著者
小野 真
出版者
京都大学学術出版会
巻号頁・発行日
2002-01

2003年度日本宗教学会賞受賞。京都大学学位授与論文をもとにした出版物。
著者
小野 真道 長町 三生 松原 行宏 松島 加代子
出版者
一般社団法人 日本人間工学会
雑誌
人間工学 (ISSN:05494974)
巻号頁・発行日
vol.26, no.5, pp.243-250, 1990-10-15 (Released:2010-03-11)
参考文献数
11

本論文では, クライエントの心理状態を考慮し, 自然言語を用いて効果的なカウンセリングを行うシステムを提案する. カウンセリング理論において, クライエントの状態に適したカウンセリングを行うことは非常に重要である. そこで, システムにクライエントの状態を表現するクライエントモデルを導入する. そして, そのモデルの状態よりカウンセリングのタイプを表す最適なカウンセリング態度を判断し, 応答に反映させる. また, カウンセリング対象を交通問題に限定し, 交通に関するデータベースを作成することによりクライエントに的確な応答を与える.
著者
小野 真紀子
出版者
イタリア学会
雑誌
イタリア学会誌 (ISSN:03872947)
巻号頁・発行日
no.60, pp.155-176, 2010-10-20

Allo scopo di approfondire l'evoluzione delle "buone creanze" nell'eta moderna, questo studio prende in esame le buone maniere a tavola nei banchetti delle corti italiane del XVI secolo, nei quali si riteneva che fossero piu raffinate, attraverso l'analisi del modo di servire a tavola. In quest'epoca stavano iniziando a svilupparsi, soprattutto nella societa di corte, le "buone creanze" moderne e stava crescendo l'importanza dei regolamenti in ogni aspetto della vita sociale. Nello stesso tempo venivano inoltre pubblicati numerosi trattati sulle "buone creanze", come per esempio il Galateo di Giovanni della Casa, ma non e da escludersi che le buone maniere a tavola qui regolamentate non fossero appropriate a tutte le situazioni in cui si consumava del cibo. La pubblicazione di manuali di scalcheria e invece degna di nota, perche si ritiene che il servizio a tavola fosse eseguito in base alle regole delle buona educazione dei commensali a tavola. Tutti i manuali esaminati in questo studio sono stati pubblicati nella seconda meta' del XVI secolo (La singolare dottorina di D. Romoli, Dello Scalco di G. B. Rossetti, Dialogo del maestro di casa di C. Evitascandalo e Il Trinciante di V. Cervio). Il servizio a tavola nel banchetto a quel tempo era ben ordinato ed era eseguito sotto la direzione dello scalco, ovvero di un direttore dei mestieri attenenti alla tavola a corte che organizza tutto cio che riguarda il banchetto nell'ambito del suo incarico di responsabile e ideatore del festino. Gli scalchi adottavano diversi espedienti nel servizio, affinche i commensali potessero mangiare e seguire il banchetto piacevolmente. Eliminavano infatti tutto cio che poteva risultare sgradito ai commensali e che andava evitato secondo le regole della buona creanza dei convitati: la vista dello sporco, il contatto con la saliva altrui e la pulizia per gli altri. Inoltre, il servizio a tavola era effettuato rispettando la gerarchia dei commensali, interpretando la loro buona creanza, preoccupandosi cosi di eseguire una parte dei comportamenti culturali dei convitati al posto loro. Si ritiene dunque che nella fase iniziale della formazione della "buone creanze" moderne, un sistema che avrebbe potuto agire su tutti, come il servizio del maestro di tavola, abbia influenzato la sensibilita e il comportamento. Pertanto, non si deve trascurare che tale servizio, nel banchetto del XVI secolo, nel quale si tende a evidenziare l'ostentazione del potere del signore e l'aspetto cerimonioso, poteva contribuire anche alla buona creanza dei commensali a tavola. Si ritiene che il presente studio abbia potuto mettere in luce il rapporto tra le buone maniere mostrate dai commensali a tavola e il servizio svolto dallo scalco, aggiungendo cosi un nuovo punto di vista agli studi precedenti, per esempio quello di N. Elias, che analizzavano in prevalenza le regole dei manuali, che permette di comprendere in modo piu approfondito le buone maniere a tavola dell'eta moderna.
著者
小野 真
出版者
日本宗教学会
雑誌
宗教研究 (ISSN:03873293)
巻号頁・発行日
vol.85, no.1, pp.1-24, 2011-06-30 (Released:2017-07-14)

近年、「宗教とは何か」という宗教学の根幹をなす問いが揺らいでいる。タラル・アサドによれば、この問いを発する我々の学的立脚点が、そもそも一定の時代的制約の中から生じた、世俗化した西洋近代という立場に依拠している。それゆえ、この問いに答えても宗教の普遍的定義は得られないことになる。それならば、「宗教とは何か」という問いは、空虚な問いになってしまったのであろうか。この点、「宗教」の定義を理論的に求めるのではなく、真の実在をリアルに求め、その途上で「空の立場」への実存的主体の転換を生ぜしめる、西谷啓治の立場は、アサドの立場と相互補完しうる可能性をもっており、現代でも独自の存在意義を持っている。アサドの権力理論は、近代国家に生きる者が宗教的実存へ転換することの困難さの再検討を西谷に提示する。他方、西谷の「空の立場」に基づく、仏教的修行関係における権力関係は、一神教的神観を背景とするアサドの権力理論をより深いところから補完し、アサドの立場と矛盾しない宗教の普遍的な概念を提示する可能性を持っている。
著者
小野真由美 井上創造 星子奈美
出版者
社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告情報学基礎(FI) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.109, pp.43-51, 2007-11-08

九州大学学術情報リポジトリ(略称 QIR)とは,学内で生産された知的生産物を収集・蓄積・保存し,インターネットを通じて無償で配布するシステムである.QIR と研究者情報の連携は,各システムのユーザビリティの向上を目指すものであり,連携により,研究者情報の業績一覧からワンクリックで対応する文献の閲覧を可能にし,さらに研究者情報のデータを流用した QIR のデータ登録も実現している.本論文では,システム連携に関する課題から設計・実装方法を説明し,最後にデータの解析について述べる.
著者
小塚 陽子 小野 真知子
出版者
名古屋女子大学
雑誌
名古屋女子大学紀要. 家政・自然編 (ISSN:09153098)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.39-46, 1994-03-05

南九州の重要な畑作物である甘しょの用途拡大を図るため,甘しょを調理素材として再評価することが必要である.甘しょの家庭料理あるいは調理済み加工食品としての用途はてんぷらや大学いもなどに極めて限定されていたが,近年新しい特性を持つ系統(低でんぷん,低糖分甘しょ等)が育種され,新食品素材として新しい調理法の開発が可能となってきた.さらに最近の健康食指向が高まりつつあることに伴い,ビタミン・ミネラル等が豊富に含まれている甘しょを手軽な形で摂取できることが望ましいと考える.甘しょには,カロチン系統と呼ばれるβ-カロテンを多く含有しているだいだい他の品種,またアントシアン系統と呼ばれるアントシアン色素を多く含有している紫色の品種,一般的によく知られている黄色品種ほか,数多くの品種が存在している.これらの品種の中から,第一報においては黄色系統の甘しょを鶏肉ソーセージに添加したものについて報告した.今回新たに開発された低でんぷん甘しょは水分音量が多く,ジュースに向く品種と考えられている.これらの品種の完全利用を目的とし,ジュースヘの調理音吐の検討ならびに,より付加価値の高い加工食品の開発を試みた.品種間の評価,官能検査等を行い,多少の知見が得られたので報告をする.
著者
小野 真理子 赤池 勝美 伊藤 寿満子
出版者
信州大学医学部附属病院看護部
雑誌
信州大学医学部附属病院看護研究集録 (ISSN:13433059)
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, pp.69-74, 2003-03

16時間夜勤の仮眠時にアロマセラピーを導入し,ラベンダーの鎮静作用による睡眠の深さへの効果とローズマリーの頭脳明晰化作用による睡眠覚醒の効果が,脳波測定の結果とともに実験に参加した人達の体験報告からも示唆され,仮眠の質の向上が得られた。
著者
高橋 裕次 小宮 木代良 丸山 士郎 佐々木 利和 小野 真由美 池田 宏 山口 俊浩
出版者
独立行政法人国立博物館東京国立博物館
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2005

本研究課題の最大の目的である、江戸幕府旧蔵資料の所蔵情報の把握を行うために、資料を所蔵している諸機関について情報収集を行い、所蔵の確認をした。さらに、江戸幕府旧蔵資料を引継いで管理していた東京国立博物館において、基礎的な情報を把握するため、収蔵品に関する様々なデータの整理をした。また、「浅草文庫」の目録や、帝室博物館の収蔵品目録、明治10年に博物館が作成した『博物館書目』をとおして、江戸幕府の引継ぎ資料の全体像を把握するための詳細調査を実施した。収集した江戸幕府旧蔵資料の所蔵情報をもとに、「江戸幕府旧蔵資料データベース」(暫定版)を作成した。収録したのは、東京国立博物館、宮内庁書陵部、国立公文書館内閣文庫、静岡県立図書館の所蔵する資料である。その点数が厖大であり、必ずしも現物1点ごとに詳細なデータの収集の実施はできなかったが、現在の江戸幕府旧蔵資料の概要を十分示すことができた。東京国立博物館の所蔵する漢籍、洋書については、これまで本格的な全体調査が行われていなかったが、今回、悉皆調査を行い、印記などを確認して、江戸幕府旧蔵資料と考えられるものをデータベースに収録した。東京国立博物館には、データに「伝来未詳」とされ、はっきりと江戸幕府旧蔵とは言えないまでも、その形態や特質から、江戸幕府に関係したであろうと推測できる資料もある。この点については今後の課題としたい。以上の研究によって、明治5年に湯島聖堂に集められた江戸幕府旧蔵資料の全貌を解明する手がかりができた。本研究報告書では、作成したデータベースや調査結果から、研究分担者・研究協力者が、江戸幕府旧蔵資料に関する個別研究も行った。しかし、本研究は江戸幕府旧蔵資料を明らかにする上での基礎的な作業であったといえる。今後は、江戸幕府旧蔵資料に関する各分野の個別研究を行う上で、本研究成果が基本的資料となると言えるであろう。
著者
小野 真由美 井上 創造 星子 奈美 森 雅生
出版者
九州大学附属図書館研究開発室
雑誌
九州大学附属図書館研究開発室年報 (ISSN:18813542)
巻号頁・発行日
vol.2006, pp.1-9, 2006

九州大学学術情報リポジトリ(略称QIR)とは、学内で生産された知的生産物を収集・蓄積・保存し、インターネットを通じて無償で配布するシステムである。QIRと研究者情報の連携は、各システムのユーザビリティの向上を目指すものであり、連携により、研究者情報の業績一覧からワンクリックで対応する文献の閲覧を可能にし、さらに研究者情報のデータを流用したQIRのデータ登録も実現している。本論文では、システム連携に関する課題から設計・実装方法を説明し、最後にデータの解析について述べる。
著者
小野 真嗣
出版者
グローバル人材育成教育学会
雑誌
グローバル人材育成教育研究 = Journal of the Japan Association for Global Competency Education (ISSN:21883505)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.43-52, 2017-03-31

This paper describes the practice of an overseas study tour program in which Japanese college students of science major not only learn English (EFL/ESL) but also teach Japanese (JFL/JSL) to English college students as teaching assistants. The purpose of this practice is to produce the opportunity that they are able to use English actively with a sort of work role in order to avoid passive learning. By offering such an opportunity to the students, the author expects that they use English as a foreign/second language, see Japanese as their first language again in a fresh light, and cultivate their intercultural understanding competency more than ever before. As a result of the practice, the students had a good opinion of the practice. They thought that their English skills were improved and they got more motivated after the practice. In addition, they were very satisfied with their experiment of teaching Japanese through English by analyzing the questionnaire on the practice.
著者
小野 真弘 徐 広孝 大山 卞 圭悟 西嶋 尚彦
出版者
日本体育測定評価学会
雑誌
体育測定評価研究 (ISSN:13471309)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.1-10, 2015-03-31 (Released:2016-04-14)
参考文献数
23

The purpose of this study was to create an achievement evaluation standard for men’s discus throwing. Subjects were 96 male discus thrower. The six trials of the discus throwing movement were recorded by camera, and the best record was used for analysis. Delphi method with 8 experts was implemented for characteristic causal analysis. Item characteristic and test characteristic were analyzed by IRT of 2PLM. Binary data (success=1, failure=0) was collected following the achievement decision criterion. The discus throwing was classified in the main of 4 motor phase (preparation, first turn, second turn, release).The discus throwing movement was configured 11 sub-movements and 34 items. A difficulty gap between the first turn and the release turn was large, there was a lot of items than other phases. Therefore, it is guessed that the first turn phase and the release phase are main phase and important for discus throwing. Unidimensionality, fitness to 2PLM and invariance of parameters were confirmed. The test reliability coefficient displayed a maximum value of 0.97 at an ability of -0.1. Ability range with the reliability coefficient of over 0.8 was between -0.2 to 2.0. It is means that the achievement evaluation standard of the discus throwing movement skill was high test precision. The correlation of the ability and the throwing record was 0.93 (p <0.05). The validity of this achievement evaluation standard was confirmed.
著者
大西 芳明 上田 雅彦 小野 真治 大下 修造 木内 陽介 佐竹 弘
出版者
特定非営利活動法人 産学連携学会
雑誌
産学連携学
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.1_13-1_22, 2009

近年,医療機関で使用されている医療機器の保守管理の必要性が高まり,臨床工学技士の役割はますます重要性を増している.医療現場の社会的な信頼性を確保するため,医療機器の保守点検や修理履歴などのデータを収集・分析する必要性がある.著者らは以前から,大学病院の医療現場におけるニーズを基にして,2003年2月,産学が共同して医療機器の保守・管理支援システムを製品化した.本稿では,医療機器の保守・管理支援システム開発の製品化・事業化に至った成功要因を国の政策,産学の連携体制,医療機器メーカとの役割分担などについて解析した.医療機器メーカの技術担当者や営業担当者との人的連携体制,組織的連携および特許戦略などが大きな成功要因であった.企業経営者と研究者との製品開発に対する共通理念が商品化のベースにあることが成功要因の基盤として不可欠であることがわかった.<br>
著者
早川 裕美子 石田 亜里 岩瀬 恭子 小野 真知子
出版者
名古屋女子大学
雑誌
名古屋女子大学紀要 (ISSN:02867397)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.51-60, 1986-03-01

高等学校「家庭一般」の教科書(12教科書)に記されている調理実習の調理品を対象に食塩濃度および食塩量を調べた.1.全調理品の食塩濃度は,改訂前で最低0.5%(カレーピラフ;S_1出版など),最高1.6%(ハンバーグステーキ;Kなど)であった.改訂後では最低0.3%(天ぷら;Sなど),最高1.6%(涼拌絲,G)であった.食塩濃度の分布は,改訂前0.7〜0.8%, 1.1〜1.2%(50.0%),改訂後0.5〜0.6%(31.1%)の範囲に高かった.2.食塩量は,改訂前で最低0.4 g(魚の照り焼き;S_1出版など),最高2.7 g(チキンピラフ;G)であった.改訂後では最低0.3 g(涼拌黄瓜; C),最高3.3 g(チキンピラフ;S)であった.食塩量の分布は,改訂前1.1〜1.5 g(35.8%),改訂後1.6〜2.0 g(27.5%)の範囲に高かった.食塩量が3.0g以上と高い調現品は,改訂後のチキンピラフ(S) 1種類であった.3.食味テストの塩味の結果は,改訂前において塩からいと感じた調理品は全体の57%,ちょうどよい25%,塩味が薄いと感じたもの18%であった.改訂後では,塩からいと感じた調理品が全体の45%,ちょうどよい0%,塩味が薄いと感じたもの55%であった.全体的にみて,塩からいと感じる調理品が多く,食塩濃度の高い調理品は塩からいと感じる傾向にあった.4.塩味以外の食味テストの結果は,うま味の項目でおいしいと感じる調理品は,改訂前68%,改訂後72%であった.外観がよい調理品は,改訂前36%,改訂後52%であり,テクスチュアがよい調理品は,改訂前57%,改訂後59%,分量がよい調理品は,改訂前25%,改訂後17%であった.5.調理品別の食塩濃度について改訂後の値が高くなったのは,ピラフ類(0.7%→0.8%)であり,改訂後の値が低くなったのは,和風汁物(1.0%→0.9%),天ぷら(0.7%→0.4%)であった.また,調理品別の食塩量において改訂後の値が高くなったのは,中国風汁物(1.6 g→1.7 g),魚の照り焼き(0.4 g→0,5 g)であり,低くなったのは,天ぷら(1.2 g→0.5 g),和風汁物(1.6g→1.4 g)であった. 教科書別の食塩濃度では,改訂後の値が高くなったのは,さわらの照り焼き(K出版;o.7%→0.9%),すましじる(S ;0.9%→1.0%)などであり,低くなったのは,チキンライス(C;1.0%→0.7%),天ぷら(S ; 0.5%→0.3%)などであった.食塩量において改訂後の値が高くなったのは,すましじる(S ; 1.4 g→1.5 g),さわらの照り焼き(K;0.4g→0.5g)などであり,低くなったのは,チキンライス(C ; 2.6 g→1.5 g),天ぷら(S ; 1.0 g→0.4 g)などであった.6.実教出版(改訂後)の全調理品の食塩濃度は,最低0.2%(カスタードプディング,フルーツサラダ),最高2.3%(酢みそあえ)であり. 0.9〜1.0%の範囲(22.9%)に多く分布した.食塩量については,最低0.2g(カスタードプディング,マドレーヌ),最高5.7 g (正月料理)であり,0.1〜0.5 gの範囲(25.6%)に多く分布した.実習例別における食塩量の最低値は1.6 g (実習6のスチームドフィッシュ他)であり,最高値は5.7 g(実習2のチキンピラフ他,実習14の正月料理)であった.