their language specifications naturally represented by first-order logical expressions.
著者
澤井 一義 吉田 正樹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.87, no.11, pp.2054-2061, 2004-11-01
被引用文献数
2

近年,高齢社会を迎えて独居高齢者が増加している.そこで,独居高齢者の在宅健康管理を目的として,家屋内にセンサを設置し,長期間のモニタリングが実施されている.本論文は,日常生活における在宅高齢者の異常状態(体調不良でどこかにとどまっている場合,転倒や急激に体調が悪化して動けなくなった場合)を検出することを目的として,実際の高齢者宅に取り付けられた様々なセンサの動作時刻のデータから被験者(高齢者)の異常状態を検出するアルゴリズムの開発を行った.そのアルゴリズムとして,被験者に何らかの異常があった場合に長時間センサが反応しなくなると考えて,すべてのセンサの出力信号のORをとるという簡単な論理演算を用いたアルゴリズムを開発した.更に,センサの反応しない時間に対して,検出率にどう影響があるのかを検討した.その結果,センサの反応が2時間15分ない場合に異常と検出するのが妥当となった.
著者
堀内 美穂 佐藤 恵子 吉田 敏也 頼母木 浩一
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.52, no.2, pp.95-101, 2009 (Released:2009-05-01)
参考文献数
8
被引用文献数
4 3 4

科学技術振興機構(JST)が継続的に収集している国内の科学技術関連資料(9,098誌)について電子化の現状を明らかにするため,出版者サイトおよび国内のアグリゲータ機関からの全文情報の提供状況を調べた。調査の結果,3,558誌(39%)の全文が電子的な状態で提供されていることがわかった。電子化されている3,558誌について,出版団体,資料の種類,分野別に分析を行った。科学技術関連資料のうち,学術誌・学会誌の電子化率は47%であった。
著者
知念 賢一 吉田 豊一 山口 英 香取 啓志
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 : 映像情報メディア (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.51, no.6, pp.925-930, 1997-06-20
被引用文献数
6

Recently, the Internet has become a popular communication medium in which various kinds of information can be provided with world-wide coverage. Interactive information services through the Internet are also expected. The TV community is now trying to develop a new service model of TV broadcasting merged with interactive information services like the WWW over the Internet. In this paper, we report an experiment on a multimedia information service about a 14-day baseball championship as an attempt to merge the Internet with TV broadcasting. We designed a new feed system for the Internet since conventional systems are not suitable for feeding multimedia information to the Internet. This paper compares TV broadcasting and information services on the Internet, presents the design concept of our new feed system, and analyzes it through the experiment.
著者
中村 昌志 天海 良治 山崎 憲一 吉田 雅治 竹内 郁雄
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. 記号処理研究会報告
巻号頁・発行日
vol.94, no.3, pp.9-16, 1994-01-14

実時間記号処理カーネルTAO/SILENTのパッケージシステムについて述べる.言語TAOは記号処理専用マシンSILENT上でOSとしての役割を果たすため,一般的なプログラミング言語の機能の他に,OSの機能を併せ持つ.TAOのパッケージシステムでは,パッケージとシンボルの保護機能およびインクリメンタルリハッシュがOSの機能である.一般的にプログラミング言語の機能としては,パッケージパスによるパッケージの継承がCommon Lispと異なった特徴的なものとなっている.これらの機能を組合わせることにより多様な構造の名前空間を実現することができ,マルチユーザ環境や複数言語の共存などに対応できる.
著者
山崎 憲一 吉田 雅治 天海良治 竹内 郁雄
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.40, no.6, pp.2743-2754, 1999-06-15
被引用文献数
2

本論文では Lispをべースとして論理型プログラミングを融合したマルチパラダイム言語TAOについて述べる. これまで研究されたきた融合型言語においては 純粋な関数型言語と論理型言語を融合するものが多かったが TAOではすべてのLispプリミティブと論理型プログラミングを利用できる. TAOでは Lispと論理型言語の実行機構の類似性に着目した融合を行う. ここで 実行機構の類似性とは 状態変数と論埋変数 関数呼び出しと述語呼び出し 大域的脱出とバックトラックなどを指す. たとえば catch/throwのような脱出とバックトラックには類似性があり バックトラックを大域脱出の一種と考えることができる. これにより バックトラックが Lispの大域脱出に関するさまざまなプリミティブを自然に利用できるようになる.This paper describes a Lisp-based multi-paradigm programming language TAO that incorporates a logic programming (LP) paradigm. Whereas previous multi-paradigm languages only supported purely functional and LP facilities, TAO supports all Lisp primitives as well as LP facilities. This amalgamation of Lisp and LP is done by making use of the similarities in their execution mechanisms, giving a natural semantics to the amalgamation. The similarities include state vs. logic variables, function vs. predicate calling, and non-local exit vs. backtracking. For example, the similarity between non-local exit (catch/throw) and backtracking enables backtracking to be regarded as a kind of non-local exit, so that backtracking can use all Lisp facilities which support non-local exit.
著者
山崎 憲一 吉田 雅治 天海良治 竹内 郁雄
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) (ISSN:18827802)
巻号頁・発行日
vol.42, no.7, pp.70-83, 2001-07-15

Lispに論理型言語の機能を融合する場合には,論理型言語特有の内部データ構造である未定義値(UNDEF)と,参照(REF)をどのように表現するかということが問題となる.本論文では,我々がTAO86およびTAOという2つの言語で採ったアプローチについて述べる.UNDEFには,必然的に構造データ中の「番地」という概念がともなうが,これをLispからどのように隠蔽するかがポイントとなる.TAO86では,UNDEFを即値とし,REFを処理系が自動的にたどる方法によって実装を行った.これにより言語が単純なものとなるが,いくつかのケースにおいては特有の問題を生じる.たとえば,REFやUNDEFを含む構造データの同一性を判定するために,アドホックな関数を必要とする.TAOでは同様の方法を採りつつも,論理変数を述語の値として返す関数型の機能,パターンマッチによる同一性の判定の機能などを用いて,これらの問題を解決する.また,本論文ではTAOのタグ割当てなど,実装の詳細についても述べる.Lisp can have much expressive power by incorporating logic-programming facilities. In this paper, we discuss implementation issues of this incorporation, especially for internal data representation such as undefined value (`UNDEF') and reference (`REF'). We designed two Lisp-based multi-paradigm programming languages, TAO86 and TAO, to solve these issues. In TAO86, UNDEF is a first-class immediate value, and REF is dereferenced by the system automatically. This solution is quite simple but did not have enough power to handle the whole set of data so that TAO86 provides some adhoc builtin functions. TAO, a thoroughly redesigned successor of TAO86, has new features such as functional predicates and pattern-matching mechanism that give an elegant solution of TAO86 issues. This paper also describes the implementation of internal data representation and data handling mechanisms in detail.
著者
山崎 憲一 吉田 雅治 天海良治 竹内 郁雄
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.136-147, 2000-01-15
被引用文献数
1

TAOは,関数型,論理型,オブジェクト指向のプログラミング機能を持つマルチパラダイム言語である.TAOの論理型計算は次の2つの特徴を持つ.パターンマッチとガードによって節を選択し,深いバックトラックは陽に呼び出す.関数と述語は互い呼び出すことができ,任意のデータを渡せる.本論文では,このような論理型計算機構を実装するための抽象マシンを提案する.この抽象マシンは,WAMをベースとしており,以下のような特徴を持つ.1)構造データをスタックでなくヒープ上に表現する.2)単一化やパターンマッチでは,レジスタを極力使用しない.3)プロセススイッチする可能性がある時点では,データを必ず無矛盾に保つ.また,他のProlog処理系と比較評価し,Lispとの融合によって性能が劣化しないことを示す.TAO is a Lisp-based multi-paradigm programming language whichincorporates functional, logic and object-oriented programmingparadigms. This paper describes the implementation of logic computation in TAO, which is different from Prolog in thefollowing two points.A clause is selected according to pattern matching and guard testing,and deep backtracking is invoked explicitly.Functions and predicates can invoke each other and pass any type ofdata between them.We propose an abstract machine, based on WAM (Warren's abstract machine), which has the following features.1) Structured data are represented in heap memory instead of stack.2) Almost no extra registers are used at unification and pattern maching.3) Memory configuration is consistent at any potential process-switching point.We also evaluated our implementation comparing with other Prologprocessors, and showed that the paradigm fusion does not degrade theperformance.
著者
山崎 憲一 吉田 雅治 天海良治 竹内 郁雄
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.43, no.1, pp.112-123, 2002-01-15

本論文では,Lispでオブジェクト指向プログラミングを行うための,Lispの拡張について述べる.本論文で提案する言語TAOは,ポリシーとメカニズムを分離するという考えに基づいて設計されており,たとえば,クラスや継承といったポリシーは提供しない.TAOは,オブジェクト指向計算のための最小限のメカニズムと,ポリシーを構築するためのメカニズムだけを備える.メカニズムは,Lispの環境とラムダ式を自然に拡張することにより導入される.ユーザは,これらを用いてTAO上にさまざまなポリシーを構築できる.本論文では,一例として,単純継承と委譲の構築例を示す.また,実装についても述べ,評価を行い,TAOの提供するメカニズムがいずれも十分な性能を達成していることを示す.This paper describes an extension of Lisp to incorporateobject-oriented programming into Lisp.A symbolic processing languageTAO, proposed in this paper, is designed based on policy/mechanismseparation principle where mechanisms support essential primitives forobject-oriented computation and policies, such as class definition andinheritance, determines how mechanisms are managed.The mechanisms areintroduced naturally by extending the Lisp's concept of environmentand lambda expression.By using these mechanisms, a TAO user canconstruct his/her own policy, such as single inheritance and simpledelegation which are shown in this paper as an example.We describe theimplementation of TAO and evaluate it using some benchmark programs,and as a result, we show that these primitives are efficient enough.

1 0 0 0 OA 幽囚録

著者
吉田松陰 著
出版者
吉川半七
巻号頁・発行日
1891
著者
吉田 哲也 五十嵐 敏文 朝倉 國臣 宮前 博子 彌富 信義 橋本 晃一
出版者
一般社団法人 資源・素材学会
雑誌
資源と素材 (ISSN:09161740)
巻号頁・発行日
vol.120, no.10,11, pp.577-583, 2004 (Released:2006-05-09)
参考文献数
22
被引用文献数
1 3

To reduce the volume of precipitates generated by the neutralization of acid mine drainage (AMD) containing high concentrations of Fe and As, ferritization of the precipitates was attempted by a two-step neutralization process in which magnesium oxide (MgO) was used as the first neutralizer and sodium hydroxide (NaOH) as the second. Batch neutralization experiments with MgO and continuous flow experiments by the two-step neutralization were conducted in laboratories and an AMD treatment plant. The results showed that the precipitates by the neutralization were magnetized in the continuous flow experiments, although there was Al and Si that prevented the generation of ferrite in the AMD. This indicates that ferrite was formed from the precipitates after removing most of the soluble Al and Si by the first neutralization. In addition, aging of the precipitates under reducing conditions and returning the aged precipitates to a ferrite tank were required to form ferrite. The molar ratio of As to Fe in the precipitates reached a constant value at pH>3.5. This suggests the coprecipitation of As and Fe.