著者
加藤 明
出版者
JAIST Press
巻号頁・発行日
pp.1-39, 2009

加藤, 明. 眼鏡産地の盛衰 -福井県・鯖江市とイタリア・ベッルーノ産地比較のケース-. JAIST Press. 2009.
著者
加藤 明
出版者
研究・イノベーション学会
雑誌
研究技術計画 (ISSN:09147020)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.187-191, 2010-03-01
参考文献数
7

日伊眼鏡産地に大きな影響を与えた3つのイノベーションである,福井・鯖江産地の「チタン製眼鏡枠」,イタリア・ベッルーノ産地における世界的な規模での「流通支配」,及び眼鏡の「ファッション・アイテム化」について論じ,それが産地の盛衰にどのような影響を与えたのかを分析する。特に,眼鏡製品のファッション・アイテム化については,これをファッション化イノベーションと呼ぶことにし,日伊眼鏡産地,産業に対してどのような意義を持つものだったのかを分析する。現在,日本企業はプロセス・イノベーションからプロダクト・イノベーションへの移行を迫られているが,目に見える,ハードな品質,機能を追求するだけのイノベーションでは限界がある。そういう意味においてイタリア・ベッルーノ産地,企業によるファッション化イノベーションは,競争優位を得ることについてのクラシカルで,シンプルなベスト・プラクティス事例であるといえる。
著者
尹 大栄 加藤 明
出版者
静岡県立大学
雑誌
経営と情報 : 静岡県立大学・経営情報学部/学報 (ISSN:09188215)
巻号頁・発行日
vol.20, no.2, pp.1-19, 2008-03
被引用文献数
1

本研究は、世界3天眼鏡産地の日本(福井・鯖江)、イタリア(Belluno)、中国(温州、深川)のうち、日本とイタリアの比較分析を試みたものである。近年、日本唯一の眼鏡産地である福井・鯖江地域が危機的な状況に直面しているのとは対照的に、イタリアのBelluno地域は世界の眼鏡産業をリードする好調ぶりを見せている。本研究の主なねらいは、この両地域の明暗を分けた要因を明らかにし、地場産業の盛衰プロセスに関する理論的・実践的なインプリケーションを探ることである。
著者
伊藤 信成 越村 真帆 萩原 拓也 加藤 明音 ITOH Nobunari KOSHIMURA Maho HAGIHARA Takuya KATO Akane
出版者
三重大学教育学部
雑誌
三重大学教育学部研究紀要. 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践 = BULLETIN OF THE FACULTY OF EDUCATION MIE UNIVERSITY. Natural Science,Humanities,Social Science,Education,Educational Practice (ISSN:18802419)
巻号頁・発行日
vol.69, pp.31-37, 2018-01-04

人工光により夜空が明るくなる現象は光害と呼ばれ、公害の1つと認定されている。光害の把握は生活環境改善の為に欠かせない。近年、照明機器としてLED の普及が進んでおり、夜空の明るさとともに夜空の色の変化が懸念され、その評価が求められている。夜空の色を評価する取り組みは僅少であり、本研究ではデジタル一眼カメラを用いて、夜空の明るさと色を評価した。主たる評価地点は熊野市近郊とした。その結果、夜空の色を統一的に評価するためには、カメラの色特性を補正する必要があること、熊野近郊の夜空の明るさは天体観測の好適地との比較から良好な環境であること、夜空が明るくなると夜空の色が青くなる傾向があることがわかった。またデジタルカメラ画像から夜空の色を求める手法の確立と測定精度評価ができたと考える。
著者
林 典雄 加藤 明
出版者
公益社団法人日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.17, no.5, pp.485-489, 1990-09-10
被引用文献数
2

等尺性収縮が持つ特性よりROM訓練への応用が示唆され, 肩関節屈曲100度以下の拘縮肩に対し臨床応用した。16名にストレッチングを主体とした治療, 17名に等尺性収縮を主体とした治療を行い, 1%以下の危険率にて後者の有効性を示した。筋肉におけるレベルで考えるとき, 筋腱移行部 (MTJ) の伸展性欠如が一つの原因であり, その治療を行うには等尺性収縮が非常に有効であることが示唆された. また, 筋収縮がもたらす熱発生は, コラーゲンを中心とした結合組織の粘性低下をもたらし, より有効なROM訓練が行い得ると考えられる。
著者
加藤 明
出版者
日本信頼性学会
雑誌
日本信頼性学会誌 : 信頼性 (ISSN:09192697)
巻号頁・発行日
vol.34, no.3, pp.172-177, 2012-03-01

宇宙活動において,「宇宙のごみ」(以下「デブリ」)の発生を防止する取り組みは,国連や国際標準化機構が推奨するガイドラインや規格類,並びに宇宙先進国政府あるいは公的機関が発行する標準書等にて進められており,各国の関係者それぞれが可及的速やかに実行に移す必要がある.しかし,単なるデブリ発生防止策を続けてもここ数年間の増加傾向が今後も継続すれば,宇宙活動を持続することはいずれはかなり困難となるほどである.このような悪化した軌道環境では,デブリ発生防止の取り組みだけでは不足であり,デブリの被害に対して積極的に信頼性と安全性を確保する必要がある.衛星・ロケットの品質を運用終了まで維持する信頼性,運用終了時点での廃棄処置を行うことの信頼性は,デブリ衝突による故障発生確率を含めて保証されるべきである.本稿では更に処分した衛星・ロケットが地上に落下する際の対人安全性にも言及する.なお,本稿は筆者の調査の結果得られた個人的見解を示すものであり,組織としての見解を示すものではない.
著者
鈴木 信次 乾 和郎 朝内 京華 上田 かおる 加藤 明香 愛知 葉子 大橋 理恵 高島 東伸 福田 吉秀 廣瀬 光彦
出版者
公益社団法人 日本人間ドック学会
雑誌
人間ドック (Ningen Dock) (ISSN:18801021)
巻号頁・発行日
vol.27, no.5, pp.856-862, 2013 (Released:2013-07-01)
参考文献数
29
被引用文献数
2 1

目的:人間ドックの受診者に対する生活指導のため,人間ドックで発見された胆石保有者の特徴について非保有者と比較検討した.方法:2009年に当施設の人間ドックを受診した23,848名を対象とし,胆石保有者1,062名の年齢,性別,BMI,糖尿病(HbA1c),脂質代謝,他の血液検査所見,生活習慣,生活習慣病,超音波検査所見について,非保有者22,786名と比較検討した.なお,BMI,血液検査所見,生活習慣病に関しては,年齢により40歳以下,41歳~59歳,60歳以上の3群に分けて比較検討した.結果:胆石の頻度は4.5%であった.胆石保有者の平均年齢は非保有者と比べて有意に高かった.BMIは,非保有者よりいずれの年齢群でも有意に高値であった.HbA1c(JDS)は,全体では有意差を認めなかったが,年代別では,中高年2群で有意に高値であった.脂質代謝では,胆石群で中性脂肪が有意に高く,HDLコレステロールが有意に低かった.他の血液検査所見(肝機能,膵機能,貧血)には差を認めなかった.生活習慣の検討では,飲酒しない人の胆石保有率は飲酒家と比べて有意に高かったが,他は認められなかった.生活習慣病について年代別にみると,40歳以下では十二指腸潰瘍の既往歴においてのみ有意差を認め,41歳から59歳の年代では,高血圧,脂質異常症,糖尿病,痛風に,60歳以上の年代では,高血圧,脂質異常症,糖尿病に有意差が認められた.胆石以外の超音波所見は胆嚢腺筋腫症と胆嚢壁肥厚に有意差が認められた.結論:胆石にならないための指導として中性脂肪,肥満の改善,適度な飲酒が有効な可能性であることが示唆された.
著者
加藤 明
出版者
JAIST Press
巻号頁・発行日
pp.1-48, 2012-02-15

加藤 明, 現代に生きる北陸の紙郷 -加賀雁皮紙、加賀二俣和紙、越中和紙、越前和紙の産地と事業者のケース-, JAIST Press. 2012.
著者
加藤 明 Kato Akira
出版者
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
雑誌
宇宙航空研究開発機構特別資料: 第6回スペースデブリワークショップ講演資料集=JAXA Special Publication: Proceedings of the 6th Space Debris Workshop (ISSN:1349113X)
巻号頁・発行日
vol.JAXA-SP-14-013, pp.93-105, 2015-03-27 (Released:2015-03-27)

スペースデブリの発生の防止と衝突被害からの保護のための規格やガイドラインが様々な国際機関、国の政府、宇宙機関などから発行されている。国際標準化機構(ISO)でも種々の規格や技術レポートを発行し、現在も作成作業を続けている。これら規格の全貌を紹介し、他の世界の規格類と比較して紹介する。また、現在日本から提案し、制定作業中の「デブリ対策設計・運用マニュアル」の趣旨を説明する。このアニュアルにてISO のデブリ対策活動の全貌が把握でき、システムレベルからコンポーネントレベルまでのデブリ対策活動の要点が包括的に理解できることを願っている。 Several debris mitigation standards and guidelines have been developed in the international organizations, the administrations of national governments, and national space agencies. The international organization for standardization (ISO) has also developed and being developed various debris related standards and technicalreports. This presentation will introduce them and show the comparison among them. Also the current work to develop the “Space Debris Mitigation Design and Operation Manual” for spacecraft and launch vehicle orbital stages, which were submitted from Japan, will be introduced. This manual will support the space engineers to understand the total concept of the debris mitigation measures in ISO, and present recommendable activities with the hardware oriented manners for design and operation of the spacecraft subsystems and components. 会議情報: 第6回スペースデブリワークショップ (2014年12月17日-19日. 宇宙航空研究開発機構調布航空宇宙センター(JAXA)(CAC)), 調布市, 東京 形態: カラー図版あり Meeting Information: 6th Space Debris Workshop (December 17-19, 2014. Chofu Aerospace Center, Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA)(CAC)), Chofu, Tokyo, Japan Physical characteristics: Original contains color illustrations
著者
加藤 明 Kato Akira
出版者
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
雑誌
宇宙航空研究開発機構特別資料: 第13回宇宙環境シンポジウム講演論文集=JAXA Special Publication: Proceeding of the 13th Spacecraft Environment Symposium (ISSN:1349113X)
巻号頁・発行日
vol.JAXA-SP-16-010, pp.127-131, 2017-02-15 (Released:2017-02-15)

宇宙専門誌に公表された世界の人工衛星の不具合の情報のデータベースを源泉として、そこから発生時期、不具合原因、現象、発生部位に関する統計分析を行った結果の概要を紹介し、特に放射線等宇宙自然環境に起因する不具合について整理し、宇宙自然環境の研究に携わる方々を支援することを目的とする。宇宙天気に起因する不具合は、全発生数455件のうち40件(約10%程度)を占める。不具合発生部位は軌道姿勢制御系のセンサ、コンピュータ、ホイール、イオンエンジン等プロセッサを有する多種の機器に及ぶが、その影響は一時的な機能停止が多く、全損に至ったケースは少ない。海外の分析で帯電・放電の不具合の割合が多いと報告されているが、今回の分析ではそれほど多くは検出できていない。本稿では先ず、2項にて不具合全体について報告し、次に3項にて自然環境に起因する事象について説明する。 会議情報: 第13回宇宙環境シンポジウム (2016年11月1日-2日. 情報通信研究機構 本部 国際会議室), 小金井市, 東京 形態: カラー図版あり Meeting Information: The 13th Spacecraft Environment Symposium (November 1-2, 2016. National Institute of Information and Communications Technology), Koganei, Tokyo, Japan Physical characteristics: Original contains color illustrations
著者
加藤 明
出版者
JAIST Press
巻号頁・発行日
pp.1-30, 2011-01-31

加藤 明, 老舗和菓子店のルネッサンス -金沢市 株式会社 森八のケース-. JAIST Press. 2011.
著者
照井 充 福田 勇夫 加藤 明彦 藤城 恒夫 周 立波 江田 弘
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
茨城講演会講演論文集 : Ibaraki district conference
巻号頁・発行日
vol.2001, pp.99-100, 2001-09-20

It is experimentally known that the insert tools significantly change in their cutting performances when being subject to an electric field. For example, electrically/magnetically treated inserts show mach longer tool life (average 2 times) than those untreated. This research takes the first step to develop a very low cost system for electrical/magnetic insert treatment, and systematically investigate the electrical effects on the tool performance. A series of cutting tests have been executed to compare the tool performances between the treated/untreated tools. The tool performance has been evaluated from viewpoint of magnetic flux distribution, hardness and flank wear. The ultimate results lead to an analytical conclusion and a principle for tool performance optimization.
著者
加藤 明彦 深山 牧子 稲松 孝思
出版者
The Japanese Association for Infectious Diseases
雑誌
感染症学雑誌 (ISSN:03875911)
巻号頁・発行日
vol.62, no.9, pp.830-834, 1988
被引用文献数
1

肝胆道系由来の<I>K. pneumoniae</I>による転移性全眼球炎2例を経験したので, 文献的考察を加えて報告する. (症例1) 69歳, 女性. 39℃ 台の発熱, 右季肋部不快感にて発症. 第5病日には右眼窩痛, 視力低下が出現した. 眼窩蜂窩織炎にて眼窩内容摘出術を施行. また右季肋部不快感, 軽度のアルカリフォスファターゼ上昇, 画像診断より胆嚢炎と診断し, 胆嚢摘出術を施行した. 眼窩内容, 術中胆汁より<I>K. pneumoniae</I>が検出された. (症例2) 77歳, 女性. 39℃ 台の発熱, 嘔気にて発症.第3病日より左眼痛, 視力低下が出現し, 全眼球炎にて眼窩内ドレナージが施行された.入院後, 画像診断より肝膿瘍と診断し, ドレナージを施行した. 硝子体液, 肝膿瘍より<I>K. pneumoniae</I>が検出された. いずれも血液培養は施行されていないが, 肝胆道系感染に伴う菌血症に続発した全眼球炎であったと思われた. <I>K. pneumoniae</I>による転移性全眼球炎は, 今まで自験例を含め20例報告されている. 感染原発巣としては肝胆道系が15例 (75%) と最も多い. 視力に対する予後は悪く, 16例 (80%) は失明し, 残る4例も視力の著しい低下を残していた. 従って, 原発巣の検索も含め, 早期からの対応が必要と思われた.