著者
中田 勝康 秋山 賢治
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木史研究 (ISSN:09167293)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.333-340, 1992-06-05 (Released:2010-06-15)
参考文献数
3

九州に残る城下町の中から久留米市 (福岡県)、鹿児島市 (鹿児島県) の城下町形態とその町割について整理し、現在の町並みに残っている地域用途と道路網への影響と問題点等を整理する。さらにこのような城下町遺産を都市づくりに生かしていく為の基本理念について論述し、久留米市寺町における提案を紹介する。
出版者
Columbia
巻号頁・発行日
1977
著者
二神 真美
出版者
名古屋商科大学
雑誌
NUCB journal of economics and information science (ISSN:13466097)
巻号頁・発行日
vol.59, no.1, pp.217-230, 2014-08

本論文は、サステイナブル・ツーリズム指標(STI)に関する国際的な事例研究の一環として、欧州連合(EU)が構築した「持続可能な観光地経営のためのヨーロッパ・ツーリズム指標システム(ETIS)」について、EU の観光政策の進展と関連づけながら論じたものである。同システムは、STI の世界的規準及び欧州委員会が開発した既存の中核的指標をベースとし、観光地が持続的経営を行なうために活用できるツールを提供しようとするものである。指標開発においては、観光地経営、経済的価値、社会・文化的影響、環境への影響といった4つの規準による包括的なアプローチが提示されている。その背景には、持続可能で高品質の観光地としてのヨーロッパの地域ブランドを確立し、国際的な競争力を高めようとするねらいがある。日本においてもSTI の構築と地域適用が具体化しつつある中、STI 開発の先進地域であるEUの実情と課題を知ることは意義あるものと考える。

1 0 0 0 OA 刀工総覧

著者
本阿弥光遜, 室津鯨太郎 編
出版者
南人社
巻号頁・発行日
1918
著者
目黒 豊美 杉山 弘晃 東中 竜一郎 南 泰浩
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.28, 2014

人手で構築した発話生成ルールを用いる手法と,ユーザ発話の内容と係り受け関 にある内容を大量のテキストデータから抽出し発話生成に用いる統計的手法と の組み合わせに基づく対話システムの構築法を提案する.具体的には,二手法 が生成した発話から適切な発話を選択する手法を考案した.実験を通して本システ の有用性と課題を議論する.

1 0 0 0 OA 大空の悲歌

著者
エルヰン・ベエメ [著]
出版者
八弘書店
巻号頁・発行日
1941

1 0 0 0 OA 温泉紀行誌

著者
富永勇 著
出版者
富永勇
巻号頁・発行日
1942
著者
島田 英昭
出版者
日本認知心理学会
雑誌
認知心理学研究 (ISSN:13487264)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.103-112, 2005
被引用文献数
2 1

本研究の目的は,複数桁数の大小判断過程を検討することであった.被験者は,2桁同士,3桁同士,4桁同士の数の大小を判断することを求められた.実験1と2では,上位から2,3,4桁目の適合性を操作した.最上位桁のみで判断が可能な数の組に対して分析した結果,有意な適合性効果は2桁目のみにみられ,3,4桁目にはみられなかった.実験3では,最上位桁が等しいダミー試行を除き,さらに最上位桁のみで判断が可能であることを被験者に教示した.その結果,2桁目の適合性効果量が減少した.以上の結果から,最上位桁が異なる桁の大きさが同じ複数桁数の大小判断では2桁目までが並列処理され,2桁目の処理には2桁目が判断に必要であるかどうかについてあらかじめ認知することが重要な役割を果たすことが示された.
著者
水本 篤
出版者
甲南女子大学
雑誌
甲南女子大学研究紀要. 文学・文化編 (ISSN:1347121X)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.93-107, 2006-03-18

本研究では人文系女子大学生の語彙学習方略を調査し,それらの方略が学習成果とどのように関連しているかを明らかにすることを目的とした。まず,139人の実験参加者に質問紙調査を行い,どのような語彙学習方略を使用しているのか,また,役に立つと思っている方略と,実際に使用している方略との間に差はあるのかを調べた。次に使用している語彙学習方略と,習熟度指標としてのTOEICおよび語彙サイズとの相関を調べた結果,辞書使用方略,語の構造利用,メタ認知方略群が弱いながら有意な相関があることが確認された。使用している語彙学習方略と学習成果によるクラスター分析では,4つのグループが現れた。この研究から,さまざまな習熟度,語彙学習方略を行う学習者に効果的な語彙指導を行う際に有用な結果が得られたといえる。
著者
岸田 久吉
出版者
社団法人日本動物学会
雑誌
動物学雑誌 (ISSN:00445118)
巻号頁・発行日
vol.61, no.3, pp.63-64, 1952-04-15
著者
岸田 久吉
出版者
社団法人日本動物学会
雑誌
動物学雑誌 (ISSN:00445118)
巻号頁・発行日
vol.34, no.403, pp.610-611, 1922-08-15
著者
岸田 久吉
出版者
日本昆虫学会
雑誌
昆蟲 (ISSN:09155805)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.37-49, 1935-05-21
著者
李 昭賢
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.57, pp.P23-P23, 2010

台湾の気候条件は、高温多湿で台風や地震が多い。また、都市部への人口集中が著しいためにRC造の高層住宅が8割を占め、建築関連の二酸化炭素排出量が多い。本稿ではエネルギー消費や環境負荷に配慮した日本の「環境共生住宅」の手法と台湾の「緑建築」を取り入れ、「風水」に配慮した集合住宅を提案する。具体的には建物を高層化せず地面を掘り下げ、敷地全体に広く住戸配して、壁面や屋上を緑化することで外壁の露出を減らす構造とした。さらに直接住民に効果が体感できるグリーンカーテンなどの仕掛けで、環境共生に対する意識を高めている。