著者
丹羽 直幹
巻号頁・発行日
2000

研究背景と従来研究 制震構造の研究は、1950年代からの小堀らによる提唱1),2)に始まり、近年のコンピュータ技術をはじめとする先端技術を応用した能動型制震構造の提案3)により、各方面でその研究・開発が盛んに行われるようになった。現在においては ...
著者
品川 哲彦
出版者
関西大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

本研究はグノーシス研究、生命哲学、未来倫理、ホロコースト以後の神学など多様な面をもつヨナスの哲学的経歴を統合的に理解することを目的とした。その生命哲学に含まれる目的論的自然観、存在と善を結びつける形而上学、グノーシス思想と近代哲学に自然からの離反という共通の欠陥をみる指摘、神学的思索はいずれもそれだけをとれば価値多元社会の現代では反時代的と批判されやすい。しかしその哲学は、人間以外の自然のみならず人間自身が技術的操作の対象と化している現状への危機感の表明である。本研究は、英独で発刊された書籍に収録された二編を含む七編の論文、依頼講演二回の学会発表を通じて上記のヨナスの現代的意義を示した。
著者
遠山 敏之
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.323, pp.96-100, 2003-01

人口63万人の岡山市に年商4億円を稼ぎ出す、すごい店がある。「韓国家庭料理 ト傳(ぼくでん)」だ。 市内一の繁華街、表町(おもてちょう)から少し外れた場所にある店は、1、2階の2フロアで160席。規模は大きいが、その大箱が毎日お客でいっぱいだ。夕方6時を過ぎると、流行の服を着込んだOLやカップルが三々五々やってくる。
著者
竹山 智子 廣瀬 信之 森 周司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.423, pp.145-150, 2012-01-20

スポーツ,特に球技では短い時間の中で対戦相手や味方のプレーに素早く対応するために,予測して動くことが必要となる場面がある.本研究ではバレーボール選手の予測の正確さと予測反応の偏りについてアタッカーの攻撃場面の映像を用いて実験を行い検討した.実験参加者(熟練者・経験者・初心者)に映像から攻撃の種類(スパイク・フェイント)と攻撃の方向(左・右)を予測させ,各実験参加者群の予測反応について信号検出理論に基づいて分析し,弁別能力(d')と判断の基準(c)を求めた.その結果,競技レベルが高いほど弁別能力が高くなるということ,どの実験参加者群も攻撃の種類と方向の予測に偏りがあること,さらに偏りには競技経験が影響することが示唆された.
著者
前田 富士男
出版者
慶應義塾大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2005

西洋絵画は近世以降、物語性に即して線描・明暗・色彩を統合して自然主義的な再現を実践してきた。しかし、1800年頃に始まる近代では、19世紀後半の印象主義の登場や20世紀初頭の抽象絵画の成立が告げるように、色彩表現が圧倒的に重要な役割を演じるようになる。しかし、こうした問題を絵画作品の構造問題として追究する試みは、従来なされていない。われわれが本研究で「色彩メディア」概念をあえて使用するのは、作品構造の変革に対応する色彩表現の変容を追究するためにほかならない。その意味で、本研究では、「オーバーラップ」をキー概念として提示する。印象主義時代に始まる点描やクロワゾニスムは、本質的には、色彩を重層化、オーバーラップする方法以外の何ものでもない。点描やクロワゾニスムについて、画面平面内のある色相と他の色相とのコントラストや視覚混合がこれまで重視されてきた。しかし、そうではない。ある画面層内における色彩の関係づけにとどまらず、その画面層と別種の関係づけをもつ他の画面層とを重ねることが重要なのだ。つまり、色彩の関係化の関係化が問題なのである。それをオーバーラップと呼ぶ。この方法は言い換えれば、画面層そのもののオーバーラップ、つまり、画面のポリフォーカス化を含意する。セザンヌからピカソに連続する表現革新は一般に、色彩とは無関係に論じられるが、そうではない。また、開かれた作品として特徴づけられる近代美術の特性も、色彩とは別次元で理解されてきたが、そうした理解も不十分なのである。本研究は、19世紀後半からの色彩研究の一次資料をドイツ・スイスにて実証的に調査し、その資料の分析にもとづき、色彩メディアのもつ絵画における特性を「オーバーラッブ」と統括し、色彩のオーバーラップこそ、近代絵画の作品構造の変革をも照らしだすとの、新しい視座を提起する。

1 0 0 0 OA 魔窟

著者
アレクサンドル・クープリン 著
出版者
天佑社
巻号頁・発行日
1920
著者
大谷光男 嗣永芳照著
出版者
學生社
巻号頁・発行日
1978
著者
熊谷 直一 笹嶋 貞雄 伊藤 英文
出版者
社団法人日本材料学会
雑誌
材料 (ISSN:05145163)
巻号頁・発行日
vol.27, no.293, pp.155-161, 1978
被引用文献数
11

Kumagai and Itô, since August 7, 1957, have been carrying out the measurements of creep, by bending, of two large beams of granite of a size of 215×12.3×6.8cm. The results obtained in 7, 10 and 13 years were published in this journal: Vol. 14 (p. 507), Vol. 17 (p. 925) and Vol. 20 (p. 185), respectively. Those obtained hitherto in nearly 20 years are given in this paper, which shows that the creep rate today is almost the same as that 10 years ago. And we have come to the conclusion that granite can do a plastic flow with a vanishingly small yield stress, <i>i.e</i>. a viscous flow. The viscosity of granite under the normal temperature and pressure is 3∼6×10<sup>20</sup> poises as found from the general trend of the creep.<br>Itô and Sasajima, since August, 1974, have been carrying out the similar measurements on three granite and three gabbro beams of smaller sizes, 21×2.5×2.0cm and 16×2.0×1.5cm, respectively. In these experiments, an optical flat was set on the upper polished surface of the beam bent convex upward to produce interference fringes of Na-D monochromatic light. By analysing the fringes, the profile of the upper surface was determined to an accuracy of one-tenth of one wavelength. The routine determination of the profile gave a change in the amount of bending with time. Although only 2.5 years have passed, it has been found that the secondary creep of the granite specimens in the general trend is comparable with that found in the previous experiment. As for the gabbro specimens, such a creep has not yet been observed clearly.<br>During the above two experiments, it has been observed that the creep does not show a steady and monotone progress, but does a repeated"return-back"with an irregular interval of more or less than one year. This strange phenomenon was first noticed after correcting the results of the former experiment for the annual variation of humidity. The latter experiment, being carried out in a constant humidity of neary 100%, shows a similar phenomenon.
著者
神武 庸四郎
出版者
一橋大学
雑誌
一橋論叢 (ISSN:00182818)
巻号頁・発行日
vol.133, no.6, pp.629-649, 2005-06-01
出版者
和歌山県
巻号頁・発行日
vol.明治42年, 1911
著者
米山 裕 坂口 満宏 山崎 有恒 河原 典史 和泉 真澄 南川 文里 轟 博志 ハヤシ ブライアン・マサル 物部 ひろみ 宮下 敬志 東 栄一郎 清水 さゆり ニイヤ ブライアン
出版者
立命館大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2006

本研究の目的は、北米を中心とした「日系移民史」とアジアにおける「移殖民史」の分断状況の打破を試みるため、環太平洋地域を対象として、(1)各地における日本人社会の形成、(2)国際移動した日本人と様々な国家との関係、(3)環太平洋地域システム形成の分析をすることであった。いずれも達成することができた。さらに、地理学情報システム(GIS)を活用した移動研究の新しい方法論を模索することができた。
著者
公民教育研究会 著
出版者
中文館書店
巻号頁・発行日
vol.第1巻, 1936
著者
大塚 隆史
出版者
東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻
巻号頁・発行日
2013-03-25 (Released:2013-05-07)

報告番号: ; 学位授与日: 2013-03-25 ; 学位の種別: 修士 ; 学位の種類: 修士(工学) ; 学位記番号: ; 研究科・専攻: 工学系研究科・電気系工学専攻 拡張現実感の環境下において,現実世界に重畳表示した仮想物体とリアルなインタラクションを実現するには,視覚的な提示だけでなく,あたかも仮想物体に触れたかのような力覚フィードバックを提示することが重要である.従来研究では,仮想物体からの力覚フィードバックを実現するために力覚提示デバイスを用いる手法が研究されてきた.しかし,装着型や接地型のデバイスはユーザの行動や動きに制約を課すことが多いという問題がある.筆者らの研究グループでは,視覚と固有受容知覚の情報の不整合によって生じる擬似触覚を利用し,拡張現実感において触覚デバイスを用いることなく仮想物体から力覚フィードバックを得る手法の確立を目指している.本論文では,拡張現実感における擬似触覚の生起の有無と擬似触覚が与える力の大きさや,擬似触覚を効果的に生起させる条件について調査した.被験者実験より拡張現実感においても擬似触覚が生起することと,提示する手の速度変化によって力覚の大きさが異なるという知見が得られた. In order to realize high realistic interactions between a user and virtual objects, it is very important to give a user haptic stimuli in augmented reality as if he touched them. In previous works, a user have to equip or grasp a haptic device simulating haptic feedback from virtual objects. However, equipping or grasping a device prevent a user from moving naturally. Our aim is to realize haptic feedback without a haptic device in augmented reality using pseudo-haptics which is a phenomenon where visuo-haptic sensory conflicts. In this paper, we investigated the occurrence of pseudo-haptics in augmented reality and the condition where we simulate haptic feedback efficiently using pseudo-haptics. Based on subjective experiments, we observed pseudo-haptics occurs in augmented reality and an influence to haptic sense differs depending on a displayed hand speed.
著者
古市憲寿著
出版者
講談社
巻号頁・発行日
2013

1 0 0 0 OA 大東京物語

著者
東京市地理教育研究会 編
出版者
東洋図書
巻号頁・発行日
1932
出版者
日本図書館協会事務取扱所
巻号頁・発行日
vol.其ノ1, 1943