3 0 0 0 OA 通俗宋元軍談

出版者
兎屋誠
巻号頁・発行日
1886
著者
大賀 智史 濱崎 仁 淡中 菜央
出版者
日本実験力学会
雑誌
実験力学 (ISSN:13464930)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.104-109, 2021-07-03 (Released:2021-09-09)
参考文献数
6

This study proposes the method for estimating the amount of corrosion of rebar in concrete from the surface shape measurement of reinforced concrete by using a 3D scanner. We focused on the surface swelling caused by the corrosion of the rebar in concrete, and found the relationship between the change in surface shape and the amount of corrosion of the rebar. As a result, we confirmed that corrosion could not be visually confirmed by 3D measurement, and showed the possibility that amount of corrosion of rebar could be estimated from the amount of surface swelling. We also confirmed that these relationships differ depending on the corrosive environment.

3 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1930年08月20日, 1930-08-20
著者
犬塚 典子
出版者
田園調布学園大学
雑誌
田園調布学園大学紀要 = Bulletin of Den-en Chofu University (ISSN:18828205)
巻号頁・発行日
no.13, pp.133-147, 2019-03

日本における女性医師の比率は,2016年では21. %である。一方,OECD加盟国では概ね医師の2人に1人が女性という状況である(2015年)。海外における女性医師の養成並びに生涯学習の状況を知るために,カナダの医学教育,医師の専門分野における男女統計,女性医師団体による継続専門教育(Continuing Professional Development)の実践を考察する。カナダにおける女性医師比率は41.2%であるが,医師養成課程の在籍者数においては,1995年に50%を超え,2015年では55.1%である。医学教育の場では女性が多数派となり20年が経っているが,ワーク・ライフ・バランスやリーダーシップなどの面で課題は残されている。そのため,女性医師団体はネットワーキング活動と共に,カナダ専門医協会が定める継続専門教育の機会を提供し,女性のキャリア形成支援を行っている。
著者
荒木 俊之
出版者
日本都市地理学会
雑誌
都市地理学 (ISSN:18809499)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.57-67, 2019-03-15 (Released:2020-04-22)
参考文献数
19
被引用文献数
1

本稿では,地方都市・岡山市を取り上げて,まちづくり三法制定とそれに関連する都市計画制度充実の結果,地方自治体が小売店の立地規制をどのように選択し,その選択が,主に1990 ~2010 年頃の小売店の立地にどのような影響を与えたかを,筆者の実証研究(荒木 2010,2011,2013)をもとに考察した. まちづくり三法制定とそれに関連する都市計画制度の充実は,大規模小売店舗(以下,大型店)を含む小売店の立地規制を,地域の実情に応じて強化や緩和することを可能にした.岡山市では1990 年代以降,大型店の立地は郊外化するとともに,2004 年以降,開発許可条例を利用した大型店を含む小売店立地の外延的拡大が進み,開発許可条例区域では新たな商業集積地が形成された.コンビニエンスストア(以下,コンビニ)もまた,2000 年代以降,郊外化を指向した.岡山市は,どちらかといえば,小売店に対する立地規制の緩和を選択し,結果として,まちづくり三法施行後も小売店立地は郊外化の傾向にあった.

3 0 0 0 新体育

出版者
新体育社
巻号頁・発行日
vol.31, no.6, 1961-06

3 0 0 0 OA 三体千字文

著者
小野鵞堂 著
出版者
博文館
巻号頁・発行日
1925
著者
上堂 文也
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.603, 2017-05-24

定義 胃の腸上皮化生はH. pyloriの慢性感染によって,胃粘膜が腸の形質を持つ粘膜に変化する現象で,胃癌発生のリスクと密接に関連している.NBI併用拡大観察で腸上皮化生をみると,上皮の辺縁部(表面)に青白色調の光の線を認める(Fig. 1,2).これが,LBC(light blue crest)で“上皮の表層を縁取る青白い線”と定義されている1).病理組織学的腸上皮化生の診断に有用である(感度:89%,特異度:93%).
著者
齋藤 定藏
出版者
公益社団法人日本船舶海洋工学会
雑誌
造船協會會報 (ISSN:05148499)
巻号頁・発行日
no.47, pp.13-64, 1931-04-30
被引用文献数
2

船底塗料研究の第一歩として、本邦各軍港要港湾内に棲息し船底に附着する生物の種類、分布竝に彼等の習性を調査する目的を以て、昭和2年8月より昭和4年8月に至る満2箇年間各工廠, 工作部の援助を得て實験調査せるに、次の結果を得たり。一、各港を通じ附着せる生物は主として動物にして、其の種類は富士壺(さらさ富士壺、しろすぢ富士壺、あか富士壺)、「セルプラ」(「セルプラ」、「スピロルビス」)、蠣(かき、「オストレア、プリカツラ」)、海鞘(白海鞘、柄海鞘)、苔鮮蟲(總苔蟲、長鬚苔蟲、血苔蟲、「メンブラニポラ、リニアタ」)。植物は僅かに緑藻類(あをのり、あをさ)あるのみ。二、各港別に附着生物を示せば(附着量の大なるものより)、横須賀 富士壺、「セルプラ」、總苔蟲、あをさ、あをのり、海鞘、長鬚苔蟲。附着物主體富士壺及「セルプラ」。呉 富士壺、長鬚苔蟲、「セルプラ」、蠣、海鞘、「メンブラニポラ」、あをのり。附着物主體富士壺。佐世保 「セルプラ」、富士壺、海鞘、總苔蟲。附着物主體「セルプラ」。舞鶴 富士壺、「セルプラ」、長鬚苔蟲、總苔蟲、海鞘、「メンブラニポラ」、血苔蟲、あをのり、あをさ、「スピロルビス」。附着物主體富士壺。鎭海 富士壺、海鞘、「セルプラ」、總苔蟲、あをさ、長鬚苔蟲、「メンブラニポラ」、血苔蟲。附着物主體富士壺及海鞘。大湊 富士壺、海鞘、「セルプラ」、總苔蟲、血苔蟲、長鬚苔蟲、「メンブラニポラ」、あをさ。附着物主體富士壺及海鞘。馬公 蠣(「オストレア、プリカツラ」)、血苔蟲、「セルプラ」、富士壺。附着物主體蠣。三、船底汚損上より見て最も恐るべき生物は富士壺、「セルプラ」の2種なりとす。蓋し是等は一旦塗面に附着生育するや假令蟲體死滅するとも遺骸たる外殻は剥離落去する事なく、且つ是等外殼を存するを以て他の生物の附着足場を形成するものなればなり。海鞘の如きは最初より平滑堅牢なる塗面には附着する事なく、上記富士壺、「セルプラ」を足場として着生するを以て、富士壺、「セルプラ」の防止により本蟲をも防止し得るものなり。蠣の内普通蠣は船底に附着する事殆ど稀にして、唯馬公にのみ棲息する特種蠣は同港碇泊の艦船々底汚損の主體をなすものなり。苔鮮蟲類、緑藻類は附着するも、艦船の航走により或は季節により自然に衰滅落去するを以て大害を與ふる程のものにあらず。四、生物の繁殖時季は生物各個により多少差異あるも、一般に馬公を除きては4月の候附着し始め、5月中旬より緩慢ながら繁殖發育を續け6月中旬乃至7月上旬に於て稍や盛となり、7月中旬より9月中旬に至る約2箇月間は生物の最も旺盛なる繁殖時季たり。斯くして10月に入り漸く衰へ始め、11月中旬に至りて繁殖遅鈍上なり遂に12月に入り殆ど休眠状態となる。但し佐世保に於ける「セルプラ」は11月に入るも尚相當の繁殖力を有す。然るに海鞘及び緑藻は10月の候に附着し始め、海鞘は12月乃至1月、緑藻は5月乃至6月の候に於て繁殖の盛なるを見る。五、各港に於ける各月附着生物重量増加の割合は、鎭海、大湊、馬公の3港を除きては12月乃至4月の所謂嚴寒期に於ては生物重量殆ど増加なく、4月乃至8月の初春より眞夏に亘り比較的重量増加する港は呉、佐世保、舞鶴、鎭海、馬公にして、8月乃至12月の眞夏より晩秋にかけ比較的重量の増加する港は横須賀、大湊、鎭海なり。而して1箇年を通じ附着量の最大なるは鎭海にして最少なるは佐世保なりとす。(第八表参照)六、深度による生物の分布は海面下10米以内に在りては生物の種類竝に繁殖状況に何等差異なきも、10米を降下すると共に漸次生物の種類を滅じ同時に附着量をも減少す。七、生物の繁殖時季と平行して各港に於ける海水温度を調査せるに、20℃以上に在りては各生物(海鞘及び緑藻を除く)の繁殖力旺盛にして、特に23℃以上に在りては其の極度に達するものなり。而して18℃以下に降ると共に次第に衰へ始め、13℃以下に在りては特に繁殖力遅鈍となり遂に10℃以下に於ては殆ど繁殖生育を休止するに至る。此の關係は上記各温度に於ける海中の富士壺幼虫を採集し顯微鏡下に於て實験せる結果と全く合致せるものなり。而して各港(馬公を除く)を通じ10℃以下の海水温度は12月下旬乃至3月下旬の3箇月にして、此の所謂嚴寒期に於ては事實生物の附着するもの殆どなく何れも休眠状態に存するものなり。八、上記嚴寒期に於ける生物の附着殆無なることは艦船入渠時期の選定に大なる關係あるものにして、船底塗料のみの見地より論ずれば生物の將に附着生育せんとする時期に於て新鮮にして有効なる塗面を必要とする爲め、5月の候を以て最も適當なる入渠期と信ずるものなり。九、生物の内動物は何れも白色塗面に附着すること尠く(特に富士壺に於て著し)、次で黄、緑、青の順序に附着量を増加し、遂に黒、褐、赤の塗面に於て最も多量に附着するものなり。之に反し植物たる緑藻類は黒に最も少く白に比較的多量に繁
著者
小川 佳純 井藤 寛志 北神 慎司
出版者
日本認知心理学会
雑誌
日本認知心理学会発表論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, 2017

Guénguen (2014) は身体魅力の中でも特にハイヒールに着目して研究を行っており,女性がハイヒールを履くことが男性の援助行動に影響を及ぼすことを報告した最初の論文である。今回は日本においてGuéguen (2014)の実験3を追試し実際にフィールド実験を行うことで,この結果が通文化的な結果であるのかということを検討することを目的とした。場所は日本の愛知県豊橋市で行い,協力者の女性は0㎝5㎝9.5㎝の3種類の靴を履き,実験参加者の前で気づかないふりをしてわざとパスケースを落とし,拾ってもらう回数と援助までの時間がヒールの高さによって違いが生じるのかということを検証した。結果は援助率と援助までの時間においてヒールの高さで違いは見られなかった。このことから考えられることとして文化差の他に実験の状況の統制の要因が挙げられる。傍観者効果の影響や,実験参加者の年齢まで視野に入れる必要があった。
著者
岩崎 聡 鈴木 宏明 茂木 英明 工 穣 宇佐美 真一
出版者
耳鼻と臨床会
雑誌
耳鼻と臨床 (ISSN:04477227)
巻号頁・発行日
vol.57, no.2, pp.35-41, 2011 (Released:2012-03-01)
参考文献数
13

耳垢には乾性耳垢と湿性耳垢があることが知られており、以前から性状の違いは耳垢に含まれる脂質の量と組成により決定されるといわれ、これまで湿性耳垢の脂質の組成に関する報告がほとんどであった。耳垢は日頃臨床の場でよく遭遇し、生理作用もあるといわれているが、詳細はいまだ検討されていないのが現状である。今回われわれは脂質の中で最も多く含まれるといわれている脂肪酸の構成成分を乾性耳垢と湿性耳垢で分析し、比較検討した。高速液体クロマトグラフにより代表的な必須脂肪酸、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸を乾性耳垢と湿性耳垢で測定した。測定した 7 種類の脂肪酸を試料 1 g あたりに換算した量で比較するも有意な差は認められなかった。ただし、まだ同定されていない脂肪酸成分の反応が湿性耳垢でみられたことから、湿性耳垢のみに含まれる特異的な脂肪酸成分の存在が示唆された。
著者
Atsuto Inoue Yusuke Ikeda Kohei Yatabe Yasuhiro Oikawa
出版者
ACOUSTICAL SOCIETY OF JAPAN
雑誌
Acoustical Science and Technology (ISSN:13463969)
巻号頁・発行日
vol.40, no.1, pp.1-11, 2019-01-01 (Released:2019-01-01)
参考文献数
28
被引用文献数
2 17

For the visualization of a sound field, a widely used method is the superimposition of the sound information onto a camera view. Although it effectively enables the understanding the relationship between space and sound, a planar display cannot resolve depth information in a straightforward manner. In contrast, a see-through head-mounted display (STHMD) is capable of representing three-dimensional (3D) vision and natural augmented reality (AR) or mixed reality (MR). In this paper, we propose a system for the measurement and visualization of a sound field with an STHMD. We created two visualization systems using different types of STHMDs and technologies for realizing AR/MR and a measurement system for a 3D sound intensity map, which can be used together with the visualization system. Through three visualization experiments, we empirically found that the stereoscopic viewing and the convenient viewpoint movement associated with the STHMD enables understanding of the sound field in a short time.
著者
松尾 剛 菅 満春 古川 健一 住山 琢哉 榎本 弘 坂口 圭祐
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.48, no.2, pp.549-554, 2017 (Released:2018-05-15)
参考文献数
19

軽量性と生産性に優れるランダム配向型熱可塑性CFRPの面外損傷挙動を有限要素モデルに適切に設定し,クラッシュボックスの軸圧潰挙動を数値解析したところ,落錘試験によるエネルギー吸収(EA)性能と,逐次的な層間破壊モードを精度良く再現できた.この結果を用いて,EA性能と材料特性の関係性について考察した.