1 0 0 0 OA 女子立志編

著者
加藤眠柳 (米司) 著
出版者
内外出版協会
巻号頁・発行日
1903
著者
加藤 文男
出版者
日本魚類学会
雑誌
魚類学雑誌 (ISSN:00215090)
巻号頁・発行日
vol.20, no.2, pp.107-112, 1973-09-10 (Released:2011-07-04)
参考文献数
19
被引用文献数
1

Morphology of three forms of Oncorhynchus rhodurus Jordan and McGregor were studied.In comparison with the fluviatile form and the lacustrine form in Lake Biwa, characters of the sea-run form resemble those of the fluviatile form, and differ from those of the lacustrine form in Lake Biwa in number of pyloric caeca, transverse scales, ventral fin rays, and in crimson spots on lateral body (Figs.4-6, Table2).The sea-run form shows the following characters: the body color is silvery;the tip of the dorsal fin is dipped with jet black;crimson spots are scattered on the lateral side (Fig.2).Its smolt shows following characters;the body color is silvery;parr marks have disappeared;scales are easily taken off;the tip of the dorsal fin is dipped with jet black;the posterior margin of the caudal fin is edged with jet black;crimson spots are scattered on the lateral side (Fig.2).
著者
加藤 文男
出版者
日本魚類学会
雑誌
魚類学雑誌 (ISSN:00215090)
巻号頁・発行日
vol.20, no.4, pp.225-234, 1973-12-31 (Released:2011-07-04)
参考文献数
30
被引用文献数
2

1.降海型アマゴの変態は, 河川で生活1年目の秋頃から起こり, 雌に多く現われる.2.満1年に達したスモルト (体長11~19cm) は, 冬季伊勢湾に降海し, 湾内の水温が低い期間 (冬~春) に, 主として魚類を食して生活し, 急速に成長する.3.生活2年目 (1+) の5月頃, 体長27cm (モード) に達して河川を湖上し, 上流で9~10月頃産卵する.4.降海型アマゴの鱗相は, 冬帯の形成を10月下旬にすでに終了している.降海後は鱗の周縁に特に幅広い隆起線を多数形成する.5.伊勢湾へ降海するマス (降海型) は, 上流域に生息するアマゴ (河川型) と同一の個体群に属すると考えられる.
著者
加藤 太喜子 井川 昭弘
出版者
岐阜医療科学大学
雑誌
岐阜医療科学大学紀要 (ISSN:18819168)
巻号頁・発行日
no.2, pp.69-75, 2008-03

生命倫理学領域において自己決定権論は重要な地位を占めるが,自己決定権論の限界もまた生命倫理学領域の重要な話題であり続けてきた。本稿は,自己決定権論の限界について考察するために,その対抗理論となりうる人格主義生命倫理学に着目し,人格主義生命倫理学の視座から胚の道徳的地位に関するこれまでの議論を検討する。種に基づく議論,連続性に基づく議論,同一性に基づく議論,潜在性に基づく議論に対する人格主義生命倫理学の取りうる立場を検討したのち,人格主義的生命倫理学の立場からの現在の取り組みを,自己決定原理の持つ限界を超えうるものとして評価する。
著者
松谷 由美子 小野 一惠 加藤 敬子
出版者
一般社団法人 日本農村医学会
雑誌
日本農村医学会雑誌 (ISSN:04682513)
巻号頁・発行日
vol.61, no.5, pp.741-745, 2013-01-31 (Released:2013-05-10)
参考文献数
3

当院は安芸高田市唯一の総合病院であり,地域の基幹病院としての役割を担い医療・福祉・保健の充実に努めている。また,山村部では超高齢化が進み医療にも様々な影響を及ぼし,患者やその家族のニーズが複雑・多様化している。そのため,医師の診療のみで患者の抱える問題やニーズに応じることは困難となり,患者が安心して療養できるためには看護の役割が重要となっている。 このような現状に対応するために,平成22年4月より治療と暮らしを共にサポートすることを目標として,緩和ケア認定看護師が担当する緩和ケア看護専門外来と,認知症看護認定看護師が担当するメモリー看護専門外来を創設した。その活動内容について事例を通じて報告する。 それぞれの事例から,医師の診療時間内だけでは知る事の出来ない患者の生活課題を知り対応する事や,患者の価値観を大切にしながら支援していく事の重要性を認識できた。また,患者のニーズに応じセルフケア能力を引き出す支援を行なうためには,外来と病棟との連携,更には地域との連携が必要であることが明確となった。 今後更に高齢化が進み患者のニーズが多様化する社会情勢の中,私たち看護専門外来の目標は,患者と家族が安心感と満足感を持ち病気と共存して生きていけるようサポートすることを中心に,生活の視点に立った親しみやすい看護の立場で専門性を発揮し,地域に貢献していくことである。
著者
熊倉 泰久 増田 勝紀 加藤 明 鈴木 方紀子 高島 みさ子
出版者
一般社団法人 日本消化器がん検診学会
雑誌
日本消化器がん検診学会雑誌 (ISSN:18807666)
巻号頁・発行日
vol.46, no.6, pp.713-722, 2008 (Released:2012-03-25)
参考文献数
19
被引用文献数
1

我々は, 人間ドックの上部消化管検診として内視鏡検査を積極的に導入し, 一次スクリーニングを行っている。その対象となる主な胃病変に関し, 2005年の一年間にドック内視鏡検診を行った症例を検討対象とし, 背景の胃粘膜萎縮と病変の存在との関連を調べ, 高危険群の検討を行なった。また逐年受診の際の病変に対し, 前年判定の胃粘膜萎縮も合わせて検討した。「胃癌」「胃腺腫」症例では, 全例でC2以上の背景胃粘膜萎縮を有していた。男性, 特にO1, O2萎縮症例では, 高率に胃癌を認めた。背景に広範な胃粘膜萎縮を有するC3-O1, O2-O3の症例では, C2以下の症例を基準とすると, 胃癌のオッズ比が有意に高値であった。また胃粘膜萎縮C0, C1であった症例からは, 翌年の内視鏡検診にて胃癌は認めなかった。以上より, 胃癌検診において, 胃粘膜萎縮は重要な背景因子であることが再確認された。胃内視鏡検診としては, C2, C3以上を胃癌高危険群とし症例の絞りこみを行い逐年検診とすることがひとつの目安となり, C0, C1の場合は, 胃がん検診の観点からは翌年の内視鏡検診は不要と考えられた。ドック内視鏡検査は, 胃癌だけでなく, 食道炎・食道癌・胃十二指腸潰瘍などもその対象であり, 初回は内視鏡検査を行うことが多い。したがってその後の個々の絞り込みが重要であり, 限られた医療資源の中で効率の良い内視鏡検診を構築していく上で, 背景の胃粘膜萎縮は重要な評価項目である。
著者
坂東 宏和 加藤 直樹 新藤 茂
雑誌
研究報告コンピュータと教育(CE)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.11, pp.1-5, 2013-03-08

本稿では,教育の情報化を実践できる教員の養成を目的とし,教育実習におけるICT活用と情報教育の実践を教員養成の重要な要素と位置づけた,東京学芸大学における教員養成の現状について報告する.教育の情報化に対応した教育実習を行うには,指導を担当する現場の教員が,日常的にICTを活用した授業を行い,ICT活用と情報教育の実践力および指導力を身に付ける必要がある.そこで本稿では,東京学芸大学附属小金井小学校の電子黒板を中心としたICT環境とそれらを活用した授業の現状について述べた上で,電子黒板を活用した教育実習の取り組みの状況について報告する.This study purposes to train university students as teachers playing a part in introducing ICT to the field of education. For this purpose, utilization of ICT in teaching practice is considered as a critical element. In order to realize practical teacher training using ICT, the schoolteachers, performing advisor role in teaching practice in the schools, must actively engage in the routine use of computers in everyday school hours, and must have command of computers ordinarily. This paper makes a report of the current state of the ICT environment in school hours centered on the electronic whiteboards in Tokyo Gakugei University Koganei Elementary School, and also describes about teaching practice situation exploiting use of the electronic whiteboards.
著者
加藤 義臣 矢田 脩
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
蝶と蛾 (ISSN:00240974)
巻号頁・発行日
vol.56, no.3, pp.171-183, 2005-06-20
被引用文献数
2

Brown and yellow types in the forewing fringe color in the so-called "Eurema hecabe (L.)" show sympatric distribution on Okinawajima Island in the Ryukyu Islands and occurrence of their characters is closely linked with seasonal wing morph expression and host plant use (Kato, 2000a, b). Further, these sympatric types are sexually isolated at the level of behavior (Kobayashi et al., 2001). In the present study, distribution pattern of these two types was investigated in southwestern Japan (16 sites) and Taiwan (3 sites) and their taxonomic status was reevaluated. In Amami-Oshima, Kuroshima, Kumejima, Taketomijima, Iriomotejima and Yonagunijima Islands, only the brown type was found while in Kagoshima-shi, and Okinoerabujima, Yoronjima and Tokashikijima Islands, only the yellow type was seen. Sympatric distribution of the two types was found in Tokunoshima, Okinawajima, Miyakojima, Ishigakijima and Haterumajima Islands, and Taiwan. The fringe color type was linked with seasonal wing morph expression and host plant use in all populations, as shown in previous papers (Kato, 2000a, b). These results strongly suggest that the two types have differentiated at the species level. The examination of the lectotype of Papilio hecabe Linnaeus, 1758 revealed that it was the brown type. Based on these, we here propose that the yellow type butterflies belong to a different species, Eurema sp.
著者
清水 健志 加藤 省伍 井上 晶 八十川 大輔
出版者
テクノポリス函館技術振興協会
雑誌
北海道立工業技術センター研究報告 (ISSN:09171851)
巻号頁・発行日
no.10, pp.1-5, 2008-12

ミトコンドリアDNA(mtDNA)分析によるガゴメの判別技術を開発するため、産地の異なるガゴメ2個体のmtDNA全塩基配列(37,569bp及び37,625bp)を決定した。得られた塩基配列情報を基に、CAPS法で利用可能なマーカーを探索した結果、23S rRNA遺伝子領域、NAD2遺伝子領域、NAD5遺伝子領域の3遺伝子領域内に候補となる5箇所の配列が見出された。コンブ類11種(ガゴメ、マコンブ、ホソメコンブ、リシリコンブ、オニコンブ、ミツイシコンブ、ナガコンブ、ガッガラコンブ、チヂミコンブ、トロロコンブ、スジメ)を用いてCAPS法を検討した結果、3遺伝子領域の全てでガゴメを識別することが可能であった。また、NAD2遺伝子領域には、チヂミコンブを識別できるマーカーも含まれていることが確認できた。複数箇所を判別に利用することで、高精度なガゴメ判別技術が開発できると考えており、今後、各種個体数を増やし、判別精度の評価を行う予定である。
著者
高橋 夕子 岡部 忠志 沖村 幸枝 本田 孝行 加藤 祐美子 川上 由行
出版者
Japanese Society of Environmental Infections
雑誌
環境感染 (ISSN:09183337)
巻号頁・発行日
vol.14, no.4, pp.270-274, 1999-11-30 (Released:2010-07-21)
参考文献数
23
被引用文献数
1

日常業務における看護婦の手の細菌汚染状況を調べ, ゲル状および液状アルコール性消毒剤の消毒効果について検討した. まず, 女性2名, 男性1名で消毒剤の消毒効果について検討した. 両消毒剤とも女性ではメーカ推奨量で十分な効果が得られた. 手の大きい男性では不十分であったが, 増量することにより十分な消毒効果が得られた. つぎに看護婦8名を対象とし, 引継ぎ, 検温, 清潔業務別に細菌汚染について検討した. どの業務においても看護婦の手は10種類以上の細菌に汚染されており, 水を使用する清潔業務において最も強い細菌汚染が認められた. 院内感染で問題となるMRSAや.Pseudomonas aeruginosa汚染も単発的に認められた.Bacillus属を除く細菌に対して液状消毒剤, ゲル状消毒剤共に良好な消毒効果が得られた. 医療従事者は常に自らの手が細菌に汚染されていると考えるべきであり, 患者に接する場合, 安価な液状消毒剤, ベッドサイドで使用できるゲル状消毒剤を使い分けることにより, ある程度院内感染を防ぐことが可能であると考えられた.
著者
加藤 信哉
巻号頁・発行日
2011-08-31

平成23年度愛知淑徳大学文学部図書館情報学科 図書館実習