著者
大澤 昇平 天笠 俊之 北川 博之
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第72回, no.データベースとメディア, pp.827-828, 2010-03-08
著者
古川 雄嗣 Yuji FURUKAWA
出版者
甲南大学人間科学研究所
雑誌
心の危機と臨床の知
巻号頁・発行日
vol.21, pp.97-114, 2020-03-20

This lecture considers the kinds of problems that existed in Shuzo Kuki's life and how they influenced his philosophy. Centrally, The experience of his mother's misery was crucial to his work on the problem of contingency. When humans who periodically bear such a tragic reality, how can (or should) a person live in that reality ? Kuki's philosophy contains an answer to precisely this question. Kuki concludes that contingency should be understood as fate. Kuki's idea is that through subjective will meaningless contingencies should be given meanings. The lecture concludes by showing how Kuki's philosophy has contemporary significance.
著者
加藤 正也 今高 城治 岡本 健太郎 谷 有希子 山口 岳史 荻野 恵 土岡 丘 加藤 広行 有阪 治 Masaya Kato George Imataka Kentaro Okamoto Yukiko Tani Takeshi Yamaguchi Kei Ogino Takashi Tuchioka Hiroyuki Kato Osamu Arisaka 獨協医科大学医学部 小児科学 獨協医科大学医学部 小児科学 獨協医科大学医学部 第一外科学 獨協医科大学医学部 第一外科学 獨協医科大学医学部 第一外科学 獨協医科大学医学部 第一外科学 獨協医科大学医学部 第一外科学 獨協医科大学医学部 第一外科学 獨協医科大学医学部 小児科学 Department Of Pediatrics Dokkyo Medical University Department Of Pediatrics Dokkyo Medical University First Department Of Surgery Dokkyo Medical University First Department Of Surgery Dokkyo Medical University First Department Of Surgery Dokkyo Medical University First Department Of Surgery Dokkyo Medical University First Department Of Surgery Dokkyo Medical University First Department Of Surgery Dokkyo Medical University Department Of Pediatrics Dokkyo Medical University
雑誌
Dokkyo journal of medical sciences (ISSN:03855023)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.173-176, 2014-07-25

症例1は6歳女児.インフルエンザ感染症初日に発熱しオセルタミビルを開始.第3病日,右下腹部に限局した圧痛が出現.腹部造影CTで糞石を認め急性虫垂炎と診断.保存的に加療し炎症反応と腹痛は改善した.症例2は5歳女児.第1病日に発熱と腹痛を認め,第3病日に鼻咽腔迅速検査でインフルエンザB型と診断しザナミビル吸入を開始.触診で右下腹部に反跳痛を認め,腹部単純CTで虫垂壁の肥厚と糞石を確認.急性虫垂炎の併発と診断し,第4病日に虫垂切除術を施行.切除虫垂に膿瘍を認め腹腔ドレーンを留置.第5病日に解熱し経過は順調であった.インフルエンザに伴う腹痛では感染に付随する腹痛と断定せず急性虫垂炎の可能性も考慮し腹部CTなどの画像検査を行うことが肝要である.
著者
是川 空 小谷 善行
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.53, no.6, pp.1617-1624, 2012-06-15

本研究ではパズルの思考過程のモデル化の研究として,四川省と呼ばれる麻雀牌を利用したパズルの難易度推定を行う.これは四川省パズルの問題に対して,計算機によって算出された状態空間が持つ特徴量と,人間が実際に問題を解いているときの正答率や解答時間などの難易度に関わる項目との間にどのような相関があるかを測るものである.四川省パズルの持つ状態空間は解状態への経路を持つ状態と持たない状態の2つに分割することができる.解状態への経路を持つ局面をsolvable局面,持たない局面をunsolvable局面と定義し,問題から局面構造の特徴として平均可能手数,solvable局面とunsolvable局面の割合,平均unsolvable遷移パス割合,unsolvable局面空間の最長経路の4種類の特徴量を抽出した.それに対し人間のパズルを解く思考過程を得る方法として,Web上に四川省プログラムを設置しデータを収集した.収集されたデータから各問題に対する解答時間と正答率に対する難易度指標値を算出した.問題から得られた特徴と収集したデータから算出した難易度指標値の間の相関を測るため,回帰分析によって特徴から難易度指標値を推定する予測式を得た.この結果より平均解答時間を推定するには平均可能手数が大きく寄与していることが分かった.一方で正答率は平均可能手数に加え状態空間構造の特徴を回帰式に導入することで相関が向上した.
著者
伊藤 彰則
雑誌
研究報告音声言語情報処理(SLP) (ISSN:21888663)
巻号頁・発行日
vol.2016-SLP-112, no.10, pp.1-6, 2016-07-21

音声認識の特徴量抽出では,まず入力音声に時間窓をかけて局所的な信号を切り出し,音声信号の局所的な周波数情報を取り出す.この時間窓の位置を少しずつずらしながら分析を行うことで,音声の持つ周波数成分の時間変化を捉えることができる.このとき時間窓をずらす時間間隔がフレームシフトであり,典型的には 5ms~10ms に設定される.本稿では,このフレームシフトを 2 つの点から再考する.一つ目の視点は 「フレームシフトは 10ms で十分なのか?」 という点である.フレームに基づく処理は,音声信号が短い時間で大きく変化しないことを前提としているが,破裂子音などではこの前提がそもそも成立していない.そこで,10ms ごとのフレームの先頭位置のずれによって,抽出される特徴量が大きく変化することを実験的に示す.また,偶然によるフレーム位置の変動に起因する特徴量変動に対応するため,フレーム位置をずらした学習サンプルを学習に用いる方法を提案する.二つ目の視点は,「フレーム位置のずれが学習によって吸収できるのであれば,フレームシフトはもっと長くてもよいのではないか?」 という点である.フレームシフトを実験的に 60ms 程度まで長くして実験を行ったところ,フレームシフト 40ms ではフレームシフト 10ms を越える認識性能が得られ,50ms でも 10ms と同程度の認識性能が得られた.これらの条件では 1 状態 HMM (すなわち GMM) が使われており,認識のための計算量の大幅な削減が期待できる.
著者
小山 陽平 Youhei Koyama
出版者
茨城キリスト教大学
雑誌
茨城キリスト教大学紀要. II, 社会・自然科学 = Journal of Ibaraki Christian College. I, Humanities, II, Social and natural sciences (ISSN:13426370)
巻号頁・発行日
vol.47, pp.171-189, 2013

"SYSTEMA" is Russian martial arts. The purpose of this study was to investigate the educational value of "SYSTEMA" in physical education at a Japanese university. 33 Japanese university students who had participated in SYSTEMA training in gym class once a week (total of 15 times) filled out questionnaires based on free description. The text data obtained from the questionnaire results were analyzed using KJ method.The educational values of Russian martial arts "SYSTEMA" were summarized as follows : (1)Some students had the opportunity to understand their mental and physical conditions. (2)There were new experiences that some students had never experienced. (3)SYSTEMA training could help develop some students' characters. (4)Some students learned how to cope with stress through SYSTEMA training.
著者
山崎 憲 山崎 力
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.46, no.3, pp.260-265, 2005-03-15

バイオインフォマティクスは,当初は主としてアミノ酸配列やDNA塩基配列情報をその研究対象としてきたが,最近では,遺伝子多型(SNPs)情報に基づくテーラーメード医療(オーダーメード医療とも呼ばれる)や遺伝子発現,分子間相互作用等の細胞レベルへとその対象を急速に拡大しつつある.これらの研究により,個々の患者の特性に応じた,遺伝子治療を含めた疾患関連遺伝子の同定や薬剤による最小の副作用にとどめる診断・治療方法の確立に寄与することが期待されている.
著者
吉川 智
出版者
国士舘大学日本政教研究所
雑誌
政教研紀要 (ISSN:09167420)
巻号頁・発行日
vol.26, 2004-03
著者
大坂 祐二
出版者
名寄市立大学保健福祉学部社会福祉学科
雑誌
名寄市立大学社会福祉学科研究紀要 (ISSN:21869669)
巻号頁・発行日
no.10, pp.29-40, 2020-03-31

【要約】 高等学校における職業に関する教科「福祉」では児童家庭福祉分野を含む「福祉の各分野について体系的・系統的に」(学習指導要領、2018年告示)学ぶ一方、福祉系高校の課程を修め受験資格が与えられる介護福祉士の養成課程や国家試験には、同分野はほぼ含まれない。国家試験対策なども考慮すると、福祉系高校では児童家庭福祉分野の扱いは相対的には低くならざるをえないだろう。しかし、教科「福祉」はその創設時、専門的な職業人の養成としてだけではなく、国民的教養としての福祉教育を進路指導、職業指導につなげてゆくものとしても構想された。その趣旨を継承しようとするとき、児童家庭福祉分野は高校生にとって、福祉を身近なものとして考える契機になりうるのではないか。そのためには、指導上の工夫や家庭科などとの連携も必要になるだろう。
著者
中島 秀之
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.180-186, 1984-03-15

Prolog/KR は知識表現用言語として フレーム理論と述語論理を統合し 統一的な視点のもとに見なおすために設計・開発した言語である.また 総合的なプログラミング・システムとしての機能も備えている.フレーム理論に基づいた言語は 知識表現に必要なさまざまの概念を実現する機能をもっている反面 手続き的記述の面が弱い.一方 述語論理に基づいたPrologは 後者は申し分ない(セマンティクスが述語論理で与えられている)が 前者の機能に欠ける.Prolog/KR は Prologを基本とし その弱点を補強するとともに フレームを実現する機能として多重世界を導入した.これにより 概念の階層構造やそれらの間の述語の引き継ぎ等が記述できるようになった.