著者
内田恒次郎
巻号頁・発行日
1862
著者
森脇 義弘 伊達 康一郎 長谷川 聡 内田 敬二 山本 俊郎 杉山 貢
出版者
Japan Surgical Association
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.62, no.7, pp.1701-1705, 2001

キックスケート(車輪付きデッキ,シャフト,ハンドルバーから構成される遊戯具)による肝損傷で病院前心肺停止状態(CPA-OA)となり救命しえなかった症例を経験した.症例は, 9歳,男児,同遊戯具で走行中転倒しハンドルバーで右側胸部を強打.救急隊現場到着時,不穏状態で呼名に反応せず,血圧測定不能,搬送途中呼吸状態,意識レベル悪化,受傷後約30分で当センター到着, CPA-OAであった.腹部は軽度膨隆,右肋弓に6mmの圧挫痕を認めた.急速輸液,開胸心臓マッサージにより蘇生に成功した.肝破裂と腹腔内出血の増加,血液凝固異常,著しいアシドーシスを認めた.胸部下行大動脈遮断し,救急通報後78分,搬送後46分で緊急手術を施行した.肝右葉の深在性の複雑な破裂損傷に対しperihepatic packing,右肝動脈,門脈右枝結紮術を施行,集中治療室へ入室したが受傷後約15時間で死亡した.
著者
小林 祐三 谷内田 仁 渡邊 澄江
雑誌
情報処理学会研究報告情報学基礎(FI)
巻号頁・発行日
vol.1990, no.103, pp.1-8, 1990-12-18

筆者らは、パソコンCADの図面ファイル管理システムを、分散リレーショナルDBを利用して開発した。パソコンCADの図面ファイル管理の問題点を考察し、その解決方法を開発したシステムに如何にして実現したかをのべる。パソコンCADは現在、その手軽さや安価であるといったことから、急速に普及しつつある。しかし複数の設計者によるCADの利用では、パソコンである故の欠点もつきまとうことになる。このような状況に対し、パソコンとワークステーションによる分散DBを使ったシステムM?DRAMAによって、パソコンCADに於ける図面ファイル管理の問題を解消した。We make a management system of PC-CAD drawings with distributed relational DBMS. We discuss the problem of management of PC-CAD drawings and the implementation of resolving method on our system. Now, the PC-CAD system becomes popular fast because of its ease of use and cheapness. But we find the problem which is occurred with the reason of PC among many designers who use CAD system. We resolve that problem with M-DRAMA, the Mechanical-DRAwing MAnagement system with distributed DBMS between PC and workstation.
著者
内田 浩司 高山 洋一郎 藤田 孝之 前中 一介
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.536, pp.39-44, 2004-12-13
被引用文献数
2

マイクロ浚帯で使用する1トランジスタ集中定数化2周波整合GaAsFET電力増幅器の設計・試作を行った.本電力増幅器はスイッチを使用せず,集中定数素子による簡単な回路構成により同時に2周波の整合を行うデュアルバンド増幅器である.整合目路の基本設計にはチェビシェフ・フィルタ形インピーダンス変換回路の設計理論を用いた.ドレインバイアス回路には複数の並列共振回路を用いたマルチバンド増幅器用のものを新たに提案した.試作した電力増幅器の特性から,マルチバンド増幅器の小型化・高性能化に有用な回路構成および設計方法であることを確認できた.
著者
内田 種臣
出版者
日本哲学会
雑誌
哲学 (ISSN:03873358)
巻号頁・発行日
vol.1979, no.29, pp.1-19, 1979-05-01 (Released:2009-07-23)
参考文献数
36
被引用文献数
1
著者
喜多川 権士 上村 佳奈 齊藤 哲 内田 孝紀 水永 博己
出版者
森林立地学会
雑誌
森林立地 (ISSN:03888673)
巻号頁・発行日
vol.52, no.2, pp.57-66, 2010-12-25

台風0918号は静岡大学上阿多古演習林内の67年生ヒノキ林に,根返りの風害を引き起こした。この林では風害発生以前に,風害リスク評価モデルの構築を目的として風速計の設置と立木引き倒し試験を行っていた。台風0918号による風害イベントにより,1)風害リスクの高い個体の樹木属性を観察とメカニズムモデルの両面から明らかにすること,2)風害を引き起こした実際の風況を記録すること,3)既存の風害リスク評価モデルの妥当性の検証,が可能になった。樹冠面積と胸高直径の比は個体耐風性を示す重要な指標として認められたが,形状比,幹サイズ因子は個体レベルの風害リスクには関係なかった。林冠のすぐ上で風速勾配の著しい増加がみられるなど,風速プロファイルの大きな変化が上空風速(林冠上10mの位置)が7ms^<-1>を超えた時に起きた。GALESを利用して計算した風害被害木の限界風速は,実測最大平均風速の約3倍だった。強風時の風速垂直プロファイルとモデルで仮定した風速プロファイルには大きな乖離があった。これらの結果は,強風時において風害リスク評価モデルに既存の対数則を適用することの問題点を指摘している。しかしながらモデルによって評価された個体の脆弱性は,観察によって明らかになった被害木の属性の傾向と一致した。これらの結果は,GALESの妥当性が樹木属性における相対的風害リスクの評価に留まることを示している。
著者
内田 祥三
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
建築雑誌 (ISSN:00038555)
巻号頁・発行日
vol.53, no.656, pp.1281-1294, 1939-11-20
著者
内田 晴夫
出版者
The Japanese Society of Irrigation, Drainage and Rural Engineering
雑誌
農業土木学会誌 (ISSN:03695123)
巻号頁・発行日
vol.66, no.1, pp.69-74,a2, 1998

満濃池・香川用水掛かりの溜池の水質の調査結果について報告した。本地域では水質汚染が進み, 農業用水基準を満たさない溜池が多く, また, T-NとT-Pを主な指標とすると, 本地域の溜池は (1) 上流に位置する汚染が進んでいない池, 中下流に位置する (2) やや汚染している池,(3) T-Nによる汚染が進んでいる池,(4) T-Pによる汚染が進んでいる池および (5) 植物プランクトンの発生によりCODが高い池,(6) ECとpHが高い (塩基性イオンに富む) 池,(7) ECとpHが小さい (溶存イオンが少ない) 池,(8) TIPとT-Nによる汚染がともに進んでいる池,(9) T-Nによる汚染が極端に進み, 藻類が異常発生している池の9つのグループに分類できることが分かった。
著者
芳川 満輝 内田 亮 黒木 巽 三熊 敏靖 蛭田 勇樹 永田 佳子 金澤 秀子
出版者
公益社団法人 日本分析化学会
雑誌
分析化学 (ISSN:05251931)
巻号頁・発行日
vol.65, no.4, pp.173-179, 2016-04-05 (Released:2016-05-10)
参考文献数
11
被引用文献数
1

Recently, the need for the analysis of psychotropic drugs has increased. With the revision of the medical treatment fees in FY2014, facilities that can be calculated in those case that could identify the drugs responsible for acute drug poisoning of a patient by instrumental analysis, including HPLC analysis, were expanded from only advanced emergency medical care centers (30 facilities nationwide) to emergency medical care centers (263 facilities nationwide). Since the responsible drugs can include barbiturate drugs used as antiepileptics and tricyclic drugs used as antidepressants, methods to analyze psychotropic drugs are needed. Moreover, in emergency medicine, it is necessary to quickly identify the cause of acute drug poisoning. Ultra-high-speed HPLC has become increasingly popular in analytical research fields. In this study, we investigated the analysis of psychotropic drugs using an ultra-high-speed HPLC system. The HPLC utilized in this study was a ChromasterUltra Rs system (Hitachi, Tokyo, Japan) equipped with a photodiode array detector. Using a LaChrom Ultra C18 column (particle size; 1.9 μm) as the analytical column, rapid and simultaneous analysis of 14 psychotropic drugs (five barbiturates, three benzodiazepines, five tri- and tetracyclic antidepressants, and trazodone) was achieved within 5 min.
著者
新木 盛右 千葉 英徳 鈴木 信 宮下 哲哉 内田 龍男
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EID, 電子ディスプレイ
巻号頁・発行日
vol.98, no.550, pp.187-191, 1999-01-22

Lyot-filterは、2枚の偏光子で挟んだ複屈折板を多層積層することにより、特定波長の鋭い透過スペクトルを実現している。この原理に基づき、複屈折板の代わりにネマティック液晶セルを用いた波長可変のバンドパスフィルタが考案されている。本研究では、このフィルターを発展させ、セル厚をセルごとで変える構成により、1種類の印加電圧で波長を調整出来るバンドパスフィルタを構成した。
著者
内田 直 高畑 隆 宮崎 伸一
出版者
日本精神神経学会
雑誌
精神神經學雜誌 = Psychiatria et neurologia Japonica (ISSN:00332658)
巻号頁・発行日
vol.104, no.12, pp.1242-1248, 2002-12-25
被引用文献数
1
著者
内田 裕 藤村 喜久郎 前垣 義弘
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 第30回ファジィシステムシンポジウム
巻号頁・発行日
pp.246-251, 2014 (Released:2015-04-01)

脳波の解析についてははっきりした分類法が確立していない.本論文では解析をするために必要な数値化に関しての検討事例を報告する.元の脳波データに対して時間的な差分処理をおこない,さらにその差分データをもとに一定時間間隔での平均を求めて数値化した例について報告する.
著者
内田 真理子
出版者
新領域創成科学研究科 環境学研究系 人間環境学専攻
巻号頁・発行日
2007-03-22

報告番号: 甲22761 ; 学位授与年月日: 2007-03-22 ; 学位の種別: 課程博士 ; 学位の種類: 博士(環境学) ; 学位記番号: 博創域第298号 ; 研究科・専攻: 新領域創成科学研究科人間環境学専攻
著者
内田 寛樹
出版者
九州情報大学
雑誌
九州情報大学研究論集 (ISSN:13492780)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.31-46, 2007-03

開国以降、衰退の一途を辿った長崎港と、対外貿易で繁栄した横浜港の貿易構造を、明治前期の産業構造や交通体系の変化から考察する。さらに両港の居留地における邦商の商権回復運動の動向を考察し、結果として長崎が近代的な新産業資本の確立を行い得ず、「日本の」長崎から「九州の」長崎へと地位を落としたこと、横浜は対照的にそれを行いえて、日本を代表する貿易港に成長したという、両港の明暗を分けた要因を探る。