著者
一柳 廣孝
出版者
明治書院
雑誌
国語と国文学 (ISSN:03873110)
巻号頁・発行日
vol.94, no.2, pp.3-15, 2017-02
著者
久野 靖 小泉 力一 宮寺 庸造 夜久 竹夫
雑誌
情報教育シンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, no.2, pp.111-118, 2014-08-17

今日のわが国の情報教育は、その目標である「情報活用能力」の内容を、「情報化の進展に対応した初等中等教育における情報教育の推進等に関する調査研究協力者会議」が 1997 年 10 月に公表した第 1 次報告 [1] に記された 3 観点としてきた。しかし、同報告の公表から既に 17 年を経過し、この間の情報技術や社会状況の変化を考えれば、この定義を見直すべき時期 が来ているといえる。近年、学術会議を中心に策定されつつある「情報学」の参照基準では、コンピューティングが多様な情報学の分野を横断する共通概念になっていることから、「情報活用能力」も「コンピューティング」を加えた新たな形となるべきだと考える。さらに、小学校・中学校・高等学校の各段階でどのような内容を経て「情報活用能力」を育成していくかについても提案をおこなう。
著者
増田 繁夫
出版者
佛教大学国語国文学会
雑誌
京都語文 (ISSN:13424254)
巻号頁・発行日
no.23, pp.34-49, 2016-11-26

六条御息所が物の怪となり葵上に取り憑くほどの忿怒をおぼえたのは、葵上が車の所争いで御息所の存在を無視してふるまい、誇り高い御息所の自尊心を打ち砕いたことによる。十世紀に入ったころから貴族社会に物の怪が広く跳梁するようになるが、それはこの時期になって人々が内面世界を深くしてきたことによるものである。その結果、人々は理と非理、善と悪などの倫理的観念を発達深化させてきた。物の怪の顕現には、物の怪を見る側の人の「おびえ」や「後ろめたさ」の感覚がの発達が不可欠である。そしてこの「後ろめたさ」は「良心」の萌芽と考えられる。
著者
前田 豊
出版者
歴研
雑誌
歴史研究 (ISSN:02875403)
巻号頁・発行日
vol.58, no.12, pp.50-54, 2016-12
著者
光延 真哉
出版者
東京女子大学
雑誌
東京女子大学紀要論集 (ISSN:04934350)
巻号頁・発行日
vol.67, no.1, pp.91-123, 2016-09