著者
中野 亮平
出版者
京都大学
巻号頁・発行日
2012

博士論文
著者
園田 節子
出版者
京都大学
雑誌
東南アジア研究 (ISSN:05638682)
巻号頁・発行日
vol.43, no.4, pp.419-436, 2006-03-31

The field of Overseas Chinese studies is inextricably linked with the historical and social context of thenation-state in which the field was established. In discussing the development of historical studies of theChinese in North America in the second half of the 20th century, this paper examines how OverseasChinese studies was established as a specific research field and reveals the field's characteristics whichare tied with the American context as a whole. From the early 1960s, Chinese immigrant intellectuals inthe Canadian and American West Coast authored histories of the overseas Chinese in Chinese. Thesestudies relied on the historical materials of Chinese immigrants and on Chinese secondary sources publishedunder the Overseas Chinese policy of the Taiwanese KMT. From the 1970s, as part of the Asian-American movement, second generation and immigrant middle-class Chinese intellectuals established thenew framework of Asian-American studies. This field proposed a scholarship which legitimated the historicalexperience and presence of the Asian in American society and was thus premised on Asians asAmerican citizens. The most recent scholarship on the overseas Chinese has introduced the concept oftransnationalism, which is premised on mobility, and several empirical historical studies have been producedin this field to overcome the nation-state paradigm.
著者
堀内 圭子
出版者
京都大学
巻号頁・発行日
2002-11-25

新制・論文博士
著者
木村 祐
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2019-04-01

申請者らが開発した生体適合性ナノ粒子型 Gd-MRI 造影剤について、その性能の深化を目指し、種々の粒径・表面修飾および組成におけるプロトン緩和機構を NMR および MRI を用いて詳細に解析する。得られた知見とこれまでの報告を比較することで、ナノ粒子型 Gd-MRI 造影剤のプロトン緩和能について、高性能化への新たな指針を見出すとともに、動物実験によってその効果を検証する。最終的には、細胞単位での MRI 検出を可能にする新規造影剤を創製し、細胞の動きや病態メカニズム解明へ向けたツールとしての利用を目指す。
著者
大槻 勤 関本 俊 沖 雄一 高宮 幸一 篠原 厚 末木 啓介
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2018-04-01

炉内に残留する放射性微粒子の挙動を推測するため、炉内に存在する放射性物質を含む様々な物質を材料として放射性微粒子が生成し成長する過程を解明することが本研究の目的である。そのため、まずは福島第一原子力発電所周辺の土壌中に存在する放射性微粒子の性状分析を行い、その元素組成等の化学的性質の調査を行った。ここでは複数の核種を含む放射性エアロゾルの成長・輸送機構の解明により炉内に残留する放射性微粒子の挙動を推測するため、土壌の観察・分析や人工放射性エアロゾルの発生実験を行った。環境中に放出された放射性微粒子の性状を調べるため、まずイメージングプレート等を用いて土壌中の微粒子探索を行った。また、核分裂生成物を含む人工放射性エアロゾルの成長・輸送の模擬実験を行った。まず、環境中に放出された放射性微粒子の性状を調べるため、イメージングプレートを用いて土壌中の微粒子探索を行い、採取されたType Bと推測される放射性微粒子に対し、SEM/EDX(Thermo Fisher Scientific社製Phenom ProX Desktop SEM)を用いた外観観察と粒子表面の元素分析を行った。粒子本体を構成する主要な元素は酸素、ケイ素、ナトリウムであり、少量のカルシウム、アルミニウム、マグネシウムなどを含むことが明らかとなった。人工放射性エアロゾルの発生実験では中性子照射したウラン試料から放出されたFPのうち、I-131,0Te-132,Ba-140(La-140)等を含んだ放射性エアロゾルが生成し、ポリカーボネート製フィルターまで輸送されて捕集されたことがわかった。この結果から、人工の放射性エアロゾルを用いて、放射性微粒子を形成する模擬実験が可能であることが示唆された。
著者
汪 発武 王 功輝
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2006

中国三峡ダム貯水池において、千将坪地すべりのような再活動地すべりが高速運動した原因に着目し、現地調査及び詳細な土質試験・分析により、すべり面がその付近領域に拡張していくことより、再活動地すべりでも高速運動できる運動機構を解明した.また、樹坪地すべりにおいて、長期観測システムを設立し、水位低下及び降雨による斜面変動への影響を明らかにした.これにより、より計画的に貯水池の水位管理を行わない限り、地すべりが必ず発生する危険性を指摘した.
著者
國廣 悌二 吉田 賢市 菊池 勇太
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2019-04-01

汎関数くりこみ群に基づく密度汎関数理論(FRG-DFT)を発展させ「ハミルトニアンから出発した実践的な密度汎関数理論の確立」を目指す。具体的な課題は以下の通り:(1) 空間2,3 次元への適用、(2) スピンやアイソスピンなどの内部自由度の取り入れ、(3) 有限温度系への適用、(4) 非一様系への適用、(5) 上記のそれぞれについて励起モード/スペクトル関数の計算。(6) 第一原理計算に基づき流体方程式などの非平衡非線型ダイナミクスの導出を目指す。そこではその発展に申請者が寄与した力学系の縮約法である「くりこみ群法」とFRG-DFTを結び付けた理論を展開する。
著者
白杉 悦雄
出版者
京都大学
巻号頁・発行日
1997

文博第75号
著者
小田 伸午 森谷 敏夫
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2000

日本人と留学生の周辺視野反応時間と中心視野反応時間の平均値はほぼ同一の値を示し、グループ間には差が認められず、人種に応じた周辺視野反応時間に差がないことが明らかとなった。大学サッカー選手は一般大学生と比較して周辺視野および中心視野での反応時間に優れていることが明らかとなり、サッカー選手は、日々のトレーニングによりその能力を向上させたことを示唆している。そこで、周辺視野と周辺視野での反応時間をトレーニングする2群を設けてトレーニング実験を実施し、二つのトレーニング効果の交互作用について検討した。周辺視野反応時間をトレーニングした群では、トレーニングをした周辺視野だけでなく中心視野でも反応時間の短縮がみられた。中心視野反応時間をトレーニングした群でも中心視野だけでなく周辺視野でも反応時間の短縮がみられた。これらの結果は、いずれの視野におけるトレーニングも、キー押し運動に関連する中枢処理時間が短縮したことを意味しており、キー押しという単純反応時間であれば、中心あるいは周辺いずれかの視野においてトレーニングをすれば、効果が転移することが明らかとなった。さらに、広範囲にわたる視野の中からランダムに視覚刺激を呈示する条件下において、ヒトは注意を等しく配分するか、あるいは何らかの戦略をとるかについて検討し、被験者は広い視野の中間の位置に対して能動的に注意を向けることを明らかにした。最終年度では、周辺視野反応時間は、低強度および中強度の運動中は変化せず、VT(換気性作業閾値)を超える高強度の運動負荷時に増大することを明らかにした。これらの研究成果は、日本体力医学会など数回の国内学会で発表し、別紙に掲げた学術雑誌に公表した。
著者
呉 偉明 合田 美穂
出版者
京都大学
雑誌
東南アジア研究 (ISSN:05638682)
巻号頁・発行日
vol.39, no.2, pp.258-274, 2001-09

この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。This paper examines the growth of a sushi culture in Singapore from historical, sociological, and comparative perspectives. Through a case study of sushi in Singapore, it aims to deepen our understanding of the mechanism of global popularization of Japanese popular culture and the interplay of popularization and localization in an Asian context. It consists of four parts. Part I discusses the history of sushi and the reasons for its popularity in Singapore. Part II examines the making of the sushi culture and industry in Singapore. Part III looks into different aspects of localization and their implications. Part IV identifies the characteristics of the sushi culture in Singapore and locates sushi within the context of globalization of Japanese popular culture. This study shows that in the globalization of Japanese popular culture, Japanization and localization should be seen as two sides of the same coin. In the context of sushi in Singapore, eating sushi is a form of Japanization of Singaporean food culture. Critics are, however, too fast to point this out as a form of cultural imperialism or colonialism, overlooking the fact that we are consuming Singaporean sushi and not Japanese sushi. Sushi is re-made and consumed in Singapore. Hence, culturally, the acceptance of sushi in Singapore and overseas should be viewed as the result of culinary hybridization, cultural interchange, and an interplay of Japanization and localization.
著者
伊谷 樹一
出版者
京都大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2013-04-01

林の劣化が深刻なアフリカの半乾燥地域において、在来のタケを植林体系に組み込むことで環境保全と農村の生活改善を両立する可能性について検討した。タンザニア南部では、アフリカに広く分布するOxytenanthera abyssinicaという木本性のタケからウランジという酒を造り販売している。この研究では、世界的にも類い希なこの酒の製造方法を詳細に記録するとともに、そのメカニズムを解明した。また、ウランジ特有の風味を化学的に分析し、それを損なわずに再現できる方法を見つけ商品化の可能性を見いだした。さらに、この竹林がもつ環境保全の機能についても確認し、短・長期的な植生復興のあり方を構想した。
著者
村井 俊哉 後藤 励 野間 俊一
出版者
京都大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2012-04-01

病的賭博に代表されるなんらかの行為の対する依存は「プロセス依存」と呼ばれ、物質への依存症と共通する病態機構を持つのではないかと推測されている。プロセス依存の基盤となる認知過程・脳内過程の解明を目的とし、病的賭博群に対して、報酬予測や意思決定課題を用いた機能的神経画像研究を実施した。結果、病的賭博群において報酬予測時における報酬系関連脳領域の神経活動の低下を認め、さらにその賦活の程度と罹病期間の関連が見出され、同神経活動が病的賭博の臨床指標になりうる可能性が示唆された。
著者
内田 次信
出版者
京都大学
雑誌
西洋古典論集 (ISSN:02897113)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.1-41, 1991-12-20

この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。Im Gegensatz zur Tragodie steht die Komodie von Anfang an nicht in hohem Ansehen bei den Athenern (vgl. Aristoteles' Poetik, Kap. 5). Die Einstellungen, die die Komodiendichter den Tragikern gegenuber hatten, zeigen komplizierte Aspekte : Wahrend sie Neid bzw. Infe-rioritatskomplex merken lassen, scheuen sich die Komiker nicht, die verwendbaren Elemente der Tragodie zu benutzen, und indem sie sich aus dem Standpunkt der gesellschaftlich Geringgeschatzten parodistisch-kritisch mit der Tragodie auseinandersetzen, bereichern sie die Komodie durch nachahmende und gleichzeitig das Original ubertreffende Gestaltungen, was sie auch zur allgemeinen Anerkennung berechtigt. Dies alles laβt sich auch in den 'Acharnern' des Aristophanes feststellen.
著者
安岡 孝一 山崎 直樹 二階堂 善弘 師 茂樹 Wittern C. 池田 巧 守岡 知彦 鈴木 慎吾
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2017-04-01

古典漢文における動詞の作用域、すなわち「動詞の後に置かれる項」のまとまりを、自動抽出する手法の開発をおこなった。具体的には、Universal Dependenciesと呼ばれる文法記述手法を用いて、いわゆる四書(『孟子』『論語』『大學』『中庸』)の係り受けコーパスを制作し、これを用いて、古典漢文の形態素解析と依存文法解析(係り受け解析)をおこなうツールUD-Kanbunを作成した。さらに、このツールを発展させて、動詞の作用域を元に返り点の自動生成をおこない、日本語の活用語尾と助詞を自動で付加することで、自動的に訓読をおこなうツールUD-Kundokuを試作した。
著者
戸部 博
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

本研究は、モチノキ目(フィロノマ科、ハナイカダ科、モチノキ科、ステモヌルス科、ヤマイモモドキ科)の花と雌雄生殖器官の進化について、以下の点を明らかにした。(1)フィロノマ科とハナイカダ科について、葉上花序、下位子房、花盤蜜腺、薄層珠心が共有派生形質である。(2)フィロノマ科は単軸集散花序、腺毛、接線方向に配置した2心皮性1室子房、側膜胎座、胚珠の増加、外種皮外層型種皮を固有派生形質としてもつ。(3)ハナイカダ科は花弁の欠損、逆一輪雄蕊、両媒を固有派生形質としてもつ。(4)ステモヌルス科とヤマイモモドキ科では、向背軸方向に配置した2心皮性子房と偽単心皮性雌蕊が共有派生形質である。
著者
浅田 正彦
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

安保理決議が法的拘束力を有するためにはいかなる要件を満たす必要があるかについて、主要国の国連代表部の法律顧問を中心に聞き取り調査を行った結果、これまでの有力な学説が唱えていた要件、すなわち国連憲章第7章の下の決議において「決定(decides)」されることが必要であるという要件は、今日では必ずしも妥当しておらず、「決定」以外であっても、例えば「要求(demands)」であっても法的拘束力を有するとする見解が広く共有されていることが判明した。
著者
太田 由佳
出版者
京都大学
巻号頁・発行日
2011-03-23

新制・課程博士