著者
岸田 克己 酒井 和男 渡部 智樹 丸山 剛一
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.55, pp.753-754, 1997-09-24
被引用文献数
2

我々は, 今までにテレビ新潟放送網(TNN)他と共同で, JoiNet参加型インタラクティブTVの実験番組を2回実施してきた。実験番組の企画段階において, 番組のコンテンツとして実現可能なインタラクションを多数検討した。本稿では, その中から参加型番組における早押しクイズを例に, 放送と通信の2種類のパスを結合した中でエージェント制御を行うJoiNetアーキテクチャの特徴を活かした早押し判定手法を述べる。
著者
村橋 勝子
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.38, no.9, pp.841-853, 1995-12-01 (Released:2008-05-30)
参考文献数
21
出版者
巻号頁・発行日
vol.[65],
著者
曽我 謙悟 待鳥 聡史
出版者
日本選挙学会
雑誌
選挙研究
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.5-15, 2008

本稿は都道府県レヴェルにおける知事与党構成と議会議席率の変化に主に注目しながら,中央政府レヴェルでの政党再編と二大政党化が地方政治にどのような影響を及ぼしているのか,また無党派知事の出現や議会における地方政党・会派の勢力拡大はどのような現況にあるのかを明らかにする。1990年代末頃から中央では二大政党化の流れが強まるが,データで見る限りそのことと地方政治の連動はなお明確とまではいえず,変化は緩やかであることが分かる。知事与党構成を見ると,無党派知事の増加はほぼ頭打ちとなり,民主系知事も増えてはいない。議会議席率に関しては,引き続き民主系会派とそれに近い立場の地方会派が徐々に議席を伸ばしている。これらの変化を総合すると,地方政治にも二大政党化の萌芽が見られるが,それが確立されたとまでは言うことができない。
著者
藤木 大介 若杉 佳彦 楞野 祥子 岩本 理沙 島田 英昭
出版者
公益社団法人 日本心理学会
雑誌
心理学研究 (ISSN:00215236)
巻号頁・発行日
vol.88, no.4, pp.390-395, 2017
被引用文献数
2

<p>When reading narratives, readers infer the emotions of characters and empathize with them. Emphathic responses can be parallel or reactive. This study, based on the dual-process theory, investigated which emotional responses (i.e., emotion inference, parallel response, or reactive response) in reading are caused by system 1 (unconscious, implicit, automatic, low-effort process) and which depend on system 2 (conscious, explicit, controlled, high-effort process). As cognitive load affects responses influenced by system 2, the effects of working memory load on reading were examined. Participants were divided into two groups based on working memory capacity, and instructed to read narratives under a dual-tasks situation similar to the reading span test. The results revealed no effect of cognitive load on inference of characters' emotions. However, additional load did affect both types of empathic responses in the low-capacity group. Further, when cognitive load was low, emotion inference correlated with both empathic responses. These results indicate that emotion inference is an automatic process, whereas empathic responses are controlled processes.</p>
著者
小川 昭利 横山 諒一 亀田 達也
出版者
日本心理学会
雑誌
心理学研究 (ISSN:00215236)
巻号頁・発行日
vol.88, no.4, pp.366-375, 2017-10

1 0 0 0 OA [京暦]

出版者
大經師降屋内匠
巻号頁・発行日
vol.文化8, 1810
著者
初田 隆
出版者
美術科教育学会
雑誌
美術教育学:美術科教育学会誌 (ISSN:0917771X)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.321-333, 2007

「大人のぬり絵」がブームとなっているが,出版されている塗り絵は,絵柄も多岐にわたっている他,脳の活性化や絵手紙,写佛などとつなかった展開も見せている。しかし一方で,子どものぬり絵は児童の創造性を損なうという理由で美術教育の立場からは批判にさらされてきている。では何故現在,大人のぬり絵が支持されているのだろうか。本稿では,大人のぬり絵ブームについて考察するとともに,子どものぬり絵について改めて検討し,今日におけるぬり絵の意味や意義を明らかにする。そしてそのことによって現代の「美術」および「美術教育」を問い直す視点を得ることを目的とする。考察の観点は以下のとおりである。(1)大人のぬり絵を支える層(2)大人のぬり絵の効果(3)子どものぬり絵についての諸見解(4)子どものぬり絵と創造性(5)ぬり絵概念の拡張(6)日本文化とぬり絵
著者
大野 岳史
出版者
日本宗教学会
雑誌
宗教研究 (ISSN:03873293)
巻号頁・発行日
vol.88, no.1, pp.75-98, 2014

スピノザは『神学政治論』で迷信を批判し、迷信に陥ることのない仕方での聖書解釈を試みている。そのためには預言と迷信が区別されなければならない。預言と迷信はどちらも想像という認識様式によって把握されている点では共通している。そして想像は誤謬の原因となるのだが、それにもかかわらず預言は確実な認識であると言われる。この確実性は、預言者が活発に想像し、預言の徴証が与えられており、また預言者が正しいことと善きことに向かう魂をもっていることに支えられている。預言者は神からの啓示であることを確認するための徴証と出会うことで、預言について確証することができる。これに対して迷信に囚われている人々は自然的原因について無知であるにもかかわらず「超自然的な事柄だ」と判断してしまう。「神即自然」であることを理解し、理解不可能な事柄については無知であることを認め判断を控えることが、迷信に陥らないために求められるのだ。
著者
佐藤 佳子 熊谷 英憲 岩田 尚能 伴 雅雄
出版者
一般社団法人日本地球化学会
雑誌
日本地球化学会年会要旨集 2017年度日本地球化学会第64回年会講演要旨集
巻号頁・発行日
pp.143, 2017 (Released:2017-11-09)

蔵王火山は東北地方の代表的な成層火山の1つで、約100万年前から活動を開始し、現在まで活動を維持している。2013年からの火山性微動や山頂部のわずかな隆起など、活発になっている火山活動の監視の観点からも、現状をモニタリングできる湖水、湧水などの希ガスデータが必要である。今回、蔵王周辺の湖水・温泉水について、希ガスの同位体比と元素存在度を測定し、He-Ne同位体比を用いて、温泉水などへのマグマからの寄与の判定を行った。測定の結果、He-Ne同位体比に関しては、同位体比は大気に近い値が得られたが、混合曲線を描いて検討した結果、大気中の希ガス同位体比に比較して、わずかにマントル起源のガスの混入が示唆された。

1 0 0 0 OA 文會録

著者
戸田齋 編
出版者
田原平兵衛
巻号頁・発行日
1760

1 0 0 0 OA 非藥選上編

著者
戸田齋 著
出版者
田原屋平兵衛[ほか2名]
巻号頁・発行日
vol.上之上,中,下, 1738