著者
井田 哲雄 MARIN Mircea
出版者
筑波大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2010

折紙における「折る]過程を研究し,以下の成果を得た.(1) 折る過程を抽象的に表現する代数的グラフ書換系を定義し,グラフ書換を記述・実行する言語処理系を開発した.(2) グラフ書換操作から代数系へと変換するアルゴリズムの開発とその正当性の検証を行った.(3) 研究の進展に応じてコンピュータによる折紙実行システムの拡張を行い,折紙幾何定理の証明の高速化と多くの定理の自動証明を可能とした.

1 0 0 0 OA 英独潜水艦戦

著者
福田一郎 著
出版者
海軍研究社
巻号頁・発行日
1929

1 0 0 0 OA 海軍研究資料

著者
海軍省 編
出版者
海軍省
巻号頁・発行日
vol.昭和6年5月, 1931
著者
渡辺 政彦
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.911, pp.143-147, 2005-10-24

前回に引き続いて,組み込みソフトウエアの検証手法について解説する。今回は,モデル解析やモデル・シミュレーションといったモデル・ベースの検証手法,およびソース・コード・ベースの開発手法を取り上げる。(進藤 智則=本誌)渡辺 政彦キャッツ取締役副社長 モデル・ベースの検証手法には,モデル検査,モデル解析,モデル・シミュレーションなどがある。

1 0 0 0 OA 円了随筆

著者
井上円了 (甫水) 著
出版者
哲学館
巻号頁・発行日
1901
出版者
内務省警保局
巻号頁・発行日
1928
著者
Heather D. Edginton Jeanine Peters-Kennedy Danny W. Scott
出版者
日本獣医皮膚科学会
雑誌
獣医臨床皮膚科 (ISSN:13476416)
巻号頁・発行日
vol.19, no.3, pp.149-153, 2013 (Released:2013-10-31)
参考文献数
21
被引用文献数
2

ヒト,マウス,ウシ,ヒツジおよびアルパカでは,少数の常在T細胞が健常な表皮に存在する。加えてヒト,ウシおよびヒツジでは,少数の常在T細胞が真皮にも存在する。本研究の目的はリンパ球,CD3陽性細胞(Tリンパ球)ならびにPax5陽性細胞(Bリンパ球)が,健常犬の皮膚の真皮浅層および深層に存在するかを解析することであった。26頭の犬から採取された正常な皮膚の生検組織を対象として,真皮浅層および深層にCD3陽性細胞 ならびにPax5陽性細胞が存在するかを組織学的ならびに免疫組織化学的手法を用いて解析した。その結果,全ての検体において前述の細胞は認められなかった。この結果から,正常犬皮膚の真皮浅層および深層ではリンパ球がほとんど存在しないか,存在してもごく少数であることが示唆された。
著者
赤熊 美紀 樋口 裕樹 熊谷 武久 永田 雅彦
出版者
日本獣医皮膚科学会
雑誌
獣医臨床皮膚科 (ISSN:13476416)
巻号頁・発行日
vol.19, no.3, pp.155-158, 2013 (Released:2013-10-31)
参考文献数
10
被引用文献数
1 2

犬アトピー性皮膚炎(cAD)におけるLactobacillus paracasei K71(K71株)の補助的治療効果を検討した。犬アトピー性皮膚炎(cAD)と診断した5例にプレドニゾロン0.5 mg/kg隔日投与を処方し,3例に試験食乳酸菌(K71株)を,2例に陽性対照セチリジン塩酸塩を併用し,12週間追跡しその補助的治療効果を検討した。皮膚病変の重症度は,獣医師によるCADESI(Canine Atopic Dermatitis Extent and Severity Index)スコア,飼い主による痒みスコア,薬剤ステロイド使用量により評価した。試験終了時全例で皮膚症状の緩和が認められたが,K71株治療群は陽性対照治療群と比較して,CADESIスコア,痒みスコア,ステロイド使用量のいずれも減少する傾向にあった。以上より,K71株はcADの症状緩和に有用と推察された。
著者
山崎重一郎 井上 崇 川根 祐二 荒木 啓二郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.26-31, 2000-01-15
被引用文献数
4

福岡市早良区の"シーサイドももち地区"に無線を利用した地域ネットワークを構築し,都市のインフラとしてのインターネットの利用の実証実験を行った.本稿では高層建築物を利用した都市部に適した無線LAN装置によるネットワークの構築方法,地域ネットワークのコンテンツとサービス,そして地域コミュニティによる地域ネットワーク利用について報告する.
著者
井上 啓史 辛島 尚 鎌田 雅行 執印 太郎 倉林 睦 大朏 祐治
出版者
社団法人日本泌尿器科学会
雑誌
日本泌尿器科學會雜誌 (ISSN:00215287)
巻号頁・発行日
vol.97, no.5, pp.719-729, 2006-07-20
被引用文献数
10 4

(目的)5-アミノレブリン酸(5-ALA)膀胱内注入による蛍光膀胱鏡を用いた膀胱癌に対する光力学的診断の有用性および副作用の検討.(対象と方法)膀胱癌18例(男性15例女性3例,年齢中央値71(44〜84歳),初発症例8例,再発症例10例)を対象とした.検査前に5-ALA溶液を膀胱内注入し,白色光源および蛍光光源を用いて観察し,膀胱生検を行った.本法の有用性は蛍光励起の程度とその部位の病理組織像との対応で評価した.またROC曲線下面積(AUC)を算出し,通常の白色光源下膀胱鏡診断法と比較検討した.(結果)全129生検検体(隆起病変部45検体,非隆起部84検体)中,76検体(内,上皮内癌19検体)が悪性,21検体が異形成と病理学的に診断された.全検体における本法の的中精度は77.0%で,感度89.5%,特異度58.5%であった.AUCはいずれの場合も本法が通常の白色光源下診断法を上回り,特に全症例(p=0.010),非隆起病変(p=0.007),再発症例(p=0.002)において有意な差を認めた.5-ALAの膀胱内貯留時間(中央値80(30〜150)分)は診断精度には影響しなかった.副作用は軽度の膀胱刺激症状のみで,全身的な副作用は認めなかった.(結語)本法は有用かつ安全であり,今後,膀胱癌に対する標準的検出法の一つとなりうると考えた.
著者
野間 美緒 佐藤 雅人 阿部 正一 軸屋 智昭 厚美 直孝 寺田 康 榊原 謙 三井 利夫
出版者
JAPANESE SOCIETY FOR ARTIFICIAL ORGANS
雑誌
人工臓器 (ISSN:03000818)
巻号頁・発行日
vol.23, no.1, pp.216-220, 1994
被引用文献数
3

1976~1992年の16年間に本院で植込まれたペースメーカー328個(新規および交換)のうち6症例(1.8%)に感染が発生した。このうち3例はジェネレーターおよび電極の完全除去(うち1例は体外循環下に遺残電極を除去した)を, 3例は電極の一部を体内に遺残する部分除去を行い,いずれもその後感染徴候を示さずに経過している。ペースメーカー感染症では, 異物であるジェネレーターと電極両方の完全除去が治療の原則である。しかし, self anchor機構のついた心内膜電極の普及により, 電極の完全除去は必ずしも容易ではなく, その除去にはかなり大きな侵襲を要することもある。我々は, まず異物の完全除去を試み, 電極の除去の困難な症例に対しては部分除去を行い, 部分除去で治癒し得ない場合にはさらに侵襲を加え, 完全除去を行っている。このように段階的に治療を進めることにより, より確実に, 安全に治療することを目指している。
著者
Sung Hwun Kang Cheol Woo Kim Young Il Kim Kwi Baek Kim Sung Soo Lee Ki ok Shin
出版者
理学療法科学学会
雑誌
Journal of Physical Therapy Science (ISSN:09155287)
巻号頁・発行日
vol.25, no.7, pp.895-900, 2013 (Released:2013-08-20)
参考文献数
30
被引用文献数
1 16

[Purpose] Balance is generally defined as the ability to maintain the body’s center of gravity within its base of support and may be categorized by either static or dynamic balance. The purpose of the present study was to evaluate the effect of 8 weeks of balance training on strength, and the functional balance ability of elite weightlifters. [Subjects] Thirty-two elite weightlifters were recruited for the present study. They were divided into exercise groups (8 high school students, 8 middle school students) and control groups (8 high school students, 8 middle school students). [Methods] Body compositions were measured by the electrical impedance method, and a Helmas system was used to measure basic physical capacities. The muscular function test was conducted using a Cybex 770. [Results] There were no significant changes in body composition after the training. In contrast, significant changes were found in the number of push-ups, one-leg standing time with eyes closed, and upper body back extension. Interestingly, only the left arm external rotation value after the exercise training program showed a statistically significant difference from the baseline value. [Conclusion] The peak torque values of shoulder internal rotation and knee extension were significantly changed compared to the baseline values, which mean subjects showed balance of their muscular power. Therefore, the results of the present study suggest that an 8-week balance-training program would positively affect elite weightlifters’ balance ability and flexibility. We think that well-balanced muscular functionality may enhance athletes’ sport performance.