著者
阿部 正雄
出版者
宗教哲学会
雑誌
宗教哲学研究 (ISSN:02897105)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.1-11, 1995 (Released:2018-08-26)

In the West such positive principles as being, life, and the good have ontological priority over negative principles such as non-being, death, and evil. In this sense, negative principles are always apprehended as something secondary. By contrast, in the East, especially in Taoism and Buddhism, negative principles are not secondary but co-equal to the positive principles and even may be said to be primary and central. This is so in the sense that the realization of negativity is crucial to reveal ultimate Reality, and in the sense that the nameless Tao or Emptiness is realized as the root-source of both positive and negative principles in their relative sense. In short, the ultimate which is beyond the opposition between positive and negative is realized in the East in terms of negativity and in the West in terms of positivity.

1 0 0 0 OA 川俣茂七郎

著者
阿部正巳 著
出版者
阿部正巳
巻号頁・発行日
1925

1 0 0 0 OA 駿国雑志

著者
阿部正信 編
出版者
吉見書店
巻号頁・発行日
vol.3冊, 1912
著者
酒井 健一 西山 広徳 小椋 孝介 黒木 悠平 遠藤 健司 土屋 好司 酒井 秀樹 阿部 正彦
出版者
一般社団法人 色材協会
雑誌
色材協会誌 (ISSN:0010180X)
巻号頁・発行日
vol.85, no.8, pp.317-320, 2012-08-20 (Released:2012-11-20)
参考文献数
12
被引用文献数
1 1

モノメリック型(一鎖一親水基型)界面活性剤およびジェミニ型(二鎖二親水基型)界面活性剤の水中における分子集合体形成に及ぼす重合性基の影響を検討した。その結果,非重合性のモノメリック型(UTAB),重合性のモノメリック型(PC11)および非重合性のジェミニ型(11-6-11)の相状態は,低濃度側からミセル溶液(Wm)相-二相共存領域(II)-ヘキサゴナル液晶(H1)相-ラメラゲル(Lβ)相と変化した。一方,重合性のジェミニ型(PC11-6-11)の相状態は,H1相とLβ相との間にラメラ液晶(Lα)相が出現し,低濃度側からWm-II-H1-Lα-Lβ相となった。モノメリック型とジェミニ型界面活性剤のどちらの場合も,それらの疎水基末端に重合性基が存在することによりH1相の形成濃度が上昇した。また,ジェミニ型構造を有する界面活性剤は,モノメリック型の界面活性剤の場合よりもH1相を形成する濃度(物質量で規格化)が低くなった。
著者
阿部 正美 田口 太郎
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.54, no.3, pp.878-884, 2019-10-25 (Released:2019-11-06)
参考文献数
12

本研究は、1.救護施設の立地条件からくる入所者の社会環境を考察した上で、2.居宅生活訓練事業の実施有無と地域生活移行状況の実態および、3.施設に関わる「組織の論理」と「個人の論理」の相違による現場での支援内容への影響を把握した上で、居宅生活支援事業の有無による地域生活移行支援の相違を明らかにすることを目的とする。
著者
浮田 徳樹 小野 大輔 工藤 結希菜 鳥越 夕妃 阿部 正之
出版者
公益社団法人 北海道作業療法士会
雑誌
作業療法の実践と科学 (ISSN:24345806)
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.16-22, 2020 (Released:2020-02-28)
参考文献数
6

今回,当センター回復期リハビリテーション病棟に入院した脳血管疾患症例に対し,心身ともに落ち着きが見られ始めた発症後3ヵ月目より,生活行為向上マネジメント(Management Tool for Daily Life Performance,以下,MTDLP)を活用し自宅退院後の生活課題を抽出した.転帰先での銭湯利用を想定した段階的な外出訓練を中軸とした介入によって,不安を抱きがちな退院直後の生活像を症例本人が実際に認識・経験したことで,目的とした生活行為に対する課題解決や不安発言の解消に繋がったため,ここに報告する.
著者
廣政 良 阿部 正幸 岡本 龍明
出版者
一般社団法人 日本応用数理学会
雑誌
日本応用数理学会論文誌 (ISSN:24240982)
巻号頁・発行日
vol.26, no.4, pp.416-439, 2016 (Released:2016-12-25)
参考文献数
23

概要. RSA 仮定に最良帰着するランダムオラクルモデルで安全な署名方式を提案する.この方式は,同等の安全性を持つ既存の方式よりもランダムオラクルを用いる個数が少ない(最小)という利点がある.次に,どのような攻撃者に対しても,安全性を保ったままそのランダムオラクルを置き換えられるようなハッシュ関数が識別不可能性難読化器を用いて構成できることを示す.また,Coron の方式でも同様の結果を示す.
著者
都留 康 阿部 正浩 久保 克行
出版者
岩波書店
雑誌
経済研究 (ISSN:00229733)
巻号頁・発行日
vol.54, no.3, pp.264-285, 2003-07

従業員個々人に支払われる月例給与,賞与,年収などの報酬は何によって決まるのか.また,近年,日本企業においては,人事戦略変更や人事制度改革が盛んだが,それは結果的に報酬構造にどのような影響を及ぼしているのか.この論文では,従来ほとんど用いられることのなかった企業内人事データに基づき,この2つの問題への接近を試みた.第1の問題に関しては,年齢や勤続年数も少なからぬ影響を与えているものの,日本企業の報酬構造を決定するもっとも重要な要素は,職能資格であることを明らかにした.第2の問題については,過去数年間において,日本企業は賃金に対する年齢や勤続年数の効果を小さくし,査定や役職の効果を大きくするという方向に報酬構造を変化させてきたという証拠を提示した.とりわけ,人事制度を職能資格制度から職務等級制度や役割等級制度へと移行させた企業では,査定の効果を強めるという前提のもとで,賃金の下方硬直性を是正し,賃金と仕事とのより直接的な関連づけが目指されていることを示した.
著者
阿部 正佳 山崎 淳 山根 雅司
雑誌
情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) (ISSN:18827802)
巻号頁・発行日
vol.49, no.SIG1(PRO35), pp.127, 2008-01-15

本発表ではコンパイラキットSCKを紹介する.SCKはEmacs Lispで実装された,マルチソース,マルチターゲットのコンパイラ作成支援環境である.コンパイラキットは,単一のコンパイラと異なり,ユーザはそれを構成する各モジュールを選択的に利用するものであるから,それらのモジュラリィー,インタフェースの簡潔さと柔軟性がきわめて重要であるにもかかわらず,既存のコンパイラ作成支援環境はその実装言語に依存した複雑なインタフェースのみを提供し続けてきた.SCKでは,データ構造というものを実装言語とはまったく無関係な,独立した簡潔なプログラミング言語として定義し,さらに徹底的なモジュール分割を行うことで,実装言語から独立したコンパイラ部品を提供している.実際の実装言語はEmacs Lispであるが,Emacs Lispの知識がなくてもSCKを利用することができる.これが実装言語独立の意味である.一方で,Emacs Lispはコンパイラのような記号処理向きのプログラミング言語であり,現在最も使われている完成度の高いLisp処理系の1つである.SCKをEmacs上で利用するユーザには,簡潔で強力なコンパイラ作成環境が提供される.
著者
阿部 正太朗 藤井 聡
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.50, no.1, pp.37-45, 2015-04-25 (Released:2015-04-25)
参考文献数
14
被引用文献数
1 1

自転車の放置駐輪は、社会的ジレンマ構造を内包し大きな社会問題となっている。京都市では放置駐輪に対して、駐輪場増設や撤去取締りなどに力を入れている。また、放置駐輪への警告看板を市内のいたるところに設置しているが、その内容は放置自転車の撤去に関する記載に留まり、看板自体も老朽化、陳腐化している。本研究では、心理学などの知見を援用しつつ、放置駐輪の抑制を目的としたポスターを設計した。そして、設計したポスターを、実際に放置駐輪多発地点に設置し、その効果の検証を試みた。その結果、自転車放置者が自転車の放置をためらう意識の活性化等が確認され、ポスター設置による放置駐輪抑制効果が示された。
著者
有村 恵美 大山 律子 町田 美由紀 日高 宏実 阿部 正治 中熊 美和 堀内 正久
出版者
公益社団法人 日本栄養士会
雑誌
日本栄養士会雑誌 (ISSN:00136492)
巻号頁・発行日
vol.62, no.2, pp.89-95, 2019 (Released:2019-01-29)
参考文献数
21

慢性腎臓病(CKD)啓発イベント「世界腎臓デー in かごしま」にて、食塩摂取状況アンケートと食塩味覚感受性評価(ソルセイブ検査)を実施した。対象者は、自主的に参加された172人(男性59人:平均年齢 55.5±14.8歳、女性113人:平均年齢50.8±19.3歳)であった。単変量解析では、食塩感受性低値者 は、高値者に比べて男性割合・年齢・薬剤服用者割合・漬物摂取頻度が有意に高かった。多変量解析(ロジスティック回帰分析)では、食塩味覚感受性と関連する因子として性別、年齢が認められた。食塩味覚感受性と性別、年齢との関係は知られており、本検討によって、試験そのものの有用性が確認できたと示唆された。体験型のソルセイブ検査により、食塩味覚感受性が低いと分かった方は、その結果を踏まえて今後の食生活に注意を払うことが可能となることは有意義であると思われた。このようなCKD啓発イベントを通じて、参加者に質の高い情報や経験を与えることは、食塩味覚感受性保持と減塩への関心を高めることにつながる可能性が考えられた。
著者
井城 泰一 田村 明 西岡 直樹 阿部 正信
出版者
The Japan Wood Research Society
雑誌
木材学会誌 (ISSN:00214795)
巻号頁・発行日
vol.52, no.6, pp.344-351, 2006-11-25
被引用文献数
6 9

トドマツ精英樹や育種母材を用いて樹高方向の丸太の動的ヤング率の変動を調べ,樹幹全体の平均値を推定するのに最適な地上高部位を検討した。また,立木の応力波伝播速度と丸太の動的ヤング率の関係を調べ,トドマツにおける応力波伝播速度測定法の有用性を検討した。丸太の動的ヤング率の樹高方向の変動は,各クローンにおける個体間では,ほぼ同様の変動傾向を示した。また地際から地上高 3 mまでの部位において樹幹全体を代表する値として用いることが可能であり,胸高部位を含むこの地上高部位においてクローン間の遺伝的な違いを比較できると考えられた。立木の応力波伝播速度と丸太の動的ヤング率には,個体値,クローン平均値とも有意な正の相関関係が認められた。特にクローンにおいて相関関係が高かった。これより,胸高部位付近でトドマツの立木の応力波伝播速度を測定することにより,非破壊的に動的ヤング率の推定が可能であり,クローン評価に有効な材質指標になることが示唆された。
著者
楢崎 洋子 阿部 正樹 橋本 遼平
出版者
武蔵野音楽大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011-04-28

オーケストラ作品や器楽作品にオリジナルな作風が認められるとともに、声楽作品やオペラ作品も書いている日本の作曲家の作品を対象に考察すると、たとえばオペラ作品において言葉に声、オーケストラが重なって、複数のメディアの複合的というよりも一元的な関係が認められるため、その関係を表す適切なジャンル名称の必要性を示唆する。
著者
阿部 正路
出版者
江戸川短期大学
雑誌
江戸川女子短期大学紀要 (ISSN:09125310)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.48-55, 1993-03-31
著者
秋本 福雄 阿部 正隆 梶田 佳孝
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.44.3, pp.871-876, 2009-10-25 (Released:2017-01-01)
参考文献数
31
被引用文献数
4

地域計画は英国に登場し、1920年代、アメリカ及び英国で都市計画法の中に制度的に組み込まれた。日本へは、飯沼一省が1923年の米欧外遊の後、紹介したが、都市計画法は、今日なお、地域計画に関する条項を持たない。この研究の目的は、その理由を日本における地域計画の導入期を解析することにより明らかにすることにある。飯沼は、地域計画という用語にアメリカで遭遇し、英国で地域計画の概念を把握し、ハワードの田園都市、C. B. パーダムの衛星都市の図式の強い影響を受けた。飯沼は都市計画法の都市計画区域を批判したが、都市計画法を根本的に組み立て直すには至らなかった。

1 0 0 0 OA 駿国雑志

著者
阿部正信 編
出版者
吉見書店
巻号頁・発行日
vol.5冊, 1912