出版者
巻号頁・発行日
vol.[47],
著者
芳野 赳夫
雑誌
南極資料 (ISSN:00857289)
巻号頁・発行日
vol.69, pp.233-248, 1980

最近の実用人工衛星の発達は著しいものがあり,特に応用範囲と多用性の拡大は,目を見張るものがある.南極においても,従来のように超高層物理現象観測・気象観測以外に,1979年1月のNHKによるTV中継伝送のように新しく開拓すべき分野が非常に多くなってきた.本論文では,今後の南極における人工衛星利用について現在考慮し得る数例について説明し,特に近い将来無人観測点のデータ収集めため,自動データ収集装置を搭載する人工衛星の観測方法について詳述する.

1 0 0 0 OA 万葉集古義

著者
鹿持雅澄 著
出版者
吉川半七
巻号頁・発行日
vol.万葉集古義総論 第1−4巻, 1898
著者
シュペーラー マルク シュトレープ ヨッヘン 雨宮 昭彦 三ツ石 郁夫
出版者
政治経済学・経済史学会
雑誌
歴史と経済 (ISSN:13479660)
巻号頁・発行日
vol.50, no.4, pp.46-58, 2008-07-30

More than half a century after the collapse of the Third Reich, satisfactory economic explanations for the most important economic processes of the Nazi period are still lacking. That is why these economic processes are often christened "miracles" by historians. Recently, however, a group of German economic historians started the attempt to demystify these "miracles" with the help of modern economic theory and econometrics. In this review article, we present both the new methods and the new results of this research programme to Japanese scholars. In section 2, under the headline "Deformed economic miracle" we analyse the distorted macroeconomic development of the Third Reich until the outbreak of the Second World War. In section 3, headed "The 'miracle' of the armament industry", we show that the Nazis directed the German economy generally not by compulsion and the threat of violence but by setting adequate economic incentives which secured the voluntary cooperation of profit-oriented entrepreneurs.

1 0 0 0 OA [馬医書]

巻号頁・発行日
vol.[2], 1600
著者
信田 卓男 福岡 里江子 圓尾 拓也 伊藤 哲郎 川村 裕子 武田 晴央 杉山 大樹 石川 剛司 山田 徹 斑目 広郎 茅沼 秀樹 菅沼 常徳
出版者
一般社団法人日本獣医がん学会
雑誌
日本獣医がん学会雑誌 (ISSN:18843344)
巻号頁・発行日
vol.1, no.4, pp.58-63, 2010 (Released:2010-12-15)
参考文献数
25

犬のリンパ腫107例に対して、L-アスパラギナーゼとプレドニゾロンにより初期導入を行い、その反応を分析した。評価可能であった104例のうち、寛解率は92.3%(完全寛解27.9%、部分寛解64.4%)であった。皮膚型リンパ腫より多中心型リンパ腫の方が、有意に寛解率が高かったものの(p=0.045)、ステージ、サブステージ、ステロイド投与歴による差は認められなかった。臨床的に有意なアナフィラキシー反応や膵炎は認められなかった。以上のことから、L-アスパラギナーゼとプレドニゾロンによるダウンステージを目的とした導入は、有効であると考えられた。
出版者
日経BP社 ; 2002-
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.11, no.10, pp.82-85, 2012-11

誕生から12年目を迎える「ほぼ日手帳」。1日1ページという新しい手帳のあり方を浸透させ、46万人のユーザーを抱える人気手帳になった。そんなほぼ日手帳をどのように生み出し、成長させたのか。生みの親、糸井重里さんに聞いた。──初代のほぼ日手帳から2013年版までを見渡すと、変わったところと変わっていないところが如実に分かり、面白いです。
著者
池澤 信博 Nguyen Don Gopfert Jens Ro Dae-Kyun
出版者
日本植物生理学会
雑誌
日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.252, 2011

セスキテルペンラクトン (STL) はキク科植物に主に見られる二次代謝産物である。多くのSTLは生理学的、薬理学的な重要性を持つにも関わらず、それらの生合成に関する知見は乏しい。我々はSTL生合成研究の第一歩として、最も単純な構造を持つSTLであり、多様なSTLの前駆体であると考えられているcostunolideを対象として研究を行った。<br> Costunolideはセスキテルペノイドの共通前駆体であるファルネシル二リン酸(FPP)からgermacrene Aとgermacrene A acid (GAA) を経由して生合成される。これまでに、FPPからGAAに至る生合成酵素遺伝子の単離はなされている一方で、GAAからcostunolideへのラクトン環形成に関わるP450遺伝子は未同定であった。我々はヒマワリのトライコームESTライブラリーからGAAを基質とする新規P450遺伝子を単離すると共に、そのホモログとしてレタスから、目的とするcostunolide合成酵素遺伝子の単離に成功した。更に、costunolide生合成系をFPP高生産酵母中で再構成する事により、costunolideの酵母中におけるde novo合成に成功した。また、ヒマワリの新規P450とレタスのcostunolide合成酵素遺伝子の反応産物の構造からSTLのラクトン環形成についての新たな知見が得られた。