著者
亀本 大貴 橋本 智昭 加嶋 健司 大塚 敏之
出版者
一般社団法人 システム制御情報学会
雑誌
システム制御情報学会論文誌 (ISSN:13425668)
巻号頁・発行日
vol.27, no.10, pp.405-411, 2014-10-15 (Released:2015-01-22)
参考文献数
7
被引用文献数
4 1

In this study, we investigate the control problem of the load frequency of electric power systems that consist of consumers, suppliers, generators and the independent system operator. For this purpose, we adopt the model predictive control method, in which the control performance over a finite future is optimized repeatedly. The objective of this study is to provide an optimal electric price operation for achieving the steady-state of electric power systems with taking into account both benefits of consumers and suppliers.
著者
大塚 敏之
出版者
一般社団法人 システム制御情報学会
雑誌
システム/制御/情報 (ISSN:09161600)
巻号頁・発行日
vol.61, no.2, pp.42-50, 2017-02-15 (Released:2017-08-15)
参考文献数
99
被引用文献数
2
著者
大角 洸平 大塚 敏之 平田 光男 塩谷 政典
出版者
一般社団法人 日本鉄鋼協会
雑誌
鉄と鋼 (ISSN:00211575)
巻号頁・発行日
vol.99, no.4, pp.275-282, 2013 (Released:2013-03-26)
参考文献数
16
被引用文献数
1

In this paper, a control problem of temperature dispersion in steel cooling is formulated as model predictive control (MPC) of a probability density function (PDF). The input of MPC is optimized for dynamics of the PDF approximated by the Monte Carlo method, which is called particle MPC (PMPC). Simulation results of PMPC are presented to show the potential effectiveness of dispersion control.
著者
大塚 敏史 石郷岡 祐
雑誌
研究報告組込みシステム(EMB)
巻号頁・発行日
vol.2013-EMB-28, no.6, pp.1-5, 2013-03-06

近年の自動車では,制御の電子化と情報機器連携によりネットワークの重要性が高まる一方で,接続機器増加によりセキュリティリスクも高まっている.特に不正データを侵入させシステムを異常動作させるなりすまし攻撃は,論文等で実車での攻撃が実証されており対策が急務である.一方で,車載LANはすでに広く普及しており,既存ECU(Electronic Control Unit)の変更はコストおよびシステム信頼性に影響を及ぼす.本研究では,既存ECUに変更を行わずになりすまし攻撃の検知および防止が可能な侵入検知手法の実現を目的としており,本報告では,車載LANデータの周期性を活用して高い検知精度と侵入防止機能を実現する周期検知方式を提案する.
著者
大塚 敏子 巽 あさみ
出版者
一般社団法人 日本公衆衛生看護学会
雑誌
日本公衆衛生看護学会誌 (ISSN:21877122)
巻号頁・発行日
vol.5, no.3, pp.219-229, 2016 (Released:2016-12-22)
参考文献数
27
被引用文献数
1

目的:発達上“気になる子ども”をもつ保護者への保育士の支援経験を明らかにする.方法:“気になる子ども”の保護者への支援経験がある保育士12名に対し半構造化面接を行った.研究方法は質的帰納的研究方法を用いた.結果:“気になる子ども”を持つ保護者への保育士の支援の実態として【核心を伝える下準備としての基本的な関係づくり】,【方法や時期を見極めた上での核心の伝達】,【保護者の気持ちに配慮した専門的支援活用のための支援】,【情報共有や助言による保育士自身の安心感】,【期待した反応が得られない保護者への強い困難感】の5つのコアカテゴリが抽出された.考察:保育士は,保育実践の場を持ち,日々保護者とも接点があるという強みを活かして保護者との関係を深めながら子どもの発達への気づきの促しや専門的支援の勧奨を行っていた.一方,拒否的反応や困り感のない保護者に対しては強い困難感を抱いていることが明らかとなった.

2 0 0 0 OA 西讃府志

著者
大塚敏 等編
出版者
那珂多度同志会
巻号頁・発行日
1898
著者
大塚 敏之 石谷 雅宏
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 C編 (ISSN:03875024)
巻号頁・発行日
vol.66, no.652, pp.3962-3969, 2000-12-25 (Released:2008-02-26)
参考文献数
9
被引用文献数
1

This study applies differential game theory to simplified four-wheeled vehicle models. We describe the motions of two four-wheeled vehicles on plane as nonlinear systems and formulate receding-horizon differential game problems. Performance indexes of the differential games have a moving performance interval. The game optimal solution (minimax solution) is calculated by applying a real-time algorithm without successive approximation. Numerical results of pursuit-evasion and overtaking are reported and discussed.
著者
大塚 敏之 高木 均 豊田 満夫 堀口 昇男 市川 武 佐藤 賢 高山 尚 大和田 進 徳峰 雅彦 堤 裕史 須納瀬 豊 新井 弘隆 下田 隆也 森 昌朋
出版者
The Kitakanto Medical Society
雑誌
北関東医学 (ISSN:13432826)
巻号頁・発行日
vol.50, no.6, pp.517-522, 2000-11-01 (Released:2009-10-15)
参考文献数
11

マイクロ波やラジオ波を用いた凝固療法は肝癌に対する局所療法として広く行われるようになってきた.今回, 我々はマイクロ波やラジオ波による凝固効果を, イヌ及びブタを全身麻酔下に開腹した後肝臓にそれぞれの電極針を穿刺し通電することにより検討した.イヌを用いた実験では, 肉眼的にAZWELL社製マイクロ波, RITA社製ラジオ波及びBOSTON社製ラジオ波で凝固範囲が異なった.組織学的には, いずれも辺縁部に直後では出血を, 5日後では肉芽組織の形成が認められ明らかな差はなかった.ブタを用いた実験では, RITA社製ラジオ波のみの解析であるが, 組織学的に通電直後と6時間後では辺縁部に出血が見られ, 7日後では辺縁部に肉芽組織の形成が認められた.また, 通電時間による凝固範囲内の組織学的所見には差がなかった.したがって, 生体において, マイクロ波とラジオ波ともに良好な凝固効果が得られると考えられた.
著者
児島 晃 大塚 敏之
出版者
公益社団法人 計測自動制御学会
雑誌
計測と制御 (ISSN:04534662)
巻号頁・発行日
vol.42, no.4, pp.310-312, 2003-04-10 (Released:2009-11-26)
参考文献数
12
被引用文献数
4
著者
大塚 敏之
出版者
公益社団法人 計測自動制御学会
雑誌
計測と制御 (ISSN:04534662)
巻号頁・発行日
vol.41, no.5, pp.366-371, 2002-05-10 (Released:2009-11-26)
参考文献数
20
被引用文献数
6
著者
大塚 敏子 荒木田 美香子 三上 洋
出版者
日本公衆衛生学会
雑誌
日本公衆衛生雑誌 (ISSN:05461766)
巻号頁・発行日
vol.57, no.5, pp.366-380, 2010 (Released:2014-06-12)
参考文献数
56

目的 本研究は,学校教育における効果的な喫煙防止教育を検討するため,高校生を対象に現在の喫煙行動と将来の喫煙意思から将来喫煙者となるリスクを 3 群に分け,喫煙に対する認識,主観的規範,禁煙勧奨意欲など喫煙に関連する要因の特徴の違いを分析することを目的とした。方法 調査は便宜的に抽出された近畿 3 府県の 4 高等学校 1 年生747人(男子311人,女子436人)を対象とした。質問項目は,性別,喫煙行動,将来の喫煙意思,喫煙の勧めを断る自信,喫煙に関する知識,喫煙に対する認識,主観的規範意識,自尊感情,周囲の喫煙状況および禁煙勧奨意欲である。喫煙行動のリスク状況を把握するため現在および過去の喫煙行動と将来の喫煙意思により対象者を 3 群に分類し,各項目の得点の群間による差の検定を χ2 検定,一元配置分散分析および多重比較を用いて行った。結果 各質問項目の平均値は,ほとんどの項目でリスクが高い群ほど,喫煙を断る自信がない,喫煙に対する美化や効用を信じる気持ちが強い,主観的規範意識が低い,周囲に禁煙をすすめる意欲が低いというように好ましくない状況を示した。また,自尊感情以外のすべての項目で女子に比べて男子の方が好ましくないという傾向だった。さらに自尊感情以外の項目で低リスク群と高リスク群,低リスク群と中リスク群の間に有意な差がみられた一方,喫煙に関する知識と禁煙勧奨意欲の項目で中リスク群と高リスク群間に有意な差がなかった。結論 喫煙行動の中リスク群は非喫煙者ではあるが,喫煙に関する知識や禁煙勧奨意欲などの項目で,既に喫煙を開始している高リスク群に近い傾向を持っていることが示唆された。高等学校で行われる集団的な喫煙防止教育ではこれら全体の 2 割を占める中リスク群の特徴を考慮した教育内容が必要であると考えられる。