1 0 0 0 OA 野島久雄賞

著者
原田 悦子 今井 倫太 内海 彰 新垣 紀子 安村 通晃
出版者
日本認知科学会
雑誌
認知科学 (ISSN:13417924)
巻号頁・発行日
vol.20, no.4, pp.385-386, 2013-12-01 (Released:2014-12-24)
参考文献数
3
著者
安達 悠子 原田 悦子 須藤 智 熊田 孝恒 藤原 健志
出版者
日本認知科学会
雑誌
認知科学 (ISSN:13417924)
巻号頁・発行日
vol.21, no.1, pp.83-99, 2014

The Center for Usability and Aging Research (CUAR) assemble data for over 170<br> community-dwelling older adults, who volunteered as an informant for usability testing<br> and research. In the course of database enrollment, they participated in a usability<br> test for an automatic coffeemaker, as a demonstration of activities in CUAR. In this<br> article, we analyzed data of 170 people aged 60 and over, for examining relationships<br> between results of usability testing of a coffeemaker and database items which includes<br> demographics information, test results of cognitive aging (e.g. MMSE, AIST-CAT),<br>and subjective evaluation on difficulty of artifacts usage. The results showed the in-<br>dependence between two errors, which were observed in over 25% participants, and<br> also errors and the task accomplishment, indicated by statistical independent and also<br> by comparing the lists of effective items in database. Some research questions which<br> should be pursued for cognitive aging and usability research.
著者
赤津 裕子 原田 悦子
出版者
一般社団法人 日本人間工学会
雑誌
人間工学 (ISSN:05494974)
巻号頁・発行日
vol.44, no.5, pp.268-278, 2008
被引用文献数
3

高齢社会の中, 機器デザインにおける高齢者対応が求められる一方, 定められた手順を操作するのではなく, ユーザが自由な目的・創意により人工物 (モノ) の持つ特性や可能性を探索しながら人工物を使用する「創発的使用 (emergent usage)」の重要性も認識され始めている. 本研究は, 単機能人工物 「Kapla (積み木)」を用いて, 創発的使用の存在の有無, ならびにその認知的加齢に伴う変化を検討するため, 高齢者と若年成人の比較分析をする実験を行った. 若年成人として大学生同性2~3人の組8組 (20名) ならびに65歳以上の高齢者2人組8組 (16名) の参加を得て, 60分間カプラを自由に利用する活動を分析した結果, 高齢者は若年成人と比較して, 目的を持たずに人工物と多様な相互作用を試すことに対して消極的であることがわかった. また, 具体的な目標を立てた上で相互作用を行うが, その際に目標によって創発的な使用が制約されていることが明らかとなった. 新しい人工物に対する利用行動に大きな加齢変化があることが示されたことから, 高齢者を主なターゲットとする機器開発において, 創発的使用をいかに支援していくべきか, について考察を行った.
著者
舩橋 晴俊 壽福 眞美 徳安 彰 佐藤 成基 岡野内 正 津田 正太郎 宮島 喬 吉村 真子 上林 千恵子 石坂 悦男 藤田 真文 奥 武則 須藤 春夫 金井 明人 池田 寛二 田中 充 堀川 三郎 島本 美保子 樋口 明彦 荒井 容子 平塚 眞樹 三井 さよ 鈴木 智之 田嶋 淳子 増田 正人 小林 直毅 土橋 臣吾 宇野 斉 鈴木 宗徳 長谷部 俊治 原田 悦子 羽場 久美子 田中 義久 湯浅 陽一 伊藤 守 上村 泰裕 丹羽 美之 宮本 みち子
出版者
法政大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2007

本プロジェクトは、グローバル化問題、環境問題、移民・マイノリティ問題、若者問題、メディア公共圏、ユビキタス社会、ケア問題といった具体的な社会問題領域についての実証的研究を通して、社会制御システム論、公共圏論および規範理論に関する理論的研究を発展させた。公共圏の豊富化が現代社会における制御能力向上の鍵であり、それを担う主体形成が重要である。また、社会制御には合理性のみならず道理性の原則が必要である。