1 0 0 0 OA 医家綱鑑

著者
飯高芳康, 青木純造 編訳
出版者
朝香屋書店
巻号頁・発行日
1898
著者
鈴木 彰一 西坂 淳
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木学会論文集F3(土木情報学) (ISSN:21856591)
巻号頁・発行日
vol.70, no.2, pp.I_79-I_86, 2014

国土交通省は,道路の老朽化対策に向けた大型車両の通行適正化方針の一部として,ITS技術を活用した通行経路把握による特殊車両通行許可制度の新たな運用の準備を進めている.本論文では,特殊車両通行許可データを用い,特殊車両の通行経路把握を目的として,効率的な情報収集が可能な箇所から段階的に路側機の追加配置箇所を選定し,現状,および路側機追加配置時の通行経路の把握水準を算出することを試みた.その結果,現状の高速道路上を中心とする路側機配置では特殊車両の通行経路把握水準が不十分であること,直轄国道上に路側機を追加配置する場合には,900箇所程度に追加配置した後は,それ以上路側機設置箇所を増加させても通行経路把握水準が大きく向上しないことを明らかにした.

1 0 0 0 OA 反白川静論

著者
呉 哲男
出版者
相模女子大学
雑誌
相模国文 (ISSN:03029999)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.101-107, 2013-03
著者
小夫家 芳明
出版者
社団法人 有機合成化学協会
雑誌
有機合成化学協会誌 (ISSN:00379980)
巻号頁・発行日
vol.30, no.12, pp.992-1005, 1972-12-01 (Released:2010-01-22)
参考文献数
75
被引用文献数
2 3
著者
大塚 親哉
出版者
順天堂医学会
雑誌
順天堂医学 (ISSN:00226769)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.182-190, 1996

終戦後間もない1947年から2年間, 第一次ベビーブームといわれた. 第二次ベビーブームは1971年からの3年間で, それ以降の出生数は減少の一途をたどり, 1995年の出生数は最盛期の4割強である119万人になってしまった. 小児科はその影響を受けることになる.1959年からの大学院を含めれば37年間, 1963年, 助手として勤務開始以来33年間, ベビーブームから少子時代への変遷の中に身を置き, 教育・診療・研究の日々を過ごした. 診療実績・研究成果, 思い出はさまざまであるが, 勤務開始以来の33年間を, 1) 紛争のdecade 2) 粛々のdecade 3) 浦安のdecadeの3つに分け, 私の感想と共に回顧したいと思う.
著者
桐山 雅史 高田 晃彦 占部 美子 根本 紀夫
出版者
Japan Society of Calorimetry and Thermal Analysis
雑誌
熱測定 (ISSN:03862615)
巻号頁・発行日
vol.24, no.3, pp.118-126, 1997

本研究では,未変性卵白アルブミン(OVA)溶液および高温熱処理により作製したゲルについて示差走査熱量測定法(DSC)を用いて熱的特性を評価した。水溶媒中での未変性OVA試料において,OVA濃度Cの範囲が5~58wt%のとき変性温度<i>t</i><sub>d</sub>,エンタルピーΔ<i>H</i>は各々,75.0℃,890kJ・mol<sup>-1</sup>の一定値を示した。一方,C > 58wt%ではOVA濃度の増加に伴いΔ<i>H</i>の減少と<i>t</i><sub>d</sub>の上昇がみられた。<i>C</i>=58wt%のとき水和された状態において最密充填状態になると仮定すると,OVA表面にOVA1gあたり0.36gの結合水が存在することがわかり,OVA分子を直径5.6nmの球とすると,このときの水和層の厚さは0.36nmと見積もられた。<i>C</i>≥10wt%以上のOVA水溶液では140℃付近,170℃付近,220℃付近に発熱ピークが存在し,それぞれrandom-aggregate状から安定なゲル構造への形態変化,S-S結合の切断,OVA自身の分解に対応するものであると思われる。また,円偏光二色性測定により約80℃でα-helixの含量が減少し,さらに高温でβ-sheet,β-turn含量も減少したことを明らかにした。この結果はOVAの2次構造の変化が100~140℃の温度範囲におけるゲル形成およびその後200℃で始まる分解以前にランダムコイル形態への形態変化に決定的な役割を果たしていることを示している。OVAの熱的挙動に対する溶媒の疎水性の効果を研究するため,グリセリンおよびエチレングリコールの2有機溶媒とこれらと水との混合溶媒を溶媒として用いた。混合溶媒の混合比に対する<i>t</i><sub>d</sub>, Δ<i>H</i>の複雑な変化が観測され,エチレングリコールはグリセリンと比較して,未変性OVAに強く相互作用を及ぼすことがわかった。