1 0 0 0 OA 協会だより

出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.68, no.7, pp.385-387, 2018-07-01 (Released:2018-07-01)
著者
桐山 勉
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.68, no.7, pp.374-381, 2018-07-01 (Released:2018-07-01)

In the first half of this report, the summary of the PIUG 2018 Annual Conference was described by an ordinal participant who performed one presentation in the session of the second-day primary conference. In the second half of this report, the details of IPI-Award 2018 ceremony was described by an IPI-Award 2018 recipient himself while using many photos that were kindly given from the secretariat of IPI-Award Institute.
著者
浅野 敬司
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.68, no.7, pp.368-373, 2018-07-01 (Released:2018-07-01)

欧州特許庁(EPO)ウィーン支局が毎年開催している,アジア特許情報についてのフォーラムである,「East Meets West」に参加した。この会議は,アジア圏の特許情報の流通と利用を目的としており,情報の発信源となる各国特許庁の関係者や,データ提供事業者,サーチャーなど,世界中から特許情報のユーザが集まってくる。近年は日本・中国・韓国だけでなく,インドや中東圏の特許情報を有効活用したいというニーズが広がってきているため,それらの地域の特許情報について紹介するプレゼンテーションも行われるなど,より広範囲の特許情報の発信と収集が行われるイベントとなっている。本稿では今年のEast Meets Westへ参加した内容,及び,前日にオーストリア特許庁へ訪問した時の内容を報告する。
著者
田畑 文也
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.68, no.7, pp.348-353, 2018-07-01 (Released:2018-07-01)

AI(人工知能)について,日本では新聞などのメディアで毎日目にしないことはないぐらいホットな話題であり,すでに実生活においても至る所で使われている。これに対して中国はどうかと言うと,“日本より,すでにより広く,より深く使われている”のが,実感である。これらの中国のAI動向を調べる上では,単に正攻法的に分析するだけでなく,政策,規制,ビジネスの進め方など,中国独特の情況を理解して解析しないと,正しく情況を捉えることができない場合もある。本稿では,中国AI動向を例に,中国情報をより正確に理解する上での注意点を紹介する。
著者
富永 泰規 久々宇 篤志
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.68, no.7, pp.338-342, 2018-07-01 (Released:2018-07-01)

特許庁では,人工知能(AI)技術の活用に向けた検討を進めており,その一つのテーマとして,特許文献への分類付与が挙げられている。特許文献への特許分類(Fターム)付与においては,特許文献の一部の記載を根拠として分類が付与されることがあり,分類付与の根拠となる箇所を機械的に推定することにより,付与精度の向上,及び,付与支援システムへの活用に有効である可能性がある。そこで,各種の機械学習モデルを用い,特許文献に付与すべき特許分類(Fターム)や,その分類に対する明細書中の付与根拠箇所(段落)を機械推定し,その精度を比較評価した。
著者
野守 耕爾
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.68, no.7, pp.332-337, 2018-07-01 (Released:2018-07-01)

テキストマイニングにPLSA(確率的潜在意味解析)とベイジアンネットワークという2つの人工知能技術を応用した新たなテキスト分析技術とそれを特許文書データに適用した分析事例を紹介する。風や空気に関連する約3万件の特許公報の要約文を対象とし,PLSAの実行でその要約内容を数十個のトピックに集約して全体像をシンプルに理解可能にした。またそのトピックを軸に,技術のトレンドを把握したり,各出願人のポジショニングを可視化することで提携戦略や競争戦略の検討について考察した。さらにベイジアンネットワークにより用途と技術のトピック間の確率的因果関係をモデル化することで,企業が保有する技術の新たな用途展開の着想を検討した。
著者
那須川 哲哉
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.68, no.7, pp.326-331, 2018-07-01 (Released:2018-07-01)

個々のテキストに目を通しただけでは得られない有用な知見を大量のテキストデータから獲得するためのテキストアナリティクスの技術について,概要と仕組みと動向を紹介した上で,その要素技術である自然言語処理における深層学習の影響について考察する。さらに,特許情報分析に対するこれらの技術の影響と方向性を考察する。
著者
吉田 英樹 永田 順也 傳法谷 敏光
出版者
公益社団法人日本理学療法士協会
雑誌
日本理学療法学術大会 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.2007, pp.F0189, 2008

【目的】本研究の目的は、星状神経節(SG)近傍への経皮的キセノン光照射(Xe照射)が四肢末梢皮膚温に与える影響について検討することであった。<BR>【方法】同意の得られた健常例30名に対して、以下の二つの実験を実施した。実験1:15分間の安静仰臥位での順化後に、安静仰臥位のまま両側のSG近傍へのXe照射(SG-Xe照射)を10分間実施した。実験2:前述の順化後に、Xe照射を伴わない安静仰臥位を10分間保持した(コントロール)。測定項目として、四肢末梢皮膚温は、測定部位を上下肢ともに第3指遠位指節間関節腹側中央とし、放射温度計を用いて順化中は3分毎、SG-Xe照射中及びコントロール中は1分毎に測定した。また、心拍数は、R-R間隔測定が可能な心拍計を用いて、実験開始から終了まで連続測定した。四肢末梢皮膚温の解析では、各実験における対象者の順化中の上下肢ごとの末梢皮膚温平均値を基準値として、SG-Xe照射中及びコントロール中の1分毎の上下肢末梢皮膚温について基準値からの変化量を算出した。心拍数の解析では、R-R間隔の周波数解析を実施し、低周波成分(LF)と高周波成分(HF)のパワースペクトルを求め、HFを副交感神経活動、LF/HFを交感神経活動の指標として用いた。<BR>【結果】心拍数の解析では、実験1では順化終了時と比較してSG-Xe照射終了時のHFの有意な増加及びLF/HFの有意な減少を認めたが、実験2では順化終了時とコントロール終了時との間でHF及びLF/HFの明らかな変化を認めなかった。上肢末梢皮膚温の解析では、SG-Xe照射中を通して上肢末梢皮膚温が基準値を下回らない傾向を示したが、コントロール中は開始5分以降に上肢末梢皮膚温が基準値を下回る傾向を示した。上肢末梢皮膚温の基準値からの変化量については、SG-Xe照射及びコントロール開始7~10分後での各条件間の変化量に有意差を認め、全体としてSG-Xe照射中の後半の上肢末梢皮膚温がコントロール中の後半のそれを上回る傾向を示した。下肢末梢皮膚温の解析では、SG-Xe照射中は開始1分以降、コントロール中は開始4分以降に下肢末梢皮膚温が基準値を下回る傾向を示した。下肢末梢皮膚温の基準値からの変化量については、SG-Xe照射及びコントロール開始7~9分後を除く全ての測定点で各条件間の変化量に有意差を認め、全体としてSG-Xe照射中の下肢末梢皮膚温がコントロール中のそれを下回る傾向を示した。<BR>【考察】R-R間隔の周波数解析結果は、SG-Xe照射が交感神経活動を抑制することを示唆している。さらに、星状神経節を発する節後ニューロンの分布を考慮すると、コントロール中と比較したSG-Xe照射中の上肢末梢皮膚温の上昇傾向は、SG-Xe照射による上肢末梢血管拡張に伴う上肢循環血液量増加が基盤にあると考えられる。一方、コントロール中と比較したSG-Xe照射中の下肢末梢皮膚温の低下傾向は、SG-Xe照射による上肢循環血液量増加に伴う下肢循環血液量の相対的な減少に基づくのではないかと推察される。
著者
パテントドキュメンテーション委員会
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.68, no.7, pp.315, 2018-07-01 (Released:2018-07-01)

本誌では,昨年「特許情報と人工知能(AI)」(Vol.67 No7)という特集を発行し,システム開発者やユーザの視点から,特許情報と人工知能の関係について,それぞれ論じていただきましたが,その後の1年間で,各社より人工知能を使用した新サービス(システム)が発表されたことも追い風となって,特許情報の分析に人工知能を利用するユーザが増加しているようです。また,以前は漠然としていた「人工知能をどのように利用するのか?」ということについても,情報担当者(サーチャー・アナリスト)の要求に適合する文献を抽出するため,あるいは技術者や開発者が不要な(ノイズ)情報をフィルタリングするために導入する,など,利用者の層や利用目的も明確になってきた状況です。一方で,人工知能を搭載したツールやサービスを利用することによって,業務が改善される可能性があることは理解していても,自社の特許情報活動へ応用する場面がイメージできない,あるいは,現在行っている特許情報の管理方法との結果の差や費用対効果が分かりにくいということもあり,導入することを迷っている方も多いと思います。そこで,今号では前回に引き続き「特許情報と人工知能(AI)-Ⅱ」というテーマで,人工知能という技術を特許情報に利用することについて,前回とは別の観点から考察する特集を企画しました。はじめに,野崎篤志氏の総論人工知能と特許情報業務の関わりやツールを使用する際の心得などを,パテントアナリストの視点から論じていただきました。つづく,那須川哲哉氏にはテキストアナリティクスの概要や動向,特許情報分析にテキストアナリティクスを用いることについて論じていただき,野守耕爾氏には複数の人工知能技術を組み合わせた特許情報分析から導く技術戦略の検討を,具体的な事例で論じていただきました。富永泰規氏と久々宇篤志氏には特許文献への分類付与における付与根拠箇所推定に関して,特許庁の最新の取り組み状況を,坂元徹氏には市販ツールを使用した分析の手順と結果の考察を,田畑文也氏には海外の特許情報と人工知能という観点から,中国の政策や特許出願などについて,それぞれ解説をいただきました。今回の特集も,「人工知能」というツールを理解し,特許情報へ人工知能を適用することの可能性を考えるきっかけとなっていただければ幸いです。(パテントドキュメンテーション委員会)
著者
輪田 真理 入口 豊 井上 功一 山科 花恵 東明 有美
出版者
大阪教育大学
雑誌
大阪教育大学紀要. 第4部門, 教育科学 (ISSN:03893472)
巻号頁・発行日
vol.61, no.2, pp.25-39, 2013-02

本研究では現在なでしこリーグの中でもトップクラスの環境を持ち,日本代表選手を多く輩出しているJリーグ所属浦和レッドダイヤモンズの下部組織である「浦和レッドダイヤモンズレディース」と,ぎりぎりのクラブ運営の中でもなでしこリーグ残留を続け,日本女子サッカーリーグでは最も歴史のある市民クラブ「伊賀フットボールクラブ・くノ一」(輪田所属,山科,東明は元所属)の事例を中心に,日本女子サッカーリーグ所属クラブの現状を明らかにし,それらから見ることのできる課題を検討することで,日本女子サッカーリーグ所属クラブの展望を考察することを目的とする。本稿はその第III報として,メインスポンサーの撤退により,地域住民や自治体に支えられる形の市民クラブへと運営方法を変更してNPO法人として発展する「伊賀FCくノ一」に焦点を当て,資金の少ない市民クラブとしての活動の実態について検討した。Japan national women's football team won the World Cup of Women's Football in 2011.7.. After then Women's Football is rapidly gaining popularity in Japan. However, an environment of women's football in Japan is not favorable. The purpose of this study was to examine the current status and the future prospects of the Japan Women's Football League through the case study of the two teams (Urawa Red Diamonds Ladies and Iga Football Club Kunoichi) belong to the League. This is the continued study from the previous reports with the same title "The Current Status and Future Prospects of the Japan Women's Football League(I)" ( Memoirs of Osaka Kyoiku University, Ser.IV.Vol.60-2.,2012.2., pp.15-28.).and "The Current Status and Future Prospects of the Japan Women's Football League(II)" ( Memoirs of Osaka Kyoiku University, Ser.IV.Vol.61-1.,2012.9., pp.19-31). Especially, the purpose of the present study is to examine the following topics about the" Iga Football Club Kunoichi": 1. Fromacitizen's club to a substructure of the company and from a substructure of the company to a citizen's club of a region (1)"Iga-ueno Kunoici Soccer Club" (acitizen's club) (2)"Pulima-ham FC Kunoici" (a substructure of the company) (3)"Iga Football Club Kunoici"(a citizen's club of a region) 2. The present condition of the "Iga Football Club Kunoici" (1)The present condition of the management (2)The treatment of players (3)The environment of training 3. Merit and demerit of a citizen's club of a region
著者
輪田 真理 入口 豊 井上 功一 山科 花恵 東明 有美
出版者
大阪教育大学
雑誌
大阪教育大学紀要. 第4部門, 教育科学 (ISSN:03893472)
巻号頁・発行日
vol.61, no.1, pp.19-32, 2012-09

本研究では現在なでしこリーグの中でもトップクラスの環境を持ち,日本代表選手を多く輩出しているJリーグ所属浦和レッドダイヤモンズの下部組織である「浦和レッドダイヤモンズレディース」と,ぎりぎりのクラブ運営の中でもなでしこリーグ残留を続け,日本女子サッカーリーグでは最も歴史のある市民クラブ「伊賀フットボールクラブくノ一」(筆者所属)の事例を中心に,日本女子サッカーリーグ所属クラブの現状を明らかにし,それらから見ることのできる課題を検討することで,日本女子サッカーリーグ所属クラブの展望を考察することを目的とする。本稿はその第II報として, Jリーグ所属浦和レッドダイヤモンズの下部組織である「浦和レッドダイヤモンズレディース」に焦点を当て,Jリーグ下部組織としての活動のメリット,デメリットについて検討した。Japan national women's football team won the World Cup of Women's Football in 2011.7. After then Women's Football is rapidly gaining popularity in Japan. However, an environment of women's football in Japan is not favorable. The purpose of this study was to examine the current status and the future prospects of the Japan Women's Football League through the case study of the two teams (Urawa Red Diamonds Ladies and Iga Football Club Kunoichi) belong to the League. This is the continued study from the previous report with the same title "The Current Status and Future Prospects of the Japan Women's Football League(I)" ( Memoirs of Osaka Kyoiku University, Ser.IV.Vol.60-2.,2012.2., pp.15-28.). Especially, the purpose of the present study is to examine the following topics about the Urawa Red Diamonds Ladies: 1. Fromacitizen's club to a substructure of the J League team (1)Honda Ladies (2)Urawa Ladies, Urawa Leinas (3)Saitama Ladies FC (4)Urawa Red Diamonds Ladies 2. The present condition of the Urawa Red Diamonds Ladies (1)The present condition of the management (2)The treatment of players (3)The environment of training 3. Merit and demerit of a substructure of the J League team
著者
川邊 岩夫
出版者
日本地球化学会
雑誌
日本地球化学会年会要旨集
巻号頁・発行日
vol.55, pp.102, 2008

ナブロスキーのグループは,ランタニド(III)リン酸塩の酸化物からの標準生成エンタルピーの測定値を報告し,これらの系列変化について議論している.しかし,彼らの議論は誤った結論を導く不十分なものである.ここでは,ヨルゲンセン理論から四組効果を解析する立場から,1)ランタニド・リン酸塩の標準生成エンタルピーの測定値,2)f≠?遷移スペクトル解析から得られるラカーパラメーターによる電子雲拡大系列とそこにおけるリン酸塩の相対位置,3)モナズ石形とゼノタイム形のランタニド・リン酸塩の精密構造解析 のデータを総合し,ランタニド(III)リン酸塩の「酸化物からの標準生成エンタルピー」の四組効果とモナズ石/ゼノタイム形構造変化について議論する,
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1207, pp.40-43, 2003-09-08

今年度、海外旅行ブランドの順位で、番狂わせが起こるかもしれない。不動のトップと言えば、最大手JTBの「ルックJTB」だ。その上半期(4〜9月)の送客見込みは35万人。一方、これまでは2番手にもつけたことがなかったエイチ・アイ・エス(HIS)の「チャオ」が37万〜38万人を見込む。

1 0 0 0 OA 通志200卷

著者
宋鄭樵撰
出版者
謝氏彷武英殿本刊
巻号頁・発行日
vol.[41], 1859
著者
橋本 雅仁
出版者
鹿児島大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

プロバイオテック細菌のように経口で外部から摂取される細菌およびその成分が、腸管内で作用することで宿主の恒常性を維持し、免疫機能を改善することが知られている。またこれまでの我々の研究から、鹿児島特産の醸造酢である黒酢には酢酸菌由来の成分であるリポタンパク質とリポ多糖が含まれており、免疫調節に関与していることが示唆されている。本研究では、このうちのリポ多糖の化学構造を明らかにするとともに、リポ多糖が小胞として黒酢中に存在することを明らかにした。