著者
渡部 泰明
出版者
上智大学
雑誌
上智大学国文学科紀要 (ISSN:02895552)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.1-32, 1996-03-18
著者
坂田 奈々絵
出版者
上智大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2011

シュジェールの文書についての読解をすすめると同時に、シュジェールや同時代人たちの祭儀とそれにまつわる装飾観について、当時の資料を参照し、研究を進めた。加えてビザンツから擬ディオニュシオス文書がどのような形でパリへと伝播したのかという点について、主に翻訳史と祭儀における聖歌について着目した研究を行い、それを早稲田大学の中世ルネッサンス研究所にて発表した(6月)。またシュジェール研究の現在の世界的状況についてのまとめを、西洋中世学会にてポスター発表し(同月)、意見交換や幅広い交流の場を得た。8月から9月にかけて、イル=ド=フランス及びノルマンディ地方のゴシック建築群、またクリュニー修道院をはじめとしたブルゴーニュ地方のロマネスク-ゴシック過渡期における修道院建築/思想についての実地調査を行った。またそれと並行して、先の「祭儀」と「装飾」の関係性を中心とし、パリにて資料収集を行った。同時に、先年度に教父研究会にて発表した、サンドニ修道院における擬ディオニュシオス文書の受容とシュジェールのテキスト分析について資料等で補完し、雑誌『パトリスティカ』にて発表した。また12月には教父研究会・上智大学共生学研究会が共催する三日間にわたるシンポジウム「闇-超越と認識」の企画、運営をおこなった。3月には彼の同時代人であるクレルヴォーのベルナルドゥスの「清貧」に対する思想との対比について、単に「財貨」の問題だけではなく、そこには「祭儀」をそのようなものとして見るかについての違いがあったのではないか、と仮定し、原典と補助的な先行研究に基づいた研究を進めた。その結果については、美学会東部会にて発表、意見交換を行った。
著者
澤田 肇 五十嵐 太郎 北山 研二 栗田 啓子 南 明日香
出版者
上智大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

パリがどのようにフランスの、そしてヨーロッパの首都としての外観と機能とイメージを形成していったのかを多角的に問うことが、本研究の目的である。シンポジウムや研究会における発表と議論の過程で、自らにふさわしいイメージを自己増殖していくかのような都市風景を構築するパリのダイナミズムが、複数の異なる専門分野からのアプローチを組み合わせることで一層浮き彫りになることを確認できた。
著者
藤井 達也 BURTI Lorenzo 谷中 輝雄
出版者
上智大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2008

本研究は、Lorenzo Burti教授との対話と現地調査に基づいて、ヴェローナの地域精神保健においてセルフヘルプグループの機能を活用する社会的協同組合Self Help San Giacomoの支援方法と意義を解明した。また、日本の地域精神保健におけるピア・サポート推進に関する2つの事例調査と文献研究を行った。最後に、イタリアと日本の活動の比較を行い、多様なピア・サポートを推進する活動モデルの試案を提案する。
著者
小林 幸夫
出版者
上智大学
雑誌
上智大学国文学科紀要 (ISSN:02895552)
巻号頁・発行日
vol.21, pp.21-36, 2004-03-01
著者
児嶋 由枝
出版者
上智大学
雑誌
上智史學 (ISSN:03869075)
巻号頁・発行日
vol.51, pp.157-176, 2006-11-30

平田耿二先生退職記念号
著者
巽 孝之
出版者
上智大学
雑誌
アメリカ・カナダ研究 (ISSN:09148035)
巻号頁・発行日
no.12, pp.1-23, 1995-03-31

ポウが1841年に発表した「モルグ街の殺人」は, パリを舞台に名探偵デュパンが活躍する作品として, 推理小説史の幕を開けた。しかし今日, その舞台や主役設定, はたまた残虐なる貴婦人殺しを行なったオランウータンなどをそっくり字義的に読むことは, いささか難しい。かつてバートン・ポーリンは, 本作品中のパリがいかにアメリカ化されているかを指摘し, 他方バーナード・ローゼンタールやジョアン・ダイアンらは, 作家の南部貴族的精神や奴隷制擁護の姿勢がいかにテクストの無意識を統御してきたかを分析した。本稿は, そうした新歴史主義批評以降のポウ研究をふまえつつ, ポウにおける修辞的テクストと歴史的コンテクストとがいかに記号的相互交渉を行ない, ひいては, ポウにおける歴史が作品の背景に埋没するどころかいかに作品内部の盲点を積極的に構造化してきたかを解明する。その前提としては, 殺人オランウータンを南部黒人の一表象と見る視点が選び取られる。だが, 南部的女性崇拝が黒人差別転じて黒人恐怖と密着していたのは当然としても, そうした恐怖の本質をさぐるとなれば, 人種意識を超えて, さらに南部における所有権の歴史を一瞥しなければならない。黒人に代表される「闇の力」への恐怖を形成したのは, 奴隷叛乱を懸念する恐怖のみならず経済革命としての農地再分配(アグレリアニズム)が貴族的主体を脅かし所有権を侵害することに対する恐怖だった。そしてデュパンは, 誰よりも南部に関するアレゴリーを読み解く技術に秀でた南部貴族として性格造型された。
著者
井口 治夫
出版者
上智大学
雑誌
アメリカ・カナダ研究 (ISSN:09148035)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.57-93, 2003-03-31

本稿は,太平洋戦争末期から連合国による対日占領初期における,ダグラス・マッカーサー将軍の信任が厚いとされた軍人ボナー・フェラーズの考えと行動を考察の対象としている。フェラーズは,1944年から1946年までマッカーサーの副官を務め,また,終戦までマッカーサーのもとで推進された対日心理作戦の中心人物であった。本稿で紹介されている,フェラーズの天皇・天皇制と日米戦争終結に対する見解,フェラーズが1946年夏に退官を決意するに至った理由と状況,そして最も重要である終戦後フェラーズが滞日中に行ったことなど,フェラーズに関する詳細の多くは,いまだ紹介されたことのないものである。終戦前後の日米関係におけるフェラーズの多大な貢献は,マッカーサーが指揮する軍隊内で,天皇制を利用することにより,終戦,武装解除,占領改革を達成するという見解を積極的に後押ししていったところにあったといえよう。フェラーズは,滞日時代に日本が降伏を決断するに至った経緯に関する歴史資料や証言を集め,これらをもとに1946年の最初の三ヵ月間で1944年から1945年にかけて彼が推進した対日心理作戦を総括する報告書を書き上げたが,この執筆作業を通じて彼は,ドイツの降伏から広島へ最初の原爆が投下されるまでの期間,日米両国は,太平洋戦争を早期に終結させる機会をなぜ有効利用できなかったのかという疑問に関心を強めていったのであった。
著者
石田 百合子
出版者
上智大学
雑誌
上智大学国文学論集 (ISSN:02880210)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.59-85, 1983-01-16
著者
石田 百合子
出版者
上智大学
雑誌
上智大学国文学科紀要 (ISSN:02895552)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.37-51, 1984-02-10

創設25年記念
著者
石田 百合子
出版者
上智大学
雑誌
上智大学国文学科紀要 (ISSN:02895552)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.69-87, 1989-01-14

上智大学創立七十五周年記念/村松・太田両教授定年送別記念号