著者
山本 浩三
出版者
同志社大学
雑誌
同志社法學 (ISSN:03877612)
巻号頁・発行日
vol.13, no.6, pp.139-161, 1962-03-20
著者
山本 浩三
出版者
同志社大学
雑誌
同志社法學 (ISSN:03877612)
巻号頁・発行日
vol.11, no.5, pp.72-85, 1960-02-20

資料
著者
コート マイクル 麻田 貞雄[訳]
出版者
同志社大学
雑誌
同志社法學 (ISSN:03877612)
巻号頁・発行日
vol.60, no.6, pp.2907-2927, 2009-01

翻訳(Translation)This article provides an overview of the scholarly debate concerning bombing of Hiroshima by the United States, focusing mainly on American historians. It traces the rise and eventual decline of the so-called revisionist school of historiography on the subject, which in its various forms challenged the thesis that the atomic bomb was necessary to force a Japanese surrender in 1945 and that the United States used the bomb for that reason. In particular, the article describes how scholarly works published since the early 1990s have demolished the main pillars of the revisionist argument, including the baseless "atomic diplomacy" thesis that the bomb was used to intimidate the Soviet Union and limit its postwar gains in Eastern Europe and Asia.翻訳:麻田貞雄
著者
加藤 泰子
出版者
同志社大学
雑誌
評論・社会科学 (ISSN:02862840)
巻号頁・発行日
vol.109, pp.35-62, 2014-07

米国の大都市では1990年代になされた都心環境の改善政策が要因の1つとなって人口の都心回帰が生じた。本稿では都心回帰の現象に伴って起こった米国のジェントリフィケーションの過程をたどり,その要因について検討したのち,ジェントリフィケーションの主体としてのジェントリファイヤーに注目する。一般的な言説では都心に社会的階層の高い人々が流入することによる中低所得者の「追い出し」という側面が強調されるが,ここではジェントリファイヤーたちの社会参加活動の状況をシカゴ市都心のマンションで行った都心回帰高齢者への事例調査から検討し,特に彼らが都心の地域社会で行っている貢献的活動からジェントリファイヤーの社会的役割を考察した。
著者
尹 靖水 百瀬 英樹 黒木 保博 中嶋 和夫
出版者
同志社大学
雑誌
評論・社会科学 (ISSN:02862840)
巻号頁・発行日
vol.95, pp.1-18, 2011-03

本調査研究は,台湾の多文化家族の夫が日常生活の中で妻から受けるHusband Abuseの頻度(潜在的ストレッサー)と夫の妻に対する否定的感情(ストレス認知)との関連性を明らかにすることを目的とした。調査には,台北市,高雄市,台北県,桃園県に在住する多文化家族の夫が参加した。調査内容は,属性(夫の現在と結婚時の年齢,宗教,学歴,収入,家族構成,結婚継続期間,妻の現在と結婚時の年齢,国籍,宗教,コミュニケーション能力),夫が妻から被る虐待(Husband Abuse)の頻度,妻に対する否定的な感情で構成した。回収された186人のデータ(回収率93.0%)を基礎に,多文化家族の夫が妻から被る虐待(7因子)を独立変数,夫の妻に対する否定的感情を従属変数とする因果関係モデルのデータへの適合性を,構造方程式モデリングで解析した。このとき,統制変数として夫の収入と妻のコミュニケーション能力を投入した。その結果,前期の因子別に検討した因果関係モデルはそれぞれデータに適合した。また,前記Husband Abuseの妻に対する否定的感情に対するパス係数は,「性的虐待」が0.704,「社会的虐待」が0.641,「心理的虐待」が0.597,「言語的暴力」が0.576,「身体的虐待」が0.496,「経済的虐待」が0.412,「ネグレクト」が0.358となっていた。潜在的ストレッサーがストレス認知に影響するというラザルスのストレス認知理論を前提にするなら,多文化家族のHusband Abuse問題を,社会福祉学的な生活ニーズと位置づけ,積極的に解消することの必要性が示唆された。
著者
井上 史
出版者
同志社大学
雑誌
キリスト教社会問題研究 (ISSN:04503139)
巻号頁・発行日
vol.53, pp.53-84, 2004-12

本文の副タイトル末尾「の一私見」の記述なし
著者
今井 仙一
出版者
同志社大学
雑誌
同志社法學 (ISSN:03877612)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.24-55, 1954-03-20

論説
著者
韓 守信
出版者
同志社大学
雑誌
基督教研究 (ISSN:03873080)
巻号頁・発行日
vol.69, no.1, pp.15-37, 2007-06

本研究では、「満州事変」以降の半島兵站基地化期における朝鮮総督府の宗教政策についての分析を、非西欧系宗教と西欧系宗教との比較を用いて分析した。日本は、韓国合併および武断統治期、三・一運動および文化統治期と同様に、それぞれの宗教に対して異なった方法論を用いた。それぞれの宗教に対する政策は、同一の統治理念に依拠していたにもかかわらず、具体的な適応方法と過程において顕著な差異を見せていた。総督府は、既存の宗教を用いて「心田開発運動」を展開した。ここには、自らの統治体制にとって好都合な価値観および宗教心を半島全体に植えつけようとする意図があった。総督府は、韓国人が主導する非西欧系宗教(仏教、儒教)に対しては直接的に介入する「直線的な政策」をとった。その一方で、宣教師が中心となった西欧系宗教(キリスト教)に対しては、宣教師の存在と働きに配慮する「迂回的な政策」をとった。総督府にとって、半島における西欧列強の代表および象徴である宣教師は、決して無視できない存在であった。このような背景のゆえに、この時期におけるキリスト教政策の方法と内容は、仏教政策や儒教政策と大きく異なっていた。
著者
青山 謙二郎
出版者
同志社大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

砂糖に対しても薬物と類似した強い渇望を伴う“中毒”症状が生じ、健康な食生活の妨げとなると言われている。本研究では、砂糖に対する渇望が増強されるプロセスを、条件づけの観点から検討し、渇望を制御するための手法の開発を目指した。主として以下の3つの成果が得られた。第1に、カロリーの無い人工甘味料についても渇望の増強が生じることが見いだされ、渇望の増強においてカロリーは不要であることが示された。第2に、砂糖の間欠的な剥奪によっても渇望の増強が生じることが見いだされた。第3に、飼育環境の豊富化により、砂糖と結びついた刺激への反応性の増強は抑制されるが、砂糖の摂取量の増強は抑制されなかった。
著者
山本 雅昭
出版者
同志社大学
雑誌
同志社外国文学研究 (ISSN:02862832)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.176-200, 1974-03-01

論文(Abhandlungen)
著者
内田 智雄
出版者
同志社大学
雑誌
同志社法學 (ISSN:03877612)
巻号頁・発行日
vol.17, no.1, pp.93-103, 1965-06-30

資料
著者
山口 誠司
出版者
同志社大学
雑誌
同志社大学歴史資料館館報
巻号頁・発行日
vol.16, pp.6-11, 2013-10

調査・研究報告同志社大学歴史資料館が購入した延徳3年(1491)12月18日付の足利義材の祈祷所の紹介。Introducing sources.ページは巻末(六)-(一一)
著者
内田 智雄
出版者
同志社大学
雑誌
同志社法學 (ISSN:03877612)
巻号頁・発行日
vol.34, no.6, pp.32-68, 1983-03-31

論説
著者
王 欣
出版者
同志社大学
雑誌
同志社国文学 (ISSN:03898717)
巻号頁・発行日
vol.73, pp.60-72, 2010-12

本稿ではまず、物語の展開にしたがい、『世間狙』三之巻三の宇治江が僧と問答する場面を考察し、この場面の宇治江の造形が、『七小町』五段目のお蘭の方の造形と一致することが解明された。つぎに、宇治江の一夜孕みの趣向を検討し、この場面の宇治江の造形が、『七小町』四段目のお蘭の方の造形と最も強い関連性を持つことがわかった。よって、『世間狙』三之巻三の宇治江の造形と、『七小町』のお蘭の方の造形との関連性が一番強く表れていることが明らかになった。本文从与僧人的问答以及一夜怀胎这两个情节设定着手,对《世间猴》三卷三中宇治江的人物造形进行了分析,从而发现《世间猴》三卷三中宇治江的人物造形和木偶戏《七小町》中阿兰的造形具有极强的关联性。
著者
クロス ロバート
出版者
同志社大学
雑誌
言語文化 (ISSN:13441418)
巻号頁・発行日
vol.10, no.4, pp.575-596, 2008-03

フランスの映画監督ジャン・ルノワールによって映画化されたルーマー・ゴッデンの小説『河(The River)』は、植民地社会に対する西洋帝国主義的態度が再確認できる、インドへの微妙なオリエンタリスト的イメージを有している。本稿では、ルノワールが西洋の観衆向けに用いた手法を分析すると共に、インドに対するイメージを固定化するオリエンタリスト的想定とはどのようなものか検証する。
著者
金田 重郎
出版者
同志社大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

近年,高齢者・子どもの「孤食」が注目されている.孤食を解決するためには,「何時,どのくらいの食事を摂っているか」を知る必要がある.そこで,本研究では,食事には毎回,特定の「箸」を使う日本の慣習に着目し,導電性箸を用いた,食事センシング手法を検討した.具体的には,箸と食物,あるいは,箸と腕,体がなす閉回路を利用して,食物を掴んだ,あるいは,口に運んだ,タイミングを検出した.箸プロトタイプを用いて実験を行った結果,食物を掴んでいる事,及び,口に食物を運んだ瞬間を,99%の確率で検出できた.更に,集団食事に導電性箸を適用すると,「話の輪」に入ってゆけない参加者を検出できることも確認できた.