6 0 0 0 OA TSL「飛翔」

著者
木原 和之
出版者
公益社団法人 計測自動制御学会
雑誌
計測と制御 (ISSN:04534662)
巻号頁・発行日
vol.37, no.11, pp.768-770, 1998-11-10 (Released:2009-11-26)
参考文献数
3
著者
桑原 和之 小島 紀行
出版者
日本鳥類標識協会
雑誌
日本鳥類標識協会誌 (ISSN:09144307)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.53-59, 1993 (Released:2015-08-20)
参考文献数
16
被引用文献数
1

Red-necked Phalarope Phalaropus lobatus is a common spring and autumn migrant along the Japanese coast, and is also occasionally seen in small flocks inland. At about 9:00 PM on the night of September 13th, 1993, a flock of 100 Red-necked Phalarope strayed into Okoppe-cho Baseball Stadium (Monbetsu County, Eastern Hokkaido -44°28′N, 143°08′E). Presumably these birds had been attracted by the bright stadium lights (similar incidents have been recorded in the past for this species, but not during the last 20 years). The birds flew around the stadium, sometimes landing for brief intervals, for about 30 minutes before departing. Some of the birds crashed into the standium fence and were killed or injured. 6 of these were recovered as specimens to be measured and analyzed at the Natural History Museum and Institute. Chiba (specimen No. CBMZB1775-CBMZB1780). All of the recovered specimens were juveniles which had not yet molted into the 1st winter plumage. All specimens showed pale cream coloration from throat to breast, and diagnostic dark brown markings on the tertials. Juvenile feathers also remained on the mantle and wing-coverts. Observations at the stadium confirmed that no adults were present in the flock. Large flocks of Red-necked Phalarope, numbering from 1000-3600 individuals, are frequently observed during the spring migration period. These large flocks, however, are composed of adults, and flocks, however, are composed of adults, and flocks of juveniles number only in the low one-hundreds. This indicates that adults and juveniles migrate separately in spring. The data discussed here supports the contention that juveniles and adults also migrate separately in autumn, with juveniles leaving the breeding grounds later than adults. Unfortunately, age-composition data is not available for earlier incidents.
著者
森原 和之
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本釀造協會雜誌 (ISSN:0369416X)
巻号頁・発行日
vol.70, no.9, pp.632-636, 1975-09-15 (Released:2011-11-04)
参考文献数
54

味噌, しょう油はもとより清酒醸造においてもプロテアーゼは重要な地位を占めている。微生物起源のプロテアーゼだけでもおびただしい数にのぼるし, 基質蛋白質の構造も複雑であるため, その基質特異性の決定は困難を極めるものである。最近酵素蛋白質の構造上からの分類がなされ, また合成基質に対する一次特異性の研究が急速な進歩をとげかなり整理がつくようになった。ここに一次特異性および二次特異性についての知見をまとめて頂いた。
著者
久保田 明子 青木 睦 高岩 義信 飯田 香穂里 兵藤 友博 小沼 通二 後藤 基行 清原 和之 菊谷 英司
出版者
広島大学
雑誌
挑戦的研究(開拓)
巻号頁・発行日
2017-06-30

日本学術会議所蔵の歴史的資料について、(A)資料を用いた研究(日本の学術体制史研究)と(B)アーカイブズ学にのっとった資料整備を行うことが研究の計画であるが、本研究は特に(A)と(B)を別々に行うのではなく、日本の科学史等当該分野の研究者とアーカイブズ学を専門とする研究者が互いの知見や成果を相互に活用しながら共同で実施する試みである。
著者
石原 和之
出版者
日本皮膚悪性腫瘍学会
雑誌
Skin Cancer (ISSN:09153535)
巻号頁・発行日
vol.22, no.3, pp.209-216, 2008-03-25 (Released:2010-08-05)
参考文献数
13
被引用文献数
10 5

本邦における皮膚悪性腫瘍の1987年から2001年までの年別全国発生数と基底細胞癌, 有棘細胞癌, 悪性黒色腫ならびに日光角化症などの疫学的調査と予後の検討を行った。全国調査では皮膚悪性腫瘍は明らかに増加し, その発生数は基底細胞癌が最も多く, 次いで有棘細胞癌, 悪性黒色腫となっている。疫学的調査および予後については悪性黒色腫について詳細に検討し, 年度別, 性別, 病型別, 病期別などの累積生存率をまとめた。
著者
河本 大地 吉田 寛 中谷 佳子 河原 和之
出版者
奈良教育大学次世代教員養成センター
雑誌
次世代教員養成センター研究紀要 = Bulletin of Teacher Education Center for the Future Generation (ISSN:21893039)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.177-188, 2021-03-31

本稿では、COVID-19 (新型コロナウイルス感染症) の世界的・全国的拡大による学校教育への影響をふまえた、地域学習 (郷土学習) の在り方を検討する。2020年7月19日に、「新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) とESD地域学習―『Withコロナ』の経験を共有し『Postコロナ』に活かそう―」をテーマに、Zoomを用いたオンラインシンポジウムを企画実施した。本稿ではまず、このシンポジウムの開催経緯と内容、実践報告を示す。そのうえで、シンポジウム内でおこなわれた議論および開催後の参加者アンケートをもとに、COVID-19の流行の経験をふまえた今後の地域学習の在り方を検討する。結果は3つに大別できる。第一に、地域をめぐるフィールドワークは、地域のリアルな状況を把握するうえで重要であり、関係者の理解を得たうえで積極的に実施する必要がある。第二に、オンライン環境の活用可能性が増していることは地域学習にとって好機になる。第三に、学びの対象としてのコロナ禍が加わった。ローカルな地域の様々な要素とグローバルな要素がリンクしていること、社会構造や政治が私たちの行く末を大きく左右することが実感できる。以上を組み合わせることで、地域学習を通じて、学習者は持続可能な社会の構築を自分事にできる可能性がある。
著者
古川 真二郎 山本 美紗 戸島 慎二 寺田 佳子 原 和之
出版者
公益社団法人 日本視能訓練士協会
雑誌
日本視能訓練士協会誌 (ISSN:03875172)
巻号頁・発行日
vol.44, pp.91-95, 2015 (Released:2016-03-19)
参考文献数
15

【目的】神経線維が障害された場合の動眼神経麻痺では通常眼筋麻痺は障害側と同側に生じる。今回我々は左中脳梗塞により右眼上直筋麻痺を呈し、動眼神経上直筋亜核単独障害が疑われた一例を経験したので報告する。【症例】72歳、男性。仕事中に上下複視を自覚し近医受診。精査加療目的で当院神経内科を紹介受診した。頭部MRIでは左中脳内側に高信号域を認めた。発症より4日後、眼球運動精査目的で当科初診。初診時所見、両眼とも矯正視力(1.2)。遠見眼位はAPCTで右眼固視:20⊿外斜視9⊿左上斜視、左眼固視:20⊿外斜視8⊿右下斜視であった。9方向むき眼位検査及びHess赤緑眼に上転制限を認めた。複像間距離は右上方視時で最大となった。左眼の眼球運動には異常を認めなかった。瞳孔は正円同大で対光反射も迅速であった。上直筋の支配神経は中脳で交叉している事より、動眼神経上直筋亜核の障害に伴う対側上直筋麻痺であると考えた。1か月後、上下偏位は消失した。眼球運動は正常範囲内であり、全てのむき眼位で複視は消失した。【結論】対側上直筋単独麻痺を呈した動眼神経亜核障害の一例を経験した。過去に報告の少ない非常に稀な症例であったと考えられた。
著者
桑原 和之 茂田 良光 野口 一誠 富谷 健三
出版者
日本鳥類標識協会
雑誌
日本鳥類標識協会誌 (ISSN:09144307)
巻号頁・発行日
vol.17, no.2, pp.43-48, 2004 (Released:2015-08-20)
参考文献数
11

アカコッコTurdus celaenopsは,伊豆諸島とトカラ列島でのみ繁殖する日本固有種である.本種は,本州では房総半島と伊豆半島で稀に越冬期の記録がある.1983年12月15日から1984年5月7日まで雄成鳥が千葉県銚子市(35°44′N,140°51′E,)で越冬し,また1992年4月25日から5月2日に雄成鳥が千葉県山武郡山武町(35°39′N,140°23′E,)で観察された.この2例が千葉県における初めての確実な報告例となる.
著者
小風 尚樹 中村 覚 纓田 宗紀 山王 綾乃 小林 拓実 清原 和之 金 甫榮 福田 真人 山崎 翔平 槙野 翔 小川 潤 橋本 雄太 宮本 隆史 菊池 信彦 後藤 真 崎山 直樹 元 ナミ 加藤 諭
巻号頁・発行日
pp.1-57,

2018年4月15日に開催された「2018 Spring Tokyo Digital History Symposium」のイベントレポート。シンポジウムは、歴史研究においてデジタル技術を駆使する際のいくつかの指針を提示すべく、歴史研究者・アーキビスト・エンジニアの学際的協働に基づくワークショップTokyo Digital Historyが主催した。 本シンポジウムでは、歴史研究が生み出されるまでの4つのプロセス、すなわち「情報の入手」「情報の分析」「情報の表現」「情報の公開」に着目し、それぞれに関連の深いデジタル技術や知識を提示した。さらに、それらを活用した具体的な歴史学的実践例を提供した。このシンポジウムおよびTokyo Digital Historyは、学際的協働を必要とする人文情報学プロジェクトの好例であるとともに、歴史研究の分野においては画期的な試みである。
著者
石原 和之 山崎 直也
出版者
日本皮膚悪性腫瘍学会
雑誌
Skin Cancer (ISSN:09153535)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.192-198, 1991-06-25 (Released:2010-08-05)
参考文献数
2

メラノーマの多発皮膚転移の2症例についてIFN-β (フエロン) の腫瘍内投与を試みた。1例はstageIIIで来院し, 原発巣の潰瘍化および所属リンパ節の転移の見られた症例で, 準治療後1年目に皮膚および皮下に多発転移が発生したものである。他臓器に転移の見られないことよりIFN-β単独で長期の腫瘍内投与によりすべての転移巣 (101個) を消失せしめ10年以上再発,転移を認めなかった。かかる症例は稀有といわざるを得ない。2例目は他施設で試験切除を施行し, 若干の期間を経て原発巣の広範切除と所属リンパ節郭清し, 10ヵ月後に同側下肢と所属リンパ節を越えた皮膚転移の多発を見た症例である。化学療法は無効であった。IFN-βの投与によりすべてを消失せしめ得た。副作用に関してはいずれの症例も問題となるものはなかった。