著者
横山 和子
出版者
日本臨床麻酔学会
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.9-15, 1999-01-15 (Released:2008-12-11)
参考文献数
22
被引用文献数
1
著者
横山 和子
出版者
北海道大学經濟學部 = HOKKAIDO UNIVERSITY SAPPORO,JAPAN
雑誌
經濟學研究 (ISSN:04516265)
巻号頁・発行日
vol.44, no.3, pp.33-46, 1994-12
著者
千葉 百子 横山 和仁
出版者
順天堂医学会
雑誌
順天堂医学 (ISSN:00226769)
巻号頁・発行日
vol.58, no.2, pp.115-122, 2012

放射線の生体影響は早期影響, 晩発影響および遺伝的影響に分けて考えねばならない. 晩発影響や遺伝的影響は半世紀以上経過した広島・長崎の例, 四半世紀を経過したチェルノブイリの原発事故の例から学ぶことができる貴重なデータがある. 2011年3月11日に発生した東日本大震災に伴って起きた福島第一原子力発電所事故では日本政府は原発から半径20km以内の住民に避難指示を, 半径30km以内の住民に屋内退避指示を出した. 事故から約1年経過した現在も残留放射線があり, わが家へ帰れない住民は少なくない. 環境の放射能汚染にとどまらず食品, 飲料水からも高い放射線が検出され, 厚生労働省は食品衛生上の暫定規制値を設定した. 放射線被曝に関連して過度に恐れることなく, 適切に対処するには正しく理解することが重要である. そこで1950年に12万人の対象者で開始された広島・長崎の追跡調査 (寿命調査), チェルノブイリ原発事故に関する知見, その他放射線に関する環境衛生学的な知見について紹介する.
著者
土屋 隆 横山 和也 小林 達郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EMD, 機構デバイス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.578, pp.7-13, 2000-01-21

各種メータ等の検針システム内で使用されるリードスイッチの磁石のバックラッシュに起因する誤作動を改善するために、感動値15AT以上において感動値と開放値との差(PI-DO)が5.5AT以上となるワイドディファレンシャルタイプのリードスイッチ設計を行った。 現在量産されている汎用型リードスイッチの寸法を基に、バネ部の厚さ、接点部の厚さ、オーバラップ、及び接点メッキ厚さについてシミュレーションを行った。その結果、開発目標を満足するリードスイッチの設計ができた。
著者
清水 信義 寺本 滋 人見 滋樹 伊藤 元彦 和田 洋巳 渡辺 洋宇 岩 喬 山田 哲司 山本 恵一 龍村 俊樹 山口 敏之 岡田 慶夫 森 渥視 加藤 弘文 安田 雄司 三上 理一郎 成田 亘啓 堅田 均 鴻池 義純 福岡 和也 草川 實 並河 尚二 木村 誠 井上 権治 門田 康正 露口 勝 宇山 正 木村 秀 香川 輝正 斉藤 幸人 武内 敦郎 森本 英夫 垣内 成泰 横山 和敏 副島 林造 矢木 晋 西本 幸男 山木戸 道郎 上綱 昭光 長谷川 健司 山田 公彌 岡本 好史 中山 健吾 山内 正信 佐々木 哲也 毛利 平 江里 健輔 宮本 正樹 森田 耕一郎 平山 雄 中川 準平 吉松 博 村上 勝 永田 真人 溝口 義人 大田 満夫 原 信之 掛川 暉夫 枝国 信三 足達 明 富田 正雄 綾部 公懿 川原 克信 西 満正 島津 久明 三谷 惟章 馬場 国昭 岡田 浪速 内藤 泰顯 櫻井 武雄 岡田 一男 西村 治 前部屋 進自 前田 昌純 南城 悟
出版者
日本肺癌学会
雑誌
肺癌 (ISSN:03869628)
巻号頁・発行日
vol.31, no.7, pp.1011-1019, 1991-12-20
被引用文献数
1

西日本地区30施設の共同研究により,肺癌の治癒切除例に対する補助化学療法の有用性を検討した.このtrialが終了した後5年の観察期間が経過したのでその成績を報告する.対象は絶対的治癒切除,相対的治癒切除となった肺腺癌であり,A群はMMC(20+10mg)+tegafur600mg1年間経口投与,B群はMMC(20+10mg)+UFT400-600mg1年間経口投与とした.1982年11月から1985年11月までにA群113例,B群111例の計224例が集積された.不適格例が43例であり,A群88例,B群93例を解析対象とした.背景因子には差は認めなかった.成績は5年生存率および5年健存率で検討した.両群の全症例の5年生存率はA群64.3%,B群55.6%で有意差は認めず,健存率でも差はなかった.後層別解析で,N2症例において5年生存率および5年健存率とも,B群が良好であった(p=0.029,p=0.048).
著者
加藤 昌英 辻 元 田原 秀敏 横山 和夫 青柳 美輝 山田 美紀子 谷口 肇
出版者
上智大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2005

本年度(補助金が交付されてきた期間を含む)に行った研究によって得られた結果は以下のとおりである。1.複素3次元射影空間のある種の領域(「広い領域」)の商多様体の分類に関して次のことが分かった。すなわち(1)この問題を(複素1次元の)クライン群理論の高次元化(奇数次元のみ可能)と考えた。特に複素3次元の場合には、Grassmann多様体G(4,2)に作用する群と考えることによって、うまく問題の定式化(2)クライン群理論における初等型の群に対応する部分の複素3次元版がほぼ完成した。ここで初等型の群とは3次元射影空間の稠密な領域に作用する「端点(end)」が有限である群と定義する。特に固有不連続な開集合の商空間が正の代数次元を持つコンパクトな成分を少なくともひとつ持てば、固有不連続な開集合は3次元射影空間の稠密な領域であって、クライン群は初等型になることが示された。同時に商多様体も有限不分岐被覆を除いて分類された。ここの議論では、(非Kaehler多様体を含む)複素多様体への正則写像の、S.Ivashkovichによる拡張定理が有効に用いられる。現在、発表のための草稿の作成と、証明の改良(なるべく概念的な証明に直すこと)を行っている。が出来ることがわかった。これによって基礎になる種々の概念が固まった。2.複素多様体がprobableになるための良い十分条件を求める問題についてはまだ手がついていない。複素射影構造が特異点集合の持つ場合の考察についても進歩がなかった。ともに今後の課題である。
著者
今野 光則 嘉部 広司 林 久貴 周東 森昭 横山 和利 村松 禎久 昆布谷 三恵子 秋山 典子
出版者
公益社団法人日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術學會雜誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.51, no.12, pp.1769-1773, 1995-12-01

近年, Gammma Knifeをはじめ、LinacでもNarrow Beamを用いてStereotactic Radiosurgeryが行われている.国立がんセンター中央病院において小さな孤立性の転移性脳腫瘍を対象としてLinac6MV X線により定位多軌道照射Stereotactic Multiple Arc Radiotherapy:(SMART)を1991年7月より施行している.SMARTはその主対象の性格上, 分割照射が必要であり, 患者固定とその再現性が最も重要視される.このSMARTに対応できる固定法として, 枕およびマウスピースと1体となったシェル固定具(SMART-SET)を作成し, マジックテープで寝台に固定した.この方法は位置固定精度が高い実用的な固定法である.シェル材料としてメッシュ状のものは不適で「サーモシェル」を使用している.SMARTの治療システムの紹介と共に, シェル固定具の作成手順を解説し, 位置の再現性および治療装置・関連装置の精度等について考察を加える.