著者
東郷 行紀
出版者
海人社
雑誌
世界の艦船
巻号頁・発行日
no.771, pp.144-149, 2013-01
著者
栗原 毅
出版者
日本衛生動物学会
雑誌
衛生動物 (ISSN:04247086)
巻号頁・発行日
vol.53, no.2, pp.1-28, 2002
被引用文献数
2 4

The present paper will describe guidelines for a malaria vector survey by public health personnel engaged in entomological work. The history of the past 100 years of taxonomic studies on Anophelini mosquitoes in Palearctic Japan is reviewed. Among the mosquitoes recorded in the area, Anopheles sinensis was considered the main vector. However no survey designed to systematically assess the presence and abundance of malaria vectors has been carried out since malaria transmission was interrupted in the Islands. There is uncertainty about many aspects of a suspected vector Anopheles lesteri, particularly its distribution. It is recommended that an occasional survey should be carried out in this region considering the possible reintroduction of malaria to the Islands.
著者
古川 智恵子 豊田 幸子
出版者
名古屋女子大学
雑誌
名古屋女子大学紀要 (ISSN:02867397)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.29-39, 1979-03-15

以上の調査結果をまとめると,今回の調査の範囲内では次のとおりである.(1)和・洋服の所持率については,学生は洋服が83%,和服が17%と和服が少なく,主婦はそれぞれ55%, 45%である.これらの和服の着用機会は,学生では正月,お盆,成人式等であり,主婦では冠婚葬祭,正月,人学式,卒業式等である.また,和服を自分で着装できる者は,学生では約17%と極めて少ないが,主婦では日常着については約90%,礼服についても約半数を占める.(2)将来の衣生活設計については,学生,主婦層とも96%以上の者が和服をとり人れ,和・洋両式の衣生活をしてゆきたいと答えた.この結果から,和服は今後も長く伝統的な民族衣裳として日本人に愛され続けるものと思われる.(3)和・洋服の所持服の製作別割合では,学生,主婦共に洋服では既製品が多く,和服では注文が最も多く,既製はごく低率であった.家族の衣生活を担当する主婦の和服の縫製技術所持者は約80%であり,持に中・高年層に高度な縫製技術があったが,家庭製作より注文する割合が多くみられた.これは余暇時間に趣味的な事を行なったり,あるいは社会に出て生産的活動をする人が多くなってきたことによるのではないかと考えられる.(4)和装既製品の購人状況では,両者共に,たび,長襦袢,裾よけ等の下着類が多く,上着類では注文が多いことがうかがえる.和装既製品の選択重視項目順位では,学生,主婦共に"必要な時すぐ着られる"という利点を第1位にあげており,次に"価格が手ごろ","時間の節約"をあげている.また,これらの購入場所は専門店が最も多く利用され,日常着ではなく晴着としての和服は,衝動買いせず信用ある専門店で購入し,仕立てもそこで頼むという状態である.(5)既製和服に対する学生および主婦の意識差は,両者の生活経験により多少異なり,学生は概念的な思考が多いが,主婦は,より具体的な生活的思考をしている.しかし共通して不満意識が多く,大体次の3点にしぼられた.1)サイズの種類が少なく体に合いにくい.2)ミシン縫いが多く,縫製が雑である.3)材質面では表地に対して裏地が悪く,同一柄のものが多い.しかし,以上のイメージはそのまま購入経験者による,既製和服の問題点へと直結している傾向が見られた.既製和服購入低率の一要因が,このあたりにあるのではないかと考えられる.かって,洋服における既製服が,戦前→戦中→戦後の歴史を経て,安かろう,悪かろうの「つるし」の時代から,現代の「ファッション」の時代に到着し,量・質共に飛躍的な発展をし,消費者イメージも今や,外出着,日常着共に満足度の大きいものに変化して来た.一方,和服の既製服が伸びないのは,和服の構造そのものが,洋服的な量産体系にのりにくいという基本的な問題があるが,最近になって,大手の化繊企業がシステム化の研究に着手し,システム方式を開発した.これにより,化繊製品については,今までの既製服の機械縫製にみられた,パツカリング発生率を極限までに押える持殊ミシン使用により,品質向上を期待することが出来るようになった.また,W&W性と,仕立上りの品質が明らかに優れているようである.しかし,これもサイズ面,材質面等については未だ完全なものではなく,今後の研究の余地があろう.このように最近は,企業も消費者ニーズをよく研究している現状であるが,消費者もこれまでのような「上手なお買物」的な消極的なものだけでなく,消費者と企業とのすれちがいを解消する消費者のための生産へとリードしていく,より積極的姿勢が望まれる時代に来ている.短大の被服教育においてもこれに答える為には,これまで以上に高い知識や,問題解決への能力養成の必要があろう.今後は既製和服の問題点とされた,サイズ,および縫製面における検討を重ねてゆきたいと考えている.本研究にあたり,調査に御協力下さった主婦の方々及び本学被服コースの学生に感謝いたします.
著者
中沢 志保
出版者
文化学園大学
雑誌
文化学園大学紀要. Journal of Bunka Gakuen University. 人文・社会科学研究 = (ISSN:09197796)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.35-55, 2012-01

本稿は,20世紀前半期のアメリカにおいて主要な対外政策の立案と決定に関与したヘンリー・スティムソン(Henry L. Stimson)を引き続き考察するものである。本稿では,ファシズムの台頭を背景にアメリカが第二次世界大戦に参戦していく過程と,ローズヴェルト(Franklin D.Roosevelt)政権下の陸軍長官に就任し,戦争計画において中心的な役割を果たしたスティムソンの思想と行動に焦点を合わせる。具体的には,1930年代から明確に示された枢軸国への警告,連合国側への軍事援助を参戦前から可能にした武器貸与法(the Lend-Lease Act)の成立と運用,対独戦における主要な戦略と評価される第二戦線の形成などの内容を振り返り,それぞれにおいてスティムソンが果たした役割を検証する。第二次世界大戦の後半期から重要課題として浮上してくる原爆の開発と投下決定,核の国際管理,戦後処理,対ソ連外交などの問題に関しては次の研究課題としたい。
著者
中北 宏
出版者
都市有害生物管理学会
雑誌
家屋害虫 (ISSN:0912974X)
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, pp.1-17, 2009-08-23
被引用文献数
1
著者
大久保 治男
出版者
武蔵野学院大学
雑誌
武蔵野学院大学大学院研究紀要 (ISSN:18828515)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.7-15, 2008

本稿は「日本文化論」(持講を含む)を講述して行くに付、就中、日本法文化史的側面のうちで徳川幕藩体制下の刑事法分野における特色、刑罰体系、犯罪の事例(今回は殺人、盗罪、放火についてのみ)裁判制度等を理解する上で、最低限度知っていなければならない事項の概況について記述したものである。これは、前々よりその必要性を感じていた受講生の便宜のために用意したものである。拙著の「日本法制史概説」(芦書房)「日本法制史」(高文堂出版社)「公事方御定書百ヶ条」(高文堂出版社)「日本法制史史料60選」(芦書房)「江戸の犯罪と刑罰」(高文堂出版社)等の自著を基盤に拙者がまとめ記述した別冊歴史読本特別増刷「鬼平犯科帳のすべて」(新人物往来社)収録の「犯罪類型別・大江戸犯罪録」の内、前半よりの一部加筆変更して引用したものである。尚、「殺人」「盗罪」「放火」についての犯罪に関する具体的事件内容や適用刑罰については、総て、「御仕置例類集」「徳川禁令考」に収録してあるもの(原文は漢文調の幕府公用文)を筆者が現代文的に訳して引用しているものである。一部難解の処はニュアンスを加えて詳述・加筆してある処もある。
著者
有賀 敦紀 西田 公昭
出版者
立正大学心理学研究所
雑誌
立正大学心理学研究所紀要 The journal of the Institute of Psycology, Rissho University (ISSN:13482777)
巻号頁・発行日
no.11, pp.45-49, 2013

Visually similar products with each other are recently pervasive in the marketplace. Specifically, the products that are aimed at humorously imitating the originals are called "parody products". This study examined how consumers perceive the similar products including parody products. Research I investigated participants' general impressions (visual similarity, likeability, familiarity, and so on)of the similar products, and then found a positive correlation between the visual similarity and the difference in the ratings given to the other impressions between them. In Research II, the effects of prior stimuli on likeability to the original and parody products were investigated. Then, the different modulations of likeability between the original and parody were demonstrated when the original product was repeatedly presented as prior stimuli. These results suggest that consumers establish different representations for visually similar products, and importantly that they perceive the parody and its original in a totally different manner.
著者
加藤 由樹 加藤 尚吾 千田 国広
出版者
日本教育情報学会
雑誌
教育情報研究 : 日本教育情報学会学会誌 (ISSN:09126732)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.5-12, 2011-10-20
被引用文献数
1

本研究では,携帯メールで相手に返信をするタイミングについて,大学生224名を対象に調査を行った.具体的には,相手から4種類の感情(喜び,悲しみ,怒り,罪悪)を伝えるメッセージが携帯メールで届いた場面において,それぞれの返信までに間をあけるかどうかの程度を,彼らに6段階で評定するように求めた.また,その理由についても回答を求めた.その結果,4種類の感情場面のそれぞれにおいて,場面に合わせて相手の感情や自分自身の感情を操作するために返信のタイミングを工夫していることがわかった.その一方で,返信のタイミングの工夫と感情の操作に関する捉え方には個人差があることもわかった.