著者
井上 達男 Tatsuo Inoue
雑誌
商学論究 (ISSN:02872552)
巻号頁・発行日
vol.64, no.2, pp.i-ii, 2017-01-10
著者
柳生 亮三
出版者
広島文理科大学
巻号頁・発行日
1950

博士論文

1 0 0 0 OA 指定演題

出版者
日本神経学会
雑誌
臨床神経学 (ISSN:0009918X)
巻号頁・発行日
vol.55, no.Supplement, pp.S1-S197, 2015 (Released:2015-12-26)

第56回日本神経学会学術大会会 期:平成27年5月20日(水)~5月23日(土) 会 場:朱鷺メッセ(新潟コンベンションセンター)・ホテル日航新潟 大会長:新潟大学脳研究所臨床神経科学部門神経内科学分野 西澤 正豊
著者
堀内 正浩 佐藤 雅幸
出版者
専修大学スポーツ研究所
雑誌
専修大学スポーツ研究所紀要 (ISSN:21895260)
巻号頁・発行日
vol.45, pp.27-31, 2022-03-31

上肢ジストニア(書痙,奏楽手痙)に対するボツリヌス毒素療法(Botulinum toxin therapy : BTX)・MAB療法(muscle afferent block)について検討した.2021年9月時点で,針筋電図を用い上肢ジストニア(書痙,奏楽手痙)の患者に対してBTX療法やMAB療法を継続している患者18名(男性9名,女性9名,平均年齢53.3歳,平均投与回数18.9回)について検討した.疾患は,書痙が7例,奏楽手痙が3例,上肢ジストニア(範囲が広いもの)が8例であった.症状を分類すると①母指が屈曲するもの ②手首が掌屈するもの ③手首が背屈するもの ④範囲が広いもの ⑤母指以外の指に限局するもの5種類であった.全例においてBTX療法やMAB療法の有効性が認められ治療が継続されており,有害事象も認められなかった.上肢ジストニア(書痙,奏楽手痙)にはBTX療法やMAB療法は有用であるが,注射部位の選択には注意を要する.

1 0 0 0 画報戦記

著者
小出書房
出版者
小出書房
巻号頁・発行日
vol.3, no.3, 1962-03
著者
浜田 文雅
出版者
環太平洋産業連関分析学会
雑誌
産業連関 (ISSN:13419803)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1-2, pp.39-52, 2010-06-30 (Released:2015-03-28)
参考文献数
8

この小論は,日本のマクロ経済の景気循環の特徴を単純化して補足することを主眼としたマクロ計量経済モデルを構築することを主な目的としている.今 回提示するモデルは,本来の目的からすればあまりに単純であるが,モデル開発の方向を示す一つのプロトタイプになるのではないかと考えている.このモデル の特定化においては,(1)就業機会を失う危険確率の指標として,失業率を取り上げ,(2)経済活動を活性化したり沈滞化したりする地球規模の外生要因と して太陽黒点相対数を導入し,(3)失業率の決定メカニズムとして労働と代替関係にある資本設備ストック,労働供給源としての労働力人口および総需要の効果を陽表的に導入している.マクロ計量経済モデルが政策シミュレーションや予測に使われる場合の必要条件は,そのモデルが現実のマクロ経済の変動をどの程度まで説明できるかが明示できることである.このモデルは,最終テストの結果を主要なマクロ変量についてグラフによって明示する.その結果を踏まえて,2015年までの予測および2007年またはそれ以前を起点とする政策シミュレーションの結果を明示する.そこでは政府赤字累積残高およびその対GDP比率の予測結果も含まれている.
著者
小泉 寛之 北原 孝雄 北村 律 中原 邦晶 今野 慎吾 相馬 一亥 隈部 俊宏
出版者
Japanese Association for Acute Medicine
雑誌
日本救急医学会雑誌 (ISSN:0915924X)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.63-68, 2014-02-15 (Released:2014-06-10)
参考文献数
16

補助人工心臓(ventricular assist device: VAD)は,末期心不全症例に対して心臓移植までの橋渡しとして臨床的に有用であることが知られている。我々はVAD装着中に脳出血を合併した1例を経験したので,その管理と問題点について報告する。症例は41歳の女性。当院循環器内科で拡張型心筋症と診断され,内科的治療を受けるも心不全の増悪を認めたため,心臓移植までの橋渡しとして心臓血管外科にて体外型両心VAD装着が行われた。装着から約3か月後,嘔吐,軽度意識障害を認めた。頭部CTを施行したところ,左前頭葉皮質下出血を認めた。当院のVAD 患者の脳出血時のプロトコールに従い,ビタミンK10mgを静注し,新鮮凍結血漿(fresh frozen plasma: FFP)5U,遺伝子組換え血液凝固第IX因子製剤(ノナコグアルファ)1,000IUを投与してプロトロンビン時間(PT)の国際標準比(international normalized ratio: INR)の正常化を行った。 しかし意識障害の悪化と右片麻痺を認めたため,緊急開頭血腫除去術および外減圧術を施行した。術後創部出血,頭蓋形成時の硬膜外血腫を合併したが,神経学的脱落症状は改善(modified Rankin Scale 0)し,心臓移植待機となった。本邦ではVAD症例は増加傾向にあり,それに伴うVAD装着中の脳出血も増加することが予想される。そのため脳神経外科医もVAD治療やそれに関する諸問題について正確な知識を持ち,脳血管イベント発生時には治療および患者家族への対応など関連科と協力して速やかに応じられる体制作りが求められる。
著者
宮田 悠史
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.6, no.s3, pp.s182-s185, 2022 (Released:2022-11-02)
参考文献数
8

京都ニュースは、1956年(昭和31年)から1994年(平成6年)にかけて京都市が製作した市政ニュース映像である。この間に製作された映像のフィルムは244本にのぼり、その中には921の話題(トピックス)が収録されている。発表者らは、これら映像の活用を念頭に置いて、デジタルアーカイブを構築し公開するプロジェクトを展開しており、2022年6月にはこのうちの112本(486トピックス)について先行的な公開に至った。そこで、本発表は当該デジタルアーカイブの構築工程(デジタル化、内容確認、映像編集、フィルムの管理、メタデータの設定、公開準備)などの実践と内容とともに、構築の過程において確認された課題や、今後におけるプロジェクトの展望について発表するものである。
著者
中島 康佑 永田 和之 大下 智也 村木 亮介 有道 真久 平岡 有努 林田 晃寛 吉鷹 秀範 坂口 太一
出版者
一般社団法人 日本体外循環技術医学会
雑誌
体外循環技術 (ISSN:09122664)
巻号頁・発行日
vol.44, no.2, pp.81-87, 2017 (Released:2017-07-04)
参考文献数
13
被引用文献数
1

経皮的心肺補助管理中に発生する合併症の一つに、溶血がある。溶血発生要因の中に、遠心ポンプの過剰な揚程(陽圧・脱血回路圧[陰圧])運用が言われており、適切な評価・対応が重要であると考えられる。しかしながら、当院においても明確なcut off値の基準が定められていない。そこで2012年から2015年までの経皮的心肺補助を必要とした101例を対象とし、管理1日目の血液検査結果において溶血と記録されたものを溶血有とし、後ろ向きに溶血発生要因に関する因子の検討を行った。結果、溶血有と記録された症例は27例(26.7%)であった。溶血無群と比して、溶血有群において、有意に高い遠心ポンプ揚程(512.9±181.8mmHg、333.4±120.1mmHg;p<0.0001)、脱血回路圧(陰圧)(-317.6±170.9mmHg、-156.7±108.0mmHg;p<0.0001)を認め、溶血の独立リスクの一因子と考えられた。また、これらの因子のreceiver-operator curve解析を行うと揚程430mmHg以上、脱血回路圧(陰圧)-270mmHg以下が溶血リスクのcut off値として算出された。更に溶血有群において急性腎障害発生率(60%[14/23]vs. 13%[7/52];p<0.0001)と有意に上昇していることからも、溶血回避を含めた対策が重要であると考えられた。
著者
Eriko SATO Ikuko YANO Masahiro SHIMOMURA Satohiro MASUDA Toshiya KATSURA Shin-ichi MATSUMOTO Teru OKITSU Yasuhiro IWANAGA Shinji UEMOTO Ken-ichi INUI
出版者
The Japanese Society for the Study of Xenobiotics
雑誌
Drug Metabolism and Pharmacokinetics (ISSN:13474367)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.175-179, 2009 (Released:2009-05-10)
参考文献数
20
被引用文献数
3

We attempted a switch of mammalian target of rapamycin (mTOR) inhibitors from sirolimus to everolimus, a derivative of sirolimus and now on the market in Japan, in two pancreatic islet transplant patients. Both patients were administered tacrolimus with sirolimus or everolimus. They had been administered 5 or 9 mg sirolimus once a day and had maintained a trough concentration of about 15 ng/mL as measured by high performance liquid chromatography with ultraviolet detection. After the switch from sirolimus to everolimus, they were given 10 or 12 mg/day of everolimus twice a day to maintain a trough concentration of 12-15 ng/mL as measured by a fluorescence polarization immunoassay (FPIA) method. Afterward, the blood concentrations of everolimus and sirolimus after the conversion were measured by high performance liquid chromatography with mass spectrometry and everolimus concentrations were found to be 5-10 ng/mL. These data show that a larger dosage is needed for everolimus than sirolimus to maintain the same trough blood concentration. Data obtained by the FPIA for everolimus should be carefully evaluated after switching from sirolimus to everolimus because of the cross-reactivity of the antibody with sirolimus.
著者
石田 敦彦 亀下 勇
出版者
日本電気泳動学会
雑誌
生物物理化学 (ISSN:00319082)
巻号頁・発行日
vol.58, no.2, pp.62-64, 2014-10-22 (Released:2014-10-31)
参考文献数
12