著者
高橋 文枝 田村 善蔵 矢沢 幸平
出版者
一般社団法人 日本医療薬学会
雑誌
病院薬学 (ISSN:03899098)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.50-54, 1980 (Released:2011-08-11)
参考文献数
6
被引用文献数
1 1

The factors which cause death of the living cells in a bifidobacterial preparation (Lac B) were studied. When the relative humidity exceeded 50%, or when the moisture absorption in the preparation exceeded 5%, the number of the living cells rapidly reduced at 27°. In such humidity, however, death of the cells was not observed during 10 days, when the temperature was maintainedat 4°. When the cells, dried over P2os, were compounded with the same quantity of a dried drug and stored under dry condition, the number of living cells did not reduced for 1 week even at 37°.
著者
高橋 文徳
出版者
尚絅大学
雑誌
尚絅大学研究紀要. B, 自然科学編 (ISSN:21875243)
巻号頁・発行日
no.47, pp.183-190, 2015-03-31

学習活動中にスマートフォンを用いることで,学習内容の理解を促進させることができると仮定し,これによる教育改善を試みた。スマートフォンを用いた学習者をA群,スマートフォンを用いなかった学習者をB群と分類し,2つの側面から分析した。理解度確認試験では,A群の平均値はB群を上回った。この結果から,スマートフォンの活用は,学習内容の理解を深める可能性が示唆された。スマートフォンの操作のような活動量の増加が,ストレス反応を引き起こし,それが学習効果を高めたと考えられる。PCを用いて表やグラフを作成する課題の完了率では,A群とB群に差は見られなかった。
著者
高橋 文行 水野 忠則 菅澤 喜男
出版者
特定非営利活動法人 日本コンペティティブ・インテリジェンス学会
雑誌
インテリジェンス・マネジメント (ISSN:21866252)
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.37-48, 2010-09-18 (Released:2013-01-31)
参考文献数
19

本論文では,中国国内で収集したCI関連の公開情報及び文献を基に,中国におけるCI研究の現状と展望を概説する。特に中国におけるCI研究に関する公的機関と企業間を横断的に連結した情報交換システム,そして企業向けCIソフトウェア開発と活用の実態を明らかにする。さらに中国のCI研究と展望を描く中で,中国市場に進出を策する,又は既に進出して現地での競争に苦慮する日本企業が,いかにして中国市場に関する競争情報を収集し,堅実な経営成果をあげるかについて具体的問題を提起し,実務的方策を提言する。
著者
高橋 文徳
出版者
尚絅大学
雑誌
尚絅大学研究紀要. B, 自然科学編 (ISSN:21875243)
巻号頁・発行日
no.46, pp.175-181, 2014-03-31

学習活動前に脳力トレーニングを行うことで,脳を活性化させることができると仮定し,これによる授業改善を試みた。通常通りに学習活動を実施する1組,学習活動前に脳力トレーニングを実施する2組に分けて,2つの側面から分析した。理解度確認試験では,2組の平均値は1組を上回った。この結果から,学習活動前に脳力トレーニングを実施することで,その理解を深める可能性が示唆された。一定時間内に定められた文字を入力するタイピング演習の達成率では,1組と2組に差は見られなかった。
著者
山口 裕史 寺地 重巡 高橋 文穂 奈倉 理一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.573, pp.63-65, 2005-01-14

地球環境観測として人工衛星を用いた観測の重要性が認識されてきた.人工衛星による観測では, 観測対象を広く, 長期的にかつグローバルに観測でき, 人工衛星が搭載する高分解能カメラにより, 三次元情報を抽出することが出来る.本稿では, 多方向撮像による複数枚のステレオ画像から三次元解析を行う手法として, 不可視領域を少なく, 対応点検出精度の向上を図るとともに, 雑音が存在する場合での三次元情報抽出の精度向上について検討をする.
著者
高橋 文
出版者
国立遺伝学研究所
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2008

本研究は、ebony遺伝子というメラニン生合成系酵素をコードする遺伝子の5'領域の変異がその遺伝子の発現量を変化させることによってショウジョウバエの交配相手選好性に直接関与しているかどうかを明らかにするという内容である。ebony遺伝子は、神経系でも発現しており、自然集団内のebony遺伝子5'領域の変異は、表皮細胞での発現量及び脳での発現量を変化させていることが明らかとなった。脳での発現量の変異は交尾行動に影響することも明らかとなり、ebony 遺伝子5'領域の変異が行動の違いと結びついていることを示唆する成果が得られた。
著者
楊 瑞銘 下平 由美子 貞永 明美 高梨 安弘 稲生 由紀子 黄 長華 井口 登美子 高橋 文子
出版者
東京女子医科大学学会
雑誌
東京女子医科大学雑誌 (ISSN:00409022)
巻号頁・発行日
vol.53, no.8, pp.812-812, 1983-08-25

東京女子医科大学学会 第252回例会 昭和58年4月15日 東京女子医科大学 本部講堂
著者
背戸 博史 大桃 敏行 泉山 靖人 後藤 武俊 柴田 聡史 申 育成 高橋 文平 安住 真紀子 大迫 章史 高橋 望 下村 一彦 岡 敬一郎 高橋 哲 松井 一麿
出版者
琉球大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2008

本研究では、市町村合併や緊縮財政によって行政手法の再考を求められた地方行政機構にあって、その変動の影響を最も強く受けている生涯学習(成人教育)の分野に生じた転換の動態を明らかにした。主な転換は、体制としては首長部局への補助執行や定管理者制度の導入、多様な主体のネットワーク化などである。また、事業目的の転換では自治体による個別化が進み、地域の拠点づくり、地域人材育成、就業支援などが多様化していることを明らかにした。
著者
高橋 文徳
出版者
尚絅大学
雑誌
尚絅学園研究紀要. B, 自然科学編 (ISSN:18817386)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.1-10, 2007-03

オープンソースで無料の学習管理ソフトであるMoodleは機能が豊富であり,日本の大学での利用実績も存在する。これを基盤として,キャンパス情報システムの構築・実践・評価を行った。学生は学内PCからシステムにログインすることで,履修科目の出欠状況を確認することができる。またメッセンジャーによるコミュニケーションや,期限付きのレポート提出,資格試験対策としての多肢選択問題の実行が可能である。構築したシステムは学生からの評価は著しく高いが,それが授業水準を高めるには至っていない。また,授業への取組姿勢の学生個人差が大きく,これを補完しないと授業水準を高めることは難しいことが明らかになった。