著者
波田 永実 ハタ ナガミ
雑誌
流経法學
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.7-63, 2016-02
著者
古賀 吉道 光来 健一
雑誌
研究報告コンピュータセキュリティ(CSEC) (ISSN:21888655)
巻号頁・発行日
vol.2023-CSEC-100, no.55, pp.1-8, 2023-02-27

システムの脆弱性を完全に取り除くことは困難であるため,侵入検知システム(IDS)を用いて対象システムを監視する必要がある.しかし,システムの異常を検知するホストベース IDS は監視対象システム上で動作するため,安全に実行することが難しい.例えば,システムが改ざんされると IDS が正確なシステム情報を取得することはできなくなる.これまで,汎用 CPU の機能を用いて安全に IDS を実行する様々な手法が提案されてきたが,安全性や柔軟性などの面で問題があった.本稿では,Intel SGX とシステムマネジメントモード(SMM)を組み合わせることで,より安全かつ柔軟に IDS を実行することが可能なシステム SSdetector を提案する.SSdetectorはIDS を保護するために,SGX が提供する隔離実行環境のエンクレイヴ内で IDS を実行する.エンクレイヴ内ではシステムのメモリデータを安全に取得することができないため,SMM で動作する BIOS 内のプログラムを呼び出してメモリデータを取得する.SGX 仮想化をサポートした KVM を用いて VM 内に SSdetector を実装し,IDS が監視に用いる proc ファイルシステムに必要なシステム情報を取得する性能を調べた.
著者
森 哲郎
出版者
禅学研究会
雑誌
禅学研究
巻号頁・発行日
vol.85, pp.1-37, 2007-02-28
著者
加藤 一郎
出版者
文教大学
雑誌
教育学部紀要 = Annual Report of The Faculty of Education (ISSN:03882144)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.71-86, 2000-12-01

Unu el la ortodoksaj historiistoj pri la Holokaŭsto, D. Lipstadt en sia verko "Denying Holocaust" severe kritikis la anglan historiiston, D. Irving, kiel "la defendanton de Adolf Hitler" kaj "la neanton de la Holokaŭsto". Kontraŭ tio, D. Irving akuzis ŝin kaj la eldonejon "Penguin books LTD" pro la malhonorado. Tamen, tiu proceso ne restis la personara malhonorada proceso, sed iĝis la tribunalo de la Holokaŭsto, ĉar la diputitaj temoj en la proceso havis rilatojn kun ĉefe la Holokaŭsto, precipe, la koncentrejo de Auschwitz kaj "gasaj ĉambroj". Unu el la gravaj disputitaj temoj estis "la arkitekture criminalaj postsignoj", kiuj pruvas, ke la koncentrejo de Auschwitz estis la eksterma centro uzinta "hommortigajn gasajn ĉambrojn". Bazante sin sur diversaj studoj de "la Holokaŭstaj Revizionistoj", D. Irving konkrete kritikis "la criminalaj postsignoj" prezentitajn de R. J.van Pelt.
著者
土樋 祐希
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.61, no.6, pp.610-613, 2020-05-15

ETロボコンは組込みエンジニア育成を目的としたソフトウェアコンテストである.使用するロボット(走行体)を同一とし,設計を評価するモデル審査を行う点が大きな特徴である.競技とモデル審査を合わせた総合成績を競うことにより,実践的なソフトウェア開発のスキル向上が狙いである.時代により必要とされる技術も変化しており,ETロボコンも課題を変えている.2019年はAI/IoTが普及する現在に対応するため,画像処理/AIなどを活用する課題とした.約8割の参加者がモデリングに関する学びを得たと回答しており,AIや画像処理に初めて取り組んだという参加者の声も多くあった.このようにETロボコンはスキル向上の場を提供していると言える.
著者
黒田 清彦
出版者
南山大学法学会
雑誌
南山法学 = Nanzan Law Review (ISSN:03871592)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.135-194, 1979-05-20
著者
赤澤 紀子 赤池 英夫 柴田 雄登 角田 博保 中山 泰一
雑誌
研究報告コンピュータと教育(CE) (ISSN:21888930)
巻号頁・発行日
vol.2023-CE-169, no.16, pp.1-7, 2023-03-04

共通教科情報科は,2003 年に「情報 A」,「情報 B」,「情報 C」の選択必履修から始まり「社会と情報」と「情報の科学」の選択必履修を経て,2022 年に「情報Ⅰ」(必履修 2 単位)と,2023 年「情報Ⅱ」(選択 2 単位)となった.これまで,情報の科学的理解に重きを置いた科目「情報 B」「情報の科学」が設置されていたが,他の科目と比べ履修の割合が少なかった.しかし「情報Ⅰ」は高校生全員が履修するため,これから「情報」を履修するすべての高校生が情報の科学的理解に重きを置いた学習を進めることになる.共通教科情報科は,小・中・高等学校の各教科等の指導を通じて行われる情報教育の中核の教科の一つであり,隣接する中学校技術・家庭科や,高等学校の他の教科と連携することで,より効果的な学習ができると考える.そこで,本研究では,教科書の索引の用語の着目して「情報Ⅰ」と数学,中学校技術・家庭科の用語の比較を行い,科目間の関係について調査分析を行い,高等学校の科目間の関連,中学校と高等学校のつながりについて述べる.