1 0 0 0 OA 北方の流星王

著者
箕作元八 著
出版者
博文館
巻号頁・発行日
1942
著者
Michel Sicard
出版者
Editions Galilée
巻号頁・発行日
1989
著者
気象庁予報部予報課
出版者
社団法人日本気象学会
雑誌
天気 (ISSN:05460921)
巻号頁・発行日
vol.55, no.5, pp.431-437, 2008-05-31

平成19年に発生した台風は24個(平年26.7個)とほぼ平年並みだった.日本に上陸した台風は,台風第4号,台風第5号,台風第9号の3個(平年2.6個)と平年並だった.また,日本本土への接近数は5個(平年5.2個),沖縄・奄美は8個(平年7.2個)とほぼ平年並みで,日本全体としては12個(平年10.8個)と,発生した台風の半分が接近した.第1表に台風の発生数,上陸数,接近数を,第2表に発生した台風の一覧を示す.平成19年の台風は,例年より北で発生し寿命が短い台風が多かったことが特徴である.また,平成19年の台風のなかでは,台風第4号が西日本を中心に大きな被害をもたらした.

1 0 0 0 夢殿

出版者
鵤故郷舍
巻号頁・発行日
1930
著者
Wu Chun-Chieh Bender Morris A. Kurihara Yoshio
出版者
社団法人日本気象学会
雑誌
Journal of the Meteorological Society of Japan. Ser. II (ISSN:00261165)
巻号頁・発行日
vol.78, no.6, pp.777-788, 2000-12-25
参考文献数
15
被引用文献数
1

GFDLにおいて開発されたハリケーンモデルをAVN及びNOGAPS全球解析のそれぞれと結合して、台風予報システムGFDSとGFDNがつくられた。GFDSシステムは、1995(1996)年に16(24)個の台風について、125(178)例の予報実験を行い、台風経路の予報で非常に良い成績を示した。12、24、36、48及び72時間後の予報位置の平均誤差は、1995(1996)年の場合、95(108)、146(178)、193(227)、249(280)及び465(480)kmである。CLIPER予報と比べると、約30%の精度向上となった。平均誤差と同時に誤差の標準偏差も減少したが, これは、低緯度では進路が北に偏る傾向があるものの、GFDSの予報精度と信頼度の高さを示すものである。一方、台風強度の予報は満足出来るものではなく、大西洋における誤差と同様に、弱い(強い)台風を実際よりも強く(弱く)予報し過ぎる傾向がみられた。1996年には二組の予報システム(GFDSとGFDN)で同時に予報が行われたので、二組の台風位置予報を比較した。台風の予報位置の誤差は、距離については両者は大体同程度であったが、それぞれの予報位置には、異なった方向に系統的に偏る傾向(系統的偏差、場所に依存する)が認められた。その結果、二つの予報の平均をとると、それぞれの予報にくらべて予報誤差が10%減少した。予報の向上は、それぞれの予報を系統的偏差で修正する補足実験でも認められた。系統的偏差は定常ではないが、それを熱帯低気圧の予報精度向上に役立てることができるかもしれない。
著者
張 継権 早川 誠而 山本 晴彦 岡田 憲夫 多々納 裕一
出版者
日本作物学会
雑誌
日本作物學會紀事 (ISSN:00111848)
巻号頁・発行日
vol.71, no.2, pp.239-249, 2002-06-05
参考文献数
7
被引用文献数
2

1991年台風17号・19号と1999年台風18号の三つの台風は,9月中・下旬に九州北部西岸及び九州中部の熊本県に上陸し,九州及び中国地方を通り抜けるという,ほぼ同一時期に,同一経路をたどり,九州,中国・四国地方を中心に大きな農業災害を引き起こした.とくに,水稲,野菜,果樹,飼料作物等の農作物は,倒伏,落果,折損等による災害が発生し,農地や農業施設などの被害を含めて九州,中国・四国地方では,台風9117号・9119号による農業被害の総額は2811億円に達し,台風9918号による農業被害の総額は1135億円に及んだ.台風9117号・9119号では農作物,樹体,家畜,施設等が大きな被害を受けたが,台風9918号では樹体,家畜がほとんど被害を受けなかった.作物別被害状況をみると,最も大きい作物では,台風9117号・9119号の場合は果樹であり,作物被害総額の34%を占めているが,台風9918号では水稲であり,作物被害総額の43%を占め,被害状況に大きな違いが見られる.これは三つの台風の上陸後の勢力,台風による災害現象および被害機構などが異なったためである.
著者
福田 真由子 崎尾 均 丸田 恵美子
出版者
日本生態学会
雑誌
日本生態学会誌 (ISSN:00215007)
巻号頁・発行日
vol.55, no.2, pp.387-395, 2005-08-31
参考文献数
25
被引用文献数
14

日本の河川敷で分布しているハリエンジュの種子繁殖とその初期侵入過程を明らかにするため、定着初期のハリエンジュ群落が成立する埼玉県の荒川中流域の中州において、2001年9月-2003年12月の期間に追跡調査を行った。その結果、ハリエンジュは春の発芽は見られないが、期間中に台風により中州が水没して土砂の供給を受けた各3回の増水の後、新たな堆積物上に一斉に発芽が見られ、河川敷で種子繁殖していることが明らかとなった。増水の時期が異なる3つの当年生実生集団の最終個体重を比較した結果、増水の時期が早いほど発芽当年の最終個体重は大きくなり、また最終個体重が大きくなるほど翌年までの生存率が高くなる傾向が見られた。そして遅くても9月の増水によって発芽することが定着のためには必要であることがわかった。増水後に発芽した実生は、粗砂からなる粒径組成の堆積物に集中して見られ、このような堆積物はハリエンジュの発芽に適した条件を備えているといえる。
著者
進藤 育明
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1181, pp.134-137, 2003-03-03

広島県坂町にある立志舘大学(旧広島安芸女子大学)は、2003年4月で休校します。学校法人の広島女子商学園が2000年4月に開校したばかり。まだ1〜3年生しかいません。彼らは4月以降、呉大学坂キャンパスの学生として学び、卒業することになります。 休校を決めた時、保護者の方々や学生からの非難はすごかった。
著者
岡 瑞起
出版者
筑波大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2013-04-01

長い間人間の時間的振る舞いはランダムな過程(ポワソン過程)に従っていると思われていた.しかし,2005年にアルバート・バラバジを中心とする研究グループが、人間の行動は間欠的な振る舞い(バースト)がより顕著であると考え,そうしたバースト的な振る舞いの重要性を説いた.本研究は,ウェブ上のソーシャルメディアからの大量データを分析することで,バーストの詳細なメカニズムを明らかにすることを目的とした.分析の結果,バーストが起こるメカニズムを内因的バーストと外因的バーストに分類し,これら2つのバーストを分ける臨界的な揺らぎの閾値が出現することを明らかにした.
著者
佐々木 大策 荻原 能男
出版者
山梨大学
雑誌
山梨大學工學部研究報告 (ISSN:05131871)
巻号頁・発行日
vol.18, pp.136-144, 1967-12-20

The estimations of this storm runoff on a 0.806km^2 natural catchment by means of (1) hydrograph method (2) continuity method at lake Saiko (3) dynamic equation method have been discribed in this paper. Especially the analysis of the dynamic equation is a new method in which the probable discharge is used. The results of this study indicate that probably peek discharges are 30-100m^3/s water and 500-700m^3/s total.