1 0 0 0 OA 群書類従

著者
塙保己一 編
出版者
経済雑誌社
巻号頁・発行日
vol.第七輯, 1893
著者
Shinya SHIBATA Kazuhito HAYAKAWA
出版者
Japanese Society for Food Science and Technology
雑誌
Food Science and Technology Research (ISSN:13446606)
巻号頁・発行日
vol.15, no.4, pp.449-452, 2009 (Released:2009-10-08)
参考文献数
16
被引用文献数
6 11

Chlorella powder (CP), a dietary supplement made from a green alga, contains abundant lutein (2.8 mg/g), but the bioavailability of lutein in CP has not been evaluated. In the present study, we assessed the effect of a single ingestion of CP (3 or 6 g) in tablet form on serum lutein concentrations in humans (n = 21). At 1 d, serum lutein concentrations increased from baseline values by 34% (25.6 nM/mg-lutein intake) after 3 g CP and by 66% (21.4 nM/mg-lutein intake) after 6 g CP. These results suggest that lutein in CP is highly bioavailable.
著者
金井 昌二 垂沢 千秋 藤原 信幸
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.44, no.2, pp.381-386, 2013 (Released:2018-01-25)
参考文献数
11

自動車用エンジン用ピストンの摩擦力を低減する為に,さまざまな表面性状や表面処理を検討してきた.その結果,摩擦力低減のためにピストンのスカートの表面粗さを細かくすることが最も有効であることを確かめ,そのフリクション低減効果は約15%であった.そこで,量産化が可能な新しい表面処理技術を開発し,その効果を確認した.
著者
久米 明人 久米 英明
出版者
日本神経学会
雑誌
臨床神経学 (ISSN:0009918X)
巻号頁・発行日
vol.50, no.6, pp.385-392, 2010 (Released:2010-06-24)
参考文献数
30
被引用文献数
3 4

目的:日本人特発性レストレスレッグス症候群(RLS)の特徴を明らかにすること.方法:国際RLS研究グループ診断基準と治療アルゴリズムにしたがってRLSの診断と治療をおこない検討した.結果:RLS症状を訴える151例のうち113例が特発性RLS,16例が二次性RLSと診断,22例がRLSから除外された.特発性RLSは平均50.1(SD 20.0)歳,63%が女性,31%に家族歴,85%は下腿に異常感覚を有し,81%に不眠,49%は日常生活に71%は気分に影響あり,ドパミン製剤により73%が改善,33%で寛解をみた.結論:日本人特発性RLSの臨床的特徴は欧米の報告と一致した.
著者
徐 章拓 竹田 努 青山 真人 杉田 昭栄
出版者
日本鳥学会
雑誌
日本鳥学会誌 (ISSN:0913400X)
巻号頁・発行日
vol.63, no.2, pp.289-296, 2014 (Released:2015-04-28)
参考文献数
26
被引用文献数
1

ハシブトガラスCorvus macrorhynchos とハシボソガラスC. coroneの2種類のカラスを用いて,腺胃および筋胃の組織形態を中心に比較形態学的検討を行った.ハシブトガラスの腺胃内表面の面積はハシボソガラスのそれより大きかった.腺胃壁の厚さについて,種差はなかったが,全体に占める腺胃腺層の厚さの割合(相対値)はハシブトガラスの方が大きく,一方,筋層の相対値はハシボソガラスの方が大きかった.ハシボソガラスの筋胃壁はハシブトガラスのそれより厚かった.さらに,ハシボソガラスの筋胃は筋層の厚さの相対値がハシブトガラスより大きかった.両種は共に雑食であるが,胃の形態・組織学的特徴に見られた相違点は,両種の食性の相違を反映しているように思われる.
著者
橋本 皓 向井 克憲
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
日本農芸化学会誌 (ISSN:00021407)
巻号頁・発行日
vol.41, no.10, pp.506-511, 1967
被引用文献数
2

イボタロウカタカイガラムシ雄幼虫を,虫体とロウ殻にわけ,それぞれの脂質組成を明らかにした.<br> (1)虫体とロウ殻の構成重量比は約1:2であった.<br> (2)虫体の脂質含有率は18.6%,ロウ殻のそれは88.8%であった.<br> (3)虫体脂質の主構成成分は,トリグリセリドで82.7%を占め,他に遊離脂肪酸,炭化水素,ワックス,リン脂質,モノ,ジグリセリドなどが存在した.これに対してロウ殻脂質の主構成成分は,ワックスで92.4%を占めた.他に遊離高級アルコール,炭化水素などが存在した.しかしグリセリド,リン脂質は検出されず,虫体,ロウ殻の脂質組成はともに特徴的であった.<br> (4)虫体脂質の構成脂肪酸は, C<sub>18</sub>酸が優勢であった.リン脂質は,ホスファチジルエタノールアミンとホスファチジルコリンが主成分であった.
著者
橘外男 著
出版者
日本書院
巻号頁・発行日
vol.第1篇, 1923
著者
橘外男 著
出版者
日本書院
巻号頁・発行日
vol.終篇, 1923
著者
橘外男 著
出版者
日本書院
巻号頁・発行日
vol.第2篇, 1923
著者
橘外男 著
出版者
春秋社
巻号頁・発行日
1938
著者
栗原 大輔
出版者
大阪大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2006

本研究ではヒストンH3リン酸化の可視化により、染色体構造構築メカニズムの解明を目指したが、平成20年度は植物におけるヒストンH3 Thr3をリン酸化するHaspinのシロイヌナズナホモログの細胞分裂期における機能解析、またヒストンH3 Ser10およびSer28をリン酸化するAtAUR3について植物体における機能解析を行った。昨年度までにAtHaspinがvitroにおいてH3 Thr3およびThr11をリン酸化することを明らかにしていたが、タバコ培養細胞BY-2において、AtHaspinを過剰発現したところ、分裂期にH3 Thr3のリン酸化パターンがより広がることが明らかになった。このことはAtHaspinが少なくとも細胞内においてもH3 Thr3をリン酸化することを示唆している。またAtAUR3の機能を明らかにするために、RNAi法を用いてAtAUR3を発現抑制したシロイヌナズナ形質転換体を確立し解析したところ、野生型と比べて根の伸長速度が遅くなっていた。また根の細胞を顕微鏡観察したところ、細胞分布が野生型とは異なっていた。また、AtAUR3は胚においても発現が見られることが予想されたため、胚において染色体が可視化できるH2B-tdTomato形質転換体を構築し、Auroraキナーゼ阻害剤によってAtAUR3を機能阻害したところ、全ての染色体が正常に赤道面に整列する前に染色体が分離するという染色体分離異常が認められた。このように本研究では、遺伝情報を均等に分配するという,生命の根幹をなす過程である細胞分裂において重要な染色体動態に、ヒストンH3をリン酸化するAtAUR3およびAtHaspinが植物において重要な役割を担っていることを明らかにした。
著者
四元 弘毅 各務 泰道 伊藤 信一 坂本 宏
出版者
The Resources Processing Society of Japan
雑誌
資源処理技術 (ISSN:09124764)
巻号頁・発行日
vol.37, no.1, pp.3-8, 1990-04-30 (Released:2009-09-04)
参考文献数
8

The effect of heat pre-treatment in the crushing of granite was investigated. The reduction of crushing energy was found to greatly depend on the prodcut size of granite as well as on the temperature of heat treatment. The magnetization of mica was also observed to increase by the heat treatment.Mica was recovered by first-stage magnetic separtion up to 98% by weight. In order to find one of the possible uses of mica, its aptitude as a filler for resings was examined. Mica was mixed with polyvinylchloride and the mechanical strength of the mixture was measred. As a result, mica showed almost the same reinforcing effect as talc which was popular filler for resins.
著者
富田 輝博
出版者
文教大学
雑誌
情報研究 = Information and Communication Studies (ISSN:03893367)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.129-141, 1993-01-01

This paper analyses productivity and competitive starategy of the telecommunication industry in Japan and U. S. In section 1, I analyse and compare the productivity of NTT, TEPCO, SONY, and NINTENDO. I adopt labor, capital and total factor productivity analysis for that purpose using NIKKEI financial data. Further, I show the outline of divisional income statement of NTT in 1992, as NTT has showed it separately between long term distance and local phone division for the first time. In section 2, I consider the competitive strategy of the telecommunication industry of U. S. , because it has passed almost 10 years after the breakup of ATT and the evaluation on success or failure of the breakup is discussed actively both on theoretical and empirical basis in U. S. I think this analysis is usefull to consider the breakup problems of NTT in 1995.
著者
栗原 大輔
出版者
日本植物形態学会
雑誌
PLANT MORPHOLOGY (ISSN:09189726)
巻号頁・発行日
vol.23, no.1, pp.81-89, 2011 (Released:2012-03-27)
参考文献数
46

細胞周期の中でも細胞分裂期はダイナミックな染色体動態を伴う過程であり,その動態の美しさは古くから研究者たちを魅了している.安定した遺伝情報の継承のために必須な染色体動態は,様々な分子が関わる精巧なメカニズムによって制御されている.染色体分配に失敗すると直接異数染色体につながり,遺伝情報のバランスに狂いが生じ,細胞死やガン化を引き起こすため,動物の研究では医薬の分野も含めて精力的に研究が行われているが,植物ではほとんど明らかになっていない.著者らはこれまで,シロイヌナズナ,タバコを用いて染色体動態を制御する分裂期キナーゼ,オーロラキナーゼの同定および機能解析を進めることによって,植物における染色体動態制御機構を明らかにすることを進めてきた.本稿では,近年次第に明らかになりつつある染色体動態の制御機構とともに,植物における染色体動態研究の現状と展望を解説する.