著者
石田 文彦 小島 浩治
出版者
日本科学史学会
雑誌
科学史研究 (ISSN:21887535)
巻号頁・発行日
vol.39, no.214, pp.99-107, 2000 (Released:2021-08-23)

This study deals with the progress and background of establishing the Hyakukou Kagaku Ka (Industrial Chemistry Course) in Niigata School, the purpose of Hyakukou Kagaku Ka and its curriculums, etc. Niigata School for English-language was established by Governor Masataka Kusumoto in 1872, and it was the origin of secondary school in Niigata Prefecture. Kusumoto attempted to fix and develop secondary education with Niigata School, however, it became difficult to secure students owing to the competition with National Niigata School of English Studies established later. Governor Moriteru Nagayama, newly appointed under such circumstances, established the Hyakukou Kagaku Ka in Niigata School in 1876 with a model of the Seisaku Gaku Kyouzyou (Industrial Course) in National Tokyo Kaisei School with an intention of promoting the secondary education and industry in Niigata Prefecture. On the background where Niigata School and Hyakukou Kagaku Ka were established, we pointed out that Kusumoto and Nagayama, local government officials sent from the central government, had a policy achieving a national enrichment through promoting industry.
著者
小島 浩之
出版者
東京大学経済学部資料室
雑誌
東アジア古文書学の構築 : 現状と課題
巻号頁・発行日
pp.1-24, 2018-03-26

総論:料紙および料紙調査方法の諸問題
著者
塩見 雄佑 杉 正夫 太田 順 大久保 強志 山本 政 小島 浩 井上 和佳
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2007年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.973-974, 2007 (Released:2007-09-01)

板取問題は加工業において,利益を左右する重要な問題である.板取問題に関する研究は幅広く行われているものの,実際の製造において重視される制約を十分に反映しておらず,研究成果を適用できる現場が限られてしまう.本研究では,実際の加工業への適用を想定し,カッティング方法やコストなどの現実的な制約を考慮した板取問題を扱う.
著者
安形 麻理 小島 浩之 上田 修一 佐野 千絵 矢野 正隆
出版者
日本図書館情報学会
雑誌
日本図書館情報学会誌 (ISSN:13448668)
巻号頁・発行日
vol.60, no.4, pp.129-147, 2014-12-31

本稿の目的は,4年生大学図書館,大学院大学図書館,国立国会図書館,都道府県立図書館に悉皆質問紙調査を行うことにより,日本の図書館におけるマイクロ資料の保存の現状を把握することである。902件(回収率62.8%)の有効回答と予備調査4件の合計906件を分析した結果,回答館の52.3%にあたる474館がマイクロ資料を所蔵していた。マイクロ資料を所蔵している回答館のうち,47.5%がマイクロ資料を長期保存の媒体と位置付け,30.0%が1年に1回程度以上の頻度で受け入れを続けていること,11.4%の図書館で所蔵数が把握できていないこと,44.3%の図書館で代表的な劣化であるビネガーシンドロームが発生しているが,24時間の空調管理は31.6%,湿度設定は22.7%のみで可能であることなどが明らかになった。ビネガーシンドロームは加水分解により発生,進行するため,湿度の管理が非常に重要となるが,根本的な対策である環境改善が進んでいない現状が確認された。
著者
小林 繁夫 小島 浩
出版者
一般社団法人 日本航空宇宙学会
雑誌
日本航空宇宙学会誌 (ISSN:00214663)
巻号頁・発行日
vol.30, no.341, pp.354-363, 1982-06-05 (Released:2009-05-25)
参考文献数
16

An analytical study has been carried out to clarify the mechanism of pogo. As a numerical example, the pogo instability of N-Launch Vehicle has been studied. The calculated result is in good agreement with the flight record for the occurrence time of pogo vibration. The following properties have been disclosed. (1) Main factors which govern the pogo occurrence are the mass ratio and the structural damping coefficient. (2) In the case of N-Vehicle, the pogo instability is mainly created at the oxidizer-structure loop with a short feed pipe. (3) The bubble frequency due to cavitation in the oxidizer pump plays an important role.The effectiveness of an accumulator at the pump inlet as a suppression device is also presented analytically.
著者
小島 浩之
出版者
東京大学経済学部資料室
雑誌
東京大学経済学部資料室年報 (ISSN:21868972)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.84-94, 2012-03-31

論説Articles
著者
柴田 祥一 高丸 尚教 大嶋 晃敏 小島 浩司 土屋 晴文 渡邉 恭子
出版者
中部大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

本研究は,太陽フレア時にイオンがいかにして高エネルギーにまで加速されるかを調べるため,そのイオンが太陽大気中で作る中性子のエネルギー分布や生成量の時間変化を観測することを目的とする.中性子を測るのは,太陽地球間の磁場の影響を受けずに直進してくるので,イオンの加速時の情報を保持しているからである.本科研費では,加速器実験で使用された粒子飛跡検出装置(SciBar)を,上記の目的のための観測装置として改良後,メキシコのシェラネグラ山頂(4600 m)に設置するため,小型試作装置で予備観測を行った.そして,観測結果を計算機シミュレーションと比較・検討し観測システム(SciCRT)を構築・稼働させた.
著者
岡田 将彦 安形 麻理 小島 浩之
出版者
三田図書館・情報学会
雑誌
Library and information science (ISSN:03734447)
巻号頁・発行日
no.64, pp.33-53, 2010

原著論文【目的】図書館における資料保存では, 紙の長期保存が端緒となってさまざまな取り組みがなされてきた。近年, 製本形態も扱った図書の状態調査が始まったが, 無線綴じや接着剤の状態に焦点を当てた調査はほとんどない。しかし, 戦略的な資料保存のためには状態調査が不可欠である。本研究では, 現代の図書の主流である無線綴じの状態を把握するため, (1)専門書を中心に所蔵する大学図書館における無線綴じ図書の割合を明らかにする, (2)損傷状況を明らかにする, (3)損傷の原因を検討する, の3点を目的に調査を行った。【方法】調査票は, 国立国会図書館による状態調査の調査票を基に, 無線綴じに特化した項目を追加して作成した。調査対象は, 大規模開架図書館である慶應義塾大学三田メディアセンターの蔵書のうち, 1962年以降に受入した図書とした。1960年代から2000年代までの10年ごとの資料群から, ドロットのランダムサンプリング法を用いて, 和書(日本語・中国語・朝鮮語)・洋書400点ずつ, 合計4, 000点を抽出した。6名の調査者が, 調査票にしたがい, 標本を調査した。【結果】調査の結果からは, 和書・洋書ともに, ソフトカバー・ハードカバーにかかわらず無線綴じの割合が一貫して増加していること, 洋書の方が無線綴じの採用時期は早かったが, その後の増加率は緩やかであること, 現在では和書の方が無線綴じの割合が高く, 2000年代には全体の75.3%(ソフトカバーでは94.8%)に達すること, などが明らかになった。無線綴じに特徴的な損傷である背割れの割合は和書の方が高かったが, 和書・洋書ともに出版後間もない2000年代の図書でも生じているという全体的な傾向は共通していた。分析の結果, 貸出回数が背割れの大きな要因であることが明らかとなった。