著者
田中 誠雄
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.39, no.3, pp.18-28, 1976-01-24

As the forest environment investigation, I investigated the sound level (phone), the temparature(℃), the vegetation, the illumimation (lux), and the number of persons etc.. Next I examined the relation between these and the selected number of the feeling words. It is difficult to measure the physical quantity etc. in relation to man's feelings, but with efforts it can become powerful as arm of "The Conservation of Nature". Well, the view of landscape (nature) consists of Nagame [view] and Funiki [atomosphere] which generate from man's idea. They correspond to long and short destance of man's feelings, scientific and religious (unscientific), confrontation and indentification with self, and outside (Mt. Arashi) and inside (Mt. Kurama) of a forest. Moreover, as approches to the nature, "Yasuragi" and "Shinpi". When we face the nature, from now on we must pursue not only Amae [sweets] (Yasuragi) but also must have Shinpi ; psychictension enerates from awe of a life. The one is mundane (man-centered) and Nagame, the other is sacred and Funiki. This is the way of Landscaper who cosiders "The Conservation of Nature".
著者
原田 徳士 田中 優貴 亀村 真也 田中 誠人 廣島 玲子
出版者
日本理学療法士協会(現 一般社団法人日本理学療法学会連合)
雑誌
理学療法学Supplement Vol.44 Suppl. No.2 (第52回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.0410, 2017 (Released:2017-04-24)

【はじめに,目的】日常生活の中で強い運動を行った後に,疲労で体が動かしにくいと感じる,または筋肉痛が起こるといった筋疲労を経験することがある。筋疲労が起こると,筋が発揮できる力が減り,俊敏性や巧緻性も低下し,パフォーマンスが一過性に低下する。また,筋疲労は筋肉痛を引き起こし,更なるパフォーマンスの低下が起こる。しかし,筋疲労とパフォーマンスの関係について調べた先行研究は少ないため,本研究では高強度運動によって大腿四頭筋に筋疲労を起こし,筋疲労がパフォーマンスに与える影響について検討した。【方法】本研究の対象者は21歳の健常男性10名で,全員より研究参加の同意を得た。まず運動前に測定を行い,次に大腿四頭筋に筋疲労を起こすため無酸素運動を中心とした運動5種類を実施し,運動終了直後に運動前と同項目で測定を行い,24時間後に再度同項目を測定した。測定項目は,パフォーマンスの指標として等速度性筋力測定機器(Biodex)を用いて大腿四頭筋の筋力測定,自転車エルゴメータによる最大無酸素パワーの測定,俊敏性の測定として反復横跳びを行った。これらの測定後に筋疲労の指標としてBorg Scale,大腿四頭筋に対する疼痛評価としてVASを行った。筋疲労を起こすための運動は,先行研究よりレッグプレス,レッグエクステンション,ジャンプスクワット,自転車エルゴメータ,ランジ歩行を行った。【結果】Borg scaleでは,運動前(6.9)に比べ運動直後(16.3)と翌日(12.1)に有意な上昇がみられた。VASでは,運動前(0)に比べ運動直後(6.99)と翌日(6.33)に有意な上昇を認めた。最大無酸素パワー,反復横跳びでは運動直後は低下したが,翌日には運動前レベルまで回復した。大腿四頭筋筋力は運動前に比べ運動直後と翌日ともに有意に低下を示した。【結論】本研究ではBorg ScaleおよびVASの結果より大腿四頭筋に筋疲労・筋肉痛(運動直後の原発性筋肉痛と翌日の遅発性筋肉痛)が生じたと考える。最大無酸素パワーおよび反復横とびでは運動直後は筋疲労・筋肉痛のためパフォーマンスは低下したが,翌日には運動前レベルまで回復していた。この理由として,運動時の姿勢や運動戦略の変更,大腿四頭筋以外の筋の代償によりパフォーマンス低下を補ったと推測した。また,反復横跳びは大腿四頭筋以外に股関節外転筋,大腿二頭筋,体幹の筋が働くとの報告があり,本研究でも翌日はこれらの筋が代償したと推測した。次に,Biodexは大腿四頭筋に特化した筋力測定を行うため他の筋による代償は不可であり,翌日の測定でも筋疲労・筋肉痛が継続していたため筋力低下が示された。以上より,パフォーマンスは筋疲労が生じると直後には低下するが,その後はパフォーマンスの種類によって運動戦略の変更や代償により筋疲労の影響を抑えることができることが示唆された。
著者
田中 誠 Makoto TANAKA
出版者
長崎国際大学
雑誌
長崎国際大学論叢 = Nagasaki International University Review (ISSN:13464094)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.13-21, 2017-03

英語の習得には、まずは基本である中学英文法をマスターすることが重要である。中学英文法の重要性に関する研究はこれまでも様々なものが行われている。本稿では、それらの先行研究を参考に、TOEIC L&R の問題を解く上で、中学英文法の知識がどれくらい重要な役割を果たすのかを検証することにした。調査したのは、TOEIC 公式問題集7冊の Part5の540問についてであり、使用されている単語はすべて意味・用法がわかっていると仮定した場合に、中学英文法の知識だけで解ける問題がどれくらいあるのかを調査した。調査の結果、中学英文法の知識で解答できる問題は、540問中520問であり、その割合は96.3%であった。今回の調査結果は、筆者の予想を上回る数値であった。TOEIC の該当問題の大部分が中学校レベルの文法で解けるということが明らかとなったことで、TOEIC のような難易度の高い問題を解く際にも、中学英文法をマスターすることは重要であること、語彙力の強化が必要であることを再認識させられた。日頃の英語指導においても、コミュニケーションを重視するからこそ、この2点に重点を置いた指導は重要となる。
著者
田中 誠
出版者
立命館大学
巻号頁・発行日
2015-09-25
著者
松下 健 田中 誠也 白川 絢日 宮本 聖也 岡田 麻央 辻本 昌史 鈴木 啓介 中島 浩敦
出版者
一般社団法人日本理学療法学会連合
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
pp.12256, (Released:2022-08-09)
参考文献数
41

【目的】診療記録を用いて肩関節周囲炎における臨床症状および日常生活動作(以下,ADL)や手段的日常生活動作(以下,IADL)の特徴の性差について検討した。【方法】肩関節周囲炎と診断され理学療法を実施した片側罹患例45名(男性17名,女性28名)を対象として,理学療法開始時点での患者背景情報および身体機能検査,画像検査,Shoulder36(以下,Sh36)について解析した。【結果】夜間痛の有無,患側Range of Motion(ROM)の外転,握力,臼蓋上腕角,上腕骨頭径について男女間で有意差を認めた。Sh36においては,36項目中17項目で女性が有意に低値であった。Sh36のドメインでは,健康感を除いた5項目で女性が有意に低値であった。【結論】肩関節周囲炎の日常生活への影響に性差がある可能性が示唆された。肩関節周囲炎に起因するADL・IADL制限に対しては性別を考慮した評価が必要と考える。
著者
指尾 稔 矢野 健一郎 角岡 正弘 田中 誠
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子論文集 (ISSN:03862186)
巻号頁・発行日
vol.44, no.10, pp.793-796, 1987

酢酸ビニル-酢酸イソプロベニル共重合体の<I>p</I>-ベンゾキノンによる光橋かけ反応について検討した. 共重合体は光崩壊性でないため, 光橋かけ反応は容易に進行した. しかし, 水酸基を導入すると橋かけ効率は非常に悪くなった. ランダムに導入したポリマーの橋かけ効率はブロック的に導入したポリマーに比べ悪かった, 橋かけ反応による不溶化には, キノンタイプからヒドロキノンタイプに変化する反応の関与が推定された. また, 不溶化ポリマーはアルカリ水溶液中での加熱により可溶化することから, 橋かけ反応にはポリマーの主鎖間の反応ではなく, 側鎖のアセチル基が関与していることが推定された.
著者
鶴 哲郎 溝部 晃 田中 暁 田中 誠 佐藤 隆一
出版者
石油技術協会
雑誌
石油技術協会誌 (ISSN:03709868)
巻号頁・発行日
vol.81, no.1, pp.56-65, 2016 (Released:2018-05-09)
参考文献数
41

An extremely low velocity layer was detected in a deep water area, whose velocity was estimated to be 1500 m/s by velocity analysis of the seismic data. Its thickness is approximately 500 m in average and exceeds 700 m in maximum. Although obtained data are limited to reveal its origin, the layer was interpreted to be a mass transport deposit based on the observations: a distribution feature spreading toward the deep water, a chaotic-to-transparent reflection pattern, basal erosions of the underlying sediments and a pressure ridge developed at the tip region. However, mass transport deposit is normally characterized by high seismic velocity according to previous studies, whereas such a mass transport deposit with low velocity is seldom reported. From detailed seismic interpretation, active normal faults cutting the seafloor were recognized in overlying sediments. The faults appear also to cut the uppermost part of the mass transport deposit. Moreover, pore pressure gradient within the deposit was estimated to be from 12.0 to 14.4 MPa/km, being comparable with the fracture gradient from previous study. As a result, the presently-detected low velocity layer can be concluded most likely as a slow-moving earthflow type of mass transport deposit in deep water.
著者
柘植 盛男 宮林 達也 田中 誠之
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
工業化学雑誌 (ISSN:00232734)
巻号頁・発行日
vol.74, no.9, pp.1896-1898, 1971-09-05 (Released:2011-09-02)
参考文献数
11
被引用文献数
1

フェノール樹脂およびフェノール化合物-テトラヒドロフラン系について, ゲルパーミエーションクロマトグラフィー (GPC) の分離機構に関連する実験をおこなった。この系においては分子サイズによる分離効果よりも分子内水素結合による分離効果がより大きく働いていると考えられる結果が得られた。すなわち分子内水素結合を形成する分子サイズが大きいハイオルトフェノールノボラック多量体の溶出容量は同じ分子最で分子内水素結合を形成しない且つ分子サイズの小さいランダムノボラック樹脂の溶出容量より大きいことが認められた。この原因としては分子内水素結合により拘束されたフェノール性水酸基とテトラヒドロフランとの相互作用が, ラソダムフェノールノボラック樹脂のそれよりも小さくなり極限粘度 [η] が低下し, その結果 Benoit のパラメーター [η]・M (Mは分子量) が小さくなり溶出容量が大きくなったものと考えられる。同様にレゾール樹脂中のメチロールフェノール異性体についても, メチロール基とフェノール性水酸基との間に分子内水素結合を形成する異性体の溶出容量は分子内水素結合を形成しない異性体のそれよりも, より大きいことが認められた。またこの現象は一般のフェノール化合物についても, またメチルエチルケトンを溶媒として用いた場合にも認められた。
著者
田中 誠 Makoto TANAKA
出版者
長崎国際大学
雑誌
長崎国際大学教育基盤センター紀要 = The Journal of Nagasaki International University Center for Fundamental Education (ISSN:24338109)
巻号頁・発行日
no.4, pp.45-53, 2021-04

英語を学習する際に、映画を活用することは大いに役に立つ。映画を DVD やブルーレイで見れば、字幕も音声も簡単に変えることができるし、英語学習のツールとして有効に活用できる。また最近では、Netflix のようなスマホでもタブレットでも映画を見ることができるような動画配信サービスもあり、音声も字幕も簡単に変えることができ、英語学習には非常に便利である。本稿では、『天気の子』の字幕翻訳の事例を英語教育の視点から5つの項目に分けて、それぞれの翻訳事例を考察していく。字数制限のある字幕翻訳であるので、簡潔に表現する必要があるが、初級・中級レベルの英語学習者にとっては、短い表現で、簡潔に意味を伝える英語表現の良い例として、参考にすることができる。映画の場面の状況とともに理解できれば、実際のコミュニケーションでも適切な場面で適切な英語表現を使用できると考えられる。映画は、学生の興味・関心を引く教材としても利用できるので、授業の際のスモールトークとしても活用できる。
著者
田中 誠也 磯田 弦 桐村 喬
出版者
The Association of Japanese Geographers
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
pp.100267, 2015 (Released:2015-04-13)

本報告では,観光行動を分析する手段としてSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の1つであるツイッターの位置情報付きの投稿データを用いて,アニメ作品のロケ地またはその作品・作者と関連性があり,かつファンによってその価値が認められている場所(「アニメ聖地」)と認められている地点と,アニメファンが多く参加すると考えられるイベントに注目して,聖地巡礼者の①発地と②訪問先を分析し,観光行動研究への活用を検討する.
著者
田中 誠也 磯田 弦 桐村 喬
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2016, 2016

近年,新たな観光資源としてアニメ作品の背景として利用された地点をめぐる「アニメ聖地巡礼」が注目を集め,ファンに呼応する形で地域も様々な施策を行っている.本報告では,SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の1つであるツイッターの位置情報付きの投稿データを用いて,アニメ聖地と認められている地域内で巡礼者がどのような地点を訪れているのかを,時系列に見ていくことで地域の施策の動きと聖地巡礼者の動きの関係性を分析していく.
著者
杉田 聡 田中 誠二 後藤 芳美 丸井 英二
出版者
大分大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

本研究では、1945~1952 年の占領期において、厚生省等の日本の行政機関と、GHQ/SCAP/PHW(連合国最高司令官総司令部 公衆衛生福祉局)との協同や対立と構造を分析した。分析には、国立国会図書館に所蔵されるGHQ 文書、特に占領開始から終了までのGHQ/SCAP/PHWの業務日誌であるDaily Journalを用いた。厚生省とPHWの会合記録を集計分析した結果、占領開始時の厚生省衛生局長である勝俣稔が重用されていることが明らかとなった。また、①日本脳炎対策のための岡山県の野外調査と、②衛生教育のために全国を巡回した公衆衛生列車の立案実施の実態を明らかにした。
著者
田中 誠二 河村 典子 田丸 雅也
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 36.18 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
pp.1-4, 2012-03-23 (Released:2017-09-21)
参考文献数
2

写真フィルムの粒子構造をヒントに、単板撮像素子特有の色モアレの発生を抑えることを可能にする撮像素子「X-Trans CMOS」を開発した。この撮像素子はカラーフィルタ配列の非周期性を高めることにより、高周波折り返りによる色モアレの発生を抑えることを可能にする。色モアレの発生が抑えられたことで、従来の色モアレ低減手段であった光学ローパスフィルタが不要となり、レンズ性能を限界まで引き出せる撮像システムを実現させることができた。