著者
大塚 敏之 高木 均 豊田 満夫 堀口 昇男 市川 武 佐藤 賢 高山 尚 大和田 進 徳峰 雅彦 堤 裕史 須納瀬 豊 新井 弘隆 下田 隆也 森 昌朋
出版者
The Kitakanto Medical Society
雑誌
北関東医学 (ISSN:13432826)
巻号頁・発行日
vol.50, no.6, pp.517-522, 2000-11-01 (Released:2009-10-15)
参考文献数
11

マイクロ波やラジオ波を用いた凝固療法は肝癌に対する局所療法として広く行われるようになってきた.今回, 我々はマイクロ波やラジオ波による凝固効果を, イヌ及びブタを全身麻酔下に開腹した後肝臓にそれぞれの電極針を穿刺し通電することにより検討した.イヌを用いた実験では, 肉眼的にAZWELL社製マイクロ波, RITA社製ラジオ波及びBOSTON社製ラジオ波で凝固範囲が異なった.組織学的には, いずれも辺縁部に直後では出血を, 5日後では肉芽組織の形成が認められ明らかな差はなかった.ブタを用いた実験では, RITA社製ラジオ波のみの解析であるが, 組織学的に通電直後と6時間後では辺縁部に出血が見られ, 7日後では辺縁部に肉芽組織の形成が認められた.また, 通電時間による凝固範囲内の組織学的所見には差がなかった.したがって, 生体において, マイクロ波とラジオ波ともに良好な凝固効果が得られると考えられた.
著者
小堀 三郎 コボリ サブロウ
雑誌
流通經濟論集
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.147-155, 1972-05
著者
小堀 三郎
出版者
流通経済大学
雑誌
流通経済論集
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.147-155, 1972-05
著者
千葉 直子 関 良明 堀川 裕介 橋元 良明
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.55, no.1, pp.311-324, 2014-01-15

スマートフォンの急速な普及にともない,ネットワークサービスの利用環境はいっそう進展し,青少年の安全なインターネット利用は喫緊の課題となっている.本稿では,青少年にインターネット接続端末を利用させる保護者と家庭の状況に焦点をあて,子どものインターネット利用によるリスクに影響を与える要素を定性的調査によって整理し,家庭における対策レベルの向上施策を議論するためのフレームを与える仮説モデルを構築する.さらにスマートフォンを利用する中高生とその母親300組に対する定量的調査によって仮説モデルを検証する.その結果,子どものインターネット利用における主要なリスクである「プライバシー情報の露呈」「有害情報閲覧」「ネットでの出会い」それぞれのリスクに対する家庭内要素の相関モデルを示した.「プライバシー情報の露呈」「有害情報閲覧」に影響を与える家庭の要素として,規範意識や育児観に代表される保護者の考え方,家族関係,家庭内のルールや対策が存在することを明らかにし,「ネットでの出会い」については,家庭でのルールや対策との相関がなく,家族関係が寄与していることを明らかにした.また家庭内のルールや対策は,保護者の考え方に加えて,保護者のリスク学習経験および家族関係と相関関係があることを明らかにした.With the spread of smartphones, the degree of Internet usage has increased even more, and Internet safety is an urgent problem facing young people. Our research focuses on parents and the home situation of young Internet users. We construct a hypothetical model that provides a framework for discussing how to lessen the risk for young people using the Internet at home based on our qualitative analysis. Furthermore, we tested the hypothetical model based on a quantitative investigation of 300 smartphone-using junior and senior high school students and their mothers. The investigation results clarify the correlation model considering such factors as parenting concepts, family relations, in-home rules and measures as domestic elements that control the risk when children use the Internet. In addition, we clarify that home measures are related to family relations, the parents' learning experience regarding the risk of Internet use, and the implemented parenting concepts.
著者
堀田 満
出版者
日本植物分類学会
雑誌
植物分類・地理 (ISSN:00016799)
巻号頁・発行日
vol.22, no.4, pp.153-162, 1967-05-31

前回はサトイモ科の雌雄同花の群とヤモノイモ科,ウツボカヅラ科及びスイレン科について,今回はサトイモ科の雌雄異花の群とヒナノシャクジョウ科について報告した.サトイモ科の Raphidophora, Scindapsus, Epipremnum の3属は胚珠の数により機械的に分類されているため,系統群としては再検討を要するが,一応慣例にしたがっておいた.また Homalomena geniculata はボルネオではサラワク西部に1カ所知られていただけのものである.ウツボカヅラ科の Nepenthes muluensis の所属する Motanae 群はスマトラ,マレ-半島の高地が分布の中心で,ボルネオ北部には知られていなかった.スイレン科の Barclaya 属も,ボルネオからは1種しか知られていなかった属である(アジア大陸に数種分布している).
著者
堀江 珠喜
出版者
渋沢栄一記念財団
雑誌
青淵 (ISSN:09123210)
巻号頁・発行日
no.872, pp.21-23, 2021-11