著者
阿部 正路
出版者
芸能発行所
雑誌
芸能 (ISSN:09113282)
巻号頁・発行日
vol.31, no.10, pp.p24-26, 1989-10
著者
阿部 正英
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EMM, マルチメディア情報ハイディング・エンリッチメント (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.287, pp.31-36, 2011-11-07

本稿では,35mmの古いフィルムを4096×3112の解像度でディジタルスキャンし,フレームごとの位置ずれとフリッガ,ブロッチ,スクラッチをディジタル修復する手法について述べる.まず,スキャンに用いるフィルムと実際のフィルムスキャン作業について概説する.次に,著者が提案する各劣化に対する修復処理について述べる.最後に,修復処理にかかる時間について示す.
著者
三浦岱栄 池見 酉次郎 阿部 正 石川 中
出版者
一般社団法人日本心身医学会
雑誌
精神医 (ISSN:05593182)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.151-163, 1972
被引用文献数
1

精神身体医学会も発足してから, すでに10年を越し, 会員数も1000人を越している。学会発足当時ないし発足前の日本における精神身体医学の実状について熟知していない若い会員も多くなった。このあたりで, 日本における精神身体医学の歴史を小括しておいたらという案が編集委員会で持ち上り, 綜説の形式で, 三浦岱栄先生に御執筆をお願いすることに決まった。しかし先生は現職の杏林大学のお仕事がお忙しいとのことで, その代わりとして, 池見, 阿部両先生を混じえ, 座談会形式ならよいとの御返事があり, このような企画となった次第である。もとより限りある時間内で, 限りあるメンバーで行なった回顧であるから, 足りない点も多いと思うので, 今後, なんらかのかたちで足りなかった部分を補ってゆき, 最終的には日本精神身体医学の小史としてまとめたいと考えている。
著者
笹野 京子 加城 貴美子 高塚 麻由 阿部 正子 西方 真弓 和田 佳子
出版者
新潟県立看護大学
雑誌
新潟県立看護短期大学紀要 (ISSN:13428454)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.1-8, 2004
被引用文献数
1

妊婦体験ジャケット着用による妊婦体験学習の教育効果を明らかにすることを目的に,研究に同意の得られた47名の学生に学習前後に調査を行った結果,以下のことが明らかになった。学生が記述した妊婦の身体的変化の項目のうち,体験後にその比率が多くなったのは「後傾姿勢」,「腰痛」,「肩こり」(p<0.01)などに有意差があった。日常生活上の変化の項目では「日常生活行動の困難」,「前傾姿勢が困難」,「座り立ちの動作困難」(p<0.01),「転倒の危険性」(p<0.05)などに有意差があった。また,精神的変化の項目では「日常生活上のストレス」(p<0.01)などに有意差があった。反対に学生の記述が体験後に減少または消失した項目は,「浮腫」,「出産・児に対する不安」(p<0.01)など体験学習では体験できないことであった。また,学生が記述した妊婦への保健指導項目では,体験学習で得た体験に基づき体験後にその保健指導項目の比率が多くなり,反対に体験できない項目については減少または消失していた。以上のことから,学生がその体験学習から学び得る傾向を十分理解した上で,看護教育へ導入していく必要があると結論される。
著者
阿部 正和
出版者
中国中世文学会
雑誌
中国中世文学研究 (ISSN:05780942)
巻号頁・発行日
no.30, pp.1-18, 1996-07-30
著者
佐々木 陽一 LAMPRECHT G. SYKES A.G. 馬越 啓介 市村 彰男 永澤 明 SYKES A.Geoffrey SAYSELL Dabi 阿部 正明 今村 平 LAMPRECHT Ge MCFARLANE Wi A.GEOFFREY S
出版者
北海道大学
雑誌
国際学術研究
巻号頁・発行日
1996

本研究の目的は,レニウム錯体について,酸化状態の違いと配位子置換反応性の関連および金属間の相互作用と酸化還元反応性の関連を明らかにすることである。レニウムは周期表の中でも最も多くの酸化状態をとる元素であり,これらの反応性を調べるのに適している。本研究は,日本側で研究に適した新レニウム錯体の合成,英国のSykes教授の研究室でそれらの反応性の速度論的研究という大まかな役割分担で行なった。また,2年間に英国よりSaysell博士,南アフリカよりBotha博士がそれぞれ3ケ月間北海道大学を訪問,精力的に研究を行ない理想的な共同研究成果をあげた。Re(V)錯体のキレート環形成過程を,N,N,N,O型の4座キレート配位子およびN,N,O型の3座キレート配位子を用いて調べた。Re中心へのキレート環形成過程を,中間過程の化学種を単離,構造決定することにより明かに出来た。これにより高酸化数に伴うオキソ基の配位が多座配位子のキレート環形成過程に及ぼす効果を視覚的に明かに出来た。これは,置換活性な金属イオンでは不可能な成果であり,レニウム錯体以外にも広く適用できる重要な知見である。レニウム(III)六核錯体の特異な反応性が明かとなった。硫黄架橋レニウム(III)六核骨格,Re_6S_8は最近機能性物質や,生体内鉄硫黄クラスター骨格の基礎的な構造モデルとして,注目されつつあるものであるが,その基礎的な反応性はほとんど調べられていなかった。主にRe-Re間に多重結合をもつ複核錯体を新たに合成し,その構造や酸化還元反応性を明らかにした。本研究では,この化合物を,レニウム金属間結合を持つ典型的な化合物と捉え,配位子置換反応性と酸化還元反応性を調べた。その結果,異常に置換不活性であることと,これまでの見解に反し,酸化還元活性であることとが明かとなった。Re複核錯体ではその酸化数が,(III,IV)および(IV,IV)の二つの状態の錯体の構造解析により,両者のRe-Re距離の比較から,金属間結合に関わる結合軌道の性質を初めて明かにした。
著者
阿部 正臣 梶原 洋子 〆木 一郎
出版者
文教大学
雑誌
文教大学教育学部紀要 (ISSN:03882144)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.124-134, 1988-12 (Released:2012-09-25)
著者
佐川 浩彦 酒匂 裕 大平 栄二 崎山 朝子 阿部 正博
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.77, no.4, pp.753-763, 1994-04-25
被引用文献数
58

聴覚障害者と健聴者のコミュニケーション支援を目的として,手話通訳システムの開発を行っている.手話通訳システムでは手話から日本語への変換を行うために,手振りの情報からその中に表現されている手話単語を認識する必要がある.本システムでは,データグローブから入力した手話パターンと,あらかじめ登録してある手話単語パターンを音声認識で一般的な連続DP照合を用いて照合することにより,手話単語を認識する.しかし,データグローブからの入力データ量が多いため,通常の連続DP照合ではリアルタイムな認識が困難になる.そのため,手話パターンの動的な特徴に基づいたパターン圧縮を行い,圧縮パターン同士を直接照合する圧縮連続DP照合を開発した.本方式の有効性を検証するため,単語数17語の連続手話認識実験と単語数620語を用いた大語い手話単語認識実験を行った.この結果,従来の連続DP照合の認識率と比較して精度の低下がなく,認識時間としては実測で約1/16に短縮できることが確認できた.更に,大語い認識実験においても98.7%の認識率が得られ,本方式の有効性を確認できた.
著者
野間 美緒 佐藤 雅人 阿部 正一 軸屋 智昭 厚美 直孝 寺田 康 榊原 謙 三井 利夫
出版者
JAPANESE SOCIETY FOR ARTIFICIAL ORGANS
雑誌
人工臓器 (ISSN:03000818)
巻号頁・発行日
vol.23, no.1, pp.216-220, 1994
被引用文献数
3

1976~1992年の16年間に本院で植込まれたペースメーカー328個(新規および交換)のうち6症例(1.8%)に感染が発生した。このうち3例はジェネレーターおよび電極の完全除去(うち1例は体外循環下に遺残電極を除去した)を, 3例は電極の一部を体内に遺残する部分除去を行い,いずれもその後感染徴候を示さずに経過している。ペースメーカー感染症では, 異物であるジェネレーターと電極両方の完全除去が治療の原則である。しかし, self anchor機構のついた心内膜電極の普及により, 電極の完全除去は必ずしも容易ではなく, その除去にはかなり大きな侵襲を要することもある。我々は, まず異物の完全除去を試み, 電極の除去の困難な症例に対しては部分除去を行い, 部分除去で治癒し得ない場合にはさらに侵襲を加え, 完全除去を行っている。このように段階的に治療を進めることにより, より確実に, 安全に治療することを目指している。
著者
阿部 正幸
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.57, pp.61-68, 1999-05-20
参考文献数
18

任意の第三者が入出力関係の正当性を検証することができるUniversally Verifiable Mix-netを二種類提案する。提案方式は, 古典的なCut-and-Chooseを用いない初めての方式である。その計算量は入力数Nおよび許容できる不正サーバ数tに対してΟ(tN logN)であり, 小・中規模の無記名電子投票に適している。また, 提案方式の一つでは, 各サーバのプロトコル参加が一度で済むため, e-mailのように比較的オーバヘッドの大きな通信路を利用する事も可能である。
著者
中村 徹 近藤 寛 松井 文彦 木村 亮太 酒井 秀樹 阿部 正彦 太田 俊明 松本 睦良
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OME, 有機エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.174, pp.67-70, 1999-07-14

新規チオール化合物である2-メルカプトメチルチオフェン類縁体を合成し、Au(111)上に自己組織化膜を作製し、その構造を走査型トンネル顕微鏡(STM)により検討したところ、これらの化合物には筋状の構造体と蜂の巣状の構造体を形成することが判明した。分子長を変化させても形成する構造体の周期は変化しなかったことから、直線状の2-メルカプトメチルチオフェン誘導体は金状でflat-onではなく、表面に対してある角度で立って吸着していることが示唆された。さらにこの構造体の形成因子を探るため、芳香環、置換基を変化させ、そのナノ構造を調べたところ新しい知見を得ることができた。
著者
阿部 正子 中島 通子 宮田 久枝
出版者
筑波大学
雑誌
萌芽研究
巻号頁・発行日
2007

本研究の目的は女性不妊症患者と自然妊娠女性の生活習慣を比較検討し,女性の妊孕力を予測するアセスメント指標ならびに妊孕力に影響を及ぼす予測因子を探索することであり,この成果を活かし看護介入プログラムへの示唆を得ることにある。そのために平成20年度は質問紙調査の実施および分析を行った。調査期間は平成20年7月〜平成21年2月,調査票は関東および関西の不妊治療クリニックならびに総合病院産婦人科に受診している妊婦700名に配布し615部回収した(回収率87.8%)。調査内容はフェースシートとして年齢,職業,妊娠前の体重や体温,不妊治療の有無などを尋ねた。妊孕力を左右する変数としてダイエットの経験,嗜好品の摂取状況の他に生活習慣,食習慣等39項目を採用し,(1)高校(18歳)まで,(2)高卒後〜結婚,(3)結婚〜妊娠,(4)現在の各時点での経験頻度を4段階で測定した。分析はSPSSver.15を使用し,記述統計と多重ロジスティック回帰分析でステップワイズ法による変数選択を行った。対象の年齢は29.8歳(SD5.0),今回の妊娠が不妊治療による者は73名(11.9%),自然妊娠は537名(87.3%)であった。今回の妊娠が不妊治療による妊娠であることに有意に関連を示したのは次の7変数であった(Hosmer Lemeshow検定x2(8)=5.89,p=0.66)。結婚年齢(オッズ比:OR=1.1,95%信頼区間(CI):1.02-1.22),月経困難症の既往有(OR=12.6, 95% CI=1.16-137.74),クラミジア感染症の既往有(OR=5.9 ,95% CI:1.68-20.77),月経不順の班往有(OR=2.8, 95% CI:1.17-6.77),過去に不妊予測有(OR=O.85, 95% CI:0.25-0.29),高卒後から結婚までの間にジュースなどの清涼飲料水を毎日飲むかについて「その通り」と回答(OR=2.0, 95% CI:1.31-2.91),結婚後から妊娠までの問にイライラしたときにおやつを食べることが多いかについて「その通り」と回答(OR=0.7, 95% CI:0.52-0.98)。以上よりライフコース選択や性の健康へのセルフアウェアネスの強化の重要性が示唆された。なお,上記の結果には関連の向きについて解釈の困難なものがあり,今後より詳細な検討が必要で壷ると考えられた。
著者
近藤 幸一 千葉 龍矢 小野 裕司 吉田 栄吉 松下 伸広 阿部 正紀
出版者
公益社団法人日本磁気学会
雑誌
日本応用磁気学会誌 (ISSN:18804004)
巻号頁・発行日
vol.28, no.4, 2004-04-01
被引用文献数
2

携帯電子機器の急速な高速度化・小型化とそれに伴う電子回路の高集積化により,半導体部品等から発生する高周波伝導ノイズを,ノイズ発生源である半導体素子内部あるいはその近傍で抑制する技術が望まれています.我々はフェライトめっき法により得られるNiZnフェライト薄膜を用いたGHz伝導ノイズ抑制体(バスタフェリックス_[○!R])を開発しました.Fig.1に示すように,従来の金属粉とポリマーからなる複合磁性シート(厚さ50μm)に比べ約1/15の厚さ(31μm)で同等以上の性能を発揮するので,携帯電話,ノートパソコン、デジタルカメラのようなデジタル電子機器の輻射ノイズ対策、及び内部干渉・誤動作の防止に最適です.